2024/03/29 - 2024/04/09
379位(同エリア509件中)
壱岐照三さん
銀行とワイン(ロイシュリングとシャスラー)にこだわったスイス旅行記。
写真はVMCVの券売機。VMCVとは「Vevey-Montreux-Chillon-Villeneuve」の略で、ヴヴェイからヴィルヌーブまでの街を結ぶ交通連合らしいのだが、外人から見れば、ローザンヌと一緒にやれば?という気もするが、1888年に始まる由緒ある連合体らしい。
https://www.vmcv.ch/
シヨン城なんかは多分中国人観光客の方が多いはずだが、銀聯マークはなく、JCBがこんな小さな交通連合にも営業していることに(?)敬意を表したい。というか、スイスは各所に「昔々日本人観光客が多かった時」の名残が見られる。
なお、表題の「銀行」については、実際に中に入って手続きをしたのはUBSとスイス国立銀行(SNB)だけで、後は外から見てへえとかほうとか言ってるだけである。念のため。
今日はヴヴェイからリュトリに向けて、世界遺産ラヴォー地区横断ハイキング。前編。ちなみに各村々の場所のご参考
https://www.myswitzerland.com/ja/destinations/lavaux-vineyard-terraces/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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さすがに二日目になると、盛り付けが少しうまくなった。ローザンヌユースホステルにて。
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「次の停留所は」に当たる「prochain arrêt~」も聞き取れるようになった。写真のように自転車を積んだ場合は、別のボタンがある。音が違うのかどうか・・・ローザンヌに限らないが、犬か自転車を持ち込む人は多い。ローザンヌにて。
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ローザンヌのメトロは元々ケーブルカーだったものを地下鉄にした、と聞いて、銀座線と高尾山のケーブルカーを思い出すと???となるが、このようにケーブルカーの名残りを残している駅もある。メトロ、ローザンヌ駅にて。
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ローザンヌからヴヴェイまで電車行き、212番バスで昨日行ったチャップリンワールドの手前の「Corsier-sur-Vevey, village」で下車、チャプリンの看板(横から写していて見えないが)のあるラウンドアバウトに来る。ここから出発。
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昨日行った観光地はヴヴェイ方向に全部出ている。今日は西の方、ローザンヌ方面を目指す。
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分かりにくいが、このラヴォー地区の畑は基本的にこのようなシングルギヨ(フランス語だとギヨ・サンプルだが、ここでは英語風に記載)が多い。
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コルシエ=シュル=ヴヴェイから見たレマン湖方面を望む。このように斜面の畑ではなく、テラス方式になっている。
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この辺りも教科書的にシングルギヨで剪定されている。もう芽吹き始めているので、山梨あたりと似たような気候か。コルシエ=シュル=ヴヴェイとジョンニーの境くらいである。
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かと思うと、このようなコルドンで仕立てた畑に出くわす。フランスとかは、AOCによって仕立て方も決められている、みたいな話も聞くが、ここらはそこまで言わないのかなあ。ジョンニーにて。
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シャルドンヌ方面を望む。初夏の頃はきっと緑がきれいなはず。
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ピントが合っていないが、手前の芽吹いているところを写したかった。シャルドンヌにて。
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ヴヴェイからモン・ペルランまでケーブルカーが走っているのだがその橋脚。この辺は生活路線なんだろうけど。シャルドンヌにて。
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ここはダブルギヨで仕立てている。後述するが、ゴブレの仕立てもあり、剪定の教科書みたいな感じである。シャルドンヌにて。
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シャルドンヌの「街中」に入る。ワイナリーや酒屋等がたくさんあるのだが、今回はどれにも行かない、ということにしている。そんな時間もないし、やはり一本くらい買わないと・・・という余裕もない。
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日本の農村は「軽トラ」が主流だが、こういうところは乗り物はどうしているんだろう、というのは興味があった。農繫期でもないので、みなさんあまり動いてないせいか、あまり見られなかったが、このスズキのS-cross(日本では販売終了)は案外見た。スイスはまだ日本車が強くて、トヨタをはじめ、たくさん走っている。ドイツ、フランス、イタリアと車メーカー大国に囲まれていても、スイス人はその辺は良く分かっているよね、と勝手に納得。
左の方に「Swiss Edition」と書いている。スズキの軽乗用車は「何とかエディション」というのがよくあるので、スイスでも同じ事をやってるのか、と感心。シャルドンヌにて。 -
シャルドンヌのカーブ一覧だが、こういうのは改めて(?)研究の上、来てみたい。
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シャルドンヌからサン・サフォラン方面に抜けるのに、湖側を通れば良かったものの、山側から抜けようとしたため、迷いはしなかったが遠回りになってしまった。その道中の風景。レマン湖がはるか下に見える。シャルドンヌにて。
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最初、犬の・・・と思ったが、よく見ると松ぼっくりである。ところ変われば、か。シャルドンヌにて。
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ピュイドゥーの端っこに到達。ここからレマン湖方面に一気に下る。いかにもスイスっぽい風景だったので、一枚撮った。
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この辺の高速道路を渡る橋は日本に似ている。「中央道を渡る橋、向こうに見えるのは諏訪湖だよ」と言っても分からないのでは。ピュイドゥーにて。
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ゴブレ仕立て、というのは、本当に今まで教科書でしかみたことがなく、現物は初めて見た。こんな風に二芽ずつ残していくのね・・・これも緑緑しないと訳が分からないが。シェーブルにて。
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シェーブルに到達。サン・サフォランはだいぶ戻ることになるが、いたしかたない。
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この「あなたのスピードは」メーター標識はいろんなところで見た。日本もせっかくオービス等で測るなら、スビードを表示してあげればいいのに。シェーブルにて。
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私が勝手に山線、湖線と呼んでいたのだが、ラヴォー地区のSBBは湖畔を走るメイン路線とヌーシャテル方面に向かう単線の山線がある。この線路沿いもずっとブドウ畑になっている。シェーブルにて。
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シェーブルのワイナリー一覧。写真を撮っていないのだが、近所にある上述の山線のシェーブル・ヴィラージュ駅が観光拠点になっていて、観光列車等もそこを発着する。そういう意味では、ラヴォー地区のハイキングはそのシェーブル・ヴィラージュ駅、もしくは湖線のサン・サフォラン駅から出発する方が効率がいいかも知れない。
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シェーブルからサン・サフォランに向かう途中、レマン湖を望む。
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サン・サフォランにはこのようなブドウの樹についての説明書き看板が至るところには立っている。独仏語に比べて、英語の説明が少ないような気もするが。
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こんな感じでワイナリーとヴィンヤードを結び付ける看板があるといいのだが・・・ジモティにはどこどこの畑とすぐ分かるのだろうけど、外人には分からない。サン・サフォランにて。
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サン・サフォランの街まではまだ遠いのだが、いかにも、という光景だったので一枚撮る。サン・サフォランにて。
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ぶどうの樹の先頭に植えられているバラの樹。これも教科書には、バラの樹が先に病気になったり、ウイルスにやられたりするので、「炭鉱のカナリヤ」のように植えられている、というが、日本でもそうやってバラの樹を植えているところがあるが、果たしてどんなものか・・・私が聞いた限りではあまり関係なく、バラの花を楽しんでるだけのところが多い。サン・サフォランにて。
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フランス語が読めなくても、分かりやすい看板である。サン・サフォランにて。
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よくワインのソムリエの話に「石灰質の土壌がなんちゃらかんちゃら」というのがあるが、この水路を見ると、この辺はかなり石灰質なのかなあ、と思った。サン・サフォランにて。
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ようやくサン・サフォランの街に入る。今日一日でここだけで日本人観光客を見た。サン・サフォランにて。
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湖線のサン・サフォラン駅。歩いていて疲れたら、とりあえずレマン湖方面に下れば、どこかの駅にはたどり着く。
ここがいいのは、ホームに「Direction Lausanne」とどっち方面か書いてること(しかも反対ホームから見やすいとこにある、というのは、間違えている人がたくさんいるのだろう。)である。今まで、やっと路線が判明したのに、反対方向に乗った、というのはバス、電車、全世界的に何度もある。・・・ -
前述したゴブレ仕立てに関する説明文。サン・サフォランにて。
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方向を再び変え、西に向かう。リヴァの街が見える。サン・サフォランにて。
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あまり多くなかったが、植替えで植えたばかりの樹の畑もある。これは今年植えた樹である。サン・サフォランにて。
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