晴れおじさん「小さな旅で一万歩」を歩く (その２)

2024/05/12 - 2024/05/12

メタボ予備軍の晴れおじさん、カロリーを摂り過ぎないよう気を使っているものの、なかなか適正体重になりません。
ここは、やっぱりウォーキングで一気にカロリーを消費するしかないと、昨年７月に続き、JR東日本の「小さな旅ホリデーパス」を使って一万歩の旅に出掛けて来ました。

エリア 郡山(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

山形駅7時15分発の普通電車に乗車して、米沢駅で福島行き普通電車に乗り継ぎ。

8時25分、県境の峠駅に停車。

１分間の停車時間に、ドアを開けて電車に乗ったまま、駅弁売りのような格好をした売り子から「峠の力餅」を購入。代金は千円ポッキリで、数年前に買った時と同じでした。

トンネルを抜けて福島県に入ると、田んぼに水が張ってあって、間もなく田植えが始まる様子。

８時５３分、福島駅に到着。
東口付近を暫しブラついて、９時３６分発の郡山行き普通電車に乗車。

１０時１０分、本宮駅で下車。
改札を出たところに、手形のプレートがズラリと飾られているのが目に付きました。

説明書き。

由紀さおりさんの手形。

荻野目洋子さんの手形。

コンコースを西口方向に歩いて行くと、突き当りにロッキングチェアーが１脚。
背面に「夕陽のイス」と書いたステッカーが貼ってありました。
なるほど、ここで、一人椅子を揺らしながら夕陽を眺めたら、ロマンチックなことでしょうね。ペア用の２脚でなく、１脚だけ置いてあるのがミソ。

西口に降りて、ワンコインタクシーに乗車。

以前から訪れて見たいと思っていた「蛇の鼻遊楽園」(じゃのはなゆうらくえん)へ。

すりばち池。

睡蓮が咲き始めています。

園内には、ボタン、フジ、ツツジ、バラなどが植えられている様子。
日曜日とあって、かなりの来園者がありました。

国登録有形文化財の「蛇の鼻御殿」。
歌手の伊藤久男さんの父上が8年の歳月をかけて建てた別荘だとのこと。

破風に施された精密な彫刻が目を引きます。

扉の彫刻も凄い！

中に入ると、聖観音像が祀られていて、お参りしてから館内を観賞するようとの案内がありました。

建物自体は比較的こぢんまりとしていて、豪商や豪農の御屋敷には及ばないけれど、各部屋が一流の日本画家が描いた襖絵や著名人の書などで埋め尽くされていて、芸術性の高さは想像以上。

屏風絵のアップ。

伊藤博文の書。

鹿の間。

同上

黒柿の間。

同上

老松の間。

千鳥の間。

飾り窓。

二階からの見晴らし。

庭園は、フジが見頃。

ツツジも一部咲いていました。

本宮駅への帰路は、スマホのナビを頼りに、２.4キロ、約３０分のウォーキング。
また普通電車に乗って郡山駅へ。

郡山駅ビルのフードコートで簡単に昼食を済ませ、

路線バスで、郡山市立美術館へ。
先般、東京で見逃した「印象派モネからアメリカへ」の巡回展が開催されています。

美術館の敷地内は緑が溢れています。と言うよりも、森を切り開いて美術館を建てたという感じ。

残念ながら展示室内は撮影禁止で、代わりに記念撮影スポットが設けられていました。

同上。

常設展と合わせて７０分ほど鑑賞。企画展の作品数は期待したほどではなかったけれど、日本初公開のものもあって、入館料千円の元は十分取れました。
※晴れおじさんは高齢者なので、入館料が５００円割引になりました。

郡山駅に戻って、東西連絡通路から外を見ると、貨物用機関車の雄姿が眼に止まりました。

「金太郎」とは、ナイスネーミング。

タンクローリーもズラリと並んで、壮観。

帰りの電車まで時間があるので、「ビッグアイ」へ。

２２階が展望ロビーになっています。

市街地越しに安達太良山を展望。

午後８時頃に帰宅して、歩数計を見たら、本日の歩数は１４,８６６歩。
一万歩の目標を悠々クリア。でも、餡子の入った「峠の力餅」を一気に５個食べてしまったので、体重は元に戻ってしまったかな？

完