2025/10/24 - 2025/11/01
412位(同エリア586件中)
なかじもさん
旅行の締めくくりはタシケントに戻って、まだ観光できていない所や食べてないものを楽しみつくす!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
タシケントには朝7時過ぎに到着。ほぼ時間通り。
到着の30分前に車掌が大声で何かをわめいている。何やろうと思ったら、シーツ類を畳んで回収箱に持ってこいと言っているらしい。
夜行列車はタシケント中央駅でなく、タシケント南駅に着く。
朝焼けが眩しい秋のタシケント。 -
まずは妻のご所望のウズベキスタン柄の皿を買いに、チンネバザールへ。タシケント市の南西部にあるので、バスを乗り継いで向かいます。
ここは朝8時からやってる台所用品や食器関連の総合市場的なとこ。かっぱ橋道具街を何倍にもした感じ。 -
食器の店がいっぱい並んでるけど、いわゆるウズベキスタン柄の皿を売ってる店は少ない。と言うかほとんどない。高級路線の白い食器か安そうなプラスチックの皿の二極化。
ようやく見つけた店で物色を。どういうのがお好みか… -
ここで「思ってたんと違う」と言われると台無しなので、慎重に選びます。
値段は20~30センチくらいのサイズで30,000~50,000スム(400~600円)。意外とお安い。 -
シャシリク用の串なんかも売ってます。
皆さんもお土産に・・・しないか。
キャンプ用に使えるかも! -
朝食にサモサを。適当に選んだら、中の具はほうれん草!これがなかなか美味しい。
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いったん皿の柄や相場はわかったので、市内中心部へ移動。
タシケント地下鉄はこんな新型車両もあれば… -
こんなレトロな車両も。
レトロ車両は薄暗いし、扉がバチーン!とものすごい勢いで閉まるので、挟まれたらかなり危険。 -
地下鉄に乗る時は切符のQRコードかATTOカードを改札機のこの機械にタッチする。地下鉄だけでなくバスもウルゲンチのトロリーバスも同じ仕組み。
実はクレカのタッチ決済も使えるので、旅の後半はATTOカードをチャージするのも面倒になり、VISAでターッチ!しまくってました。。。
地下鉄はどこまで乗っても1,700スム、20円! -
駅の地下通路にいた、バイオリン少年。小学生くらいやのに、なかなか上手に弾いてました。こういう場所で弾いてると度胸もつくし、稼げるし、一石二鳥やね。
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あと、ウズベキスタンでよく見る謎の緑の端末。
街のあちこちに置いてあって、市民がピコピコやってる。試しに触ろうとしたけど、ウズベク語とロシア語しか対応してなくて、よくわからんかった…
調べてみたら、PAYNETという支払いや送金やなんやらかんやらが出来る便利な端末らしい。へぇ~ -
ついでに、ウズベク必須アプリの紹介を。
ヤンデックスゴーはみんな使ってると思うけど、ヤンデックスマップという地図アプリが非常に便利でした。行きたい場所を指定すると、どのバスに乗ればいいかわかるのはGoogleマップも同じやけど、そのバスがどこを走ってていつ来るかもリアルタイムに表示される。
バスの時間はきっちり決まってないので、まだ時間がかかりそうならこの地図から直接ヤンデックスゴーに飛ぶこともできるし、Googleマップより詳細やし、使い倒してました。これがあればバスの乗り継ぎも全く怖くない。
バスも地下鉄と同じく1,700スム(20円)と激安。折角の旅行なので、点と点(観光地だけ)ではなく、点と点を結ぶ線(移動)も楽しみたい人は是非。 -
バスの車内はこんな感じ。お年寄りや女性には率先して譲り合う文化が生きてます。自分みたいな旅行者にも席を譲ってくれる、素敵な人達。
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市の中心部、アミールティムール広場にある、その名もアミールティムールの像。像を作ったのは毎度おなじみ、イスラムカリモフ大統領です。この国、どこに行ってもイスラムカリモフの名前が出てくるけど、独立前は本当に何もないソ連の一部やったのかな。
そしてこの像の後ろにあるのが… -
ジョジョ風に言うと「ドドドォォーーン」といういでたちの、ホテルウズベキスタン。こちらが今夜のお宿。せっかく最後の夜なので、この国を代表する(?)ホテルに泊まることに。
とは言え、築50年以上経っていて、近づいてよく見ると結構古びた感じ。にしても、このデザインと圧迫感、ハンパないね。 -
ホテルには床屋もあります。
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重厚な廊下。老舗ホテルって感じ。
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こんなお部屋。まぁ、普通のお部屋。
シャワーの圧は普通。お湯はぬるめやけどちゃんと出たのでまぁいいか。 -
困ったのがコンセント。枕元や室内のコンセントはウズベキスタンで使うCタイプでなく、BFタイプ。なんでやねん。
あちこち探しまくった結果、こんなわかりづらい場所にCタイプのコンセントを発見。
・・・おっと、右上に飲んだビールの缶が丸見えやね。失礼しました。。。 -
なんか下でガチャガチャやってると思ったらこんな人達が。今夜はこのホテル一階のバンケットルームで結婚式があるようで、お祝いムード。
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シャワーも浴びてサッパリしたので、市内観光に。
タシケント市内はあんまり大きなビルや建物は少ないけど、ちょくちょくこんな立派なビルが現れる。
建築好きにはいいかもね。 -
小腹が空いたので狙っていたサモサ屋MINOR SOMSAへ。1つ注文すると、え、1つだけ⁈という反応をされる。ごめんね、この後も色々食べたいし、ここでお腹いっぱいにしたくないので…。
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中の具は熱々の羊肉と玉ねぎが詰まってて、メチャメチャ旨い。
焼きたてなので、皮もパリパリ、これは確かに何個も食べれるやつやな。他にも具や形が異なるサモサが何種類かあって、繁盛してました。 -
サモサ屋の隣にあるミノールモスク。青い空に白い建物、青い装飾がよく似合う。
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こちらはまだ新しいモスクみたい。礼拝の時間以外は人気がなくて空いている。
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中はこんな感じ。ここで皆さんお祈りするのね。
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さて、タシケント観光で外せないのがここ、チョルスーバザール。ドーム型の屋根がある大型の市場。
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ドーム内はこんな構造になってて、小売店が円を何重にも描くように配置されてる。それを2階から眺めることができて、すっごく面白い。2階はドームの円周部分なので、グルグル歩きながらいろんな店を眺められる。
このデザインはかなりいいね~。
2階にはドライフルーツやスパイスの店が並ぶ。
クミンパウダーが欲しかったので、あるか聞いたら、粒はあるけどパウダーはこの市場にはどこにも置いてないらしい。ホンマかいな。
クミンの粒を手でワシャワシャ揉んで、「こうやったらパウダーになるよ。パウダァァ~」って…まぁそらそうやねんけどね。。。 -
ドームの1階へ。肉屋が多いけど、それぞれ専門で売ってる部位が異なる。ここは肉を解体したあとのガラを売る店かな。
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こちらは豚足屋。豚肉はあまり食べない国やけど、需要あるのかな。
買って帰りたいけど…無理か。 -
何かの拷問の後…ではなく、羊屋さん。
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こちらはソーセージ屋。馬の肉で作ったカジというソーセージをウズベクではよく見かけた。プロフにも乗ってるね。
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ほかにも酢漬けの惣菜屋とか…
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ヨーグルト屋さんとか。
あとは卵屋、バター屋がちょろっと。
大半は肉屋が占めていて、独特の臭い。牛、羊、鶏、豚と揃ってました。 -
昼メシを物色しに、外の屋台街へ。通路の左右に屋台が並んでて、シャシリクを焼く煙の匂いが食欲をそそる…ホイホイ吸い寄せられました。
プロフもあるよ! -
これは…カラポチャという、羊の丸煮込み。頭から内臓、皮まで全部食べるみたい。
頭の上に乗ってるのはタンやね。 -
カラポチャ屋は何軒かあって、食べてみたいけど…結構量が多いみたい。泣く泣く諦めました。
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代わりに、まだ食べた事のないノリンという麺料理と挽肉のシャシリクを。ノリンは麺に馬肉ミンチを和えた料理。結構油っこい。少しでよかったので、ジェスチャーで伝えたのに、オバちゃんが「ええからええから」みたいな感じで盛ってくれる。
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食堂はこんな感じ。串を焼く焼き台の後ろが食事コーナー。煙が充満してて、煙だけで腹が膨れる。
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市場の外は野菜コーナー。絶望的な量の玉ねぎに囲まれて仕分けするおばさん。
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スイカやメロンも。ひとつづつ編んだ縄で持ち運べるのがいいね。
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ウズベキスタン最後の夜は、少し豪華に。
YouTubeのしげ旅でしげ氏が来てた店へ。しかも同じメニュー注文しました…だって美味しそうやったんやもん。。。
骨付きラムがマジで旨い。シャシリクもこれまでと全然違う、これが高級店の味… -
食後は旅のネタ作りに、マジックシティというテーマパークへ。ここもしげ旅で来てたね。
家族連れや若者がメインで、おじさんが1人で来るとこじゃないけど… -
ここのニセシンデレラ城の前の池で、夜8時と9時から噴水ショーをやってるので見に来ました。
池の上ではジップラインもやってる。 -
噴水ショーは二曲構成で、二曲目はなぜかマイケルジャクソンのビリージーン。
マイケルの歌声とともに、噴水もいつもより高く上がっております(ホンマか)。 -
翌日、ウズベキスタン最終日!
午前中は土産物を買いに、ホテル近くのスーパーへ。
特大のプロフ缶詰が特売で半額(ひとつ50,000スム)やったので、2つ購入。レジで店員の女の子に笑われた。「この特大プロフ缶詰買う人初めて見たw」みたいな? -
ウズベクの旅はプロフに始まりプロフに終わる。
ホテルウズベキスタンの朝食はフツーのビュッフェやったので、昼食は1週間ぶりのプロフセンターを再訪。
ここではプロフだけでなく、ナンもサモサも自前で焼いてる。 -
でっかい肉の塊を油で揚げる。これで肉の旨みが油に移り、それを米が吸って美味しいプロフになる。
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サモサも窯で焼いてます。内側にびっしり張り付いてるのを器用に棒で取り出していく。
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今日はチャイハナオシュというプロフを。
前回食べたトイオシュよりもジモティー向けな感じで、さらに羊肉感が強い。ニンニクの他に、ほぐさず塊のままの羊肉、羊の油かすも付いてる。
今回はコンプリートセットなのでカジ(馬肉ソーセージ)とドルマ(ブドウの葉で肉や米等を包んだもの)とウズラの卵も乗ってる。
あぁ腹いっぱい。これを温かい緑茶で洗い流す。 -
午後はバスを乗り継いで、タシケント郊外にあるクラフトブルーイングカンパニーへ。最後までビールを追い求める旅です。
ようやく店に着いて、現金の手持ちがないのでカードが使えるか聞いたら、「キャッシュオンリー」って…こんなオシャレな店やのに。地図で近くのATMを検索するも、あるはずの場所に置いてない…結構な郊外で、他にATMがありそうな場所もない…
もう疲れたので諦めて帰ることに。せめて水を買おうと近くの店でノンガスウォーターと言うも、ガス入りの炭酸水を渡される…しかもぬるい。不幸は続く。 -
バスの乗り継ぎ途中にあったスーパーでアイスを買い、自分を慰める。旅の最終日やのに、可哀想な俺。
パッケージを見て直感で選んだけど、美味しかった♡ -
荷物を預けていたホテルに戻り、最上階にあるカフェへ。ここでようやく、飲みたくても飲めなかったビールを(缶ビールやけど)。
ウズベキスタンではスーパーやミニショップ(コンビニ)ではビールを売ってなくて、街中にある酒屋に行かないと買えない。ウズベク産ビールなら500ml缶で160円~。350ml缶なんていう軟弱なものは置いてません!あるのは500mlと1リットル(瓶or缶)。
午後は空が霞み気味のタシケント。視界はあんまり良くない。 -
ついに帰国の時が。まだ帰りたくない~!
空港に移動し、いよいよ出国手続き。これまでの宿泊先で発行してもらった外国人滞在登録証(紙に宿泊日や名前が書いてある)を用意しようとしたら、日本人はこっちと言われて自動出国ゲートへ。パスポートを機械に読み込ませて、顔写真を撮って終わり。
翻訳アプリを駆使して登録証を発行してもらったあの努力は何やったんや…
なので、日本人旅行者は外国人滞在登録証を発行してもらう必要ないと思います。 -
空港のラウンジで最後のプロフ(とビール)。
ここで旅の総括を。
この国にはロシア系とウズベク系がいて、ロシア系は「元々は俺たちの国やったんや」、ウズベク系は「俺達はソ連(ロシア)から独立したんや」という二項対立がまだ残ってる気がした。一方は元支配者層としての、もう一方は独立を勝ち取った側の、どちらも勝者が併存してて、表向きは仲良くやってるけど、実際には見えない壁と言うか溝がある、そんな空気を感じた。けどロシア系も(緩いとは言え)イスラム教徒という点でウズベク系と共通してるので、そこで繋がって国が維持できてる気がする。独立当時は強力な独裁者が半ば強引に国づくりを進めたけど、これからの時代に、そういう複雑な関係性がこの国の成長にどう影響するのか、興味深いね。
次はどこに行こうかな~
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