2023/08/10 - 2023/08/16
1645位(同エリア8716件中)
やすとらかるしんさん
- やすとらかるしんさんTOP
- 旅行記16冊
- クチコミ70件
- Q&A回答2件
- 12,020アクセス
- フォロワー2人
この旅行記のスケジュール
2023/08/15
-
ホテルお手製のお弁当を朝食にいただく。聞けばサンライズツアー参加者には必ずそうしてるそう
-
その他での移動
トゥクトゥクに揺られながらのんびりアンコールトムへ
-
その他での移動
さらにトゥクトゥクで2分ほど
-
徒歩での移動
数百メートル程度なので徒歩。途中のお猿さんに癒されながらもうだるような酷暑に苦しむ
-
徒歩での移動
確かこのあたりでデジカメが死亡(帰国後復活)まだスマホがあるとはいえ内心めちゃくちゃ焦る
-
徒歩での移動
ちょっと木陰が多くて助かった
-
徒歩での移動
もうこうなったら気力。熱中症の兆候が出ないことを祈りながら執念で観光
-
その他での移動
ドライバー君と合流後、積んであったクーラーボックスから氷水(ツアー代の範囲内)をもらってガブ飲み
-
その他での移動
これにて遺跡観光はおしまい。やや余韻に浸りながら街へ戻る
-
オーナーから竹の箱を1個余分に(自分へのお土産用として)贈呈される。気持ちがほっこりした
-
その他での移動
最後のトゥクトゥクも同じドライバー君に依頼して無事OKに。ナック君本当にありがとう
-
飛行機での移動
SQ165 シェムリアップ16:10→シンガポール・チャンギ19:25 機材はB737-8MAX
-
徒歩での移動
全部電子化・自動化されてるので、想像以上にあっさりシンガポール入国完了
-
徒歩での移動
入国同様出国もスムーズ。シンガポールの出入国査に対する割り切り方は凄い
-
飛行機での移動
SQ638 シンガポール・チャンギ23:55→成田08:00+1 機材はB787-10
2023/08/16
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
初日(8/10)は夜出発、最終日(8/16)は朝帰国なので、実質8/11~8/15の4泊5日。
日の出を拝むことは叶わなかったものの、2度目のアンコールワット訪問を楽しんだわたし。
ドライバー君が待ってくれている駐車場に戻り、初回に行けなかったアンコールトムの遺跡群(バイヨン、バプーオン、ピミアナカス、象のテラス、ライ王のテラス)を徒歩で回り、最後に少し離れたプリアカーンを周ってカンボジア旅行の締めくくりとしました。
途中で酷暑の熱にやられたのかデジカメがうんともすんとも言わなくなり撮影がスマホ一本になるトラブルに見舞われながらもなんとか旅程をこなし、シンガポールを経由して日本への帰路に。
・・・となるはずが、帰りの便の乗継時間に案外余裕があることに気づき、空港併設の商業施設・ジュエル見たさに数時間だけシンガポールに入国してちゃっかり2ヶ国制覇を果たしてきました。笑
うだうだと書き連ねてしまった旅行記も今回が最終回。お楽しみください。
---------------------------------------------
8月10日(木)
・成田空港⇒シンガポール・チャンギ国際空港
8月11日(金)
・シンガポール・チャンギ国際空港⇒カンボジア・シェムリアップ国際空港
・シェムリアップのホテルに到着
・共通チケット購入&パブストリート
8月12日(土)
・アンコールワット(1回目)
・タ・プローム
・プノン・バケン
8月13日(日)
・プレアヴィヒア
・コーケー
・ベンメリア
8月14日(月)
・お土産さがしに市内散策
8月15日(火)
・アンコールワット(2回目)
-----☆今回ここから☆------
・バイヨン
・プリア・カーン
・カンボジア・シェムリアップ国際空港⇒シンガポール・チャンギ国際空港
・シンガポールにちょっとだけ入国←NEW!!
8月16日(水)
・シンガポール・チャンギ国際空港⇒成田空港着
-----★今回ここまで★------
-
駐車場に戻ると、ドライバー君がホテルからもらった弁当箱を大量の氷とともにクーラーボックスに冷やしていてくれました。酷暑のカンボジアでこの処置はめちゃめちゃありがたい!
メニューはパンにバターにジャム、バナナにゆで卵にジュースという「ザ・西洋の弁当」というラインナップ -
トゥクトゥクを飛ばしてもらい、5分少々でアンコールトムの中心、バイヨン寺院の入り口に到着です。
アンコール トム 南大門 史跡・遺跡
-
アンコールトムの正面玄関(午前中は入口のみの一方通行になるので)こと南大門、全景はこんな感じ
欄干のように並ぶ左右の像は、ヒンドゥー教の天地創造神話「乳海攪拌」を表しているそうです。アンコールワットはじめ色んな所で使われてるモチーフだね -
こちらが攪拌に励むデーヴァ(神様)の一団。通称イケメンさんチーム
-
こちらも攪拌に励むデーヴァに対抗するアスラの一団。通称ブサイクさんチーム(不謹慎)
-
自転車で来ている人がちらほらいました。まさかシェムリアップの街から漕いできたのでしょうか。
バイヨンくらいまでならまあ…って感じの距離感だもんな。 -
入口の門の上部に、さっそく名物の四面像が!
-
下の門を自転車だのトゥクトゥクだの車だの軽トラだのがスイスイ入っていきます。
-
肝心の本堂はもっと内部にあるので、再び同じトゥクトゥクに乗せてもらってしばらく進みます。2分くらいでで着きました
-
バイヨンの保全にも日本が絡んでいるようです
研究と作業に勤しんでくださってる皆様に感謝と敬意を・・・ -
獅子のような狛犬のような、門番代わりの像がめちゃくちゃいた
-
一旦ドライバー君と別れてバイヨンへ入場
-
コベルコのクレーンが働いてる!日本だ!と自分が何をしてるわけでもないのにちょっとだけ嬉しくなる
-
一見瓦礫にしか見えない何かを一か所に集める作業をされていました。
これも後々復元作業の糧になるんですかね -
着いた!
アンコールワットよりは小規模なバイヨンですが、四面像の数が想像以上すぎてそちらに圧倒されます。 -
窓?扉?の隙間から見る頂上の四面像
イッテQのスタジオセットにもモチーフが使われてるやつバイヨン 史跡・遺跡
-
地球の歩き方の該当ページと照合しながら、本堂の四面に描かれた壁画を観賞する
ここには写ってませんが、アンコールワットでちょっとだけ一緒になった日本人の一団とここでも再会し、このあとちょっとだけ同行させていただきました -
戦を前に生贄に捧げられる水牛ちゃん
動物愛護活動家が見たら発狂しそうな絵面です -
船上の戦いのシーンらしいんだけど、中央のY字バランスふんどしおじさんにどうしても目が行ってしまう。クメールの王様ごめんなさい
-
船から転落してワニに食べられる人とか、
-
なんかの動物に追い立てられて木の上に登るも逃げ場がなくなり万事休した人とか、
-
狩りの最中にトラ?の返り討ちに遭ってしまい松島トモ子ばりにガッツリいかれる人とか、シリアスなんだけどどこか軽妙なモチーフが立て続けに表れて、神聖な気持ちにならなきゃいけないはずなのに逆に細かい笑いがこみあげてきました。
信心無いな自分・・・ -
ガイドさん不在、『歩き方』にも言及が無かったので何のモチーフなのか詳細は不明ですが、綱引きしてるようにしか見えない一団のレリーフがありました。詳しい人いたらどなたか私に正解を教えてください
-
これは宴会のシーンらしいです。一回あたりの量の多さじゃなくて杯の数を稼ぎながら酔うスタイルなのね、と当時の風習を決めつけて勝手に納得
-
壁画を前に貧弱な発想を膨らませる私を、穏やかな微笑みをたたえた四面像が見下ろします。
あのご表情は慈悲の笑いでしょうか。それとも失笑でしょうか。 -
一部レリーフが完成せずに途中で終わってしまっている壁面があります。資金が尽きたのか、はたまた完成させる前に都が衰退してしまったのか。
-
今日もいい天気
-
そこらじゅう顔面すぎてちょっと圧倒されます。
このバイヨンを初めて見つけた西洋人(たぶんフランス人?)はさぞかしビックリしたことでしょう。 -
内側にも入れるようです。ただ、最も内側の階層は現在絶賛修復工事中らしく、ここまで入るのが精一杯でした。いつか入れるようになった時に再訪したい。
-
この一団が「バイヨンで最も美しい微笑みをたたえた像」と言われているのだとか
-
日本でいうとこの鎌倉時代初期ぐらいに仏教寺院として建立が始まり、そこから長年かけて建設が続くも、途中でヒンドゥー教が流れ込んできていつの間にかヒンドゥー寺院に作り替えられていったとか
高校時代は世界史選択だったのにこの辺の知識があいまいな自分 -
この後、同行していた日本人の方々にこういうとこでしか使えない持ちネタ「遺跡を歩きながらクエスチョンを出すミステリーハンター」を披露した。
バイヨンに来るくらい歴史に興味がある人ならあの番組は大体見ているらしく、そこそこウケた。 -
なんかえらいシンプルな顔をした獅子がいた
顔面が破損してえぐれてるのか、それとも元からこういう大口を開けたデザインだったのか。真相は謎です。 -
さよならバイヨン
さすがマストスポットと呼ばれるだけの迫力でした。また来たいです。 -
別の遺跡までは歩いて回れるので酷暑にうだりながら歩いてたら、ここでもお猿さんの群れが!
-
母親と赤ちゃんでしょうか。たまにこういう人間臭い姿が見られるので、お猿さんってつい目が行っちゃうんですよね
-
バイヨンから数百メートルのところに建っているバプーオン
コーケー以来のピラミッド型で今はちんまりとしてますが、かつてはバイヨンよりも高くそびえていたという説もあるとかバプーオン 史跡・遺跡
-
水をがぶ飲みして体力を保持しながら登ります。ここまで来たからには登るしかあるまい。
ちなみにこのあたりかその後でなぜか唐突にデジタルカメラがうんともすんとも言わなくなり(バッテリーやカードを抜き差ししても反応せず)、スマホでの撮影一本になります。
(ちなみにデジカメは日本に帰ってきたらひとりでに直りました。いやほんとアレ何だったんだ…) -
遺跡保護のためか、片側からしか登れず片側からしか降りられない仕様になっています。だが特に人数制限等は無さそうなかんじ
-
お猿さんを撮ってるあたりで声をかけてくれたイタリア人観光客2名。ステレオタイプに違わずお喋りで愉快で陽気な方々でした。
どうやら左の方はCMや短編映画のクリエイターらしく、こちらが日本人であると伝えるや否や
「三島由紀夫作品はいつどれを読んでも衝撃!あと最近の日本作品だと『進撃の巨人』はすごいよね!」
と、どえらい熱量でどえらい絡まれ方をしてしまった。
こんなことならカンボジア来る前にちゃんと三島を読んで進撃も全編見ときゃよかった… -
象のテラス。思っていた以上に写実的な像そのもので驚いてしまった。
もっとこう入口の獅子みたいにデフォルメされたやつなのだとばっかり・・・象のテラス 史跡・遺跡
-
ピミアナカスと呼ばれる寺院の跡へ。ここは王族の且つ限られた人間しか立ち入りが許されない特殊な儀式の場だったそうで、今は土台だけが残っている状態とのこと。
ピミアナカス 史跡・遺跡
-
もはやただの林と化した王宮の跡地。写真だとほぼ写ってないけど、外壁の囲いだけはちょっとだけ残っているそう。
寺院は石造りで今もいくつも残っているのに、肝心の王宮は木造だったので時の経過に合わせて崩れて風化して無くなっちゃったんですってよ -
クメール語(カンボジア語)、英語、中国の3か国語表記の案内板
さすがに日本語は無いか -
ピミアナカスからの戻りに野ざらし状態で立っていた獅子
だいぶ傷んでいますが凛々しい顔つきはしっかり確認できる -
ほぼ同じ位置に建っている相方っぽい獅子
こっちはちょっと綺麗なのでおそらく下部を復元…ってちょっと顔つきがなんというか、まぬけというかブスというか…元の顔の方がよかったのでは…? -
先ほどの象のテラスの続き。象の他、ガジャシンハという神獣がずらりと並んでいます。彼らは一人ひとり顔が違う…という話を聞いて、「なにそれ京都の三十三間堂みたい」と思いました。
-
アンコールトム最後の目的地、ライ王のテラスにやってまいりました。
テラスというからちょっと高い台があって終わりなのかなーと思いきや・・・ライ王のテラス 史跡・遺跡
-
実は内側が二重構造になってて中を歩ける、そして壁面にはみっちりとレリーフが、という構図。
動画まで撮っちゃったくらい不思議な空間でした -
一通り見て回ったあと、テラスの上部に鎮座していたライ王の像(ちなみにこれはレプリカで、本物は首都・プノンペンの博物館にあるそうな)
『ライ王のテラス』、調べたところによると三島由紀夫がキャリアの末期に実際にここを訪れ、帰国後に戯曲の題材として取り扱ったという縁があるそうで、そして最近鈴木亮平主演で結構久々に公演が開かれたようです。
たぶん作品を見てからここを訪れてたら、思い入れも相当違ったんじゃないかと。というわけで三島由紀夫と鈴木亮平に興味がある人は事前の読破をお勧めします。 -
ドライバー君と無事合流に成功し、反対側の北大門からアンコールトムをあとにします。
-
時間が半端に余ったので、ドライバー君に「程よい時間で訪問できそうな遺跡はこの辺にある?」と聞いたところ、おすすめされたのがプリヤ・カーン寺院。
-
ここをアンコール遺跡群最後の訪問地に定め、いざ入場。
ちなみに早朝のアンコールワットからこのプリヤカーンまで全て共通チケットの適用範囲内なので、入口で係員さんにチケットをチラ見セするだけでスッと入れます。ほんと3日券を買っといてよかった…(というか我々のような観光客の大多数は3日券を買うもよう)プリヤ カーン 史跡・遺跡
-
入口にガルーダがいました。タイでもよく見かけたあいつです。
-
人は少なめ。これは静かに見て回れそう。
-
外の酷暑が嘘みたいに、内部はひんやりしていました。ちょっとリラックスした雰囲気に
-
ところどころに天井が無く開けている箇所があります。
-
このあたりの寺院で非常によく見かける「リンガ」と呼ばれる突起のモチーフ。何を模しているかは各自ググっておいてください。
-
真ん中あたりの石の積み上がり方がすごいというか若干怖い。
-
パゴダ的なアレが唐突に立っていました
-
ここもアンコールワットの第二階層同様、ところどころに朱色の残りが見られます。
ちなみにここはクメールを制しバイヨンを建て、しまいには病のせいでライ王と呼ばれたクメール王、ジャヤヴァルマン7世の親族の菩提寺だったとか -
カンボジアの寺院にしては珍しい、西洋みたいな二階建ての構造の建物。
もう柱くらいしかほぼ残っていませんが、往年の姿が偲ばれます -
上部のレリーフが意外と細かい(逆光でごめんなさい)
-
「表とは反対側の出口で待ち合わせですよ!」とドライバー君に言われ、表と同じくガルーダ像があるのを確認してからプリヤカーンを去ります。
ちなみにこの後スマホの電波が死んでしまいWhatsappに繋がらず一旦積みかけたのですが、たまたま近くにいたココナツ売りのおばさんがご自身のスマホをテザリング接続にしてくれたおかげで無事接続復活、ドライバー君と再度連絡が取れるようになりました。
おばさんには敬意を表してココナツ購入+お礼代わりに大目にお金を納めました笑 -
トゥクトゥクチャーター終了後、一旦荷物をまとめにホテルへ帰還。
帰り際、「お弁当箱に使われていた竹の箱がすごくいいデザインで気に入りました」とオーナーさんに伝えたら、「在庫も沢山あるし一つお土産に持って帰りなよ!」と明るく言ってくださり、なんと贈呈してもらえることに!
その時の贈呈式(?)の写真です(ホテルスタッフさんに撮ってもらいました)
二人のポーズと立ち位置のせいで、なんかメディアプレスのワンシーンみたいになってしまった笑
(ちなみにオーナーさんは「日本での宣伝のためなら顔出しOK!」とおっしゃってたのでそのまま投稿します。コンさん、その節はありがとうございました。 -
道中で2回もお世話になったドライバー君に、3度目のお願いとして「シェムリアップ国際空港までの送ってもらえないか」と頼んだところ、「むしろ俺以外の誰に頼むの?」とばかりに笑顔かつ二つ返事でOKしてくれました。
そのままスーツケースをトゥクトゥクに乗せ、ホテルから10分少々の位置にある空港(今は移転してめっちゃ遠くになったので注意!)へと向かいます。 -
めちゃくちゃお世話になったドライバー君ともとうとうここでお別れ。
「これで何か美味しい物食べるかお酒飲むかしてくれ」と、感動と感謝を込めて公式価格よりもやや多めにお金をお渡ししてお別れしました。
二人でちょっとしんみりした後、双方急にアホらしくなってゲラゲラ笑ったりと何かと忙しい別れ際になりました。シェムリアップ国際空港 (REP) 空港
-
「国際線でありながら出発の1時間半前に空港着」というなかなか綱渡りな状態になったにもかかわらず、たまたま便が少ない状態なのかチェックインカウンター付近はご覧のありさま。
シンガポール行きの便のカウンターも誰一人並んでおらず、チェックインは一瞬で終わりました。
今回学んだシンガポール航空のいいところは、「合計25kg」という制限さえ守れていれば、エコノミークラスでも荷物の個数に限りがないこと。
今回の復路便では預入用のバッグ+お土産を詰め込んだサブバッグの2個を預けたのですが、合計値が20kgほどであるのを確認するや否や「はい大丈夫です。このお荷物は東京までそのまま向かいます」とさらりと言われ、2つのバッグはレーンへと流れていきました。 -
自分が乗るのは16:10発のシンガポール行きなのですが、確かにこうして出発予定表を見ると、我が便とほぼ同時に出るのはプノンペン行きの国内線のみ(しかも国内線はターミナルが隣の建物なのでこっちに客が流れてこない)、そして次の国際線(ハノイ行き)は約2時間後までナシ、という状態。
そりゃチェックインカウンターもスッカスカになるわ!と納得したのでありました。 -
到着便の時は存在に気づかなかった空港内カフェ(というかレストラン)のメニューを発見。
食い物に限っていえば、市内で食べるより3~4倍は高い値段です。「えっ!(そこまで取るの!?)」とうっかり叫びそうになりました。
というかカンボジアに限らず、海外の空港内ってどこも物価が高いというか物凄く足元を見てきますよね…
来日した友人がやたらと口を揃えて「日本の礼儀正しさは空港から始まる。カフェやレストランもお土産屋も過剰な価格設定をしてこないから」的なことを言う理由を、再び噛みしめることに。 -
到着時と同様に出発便も沖止めなので、準備が整い次第1階の待合室からそのまま滑走路へと歩いて行くスタイルになります。
-
楽しかったカンボジアともここで一旦お別れです。
-
まずはシンガポール行きの2時間ほどの空の旅。
結構味のしっかりしたお肉onトマトソースが機内食で出たので、図に乗って赤ワインを飲みました。 -
フライトレーダーをドラッグしまくっていたところ北海道が出てきたので眺めていたら、「下富良野」とかいう聞いたことのない地名が・・・笑
-
ご飯を食べ終わってお酒のお代わりをいただいてちょっと経ったら、もうチャンギ国際空港に到着です。なんか思ってた以上に順調
ということでふと思い立つ。
定刻通り飛んでくれたので、今の時刻はまだ20時前。
成田行きの便の出発時刻は23時55分。
荷物はすべてスルーチェックインしたため、今の自分はリュック1つで身軽に動ける。
そしてチャンギ国際空港は規模の割に構造がわかりやすく割と動きやすい。
「…これ、空港隣接のジュエルまでなら行けるのでは?」と。シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港
-
というわけで、もともとプランには無かったけどシンガポールへ入国です。
ちなみにシンガポールの入国カードはすべてオンライン化されており、事前準備が無くても空港内のPC端末でサクサク作れるので、あっさり作れます。
また入国審査・出国審査ともに日本みたいに無人化されてるので、書類とパスポートさえちゃんとしていればすごく簡単に出入りできてしまう!(その代わり印鑑の類は一切押されないのが寂しい) -
というわけで、旅程作りの段階からちょくちょく気になっていた商業施設・ジュエルに到着です!
本当は7時間も持て余す往路で訪れたかったのですが、流石に空港本体と違い24時間営業ではないこと、(当初、ジュエルも制限エリアを出ずに楽しめるもんだと盛大に勘違いしてた)よってシンガポールへ入国したとてジュエルを愉しむのは不可能だということに気づき諦めた節がありました。なので復路で一応夢が叶った形になります。ジュエル (チャンギエアポート) ショッピングセンター
-
ジュエルの象徴(と勝手に呼んでるの)が、この中央部から降り注ぐ人工滝。
結構な高さ(5~6階くらい?)からそのまま地下へつながる穴めがけて水が落っこちています -
しかもこいつ、ちょいちょい色を変える。
このあと21時くらいから光と音のウォーターフォールショーがあったので、きっちり鑑賞して帰りました。 -
一通り滝を見てボケーっと圧倒された後で、レストランエリアへ
近年やたらとガストあたりで見かけるようになったネコチヤンがこんなところでも働かされていました(もとは中国メーカーの製品なんだっけ?) -
やだ!とんかつーー!!!
-
へーいくらくらいすんのかなこういうとこのトンカツって…と思いながらメニューをパラパラ読んでたら、定番の定食系じゃ一番安いであろうロースカツ120gがS$(シンガポールドル)21.80します。
「1シンガポールドルが(当時のレートで)だいたい¥110だから…」と計算しながら結果に気づき、絶句。
いや、日本食高くね?しかもここに税金も乗っかってくるわけでしょ?いや高くね? -
トンカツの値段で気が動転して思わず幟の主張が激しい東急ハンズに入ってしまった。
ちょっとはシンガポールらしい店を覗けよ俺、と今になって思う。 -
しかしジュエルはなかなかの人出。てっきりみんな滝を眺めに来たのかと思いきや、ちゃんと商業施設も混んでいる。シェムリアップのラッキーモールとはえらい違い(比べる相手が悪い)
-
結局ジュエルで食したのは、地下1階のフードコートにあったレストランのラクサ。こちらたしかS$8だったかS$9だったか、まあ日本円で¥900か¥1,000くらい。
やっと正常な感覚に戻れた・・・次回来る時は外食の値段でいちいちたまげないようにしなきゃ。 -
ちなみに天井から降ってきた滝は1階を突き抜け、地下にあるこの円筒状の管(おそらく水族館の水槽みたいなアクリル製)の中をザンザンと流れていきます。
地元の子なのか観光客の子なのか、キッズ達が管をペタペタ触りながらはしゃいでいました。 -
ジュエルの中を貫くように定期的に電車のような乗り物が走るのですが、これはチャンギ国際空港のターミナル間を結ぶエアポートシャトルです。
シャトル内=制限エリア内扱いなので、入国せず空港内に留まることを選んだ人達でも、これに乗りさえすれば車窓からジュエルの風景を眺めることができるというわけ。
すごいアイディアだなあと思いました。 -
ちなみにこの滝に極限まで近づくと、しっとり濡れます。
髪の毛が気持ちシンナリしました。笑 -
「藤子F不二雄マンガが描く未来の世界」的な通路をくぐってチャンギ国際空港のターミナルへと戻る。
ちなみにジュエルは空港のターミナル1・2・3に取り囲まれるように建ってるので、LCC用のターミナル4以外からなら大体アクセスが良いようです。 -
前述のとおり、シンガポールの出国審査は全自動。もはやJR駅の改札のようなノリでスッと手続きが済んでしまいます。これが私がシンガポール入りを決めた理由です笑
シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港
-
無事ゆとりを持って搭乗ゲートまでやってくることができました。
ちなみにチャンギ国際空港は、出国時には何も言われない(というか係員がいない)代わりに、この搭乗口をくぐる段階で液体チェックが行われ、不適格なものは容赦なく放棄させられます。
自分は飲みかけのミネラルウォーターだったからよかったものの、うっかり多量の化粧品や香水などを買って全捨て、みたいな悲劇を起こさぬように気を付けましょう。
(ひとまず想定例を書いて見たけど、実際その手の悲劇ってチャンギでちょいちょい起こるのかな?) -
水を捨てなきゃいけない救済措置なのか何なのか、搭乗口の真ん前にはウォーターサーバー(なぜかお湯も出る)が備え付けられています。
水筒や空きペット等を持っていて、ドリンクサービス開始まで喉の渇きに耐えられそうにない人はここで水を汲めそうな感じです。 -
というわけで成田行きの便に搭乗・・・とその直後にうれしい?ハプニング。
自分が着席したすぐ後、自席(通路側)の隣にいたカップルが、CAさんに案内されながら二人ともそそくさと別の席へ移られてしまいました。
事態がよく呑み込めぬまま「どゆこと?」と手近なCAさんに聞くと、
「彼らは前から座席のアップグレードを望んでいて、『運よく空きがあればご案内』ということだったのですが、ちょうどご希望通りに空きが出たため前方の席へ移られました。よってあなたの隣は2つとも空席です」とのこと。
わたし「えっ じゃあ3席独り占めですか」
CAさん「はい。新しく乗られるお客様もいないので、この一角はあなたのものです」
わ「もしかして僕今めちゃくちゃラッキーですか」
C「はい、なかなか無いことです。シートベルト着用ランプが消えましたらご自由にお過ごしくださいね。足を伸ばしたり横になったりしてもいいです。自由です」
わ「!!!!」 -
ってことで自分史上初、まさかの3席独り占めという展開になりました。
お盆後とかいう比較的混みそうな時期のエコノミーで、しかもCAさんのお墨付きで、ベタッと横になりながら(流石に身長の問題上、脚までは伸ばせなかったけど)休める日が来るなんて、誰が想像したでしょう。 -
史上一快適な仮眠をブチかました後で朝食をいただきます。
パンにオムレツにソーセージにヨーグルトにフルーツという超絶典型的なスタイルでしたが、自分一人だけがやたらと優雅な気持ちで食していました(たぶん) -
そして翌朝16日の朝、成田空港にほぼ定刻通りで到着です。
期せずしてドチャクソ優雅になってしまった空の旅(エコノミーなのに)も、7時間ほどでおしまい。名残惜しい…
翌日からはお盆後のたまった仕事をさばかねばなりません。
ただ気持ちがめちゃくちゃ晴れやかなのは、やっぱりコロナ禍とかいう不可抗力でまる4年も他国へ行けない我慢を重ねてきたからだと思います。
やっぱり海外旅行っていいな、と再確認。成田国際空港 空港
-
「到着・国内線」の方のゲートをくぐれば、そこはもう日常。
さっき一丁前に講釈垂れたけどやっぱり名残惜しい!笑 -
いつからか任天堂仕様になっていた到着ゲートへのルートを抜けて、無事帰路につきました。
--------
出会った人々(特にホテルや交通手段まわりのスタッフさん達)にもめちゃくちゃ恵まれたカンボジア。
アンコールワットに2回も行けたり、プレアヴィヒアでは晴天に恵まれたりと、基本的に「最初からやりたかったこと」は希望通りに満たされた一方で、朝日の鑑賞に微妙に失敗するなど若干の心残り的な要素も発生してしまった今回の旅行。
また、トンレーサップや首都プノンペンのように、日数の都合上最初から旅程に組み込めなかった名所もいくつかあります。
いつかそれらの場所も行けるように、そして何より朝日のリベンジをしに、また訪問したいなあと思える素敵な国でした!
カンボジア!また行きたい!!!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2023.8一人旅@カンボジア・シェムリアップ
-
コロナ明け!4年ぶりの海外旅行@カンボジア #1 成田出発~シェムリアップ到着篇
2023/08/10~
シェムリアップ
-
コロナ明け!4年ぶりの海外旅行@カンボジア #2 アンコール・ワットと豪雨と夕陽の遺跡群篇
2023/08/10~
シェムリアップ
-
コロナ明け!4年ぶりの海外旅行@カンボジア #3 憧れのプレアヴィヒア篇
2023/08/10~
シェムリアップ
-
コロナ明け!4年ぶりの海外旅行@カンボジア #4 お買い物&サンライズ観賞挑戦篇
2023/08/10~
シェムリアップ
-
コロナ明け!4年ぶりの海外旅行@カンボジア #5(終) とどめのバイヨン&シンガポール立ち寄り篇
2023/08/10~
シェムリアップ
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2023.8一人旅@カンボジア・シェムリアップ
0
98