2024/03/29 - 2024/04/09
236位(同エリア529件中)
壱岐照三さん
銀行とワイン(ロイシュリングとシャスラー)にこだわったスイス旅行記。
写真はジュネーブとエビアン等を結ぶS-Bahn「レマン・エクスプレス」のSNCF車。SBB車もあり、東京の地下鉄をちょっぴり彷彿とさせる。一応、国際列車であることには間違いない。
なお、表題の「銀行」については、実際に中に入って手続きをしたのはUBSとスイス国立銀行(SNB)だけで、後は外から見てへえとかほうとか言ってるだけである。念のため。
今日はローザンヌからエビアンにフェリーで渡り、戻ってきてからジュネーブに向かう。ジュネーブで少しうろうろしてから、スイス最後の夜を過ごす。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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さすがに三日目になると、だいぶ盛り付けも進歩した。ローザンヌユースホステル゜にて。
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復活祭のゆで卵をおまけにもらったのだが、これだとただのゆで卵にしか見えない。青とか緑とかあり得ない色の卵をもらえばよかった。ローザンヌユースホステルにて。
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このユースホステルも昭和の名残があり、日本語表示がある。でも、今からは日本人客がまた増えていくかも・・・。
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ユースホステルをチェックアウト。最寄りのバス停に向かう。このタイムテーブルを撮ったのは、右端の「Vacances(Lundi-Vendredi)」というのが良く分からず。「休日ダイヤ」とは違うし、その割には普通の平日ダイヤと大して違わない気もするし、どういう意図なんだろう。ローザンヌにて。
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ローザンヌで見た広告。日本だったら、柴犬に囲まれる、はずである。余談だが、私は昔、スタンダードプードルというのを知らず(トイ・プードルというなら、普通のがあっても当然おかしくないのだが)街中で初めて見たときは、SF映画に出てくる巨大バッタや巨大タコを見たような衝撃を受けた覚えがある。
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ローザンヌ駅で荷物を置いて、ウシーからフェリーでエビアンに、と計画していたのだが、ローザンヌ駅の3か所のコインロッカーが全てQRコード式(最新のタッチ決済式の一つ前のやつで、スマホがないと使えない)で、何とかスマホで読み込んだものの、全て使用中の表示が出て使えない。昨日のサッカーの試合が尾を引いているのかも知れないが、仕方なく荷物を持って歩くことにした。メトロで終点のウシーに向かう。
写真はウシーのフェリー乗り場にある税関だが、これも後述するが何のためにあるのか良く分からない。ローザンヌ・ウシーにて。 -
ウシーのCGNのエビアン行きフェリー乗り場。もちろん、フランスに渡るので、形式的にも税関は通るのか、場合によっては形だけの出国審査も・・・と思っていたのだが、1番乗り場は税関を通る仕組みだが、この2番乗り場は何もない。でもここから出航になっているし・・・ということで、チケットのチェックもなく、そのまま乗船。チケットは船内で検札する仕組みである。念のため「パスポートはいいんですが?」と聞いたら「パスポートは要らない(見せる必要はない)」と言われた。が、外国に行くときはやはりパスポートは持っておいた方がいいと思う。ローザンヌ・ウシーにて。
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フェリーの船内。いたって普通である。この手のフェリーにありがちな「免税店」もない。CGN船内にて。
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エビアンに近づく。うわあ、フランスだ、という感動がないのは、両岸ともフランス語だからと思う。
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何でこんな写真を撮っているかというと、真ん中の席が危ない、と思ったからで、急停船すると、真ん中の人だけ下に落ちるような・・・普通はこんな設計はあまりしないような気がする
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海外旅行中の柴犬。検疫とかはどうなるんだろう。エビアン港にて。
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レマン湖の水はどこに行っても本当にきれいである。エビアンにて。
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もちろん、エビアン側も税関もなく、今までで一番簡単なフランス入国になった。(私が最初に訪仏したときは、テロのためにビザ免除が停止されていて、観光ビザが必要だった。)写真の標識は博物館、ケーブルカー、源泉と分かりやすい。エビアンにて。
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帰りのフェリーの時間もあり、駆け足になったが博物館「Palais Lumière」。港からはここが一番近い。
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エビアン源泉、だが、クローズの日があるの?・・・ということで、閉まっていた。エビアンにて。
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ケーブルカー乗り場。エビアンのケーブルカーというのは良く知らないが。
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が、これも閉鎖中。あんまり調べてない方が悪いのだが。エビアンにて。
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カジノの隣のスーパー。こんなとこまで来てスーパードライを飲むか、と思うが、私は日本でも生ビールがスーパードライしかないところは、極力避けている。エビアンにて。
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そのエビアンのカジノの隣のスーパーで買った「エビアンで買ったエビアン」。何と0.49EUR(82円)。日本でもイオンとか業スーとかのオリジナルブランドは500ml59円とかで売っているかも知れないが、エビアンの500miが100円を切っているのは見たことがない。今回の旅行で安いと思ったものの最後の一つ。ちなみにユーロ建て支払いはこのエビアンだけだった。エビアンにて。
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エビアンSNCF駅は港からかなり離れていて、ここまで来て港に折り返した。
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港の向かいにあったサザビーズ リアリティ。お金持ち相手の不動産仲介なのだろう。物件の値段は見なかったけど。エビアンにて。
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エビアンからフェリーでローザンヌ・ウシーに戻る。帰りはこのように税関施設(特に係員はいなかったが)を通ったが、それだけであった。ローザンヌにて。
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いよいよ最後の目的地、ジュネーブへ。ローザンヌからSBBに乗る。前から不思議に思っていたのは、みんな「ジュネーブ・コルナヴァン駅」というが、SBB的には車内放送もこのような公式文書もGare de Geneveでコルナヴァンという表記はない。それよりもローザンヌは「Lausanne Gare」なのに、ジュネーブは「Gare de Geneve」なのはなぜ?ジュネーブ駅にて。
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一方でジュネーブの市内交通を担当するTPG(Transports Publics Genevois)の地図はジュネーブ・コルナヴァンという表記がある。
ちなみに、ジュネーブ駅のトイレ利用はクレカの明細に「CFF GENEVE CORNAVIN」と上がってきている。ひょっとすると、SBBはジュネーブ駅でCFFはコルナヴァン駅か。ジュネーブ駅にて。 -
まずはホテルにチェックインして、今日はレマン湖岸を中心にウロウロする。途中にあった「FlixBus Arrêt de bus」チューリッヒよりは駅から遠い。ジュネーブにて。
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この「Banque du Leman」という銀行名そのものが、フランス語圏でしか商売をやる気がないことを示している。私がユーロを運用しているケス・デパーニュ貯蓄銀行等を傘下に持つフランスのBPCEグループのスイス法人、というところか。
元々、ケス・デパーニュ自体が信用金庫みたいなもので、フランス国営ローカル銀行(ただ、総資産はBNPパリバに次ぐくらい大きい。)で、この銀行から来る書類はそもそも英語で書かれたものさえ見たことがない。(ので、私も苦戦している。)ドイツ語やらイタリア語みたいな難しい言葉を使って商売は出来ない、と良く分かっているのだろう。でも、仏語圏スイスで何をしたいのかは興味がある。ジュネーブにて。 -
レマン湖畔にあるブランズウィック霊廟。今回のジュネーブ訪問は、オーストリア皇后のエリザベートの最期の場所をみたい、というのもあった。ミュンヘン郊外のシュタルンベルクの小さなお城(ここが生家、というのを見に行ったことがある。)で生まれた少女がウィーンのハプスブルク家の皇后に登り詰め、最後は旅先のジュネーブで暗殺される。・・・というのは、ヨーロッパの王室でもそんなにないのでは。この霊廟のすぐ近くが暗殺現場。ジュネーブにて。
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エリザベートが泊まっていた「ホテル ボー リバージュ ジュネーブ」上記の霊廟の隣にある。
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ご存じジュネーブの大噴水。基本、水力発電で作られた電力である、とは言え、このご時世、問題にはなんないのかなあ、という気もする。
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ここジュネーブでもレマン湖の透明さは素晴らしいと思う。
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ようやく見つけたエリザベート暗殺地点。イタリア人の無政府主義者に刺されて暗殺される。ちなみにサラエボ事件のフェルディナンド皇太子はおいにあたる。
https://www.amazon.co.jp/dp/4797674482/ -
ちょっと先の湖岸の公園の中にエリザベートの半身像がある。
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この駅案内図を撮ったのは、私が乗りたかったバスが、反対方向行きがどうしても見つからず、必死に探したら駅の東口と西口で上りと下りが別々のバス停になっていると判明。田舎から出てきたスイス人だって絶対分からないと思うよ。この案内図は「コルナヴァン駅」となっている。
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Bancoというのは、マカオのポルトガル語の世界になるが・・・と思っていたら、Banco Montepioというのはポルトガルの銀行。ジュネーブにて。
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少し見にくいが向こう岸にBNPパリバ、インドスエズ銀行の看板が見えて、おフランスしているなあ、と思った。石像は「Aigle de Genève」だが、ジュネーブ州旗のワシとこの像がどう関係しているのかいまいち・・・分からない。ジュネーブにて。
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エミレーツ航空で来たのだから、ドバイの銀行もないかなあ、と思いつつ歩いていたら、アブダビのFAB Bankがあった。ジュネーブにて。
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ジュネーブに限らず、この手のでかいチェスをやっている人を案外見かけた。将棋や囲碁はこういう向きではないよね。ジュネーブにて。
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宗教改革記念碑。これを見るよりもこれが置かれている公園(Parc des Bastions)を散策する方が楽しいと思う。ジュネーブにて。
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前にも書いたが謎の日本風カフェは興味がある。ジュネーブにて。
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閉館ぎりぎりになったが、サン・ピエール大聖堂。ジュネーブにて。
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サン・ピエール大聖堂の内部。カトリック教会にしてはシンプルだね、と思っていたらカルヴァンが拠点にしてた教会だそうで、大変失礼しました。ジュネーブにて。
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今日は日曜でお休みなのだけど、ロレックスのブティックの前を通る。確かに現品を外しておけば、鉄格子もシャッターも要らない。ジュネーブにて。
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今日がスイス最後の夕食。日曜日なのであまりお店が開いてない中、見つけたのが「Restaurant Auberge de Savièse」ここがありがたかったのは大混雑の中、予約を取ってない一見外国人を「1時間半でいいか?」という条件で入れてくれたこと。後から来た予約なしの人たちは軒並み断られていた。
写真はラインフェルデンのFeldschlösschen original 5dl 7.90CHF(1,335円)。スイスでもっともポピュラーなビール、とのことだが、ラインフェルデンというのはバーゼルの東側で、ライン川を挟んでドイツのラインフェルデンと向かい合っている。いつかビール工場に行ってみたいものだ。 -
今日のシャスラー。ここはグラスワインは「Chasslas」としか書いてないので、それ以上は分からない。(忙しそうで聞くのもはばかれた。・・・)ちなみに「Fendant(シャスラーのヴァレー州での呼び名)」というのが別にあり、どう違うのか、比べればよかった。・・・ローザンヌと同じく、ジュネーブもFendantが別ジャンルになるのか・・・1dl 4.6CHF(777円)で4杯いただいた。
お店のオリジナルでボトルでジュネーブ州のAOCのシャルドネが36CHF(6,084円)からあって、これは安い(だんだんと値段感覚が麻痺してくる・・・)シャスラーも40CHF(6,760円)くらいだったので、ボトルで頼むのも良かったかも・・・と後で思った。 -
このお店はフォンデュを売りにしていて、私も最初説明を受けたが(英語)二人前からというのと、私はあまり憧れがない(?)ので、フォンデュ以外にする。フォンデュ・シノワーズなんかもあって、チーズもいくつか選べるし、鍋屋みたいな感じか。隣のテーブルは普通の若いお姉さん二人がチーズフォンデュを食べていて、ところ変われば、と感心した。
写真はジュネーブ名物「Longeole aux lentilles vertes de Geneve」Longeole(ロンジョル?・・・)というソーセージがジュネーブ州でしか作られていないもので、それにレンズ豆の煮込みが付け合わせについている。それにサラダ、もちろんパンも付いてきた。
最初に食べたとき、「むかご」を思い出したのだが、レンズ豆ってこんなのだっけ?と思った。近くにいたオーナーみたいな人が「これは全くのジュネーブ料理だ」と言ってたのが印象的。お会計は53.3CHF(9,008円)で安い。今度ジュネーブに行くときは通いたい、と思った。 -
最後にコルナヴァン駅の全景を一枚。
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