2024/05/26 - 2024/05/26
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かつのすけさん
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栃木県の山の中 平家落人の里と言われる湯西川温泉へ行ってきました
【表紙の写真】平家の里 平清盛像
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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前日新宿に行った
小田急百貨店も完全に解体されてすっきりし、代々木のドコモビルがこんなところからも見える
すっかりと風景が変わってしまいました -
さて、その近くにある西口の格安チケット屋さんへ
結構「売切」のお店が多かった中、1枚880円のお店もありましたが、こちらは860円 -
ということで、こちらのお店で往復分2枚
東武鉄道の株主優待乗車証を購入しました(昨年
https://4travel.jp/travelogue/11831209
は1枚800円でした) -
さて、朝5時半の日暮里駅へ
日暮里駅 駅
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05時34分発の取手行に乗って
JR常磐線 乗り物
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北千住でスカイツリーラインに乗換
北千住駅 駅
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06時 急行南栗橋行に乗って
東武伊勢崎線 (東武スカイツリーライン) 乗り物
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06時46分 終点南栗橋に到着
ここで接続する06時48分発の東武宇都宮行に乗換える南栗橋駅 駅
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新栃木で再び乗換えます
駅名サインが新バージョンに変わっていました
なんか最近栃木いちごアピールスゴイ新栃木駅 駅
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朝2本だけある急行東武日光行
こちらは07時03分南栗橋始発の電車
ということはもう少し遅く出て来れた
この電車には北千住06時11分発の準急南栗橋行に乗ると南栗橋に07時01分に到着して接続します東武日光線 乗り物
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途中、特急と同じく新鹿沼だけしか停車しないので、08時10分下今市に着きました
下今市駅 駅
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その後すぐに特急リバティ到着
ここで日光方面と鬼怒川方面へ分割特急リバティ 乗り物
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SL大樹も停まってる
SL大樹 (DL大樹) 乗り物
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乗車するのはこちらの追加料金不要の新藤原行の電車です
08時間27分下今市を出発東武鬼怒川線 乗り物
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時刻表では次の電車は鬼怒川温泉始発の電車
30分ほど待つのでどうしようかと思いながら、そのまま乗って来た電車で新藤原まで乗って行きました鬼怒川温泉駅 駅
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ということで、09時09分終点の新藤原駅に到着すると
新藤原駅 駅
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09時13分発の新藤原始発の臨時電車がありました
こちらまで乗ってきて良かった野岩鉄道 乗り物
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乗ってみたらお座敷列車
あら、やがっぴぃカーのこの車両は有料席なのねぇ××× -
こちらのノーマル車両に移りますが、臨時電車を運行する割には乗っている人少ない
ほぼ貸切状態でした -
改札を通らなかったので、車内で切符購入
湯西川温泉まで520円です -
龍王峡駅
ちょうど一年前に龍王峡に来た時は、新藤原から接続電車がなく、歩いて龍王峡まで来ました龍王峡駅 駅
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トンネルが多い会津鬼怒川線ですが、この辺りは地上からかなり高い場所を走ります
眼下にダムが見えるほど高い場所川治ダム 名所・史跡
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川治湯元駅を出ると、養老山トンネル(4,250m)に突入
トンネルの出口辺りに湯西川温泉駅があります -
新藤原から15分ほどで湯西川温泉駅に到着
平家落人の里として有名な湯西川温泉をイメージして、トンネル内の湯西川温泉駅ホームにはかがり火が炊かれています(電気です!)湯西川温泉駅 駅
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奥にあるエレベータで改札階へ
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改札階の標高は597m
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駅前からは 鬼怒川温泉駅~湯西川温泉のバスが出ていますが、バスの時間まで30分以上あります
結局、臨時電車じゃなくて鬼怒川温泉からので電車に乗っても変わらなかった
(次の定期列車は快速 AIZUマウントエクスプレス 鬼怒川温泉09時間37分発 → 新藤原 09時46分発 → 湯西川温泉 09時59分着) -
駅の周りをぶらぶらしてみる
元々何もなかった場所を造成して駅を造ったので、あるのは駅に併設されている道の駅くらい -
駅の前の道路の奥には会津鬼怒川線の湯西川鉄橋が見えます
さきほどの湯西川温泉を電車が出ると、すぐにトンネルを出てこの鉄橋を渡ります五十里湖 自然・景勝地
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駅に併設されている道の駅 湯西川
ここくらいしか時間が潰せる場所がない道の駅 湯西川 道の駅
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道の駅にある観光案内所で
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ここから20km以上離れていますが、湯西川温泉街の地図をいただき
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湯西川温泉まではまだまだ遠いんですけど顔はめパネルは「ようこそ、湯西川温泉へ!」
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足湯があるので
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足湯に浸かって時間を潰します
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湖のダックツアー 水陸両用バスはこの道の駅の前から出発します
湯西川ダックツアー 水陸両用バス 乗り物
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10時10分発の湯西川温泉行のバスに乗車
AIZUマウントエクスプレスの到着が09時59分着なので、臨時電車に乗った甲斐もなく、30分以上待ち、マウントエクスプレスの到着に合わせた時刻の発車です路線バス (日光交通) 乗り物
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バスは湯西川ダムを過ぎ、湯西川湖の湖岸を走って
湯西川ダム 名所・史跡
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10時35分 駅から25分で終点の湯西川温泉に到着します
湯西川温泉駅から湯西川温泉まで930円 -
バス停のすぐそばに平家塚があります
ここ湯西川温泉は、壇ノ浦の戦い後逃げてきた平家が隠れ住んだと言われる集落
この平家塚に武器や宝物を埋めたと言われています
ここには30センチメートルほどの7つの五輪塔がひっそりと建てられています平家塚 名所・史跡
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そのすぐ隣 先ほど乗って来たバスを降りたすぐの場所が平家の里の入口
冠木門を入り、受付へ平家の里 名所・史跡
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入場料は510円
入ります
平貞能は平重盛の妹妙雲禅尼を助け、資盛・忠房の忘れ形見を擁して宇都宮朝網のもとに落ち延びたが、平家追討が厳しくなり藤原の最高峰高原山に身を隠すが、一族の婦人が男児を産み鯉のぼりを立てたところ源氏に見つかり痛手を負って、ここ湯西川に逃げた
以来、ここ湯西川では鯉のぼりを立てたり鶏を飼ったりしないという風習が現在でも残っています
ここ、湯西川温泉の平家は 清盛→重盛→忠房 の子孫になるそうです -
この橋を渡って平家の里(復元)へと進みます
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先ほどの平家塚
先ほどと反対側です
先ほどはあの策の辺りから見ました -
九の館 お休み処です
途中で気づいてしまいましたが、どうも順路が逆だったようですね -
お休み処ですが、中には平家落人の暮らしぶりがわかる展示品もありました
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八の館 よろず贖どころ 鉤の館
甘味・お産品処になっています -
第5代齋藤喜美男氏の顕彰碑が建っています
栗山村(湯西川温泉がある場所の日光市との合併前の村)の資源開発と就労の場の拡大を図るとともに、地域活性化を期し平家乙鵜戸の隠れ里として広く世に知られる湯西川の地に平家の里を復元する決断をした方 -
平家の里の顔はめパネル
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⑩一番奥にあるのが赤間神宮です
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壇ノ浦の戦いで海に崩じた安徳天皇の冥福を祈るために建てられた下関の赤間神宮から昭和60年に分祀したこの湯西川赤間神宮は、全国で唯一の赤間神宮を分祀した神社だそうです
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自然の手水舎
この手水舎の水が里内を流れていきます -
七の館 種々伝えどころは赤間神宮の鳥居前の広場に建っています
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土間の脇にある
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お座敷
中には入れません
こちらは郷土文化伝習館になっていて、伝統芸能や民話伝承等に活用されています -
奥の床の間には鎧兜が飾られていますが・・・
先ほどの説明では、武具は平家塚に埋めてしまっているはず・・・ -
四、五、六の館の3棟が床しどころ(展示館)です
六の館から -
湯西川に来る前の平家が使っていたもの(多分復元)だと思われる
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一の谷に出陣する平敦盛公
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平家と言えば平清盛
入道になった後の清盛公です -
五の館 床しどころ
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太刀をはじめとした
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武具が飾られています
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土間に飾られていた調度品には平家の家紋「揚羽蝶」
隠れ忍んだ生活してたので、此処に住んでいた人の家には平家の家紋のものは見える場所には於いてなかったと思われますが -
展示
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四の館
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こちらが落人の家を復元しているものと思われます
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湯西川に伝わる唐箕、雪橇、鬼おろしなど創意工夫された独特の民具が見られます
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三の館、二の館は改修工事中でした
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さて、平家の里の見学を終え、向かいにある栗山森林公園へ
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御神木の平重盛公ノ木
樹齢は800年 -
天楽堂の吊り橋を渡ると、湯西川の対岸に行くこともできます
1平方メートルあたり50kgの人が6人乗っても耐えられる構造になっているそう -
眼下を流れる湯西川
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森林公園の中にある高房神社上社へ
湯西川紙集落の鎮守でご祭神は高房大明神で、諏訪大明神を合祀する -
バスに乗って来た道を戻る
川畔に下りていくと平家集落があるようです湯西川温泉 温泉
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その先にあった慈光寺
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そこからみえる平家集落がこちら
平家集落 名所・史跡
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こちらは平家集落にある会津屋豆腐店さん
道の駅にも売っていた深山チーズの製造元です会津屋豆腐店 グルメ・レストラン
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長閑な田舎の集落という感じ
そう、決して目立ってはいけなかったんです -
「栄枯盛衰は世のならい 昨日金殿玉楼に結びし 夢も今日は 枯れ野に枕すとや 下野の国 湯西川は 平家落人の安住の地と定めるところなり 平家伝承地」と書かれた石碑があるのは、享保三年創業の桓武平氏良文流の幟を立てた桓武平氏ゆかりの宿 揚羽~平家の庄~さん
桓武平氏ゆかりの宿 揚羽 ~AGEHA~ 宿・ホテル
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入口で目を惹くのは日本一の平家神代杉根
推定樹齢は約1200年 -
こちらは平家落人民族資料館
中は撮影××です平家落人民俗館 美術館・博物館
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湯殿山神社
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湯の守り神であり、ここ湯西川の総鎮守でもある
湯西川に温泉が発見された際、出羽三山のひとつである湯殿山の土を移し、神霊を勧請し祀ったのが始まりといわれています -
その先のトンネルを潜り
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高房神社下社
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先ほどの上社に対して、こちらの下社は下集落の鎮守
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そこから少し駅の方へと下りて行き、日本名木百選にも選ばれているネズコ大木です
推定樹齢は600年 -
ほぼご神木の扱いです
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道を挟んだところには釜八幡神社があります
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ここにも落人伝説
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その奥の湯西川には2011年に水の郷大吊橋が架けられました
完全な観光用の吊り橋です -
渡ってみます
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橋の下の河原
河岸は観光農園になっているそうです -
水の郷の敷地内にある蝶の美術館は休館してました
蝶の美術館 美術館・博物館
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水の郷観光センター
湯西川温泉 水の郷 名所・史跡
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こちらで昼食にします
お昼時でしたが、外には人がいっぱいいたのにレストランはあまりお客さんがいませんでした -
おすすめの「水の郷セット」Aセット(1200円)
ざるそばと汁ばんだい餅 -
ばんだい餅とは
農林水産省の「うちの郷土料理」によれば「栃木県日光市栗山地区に古くから伝わる郷土料理。もち米ではなく硬めに炊いたうるち米を使うのが特徴で、もともと山の作業小屋で板の台の上で斧の峰等で叩きながら餅にすることから「板台餅」と呼ばれたといわれる。もち米を使った餅より粘りが少なめで、時間が経っても固くなりにくく、なめらかなことが特徴だ。日光市栗山地区では、円盤状に丸めて焼いた板台餅に、甘味噌やじゅうねと呼ばれるえごまの味噌だれを付けて焼いたり、小豆餡や大豆をすりつぶしたずんだを付けたもの、あるいは釣ったイワナを出汁にした汁物に入れたりと地域によって食べ方も様々である。」とある -
建物のエントランスを挟んで反対側へ
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こちらには日帰り温泉施設があります
一時間ほどのんびりと温泉に浸かり -
13時45分 湯西川温泉駅へ向けてバス出発
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車窓には湯西川ダム
湯西川ダム 名所・史跡
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14時05分 湯西川温泉駅に到着しましたが~
次の定期列車は15時間41分発特急リバティ浅草行道の駅 湯西川 道の駅
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次の列車まで1時間以上
本数少ないのにバスとの接続悪っ!
ここにも日帰り温泉があるけど、さっき温泉に入ったばかりなので・・・
ということで、今度は栃木で強アピールのいちごのソフトクリームをいただきながら足湯に浸かり -
時間を持て余して駅前ぶらぶら
駅前には野岩鉄道会津鬼怒川線開通記念碑
「野岩鉄道会津鬼怒川線は、明治二十四年建設運動を進められて以来、実に九十五年の歳月を経て父祖三代の懇願が実現し、昭和六十一年十月九日待望の開通となりました。
この鉄道は、沿線住民の生活路線として、また会津地方と首都圏を結ぶ観光路線としても大いに寄与することが期待されております。
当村もこの鉄道の開通を契機として恵まれた自然景観と豊富な温泉資源等を有効に活用して観光開発と併せて、地場産業を積極的に推進し、観光立村としての振興発展に努める。当村唯一の駅である湯西川温泉駅の駅前広場に会津鬼怒川線の開通を記念して建立する。 昭和六十三年十月九日建立」 -
その隣にある河川占用許可
占用期限に書かれている「平成35年3月31日まで」
令和に直すと・・・あれ、昨年で切れてませんかぁ? -
その下を会津鬼怒川線が鉄橋を渡る
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さて、そろそろ電車の時間
帰りも臨時電車がありました湯西川温泉駅 駅
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終点の新藤原駅に到着
新藤原駅 駅
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こちらの14時56分発の下今市行の電車に乗換
奥に停まっているのが先ほど乗って来た電車東武鬼怒川線 乗り物
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15時35分下今市駅で乗換です
下今市駅 駅
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転車台で転車中のSL大樹
転車台広場に行っていると電車に乗り遅れるので、今回はホームから -
ここから南栗橋行の電車です
帰りは各駅停車 -
南栗橋からは急行で
南栗橋駅 駅
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湯西川温泉を13時台に出発したのに既に夕暮れで
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北千住に着いた頃には既に18時過ぎ
思った以上に時間がかかりました北千住駅 駅
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ということで、駅ナカのてんやさんで
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天丼の夕食をいただいてから帰りました
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この旅行記へのコメント (1)
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- ハイペリオンさん 2024/06/19 15:42:41
- 私は四国の落人村へ行ってきました
- こんにちは。
栃木の平家落人村の旅行記、大変
興味深く読ませていただきました。
実は先々週四国の山奥にある平家
落人村とされるところに行って来
まして、同じようなところに行か
れたんだなと不思議な感じです。
栃木の方は観光地化されていて、
訪れやすくなっているようですね。
徳島は旅館があるような小さな
街から2時間近くバスに揺られ
た場所にあり、集落や観光施設
が離れていて、2時間に1本の
バスに乗っての移動で、1日が
かりでした。
西日本には落人村とされる場所
がいくつかあるのですが、いず
れもものすごい山奥です。
安徳天皇生存説も残っており、
御陵とされるものもあり、興味
深いです。
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