2025/09/21 - 2025/09/21
83位(同エリア220件中)
こまたびさん
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2025年秋ドイツ・ポーランド周遊その3。
引き続きポツダムはサンスーシ公園。絵画館と新宮殿、中国茶館を巡ります。
【 旅程 】
9月20日(土)関西国際空港から出国
9月21日(日)ベルリン・ブランデンブルク空港着(ヘルシンキ乗り継ぎ)
★ポツダム観光
9月22日(月)ベルリン観光
9月23日(火)ベルリン観光
9月24日(水)ベルリンからクラクフへ移動(鉄道)
クラクフ観光
9月25日(木)クラクフ観光
アウシュビッツ訪問
9月26日(金)クラクフ・バリツェ空港出発(ヘルシンキ乗り継ぎ)
9月27日(土)関西国際空港着、帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
サンスーシ宮殿を後にして、次は絵画館へ向かいます。
この門を抜けたら絵画館へとつながる庭園が広がります。 -
庭園の向こうに絵画館が見えてきました。
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庭園には葡萄畑も。
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絵画館に到着。
ここは、フリードリヒ2世によって1764年に建てられたドイツで最も古い王立博物館。王室のコレクションが所蔵されています。
建築家・ビューリングによるバロック様式の外観は、平屋なのもあいまって少しサンスーシ宮殿に似ている気がします。サンスーシ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
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入り口は西翼側にあるのでそちらに向かいます。
こちらも、チケットサンスーシプラスで入館可能です。 -
中はこんな感じ。
窓の向かいに絵画や彫刻がずらっと並び、それがずっと続きます。まさに芸術作品を鑑賞するための場。 -
絵画や彫刻には作品解説などのキャプションはなく、入り口で渡されるパウチされた作家と作品名入りの絵画の配置図を見ながらの鑑賞。
日本語はなかったので英語のものを借りましたが、絵画を知っている人なら英語でも十分わかると思います。 -
ここに来たかったのは、カラヴァッジョの「聖トマスの懐疑」が見られるから。
念願が叶いました。 -
絵画の反対側にベンチがあったので、座ってカラバッジョをはじめとするイタリア絵画をのんびりと眺めます。
見学後者もほとんもおらずほぼ貸切り状態、なんとも優雅で贅沢な時間です(笑)。
ちなみに、ここより左側エリアにはルーベンスやレンブラント、ファン・ダイクなどフランドル派の絵画が飾られています(写真がなくてすみません)。 -
絵画館は絵画や彫刻などの芸術作品だけでなく、内部の意匠もすごく素敵で、もはや芸術品。
これは、中央のドームのを上から見上げたもの。 -
天井の金色のモチーフにも目が釘付けです。
絵画ともども堪能しました。 -
絵画館の次は新宮殿へ。
ここから西に2キロ少し先にあるので歩きます。
移動中、サンスーシ宮殿を出てから曇りがちだった空からついに雨が降り出しました。念のためにとバッグパックから出して持参した折りたたみ傘が役に立ちました。 -
小雨の降る中歩くこと約20分、やっと見えてきました新宮殿。
向かって左側は絶賛改修工事中です。新宮殿 (ポツダム) 城・宮殿
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新宮殿はフリードリヒ大王が7年戦争の勝利を記念して建てたもの。
サンスーシ宮殿を手掛けた建築家クノーベルスドルフによるベルサイユ宮殿を模したとされるバロック建築は、6年の歳月をかけて1769年に完成します。
そして国家威信をかけて建てられただけに、とにかく大きい。
迎賓館として建てられ部屋が200を超えるというから、小ぢんまりとした大王のプライベートなサンスーシ宮殿とは真逆の宮殿ですね。 -
なぜかグーグルマップの表示が「臨時休業」になっていて、たどり着いた時には見学できるのかどうか不明でした。
入り口はこの反対側にあるので、とりあえず行ってみることにします。 -
この宮殿、幅が220mもあるだけに反対側にたどり着くのも大変です(笑)。
道中、改修中の棟のものと思しき彫刻群が。 -
多分屋根に立っていた彫刻と思われますが、こんな風にずらずら地上に並べられているのはなんだかシュール…。
これも改修中ならではの光景ですね。 -
なんだろうと思って撮ったこちらは、新宮殿の門でした。
反対側に対になるものがあるはずですが、工事中で見えずわかりませんでした。
もしかして新宮殿、こちらが正面だった? -
むっちゃ足場かかかってますが、仮通路を行くと入り口に辿り着き普通に営業中で、入り口でチケット・サンスーシプラスを見せればそのまま入場できました。
グーグルマップの臨時休業情報は何だったのでしょうか…。
音声ガイドもありましたが、こちらは日本語ガイドがなかったのでスルー。でものちのち、英語のガイドでもいいから借りればよかったと後悔。
また、サンスーシ宮殿ば月曜日が休館ですが、こちらの新宮殿の休館日は火曜日ですので、訪れる際はご注意を。 -
新宮殿は200以上の部屋がありますが、公開されているのはその一部です。
入って早々に現れたのは洞窟の間(グロット・ホール)。
入口付近にロープが張ってあり奥の窓へは近づくことはできませんが、その広さと装飾の豪華さに圧倒されます。 -
この部屋を飾るのは約25万個におよぶ貝殻。
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近付いてみるとこんな感じ。貝殻で細かく装飾されています。
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天井もすごい。海の怪獣のモチーフと合わさりながらどこまでも貝殻で飾られています。
グロデスク一歩手前で調和しているのがすごい。 -
なぜ洞窟の間と呼ばれるのかわかりませんが、こうした貝殻をふんだんに使た贅沢なしつらえは当時のヨーロッパの王侯貴族の間で流行ったそう。
海岸の岸壁にある洞窟のイメージなんでしょうか。 -
こんな海獣っぽいモチーフも。
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奇抜ながらも美しい装飾は見飽きることがありません。
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広いホールの左右にある大きな柱はさまざまな鉱物で彩られています。
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鉱物の彩りは壁にも。どこまでも豪奢な造りです。
新宮殿はこの部屋が見たくて来たので、入館して早々に感極ってしまいました。
本当に、この部屋だけでも一見の価値がありますよ。 -
続いて紅いダマスク織の部屋。
その名の通り豪華な紅いダマスク織の壁が印象的です。 -
暖炉の横には豪華な時計が。
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新宮殿はフリードリヒ大王の死後しばらく使われなくなりますが、19世紀後半からはまだ皇太子だったのちのフリードリヒ3世とその妃ヴィクトリアの夏の離宮として使用されるようになります。
「Friedrich Ⅲ」とあるこの部屋の寝台でフリードリヒ3世はその生涯を終えます。 -
寝台の下になる十字架は、皇帝臨終の場であることを静かに示しています。
寝台の側には胸像も。 -
豪華な大理石づくりの暖炉。
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ドアの取っ手と鍵穴。
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こちらはおそらく控えの間。
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こちらは組紐の間。その名の由来は、壁に金銀の絹糸が織り込まれた組紐が使われているから。
日光に当たると劣化してしまうため、この部屋はカーテンが閉じられていましたが、抑えた照明の中で浮かび上がる絢爛な美しさは格別でした。 -
次はコンサート室。
音楽好きなフリードリヒ大王には欠かせない部屋ですね。
内装が優雅。 -
このチェンバロは大王の時代のものでしょうか。
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楕円形のキャビネットと呼ばれるこちらは、部屋に飾られているパテルによる絵画のための部屋だそう。
名前の通り楕円の曲線を描く天井から壁の、流れるような装飾が見事です。 -
扉もかわいらしい。
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市松模様の床が印象的な大理石画廊(マーブルギャラリー)。
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手前の柵より奥には立ち入れません。
向かって奥の扉の先には新宮殿滞在中にフリードリヒ大王が使用した部屋が続くらしいですが、現在は改修工事中で見れませんでした。 -
19世紀には礼拝堂として使用されていたこのホールは、ナチスドイツ時代にはプロイセン州会議の場として使用されました。その時のプロイセン首相はゲーリング。彼はここを自らのものと主張するために意図的に議会の場として選んだようです。
また、新宮殿内に住んでいた時期もあったとか。芸術好きの彼ならやりそうなことですね。
東ドイツ時代は隣にある洞窟の間とともに祝賀行事の場として使用されていたそうです。 -
通路の壁にある草花の装飾が素敵。
部屋の中だけでなく、隅々まで優美なんですよね。 -
さて、階段を登って上の階へ向かいます。
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ただ階段登ってるだけなんですがなんかテンションが上がります(笑)。
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登ってすぐにあったのは、小さな厨房。ティーカップセットが並びます。
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こちらは19世紀後半に増設された浴室。
フリードリヒ3世の死後は、その息子でドイツ帝国最後の皇帝ヴィルヘルム2世とその妃アウグスタ・ヴィクトリアが新宮殿を気に入り、革命直前まで住んでいたそう。
もともとはなかったこうした水回りの増設やシャンデリアの電化は、この頃に行われたとのこと。 -
皇后アウグスタ・ヴィクトリアの衣装室として使われていた部屋。
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こちらはヴィルヘルム2世とその妃アウグスタ・ヴィクトリアの寝室。
この部屋の家具は1900年のパリ万博で名を馳せた家具職人によるものですが、長い間行方不明だったとか。1989年に発見されて買い戻されたそう。 -
狩猟の間と呼ばれるこちらは、皇后アウグスタ・ヴィクトリアか居間兼書斎として使用していた部屋。
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1918年の革命でヴィルヘルム2世は退位、オランダへ亡命しますが、その際、彼とアウグスタ・ヴィクトリアは新宮殿の家具や美術品を持ち出したそうです。
2人の寝室にあった家具が長らく行方不明だったのもこれが原因でしょうか。
部屋の中には当時のこの部屋の様子がわかるモノクロの写真が飾られています。 -
草花の装飾が美しい天井とシャンデリア。
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花の装飾に彩られた燭台。
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扉の装飾。
向かって左は剥ぎ取られています。 -
これは別の扉の装飾。
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緑のダマスク織りの壁が印象的なこちらは応接室。
ヴィルヘルム2世が書斎として使っていた部屋です。 -
こちらはヴィルヘルム2世が使用していた机。
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こちらは小さな寝室。
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この天蓋付きベッドは現存する数少ない18世紀のもの。
この時代は寝る時は横にならず腰掛けていたということで、この小ささにも納得です。 -
フリードリヒ大王の肖像画も飾られていました。
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こちらは控えの間でしょうか。
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ここは使用人用の控えの間。
小さなドアの向こうには使用人用の階段があるようです。 -
広々としたギャラリーのような部屋。
新宮殿は床の寄木細工が素敵な部屋が多いですが、この部屋のものも印象的。 -
とんでもなく豪華な大理石の間は、舞踏会などが行われた新宮殿最大のホール。
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とてつもない大きさの天井画もすごい。
描かれているのは、ギリシャ神話の大神ゼウスとその妻・女神ヘラが美少年ガニュメデスをめぐって夫婦ゲンカをしている様子。 -
床は異なる大理石が敷き詰められていて素晴らしい美しさ。
ちなみにこの部屋の真下は洞窟の間で、真ん中には支える柱がないものだから、たった数年で床が不安定になったとか。
これだけ広いとそりゃあそうなりますよね。
そんな事情もあってか洞窟の間と同様、奥には立ち入れません。 -
こちらは大理石画廊の真上にあるギャラリー。
かつては演奏室としても使われていたようです。 -
壁にはフリードリヒ大王時代から部屋を飾るルカ・ジョルダーノの「サビニ族の女性の略奪」をはじめ6枚のバロック絵画が展示されています。
この部屋は絵画も含めて長らく改修工事中で、完全な姿で一般公開されるようになったのは最近のようです。 -
コリント様式の柱が美しいこちらの部屋で最後でした。
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新宮殿の見学はこれで終わり。約1時間ほどでした。
階段を降りて出口へ向かいます。 -
新宮殿、今どこにいるのかもわからないくらいの広さ大きさでした。
多分、見逃してしまった部屋があると思う…。
少しでも予習しておけばよかった、そして部屋ごとのキャプションを見ながら回ったけれど英語でも音声ガイド借りた方がより分かりやすかったかも。
反省点はあるものの、サンスーシ宮殿よりも見学者が少なくゆっくり見ることができました。
サンスーシ宮殿ともども、プロイセン王国の栄光を感じました。
ちなみに新宮殿にはフリードリヒ大王も観劇を楽しんだ劇場があるのですが、現在は改修中で見学できませんでした。 -
新宮殿を出て向かいに見えるのは、かつてこの宮殿で働いていた使用人たちのための建物。
これも宮殿なのでは?! というくらい豪華な、列柱回廊が印象的な建物です。
列柱回廊の真ん中には凱旋門も。建物と組み合わさっているのは珍しいのでは? -
現在はポツダム大学の一部となっているとのこと。
こんな建物が大学にあるって羨ましすぎる(笑)
大学の敷地になるので立ち入れないのかと思ったら、列柱回廊のあたりは一般人も自由に出入りできるようです。 -
さすがに疲れたので、新宮殿の庭園の隅にあるベンチで休憩。
サンスーシ公園、これだけ広いのにカフェや軽食ができそうなお店が見当たりません。日本から持ってきていたカロリーメイトがさっそく役に立ちました(笑)
後で調べたら、この反対の宮殿南側にビジターセンターがありそこにカフェがあるようです。事前に調べておけばよかった。。 -
パワーチャージして次に向かったのは中国茶館。
その名の通りシノワズリ趣味全開な建物。18世紀の流行ですね。中国茶館 建造物
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フリードリヒ大王の設計をもとに、絵画館と同じ建築家ビューリングによって1754年から57年にかけて建てられました。
残念ながら今回は時間がなく、外観のみの鑑賞。 -
庭にはこんな灯籠も。
ヨーロッパでこうした東洋的なものを見ると、ちょっと不思議な気分です。 -
移動中に見つけた建物。
もう使われていないようでしたが、4つ並んだ窓が可愛らしい。 -
サンスーシ公園を後にして、リーゼンプラッツ駅からトラムに乗りポツダム中央駅へ。ポツダム駅のコインロッカーに預けた荷物を取り、宿をとっているベルリンへ向かいます。
ポツダム中央駅ではどのホームからベルリン行きの電車が出るのか分からず、インフォメーションカウンターのスタッフに聞いて解決。こういう時、有人のインフォメーションがあるのは助かるなぁとしみじみ思いました。
ポツダム、想像以上に良くてもっと堪能したかったです。程よい観光客の数で治安の悪さも感じず、ひたすら素晴らしい場所でした。
というか一日では全然足りない!
ツェツィリエンホフ宮殿も休館中でしたし、いつかもっとゆっくり訪れようと思います。 -
さて、ポツダム中央駅から電車で約20分、ベルリンに到着しました。
宿の最寄りの動物園駅(ツォー駅)で降ります。
のんびりとしていたポツダムとは違って都会の喧騒、駅にあったスーパーのガラスのドアには大きな蜘蛛の巣みたいなヒビが入っていてビビります(笑)
写真は、ツォー駅前の交差点。カイザー・ヴィルヘルム記念教会会が見えています。ベルリン動物園駅 (ツォー駅) 駅
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クアフュルステンダムから眺めたカイザー・ヴィルヘルム記念教会。
初代ドイツ皇帝 ヴィルヘルム1世の功績を記念して1895年に建てられた教会で、第二次世界大戦中の1943年にイギリス空軍の空襲で破壊され、戦後、残った部分が戦災記念碑として保存され現在に至ります。
隣には、1961年に建てられた近代的な新教会があります。ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会
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本日の宿はこちら、アッパールームホテル・クアフュルステンダム。
西ベルリンエリアの目抜き通りクアフュルステンダムからすぐの好立地です。アッパー ルーム ホテル ホテル
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昔のアパートメントをリノベーションしたホテルで、入ってすぐのエントランの天井がもう素敵。
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ステンドグラスもいいですね。
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傷んでいるのか階段はテープで補強されていますが、古きベルリンの香りを堪能できます。
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フロントは4階。
エレベーターがどの階も半階段上がった踊り場にあるので、大きな荷物があると大変かもしれません。 -
海外のホテルは初めてなのでチェックインできるかすら不安でしたが(笑)、プリントアウトした英語の予約表を見せてハロー、チェックインプリーズと言ったら問題なくクリア。
カードキーをかざす場所が分からなくてまごついたものの、無事部屋にたどり着きました。 -
中庭に面した部屋だったので、街の真ん中でも静かでした。
時々どこかの教会の鐘の音が聞こえます。パトカーのサイレンの音も日本とは違う。こうした私の日常にはない音か聞こえてくる時が、日本ではない別の国にいるのだなといちばん感じました。 -
古い建物だからなのか海外だからなのか部屋の天井が高いのがなんだか不思議。
初めての海外一人旅、第一日目は移動が多かったにも関わらずこれといったトラブルもなく終わりました。
明日はベルリン市内を巡るガイドツアー。朝が早いので早めに休みました。
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