2024/06/06 - 2024/06/06
81位(同エリア585件中)
キートンさん
この旅行記のスケジュール
2024/06/06
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タシケント・シティ・パーク
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ウズベキスタン観光4日目は、午前中にブハラを観光した後、午後にアフラシャブ号でタシケントへ移動し、少し夜のタシケントを観光します。
ブハラからタシケントへはアフラシャブ号で4時間以上かかり、タシケント到着は19:00前の予定。
ウズベキスタンの首都であるタシケントでは、2019年にタシケント・シティ・パーク、2021年にマジック・シティが次々とオープンし、夜も楽しめるスポットとなっている。
さすがに一夜で両方行くには無理があるので、地下鉄駅から行きやすいタシケント・シティ・パークに行くことにしました。
タシケント・シティ・パークの夜のみどころとは・・・
期待以上のクオリティーでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エア・アスタナ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
SRP TRAVELで予約したブハラ→タシケントのアフラシャブ号は、エコノミークラスで5,800円だった。
ブハラ駅を14:30過ぎに出発し、しばらくすると進行方向右に湖が見えた。
ブハラの近くの湖といえばチューダクール湖という大きな湖があるのだが、見えているのはその湖の西側にある貯水池だろう。 -
ナヴォイの駅を過ぎると、建設中の大きな青いドームのモスクが見えた。
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ナヴォイの南側に続く山々。
標高は1000mに満たず、樹木はほとんど見られない。 -
時々農作業をする人々が見える。
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家畜はヒツジとウシが多いようである。
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サマルカンドが近づいた頃、草原に忽然と謎の建造物が現れた。
どうやら、CESAM CEMENTという中国資本のセメントプラントらしい。 -
サマルカンド駅で隣の席の乗客が入れ替わり、一人娘を連れた白人夫婦の旦那が座った。
旦那はロシアのサンクトペテルブルク在住のようで、私が日本人と知ると、とても興味を示し、いろいろ話しかけてきた。
5年前にサンクトペテルブルクに行ったこともあり話題はそれなりあった。
日本には行ったことないそうだが、日本の食や庶民の生活やヤクザについて興味を持っているようだった。
とりあえず、大阪のおすすめ料理としてお好み焼きとたこ焼き、戦後の庶民のドラマとして小津安二郎、ヤクザ映画の俳優として高倉健を紹介しておいた。
それぞれスマホでネット検索して、その都度納得してくれたようである。
ということで、サマルカンド~タシケント間は写真撮影している場合ではなかった。 -
アフラシャブ号はサマルカンド~タシケント間で往路と同様の軽食が支給された。
タシケント中央駅にほぼ定刻通り19:00前に到着。 -
地下鉄でチョルスーへ移動。
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チョルスー駅から地上に出ると、バザールのテントが連なって通路は迷路のよう。
MAPS.MEの地図で宿までの経路を確認しながら進む。 -
途中の住宅街の路地では子供たちが遊んでいるのに、排水管工事のためにマンホールの蓋が開けっ放し。
安全は自己責任らしい。
せめてカラーコーンくらい置いておこうよ、と思うのだが・・・ -
19:30前に本日の宿、グルナラ・ゲストハウスに到着。
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広めの中庭にテーブルと椅子が置かれていて、靴を脱いで座るタイプのテーブルもある。
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ブッキング・コムで予約し、1泊朝食付で26ドル(約4,050円)だった。
オーナーが親切 by キートンさんGulnara Guesthouse - Hostel ホテル
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部屋は少し古いが、テレビとエアコンは付いている。
ポットと冷蔵庫は部屋になかった気がする。
サービスのミネラルウォーターのほか、中庭にウォーターサーバーがあるので、飲み水に困ることはない。 -
各部屋専用の洗面・シャワー・トイレがあるものの、一旦部屋を出て少し離れたところにある。
そこが少し不便なところ。 -
洗面・シャワー・トイレの室内は結構暑かった。
シャワー時はよいのだが、洗面・トイレの時は汗かいた。 -
イチオシ
少し休憩した後、20:00前にグルナラ・ゲストハウスを出て、地下鉄でアリシェル・ナヴォイへ移動。
ソビエト連邦時代の1977年に中央アジアで初めて開業したタシケント地下鉄は、意匠を凝らした内装の駅が多い。
数年前から写真撮影OKになったということで、地下鉄の駅を巡るのもタシケント観光のひとつになった。
アリシェル・ナヴォイ駅も美しい駅として知られている。アリッシャーナボイ駅 駅
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アリシェル・ナヴォイ駅のドーム状天井の装飾。
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ティムール朝の政治家であったアリシェル・ナヴォイは、詩人としても知られている。
ホームの壁には、ナヴォイの詩に出てくる場面を表したタイル彫刻がはめ込まれている。 -
アリシェル・ナヴォイ駅から地上に出ると黄昏時だった。
タシケント・シティ・パークへと急ぐ。 -
東京ドーム約4個分の広さがあるというタシケント・シティ・パークは、2019年にオープンした。
公的な公園なので入場無料。 -
20:30、向かっていた方向から音楽が聞こえ始めた。
ミュージカル・ファウンテンという噴水ショーが始まったのだ。 -
多くの観客が集まっている近くまで来た時、特大の一発が上がった。
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とりあえずこの噴水ショーを目的に来たわけだが、それほど期待していたわけではなかった。
どちらかというと乾燥したイメージの中央アジアで噴水ショー?
と、少々なめてかかっていたが、このクオリティは半端ではない。 -
七色に変化する噴水のライティング。
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水しぶきに何かが映し出された。
スペインの国旗?
タシケントでスペインって、どういう関係?
今流れている音楽と関係があるのか・・・ -
赤い大きな字の単語はわからないが、水色の字は「Bienvenidos!」と読める。
スペイン語で「ようこそ」の意味。
謎なのは、なぜスペインなのか・・・ -
噴水は長さ約200mに渡り、噴水のそばには桟橋が架けられている。
過去に見た世界的に有名な噴水ショーよりも、間近で楽しめそう。 -
イチオシ
レーザー光線も加わって、先端技術を駆使してのショーのように見える。
おまけに公園を取り囲むように建っている、ヒルトン・タシケントシティをはじめとする高層ビル群もシンクロしている。 -
噴水は最大80mの高さになるという。
世界にはこれより高い噴水があるが、この近さで見るとかなりのインパクトがある。 -
桟橋の人々、濡れないのかな?
風向きが悪ければ、間違いなく濡れる。 -
それにもめげず、スマホで撮影する人多し。
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平日の夜ながら、かなりの混雑状態。
過去に見た噴水ショーは、ラスベガスではベラッジオ、ドバイ・ファウンテンはブルジュ・ハリファやドバイ・モール、スペクトラはマリーナベイ・サンズといった名だたる観光施設に近接して行われていて、主に海外からの観光客をターゲットにしているが、この噴水ショーはタシケント市民向けのイベントとして機能しているように見える。 -
規模は、ベラッジオの噴水ショーやドバイ・ファウンテンほどではないはずなのに、噴水までの距離が近いせいかそれ以上の迫力を感じる。
しかも上記2つの噴水ショーがモノトーンなのに比べて、カラフルなライティングも見どころである。 -
ミュージカル・ファウンテンは約15分続いた。
噴水ショーが終了し、タシケント・シティ・パークの巨大池に静寂が戻った。
タシケント・シティ・パークの周囲も再開発が進んでいて、高級ホテルのほか、会議場、ショッピング施設、高級マンションなどが整備されている。 -
どこかで夕食を摂りたいところだが、池のほとりのレストランはちょっと混雑してそう。
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タシケント・シティ・パークの西側に、feed upというファーストフード店を発見。
ウズベキスタンのハンバーガーを試してみよう。 -
何バーガーを注文したかは忘れた。
飲み物と合わせて50.000UZS(約620円)。
価格は日本とあまり変わらない印象。
ウズベキスタンの物価から考えると割高に感じた。 -
シャシリクが名物の国だけあって、肉はまあまあ美味しかった。
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帰りは地下鉄のウズベキスタン駅から乗ろうと思っていたので、再びタシケント・シティ・パークの中を通って行くと、ちょうど21:30からミュージカル・ファウンテンが始まった。
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今度は桟橋の上から鑑賞。
噴水に近いので、より迫力があるが、人が多く飛沫も飛んでくるので撮影はしずらかった。 -
特にこのタイプはまともに水をかぶるリスクあり。
そのハプニングも楽しむつもりなら悪くはないが。 -
私の記憶する限り、ラスベガスのベラッジオ(2010年)、ドバイ・ファウンテン(2019年)、マリーナ・ベイ・サンズのスペクトラ(2019年)と比べても、引けを取らない噴水ショーだった。
むしろ、世界的に知られる上記3つの噴水ショーに比べて明らかに知名度の低いミュージカル・ファウンテンが、ここまで見ごたえがあったことは、うれしい誤算というほかない。
なお、日本国内にもクオリティの高い噴水ショーがあると思いますが、見たことないので比較の対象外です。
最後にミュージカル・ファウンテンの空撮映像を見つけたので紹介しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=HId53fnhpJQ -
ヒルトン・タシケントシティの前を通って地下鉄のウズベキスタン駅へと向かう。
歴史的建造物や街並みが主なみどころとなるウズベキスタンの観光において、新しい一面を見ることができたひと時だった。
明日はウズベキスタン最後の観光日で、午後からカザフスタンのカスピ海沿岸にあるアクタウを目指します。
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