2024/03/28 - 2024/03/28
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chikiroomさん
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この旅行記のスケジュール
2024/03/28
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朝食の後、モールへ買い出し
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ハマム体験
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カドゥキョイ繁華街散策
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ロカンタで食事
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船での移動
旧市街へ
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セマーを見る
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この旅行記スケジュールを元に
イスタンブールにはどうしても3泊したかったので、パムッカレやアンタルヤやアンカレなど、他の観光を端折りました。その3泊をどこに泊まるか。
私はホテル選びにかなり時間をかけます。
観光に適しているのは旧市街ですが、YouTubeでイスタンブール情報を発信している「アジア猫」さんは「カドゥキョイがお勧め」仰ってます。
旧市街は確かに観光に適しているが、その場所に行きかう人のほとんどは観光客か観光を生業としている人で日常ではない。
更に日本と同じくオーバーツーリズムで観光客があふれかえっているため、物価が異常に高い。確かに日本の観光地で4,500円の海鮮丼を「安い」と喜んでいるインバウンド客は豊富な資金力でこの値段を何とも思わないのかもしれません。それと同様に、トルコに訪れる日本人を含んだ観光客も旧市街で提供される食事や品物は「そういうものなのだ」と受け入れるのかもしれません。
ただ、私のスタイルは「暮らすように旅をする」。豪華な食事やブランド品は必要ありません。そんな私にとって「アジ猫」さんが推奨する場所、「カドゥキョイは日常生活をしているところ」は大変魅力的でした。
ただ、確かに旧市街は観光しやすいので1泊だけ旧市街、2泊はカドゥキョイとしました。さて、そんな街、カドゥキョイでの暮らしぶりはどうだったのか。
こうご期待!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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カドゥキョイの朝です。ホテルの窓に飾られた花が愛らしい。
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この目を引くブルーの壁がホテルです。昨日は夜でわかりませんでした。
私の部屋はこの向かって右側にある出窓のところです。
部屋数は4つか5つくらい。 -
明日の空港へいくバスの場所をチェックすることと、朝ごはんの調達に行きました。空港へ行くバス乗り場は宿から歩いて7、8分です。
清掃車がお掃除中。 -
フェリーターミナルのところがバスステーションになっています。
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飛行機は17時20分ですが、渋滞や事故を考えて11時45分のバスに乗ることにしました。チケットはバスの中でクレカで買えることもチェックしました。
186TLです。
ここからは新イスタンブール空港とサビハ・ギョクチェン空港のふたつが出ますので、要注意。 -
近くのスーパーで朝ごはんを調達します。ミルクの量が一升くらいある。
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とりあえずこれとワインを1本買いました。
メインはあるので、サラダを作ればいい。 -
イチゴも追加。全部で1,100円程度
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500mlの水が今まで10TLだったので感激していたら、カドゥキョイでは1リットル5TLでした。ホテルの水が浄水器付きだったので、必要なかったと気づいたのは後から。
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静かな通りです。
実はこのホテルに決める前は繁華街にあるアパートメントを予約していたのですが、ストリートビューで見るとスプレーの落書きだらけで周囲も雑然としているのと、1階がスポーツバーなのでうるさいのではないかという懸念で他の宿を探していました。
できれば最後はイスタンブールらしい宿がないかなぁと探し続けていたら旅行の1週間前、このホテルに空きがあったのですこっと入れました。このホテルは評価が高いせいもあり、なかなか予約できないのです。ラッキーでした。
お買い物出かけている間、洗濯機が洗濯してます。 -
買い物から帰ってきたら、キッチンのソファに男性がひとり座っていて「やぁごめんね髪がこんなだからさー」と仰る。
「あ、ヘアカラーね。大丈夫」と言ったら「いや、そうじゃなくて」。
よくみると消毒液っぽい。「え?怪我したの?何かあったの?」と聞くと「いや、そうじゃなくてhair transplantだよ」
へ?Hair transplantとは?? 植毛?
「そうそう。昨日施術を受けてきたんだ。それでこんなんなんだよ。5千本植えたんだ」
そこから長いトルコの植毛事情についてのお話が始まりました。
トルコでは今メディカルツーリズムとして植毛やインプラントが国家プロジェクトになっているのだそうです。そしてこの男性はドイツから増毛施術をしに来たそうです。
「自分では気にしてないけど、奥さんがGo!って言うからさ。彼女はクィーンだから」と朗らかにいう男性。
「交通、宿泊、施術がパッケージになってるんだよね」とオーナー。そのお値段は25万円ほどだそうです。痛みはなく、昨日施術して2日後にクリーニングして、8日間イスタンブールに滞在する。その間の観光もパッケージに入っている。
「8日目にチェックしてOKなら帰るんだよ。それから1か月後、頭の写真を病院に送ってそれで終了」
「アフターケアはどうするの?」
「しばらくは専用シャンプーで洗うだけ」
「それでずっと伸び続けるの?」「そう」「永遠に?」「そう」
なによりも植毛していることをまったく隠そうとしていないのが驚きでした。「ちょっと床屋に行ってきたんだ」という感覚のようです。
「みんなターキッシュエアで来るだろ?だからこれのこと、ターキッシュヘアラインって言うんだよ」 -
朝ごはんは昨日の残りのチキンとご飯をオーブンで温め、買ってきた野菜でサラダとデザートのイチゴミルク。そしてこちらの塩味ヨーグルト、アリラン。
ここでオーナーさんとおしゃべりしていて、「もしかして」と疑問に思っていたことを聞きました。
「街で顔にガーゼを白いテーピングで巻いていて、肌が紫色に変色して腫れていた人を見かけたんだけど、もしかしたらあれって 整形手術?」
「YES!」
「えーーーー、やだーーー、私、彼女たちがボーイフレンドや夫からDVされてるのかと思って、トルコは深刻な問題を抱えてるって思ってたのよーーー!」
「違う!違う!」とオーナーさんも大笑い。
あの女性たちはDVではなかった安心感と、ちらほら見かけた女性たちが(後から若い男性もテーピングをしていると気づいた)植毛と同じように整形をしにイスタンブールへやってくるという医療事情を知ってびっくり!
ごめんねー、DVだと思って一緒にいた男性にガン飛ばしちゃったよ。 -
オーナーがトルココーヒーを入れてくれました。初めてのトルココーヒーです。
チャイメーカーは2段になっていて、下の段にはお湯が入っていて、上の段にお茶が入ります。
「チャイ飲む?」と聞かれて「ストレートかライトか」と言われ「ライト」というと下のお湯を足してくれます。確かに紅茶を頼むとき、薄め用のお湯を持ってきてくれるお店があるものね。 -
明日帰るので、今日はお土産を買う日と決めていました。オーナーからショッピングモールの場所を聞いて行きました。ホテルから徒歩15分のTepe nautilus AVMという大きなモールです。
高速道路のそばにありました。
てくてく歩くカドゥキョイの街。旧市街と違って本当に庶民が普通の生活をしています。 -
スーパーに入ると金属チェックみたいなゲートをくぐりますが、誰もついていないし、あまり意味がないような。
中は家電、服、家具家財、その他もろもろが広い敷地内にあります。ここではお土産のお菓子を買う予定。
こんなパッケージになったものはお土産に最適。たぶん空港ならこの5倍以上する。 -
チャイグラスも欲しかったんですが、6個セットでないと売らないとのことで泣く泣く諦めました。断捨離決行中だから物を増やせないし、たぶんトルコに思い入れのない人がこのグラスをもらっても花瓶になるだけではないかと。
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うまく動画から切り取れなかったのですが、YouTuberのアジ猫さんお勧めの「トルコのお土産はゴディバ」を大人買い。
ゴディバの工場がトルコにあるそうで、チョコバーなどは50円です。 -
香辛料なども豊富。
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この大袋にピスタチオチョコが20個以上入って200円でした。
日本に帰ってばらまきましたー -
デーツはこれだけ入って200円以下。
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お買い物はこんな感じかなー
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さて、食料品売り場に行ってみます。新鮮な魚
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分厚い切り身のサケ
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これはカニカマ?
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お寿司は高い。米もワサビも輸入しているのだそうです。
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このサンドイッチは49TL。250円です。昨日いた旧市街ではミックストーストが500円だった。
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ここはイートインになっているので、カフェテリア方式で好きなものを持っていきます。
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お惣菜もあります
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今日のお昼用に何か買って行こうっと。
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バクラヴァもありました。
30個くらい入ってパックになったのが500円でした。
ただ、油の質がよくないなぁという感じはありました。 -
お昼用に買ったスタッフドピーマンと温野菜。これで500円程度。
ひとつのパックに3個くらいはいりそうですが、「1個でいいです」と言って買いました。1個だからこの値段なのか、3個でも同じなのかは謎。 -
お土産のお菓子は全部で7,500円分のお買い上げ。
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さて、お腹が満たされたところでハマムに行ってみることにしました。ホテルの近所に2軒、庶民向けのハマムがありましたので、そのうちの1軒に入りました。お値段はどちらも330TLでした。
まずは下着だけはいて、自分で手桶のお湯をかける、何度もかける、ずーっとかける。ちょうどオスマン帝国外伝 ~愛と欲望のハレム~ でヒュッレムが前の名前だった時、初めての夜伽でお風呂を使った感じです。浴槽もサウナもありません。
ずーーっとかけ続けたら、大理石みたいな石の上に寝かされ、100キロ以上あるおばさんから焼き鯖のように転がされ、これはもう収監される前の囚人的扱いではないかと思い始めました。
他の外国人の方は垢すりなどしてもらっていましたが、私はちょちょっとだけ。これは以前韓国垢すりに行ったら「あなたは乾燥肌だから全然垢がでなくてつまらない」と言われたからしかたがないけど。
全部で15分程度のハマム体験でした。まぁ、値段が値段だから仕方がない。 -
YouTubeで紹介されていたカドゥキョイの繁華街に行ってみることにします。ここで食べ歩きなどをしてみたい。
これはコーンをバター焼きしたものをカップに入れて売っているもの。 -
旧市街と同じようにお菓子屋さんがありますが、値段がまるで違うし、庶民的な感じ。
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お魚屋さんの掛け声は日本と同じ「いらっしゃーい、安いよー」
アヤソフィアで会った日本人の方が、この界隈でムール貝にピラフをはさんだものがとても美味しかった、YouTubeでも紹介されていたとのことで探したのですが、見つけられず。 -
ここが地元なら買って帰りたい野菜と果物。
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オリーブ専門店です。
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こちらはモールのお惣菜と違ってちょっと高級な感じのお惣菜
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美味しそうだなー。買って帰ろうかなー
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不二家のようなお菓子屋さん。イチゴがいっぱい
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これからセマーを見に旧市街へ行きますが、その前にちょっとお腹に入れておこうとロカンタに入りました。
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お値段が超庶民的
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ミートボール入り肉じゃがみたいなのといんげんの炒め物をいただきました。これで736円です。
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フェリーで行きます。セマーは7時からで、会場は港の近くなので余裕あります。
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船の中でチャイを買いました。10TLです。
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チャイを飲みながらの15分の船旅
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これは乙女の像ですね
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焼き栗とトウモロコシの屋台。トウモロコシは身が薄くてそう美味しくないそうなので買いませんでした。
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セマーの会場はシルケジ駅そばのこちゃこちゃしたレストランが入り組んだところで、とてもわかりにくかったです。
"セマーとはメヴレヴィー教団が行う儀式。
メヴレヴィー教団は日本語では旋舞教団といわれ、スカートをはいた信者が音楽にあわせて、くるくると回転をし踊るという宗教行為(セマー)で知られる。これは祈りの手段であり、回転は宇宙の運行を表し、回転することで、神との一体を図るというものである。"(Wikipedia)
トルコに行こうと思い、いろいろと調べていくとコンヤが本拠地でこの廻旋舞踊が見られるとのこと。不思議な旋律と陶酔したように廻旋する人たちの舞踊をぜひ見てみたいと思いましたが、コンヤは旅程からはずれるから無理。
「もしかしたらイスタンブールで見られるんじゃね?」とググるとありましたー。
またもGet your guideで予約が可能だったのでイスタンブール最後の夜の思い出にしようとポチっと。
5,558円でした。 -
セマーの儀式はユネスコの無形文化遺産に登録されています。
開演時間に近づくと、ボツボツと人が集まってきました。 -
会場は体育館のようなところを想像していましたが、小さな丸い台の上で6人ほどの人が踊るものでした。9割くらいの人の入り。
ビデオ撮影不可でした。
6人の人が10分ほどくるくる踊り、少し休んでまたくるくるします。会場のモニターにはそれぞれのシークエンスの説明が出てきます。
踊り終わった人たちは肩で息をしています。ただ黙ってまわっているだけだけど、やはり相当疲れることは疲れるのでしょう。年配の方、若い方、ひげのあるかたない方と様々でした。 -
セマーが終り、できればあの鯖サンドを買って帰りたい、あの魔法のパウダーを売ってくれないかしらと思ったのですが、もう遅かったのであきらめてそのまま帰ることにしました。
探していたムール貝の中にピラフが入ったものが100TLだったので買いました。 -
モスクがライトアップされています。
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こちらはナイトクルーズに行く船
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次第に旧市街から遠ざかるフェリー
豪華なモスクはこれで見納め -
さよならイスタンブール旧市街。
私は明日帰ります。たくさんの思い出をありがとう。 -
買ってきたスタッフドピラフのムール貝とワインで最後の晩餐。
美味しかったけど、きっとカドゥキョイの魚やさんのものはもっと美味しかったんだろうと思うと心残りがありすぎる。
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