2024/04/25 - 2024/04/28
171位(同エリア958件中)
群青さん
この旅行記スケジュールを元に
大館の秋田犬の里を出た後はひたすら宿を目掛けて車を走らせる。
頭ではわかっていたものの、改めて東北の広さを再認識させられる距離感!(苦笑)
山を幾つも越え、残雪が多く残るエリアではその量に驚き・・・
ブナの木の根っこだけが雪が解けている光景に、遅い春の到来を感じたり・・・
田植えに備え土を耕す人たちの姿に、この地で生きる逞しさに敬意を表したり・・
宿までの2時間半の行程は、普段味わうことのない様々な事象を感じつつ、興味深く秋田の山野を観察しながらの時間。
午後5時半、この日の宿である休暇村乳頭温泉郷に到着。
日帰り入浴の客が引き上げていく頃合いと重なったようで、思った以上に駐車場は人で賑わっていた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
時にカーナビというやつは自分の予測の外のラインを突いてくることがある!
事前にちゃんと下調べしていた場合は、その曲玉を瞬時に見抜き、上手に回避しながら自分の想定したコースに軌道修正を図れるのだが・・・
秋田犬の里から乳頭温泉郷へのルートって突き詰めて調べてみなかったなぁ~(汗)
漠然と国道103号⇒国道282号⇒国道341号と巡るのだと認識していたが・・・
それよりももっと時間短縮&距離短縮できるコースをカーナビが提示したのを見抜けなかった。
帰宅してPCでGoogleマップをじっくり見て「なるほど!」とは感心するものの・・・
いくら県道とはいえ対向車とすれ違えない1車線の道で山越えさせられるのは勘弁だなぁ(トホホ)
鹿角市内を回避する形で車は走らされ(苦笑)、気がつけば国道341号に。
そのまま南下し玉川温泉もやり過ごし山越えをしてもなかなか休憩できる場所へは辿りつけない。
結局2時間前後運転し続けて、やっと車を停められそうな場所を発見!
宝仙湖展望台。宝仙湖展望台 名所・史跡
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名残のようにヤマザクラが咲いていた。
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玉川ダム
玉川ダム 名所・史跡
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トイレ休憩を兼ねてちょっと散策
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自分の知人にひとり、ダムカードの蒐集に熱を入れている人がいるのだが・・・
その人がここに来たら喜ぶだろうなぁ~! -
田沢湖入口の信号を左折したら、後はひたすら山道を登るだけ。
秋田駒ヶ岳が見え隠れする道の沿道には水沢温泉郷、田沢湖高原温泉郷の宿が見えたりして、自然と気持ちが高鳴って来る。
やがてブナ林ばかりの山道となり、グネグネとカーブが続く道をさらに高度を上げながらひた走ると唐突にそれが見えてきた。 -
休暇村乳頭温泉郷。
この写真は翌朝撮影したもの。
休暇村乳頭温泉郷公式ホームページ
https://www.qkamura.or.jp/nyuto/
時刻は17時半。
駐車場がやけに混んでいるな!と思ったら、どうも日帰り入浴客が温泉を堪能し終えて帰る頃合いと重なったみたい。休暇村 乳頭温泉郷 宿・ホテル
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館内は既にチェックインを終えて一風呂浴びたと思しき人たちが多く、夕食の始まる時間帯の様子。
フロント付近は結構賑やかで、この宿の活気を感じられた。 -
部屋は3階の326号室。
なんと!
大浴場にイチバン近い部屋!!
予約時に「80代の母を伴っての観光」と記載しておいたら宿側が気を遣ってくださったのかも!
有難いことだ。 -
部屋は和室10畳。
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決して新しい部屋ではないものの綺麗に清掃され、滞在には何の支障もなし。
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窓の外はブナ林ビュー!
まだ一部に残雪があったりします。 -
お着き菓子を食べたら
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一風呂浴びに行く。
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(画像は借り物)
まさかの独泉!!
まったくの想定外!!!
理由は夕食の時間帯になっていたからとしか考えられない。
温泉は2種類。
内風呂の画像の左側が乳頭の湯。
ナトリウム炭酸水素塩泉。
うっすらと褐色を帯びた湯で温度はややぬるめ。
右側が田沢湖高原の湯。
泉質は単純硫黄泉。
白濁の湯で温度はやや熱め。
自分、乳頭温泉郷の湯ってどこも皆、白濁の硫黄泉なのだ!と勘違いしていたことに入ってみて初めて気づく始末(汗)
30分ほど交互に浸かりながら温泉を堪能している間、誰も入って来ないというミラクルな時間を過ごせた。
あー気持ち良かった!(笑) -
夕食の時間はチェックイン時には18時30分頃となっていたのだが、なかなか席が空かなかったらしく・・・
部屋にご案内の内線が掛かって来たのは15分遅れの18時45分。
まったくの無問題っすよ~!(笑) -
夕食は “あんしん”秋田ふぅ~どプレミアムビュッフェ
秋田の食材を豊富に取り入れたビュッフェスタイル。
蕗の煮浸し、ワラビのペペロンチーノ、たけのこご飯といった山菜を用いたもの
由利牛のローストビーフやホタテの天ぷら
忘れちゃならない秋田名物きりたんぽ
等をセレクト -
ビュッフェ料理だけではちょっと寂しいかな?と思い、予約時に追加した秋田牛ステーキ
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今宵のお供はキリン一番搾り
手前にあるのはホットサラダ!
セリなどをごま油で炒めた出来立てほやほやの料理で、スタッフの方が客席を回りながら
「いかがですかぁ~!」
なんて声掛けしているから頂いたもの。
旬の食材はやはり美味しいですよね。 -
乳頭温泉郷ウォーキングマップ
ブナ林が新緑になる頃には、さぞ気持ちいいだろうなぁ -
売店はこんな感じ
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ここにも秋田犬と観光地のコラボポスターが!
乳頭温泉の鶴の湯かなぁ -
これは田沢湖かしら?
昨今の社会状況だと、ちょっと動物虐待のニュアンスを若干感じなくもないが…(ウソ) -
これは秋田内陸線ですね!
この日の走行距離277km!
結構走り回ったので午後10時には就寝。 -
翌朝。
旅先に出てまで5時台に目が覚める自分が哀しい・・・
普段の習慣というのは恐ろしいものだ!
とはいえ目覚めスッキリ!
気持ちのいい朝だから一風呂浴びて来よう!(笑)
当然のことながら先客が10人前後いたが、出る頃には3人くらいまで減っている。
休暇村乳頭温泉郷では、朝7時から「秋田弁ラジオ体操」が毎日実施されているというので集合場所のフロント前に時間通りに行ったが・・・
体操したのは僕と母とスタッフの3人のみ。
少々こっ恥ずかしい(汗)
けど、体を動かした後の朝食は旨うま~!
稲庭うどんはおかわりしてしまったし(笑) -
プレーンヨーグルトにシリアルとパイナップルを添えて。
番茶を飲み終えたら朝食完了!
ごちそうさまでした。 -
朝食後、朝の空気を吸いに外へ出てみた。
-
ひんやりとした空気に包まれながらも、空は徐々に青さを帯び始めている。
旅の3日目!
今日はどんな一日になるだろうか!
と期待に胸を膨らませる。 -
ミシュラングリーンガイドの案内板
部屋に戻り、前週に見そびれた「新・プロジェクトX 挑戦者たち」の3回目、三陸鉄道の回の再放送を見てから、9時ちょい過ぎにチェックアウト。 -
休暇村乳頭温泉郷の玄関前には乳頭温泉郷の各宿を巡るバス「湯めぐり号」が来たので写真を1枚!
休暇村に宿泊して翌朝から他の宿の温泉を巡る人たちって結構多いみたい。
自分もいつかそんなゆったりとした時間を持ってみたいものだ。 -
昨日の夕方に登って来た山道を下り、田沢湖入口の信号を左折し、国道46号線と交差したら右折し角館方面へ。
JR田沢湖線の刺巻駅を過ぎたら1kmほど先に洗われたのがこの場所。刺巻湿原 自然・景勝地
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刺巻湿原。
この時期はミズバショウ群生地として有名なのだと知り立ち寄ることに。 -
綺麗な水が流れ、陽当たりも良いせいか非常に生育が良いみたい。
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ミズバショウの花自体も大きいし・・・
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こんな風にやたらと葉っぱが成長しているものも・・・
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林とミズバショウが共生しているので不思議な印象!
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木道はいろんな公共事業の助成金を活用して整備されている様子。
あちこちにこのような案内が立っており、注意して見ていると毎年少しずつ整備が進んでいる様子が窺える。 -
自然を守りつつ、人間生活の便利さを享受するための両立って必要ですよね。
とはいえ、この湿原は国道46号線沿いにあり、写真中央の土がむき出しになっているあたりは国道の拡幅工事の現場。
この湿原を棄損することのないように細心の注意を払ってほしいと願うばかり。
続く。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ねもさん 2024/05/06 13:18:32
- 乳頭温泉郷
- 群青さん 男鹿に返信ありがとうございます。なまはげはなし⁉️
秋田の山奥で右足首骨折、そのまま能代で入院です。詳しくは、最新旅行記どうぞ😅(25日は人生初手術😅)
ゴジラ岩、私も昨年ようやく(-_-;) 仰るとおり生半可な気持ちじゃ到達できません(笑)
乳頭温泉郷はよく行きます。休暇村は、1年半前に、ランチと入浴♨️ 年末だけど空いてました。
- 群青さん からの返信 2024/05/06 15:53:11
- Re: 乳頭温泉郷
- ねもさん こんにちは。
コメント頂きありがとうございます。
山中で骨折、入院との事。心からお見舞い申し上げます。
大変なことですけど同行者がいらっしゃって、迅速に対応してもらえたことは不幸中の幸いかもしれないですね。
どうぞお大事になさってくださいませ。
なまはげですが、2日目に男鹿半島の西海岸沿いを再び走るのが嫌で男鹿半島の中央部を斜めにつきるように走った際に、ある橋の欄干が「なまはげ仕様」になっていて・・・
後続車さえいなければ、車を停めて写真を撮りたかったですねぇ(笑)
国道101号線のあるトンネルでは進入口になまはげの絵が施されていたりして、男鹿にやって来たんだなぁ!ってしみじみ感じた次第です。
ゴジラ岩、かつて奥能登を読売旅行のツアーで旅した際に珠洲の禄剛崎から西に進んだあたりにもゴジラ岩と呼ばれる岩があったのを思い出しました。
少なくとも能登よりも男鹿の方がゴジラっぽいなぁ!と(笑)
乳頭温泉郷はまたいつかゆっくりと温泉に浸かるためだけに行きたいです。
どうも自分、駆け足旅ばかり多くて、その地域にどっぷり触れる機会を自ら逃しているような気がするんですよね(汗)
群青
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