2024年春の18きっぷでお出かけ（４・５回目の使用）プラス北陸新幹線

2024/03/15 - 2024/03/16

ご覧いただき、ありがとうございます。
ぞうぷうでございます。

今年も春の青春18きっぷのシーズンがやってきましたが、今春はなぜか日曜日に所用が多くあったため、日帰りや１泊２日のお出かけ（呑み鉄）が多くなりました。

今回は嫁さんとのお出かけで、それぞれに以下の目的がありました。

①　２つのご当地ハンバーグを食べる。←嫁さん・私
②　京成パンダのキーホルダー、他のグッズを購入する←嫁さん
③　北陸新幹線敦賀延伸部分を乗りつぶす←私

また、ご先祖様には大変失礼なのですが、上記の「ついでに」群馬県でお墓参りをしてきました。（笑）
そのためエリアは群馬県になっています。

嫁さんとは２年ほど前に青春18きっぷを利用して、日帰りで浜松までハンバーグを食べに行ったことがあったのですが、「浜松まで日帰りで行けるんやったら群馬県まで片道なら大丈夫ちゃう？」と大変「心強い」返事をいただきました。（笑）

往路は２回分残っている青春18きっぷで群馬県前橋市まで移動、復路はぜいたくにめったに乗ることのない新幹線を利用しました。

なお列車の両数・時刻につきましては、ダイヤ改正日をまたいだことから、今回非掲載とさせていただきます。

写真はすべてスマートフォンで撮影しました。
写真が縦長で申し訳ございません。

エリア 桐生(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JR特急 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

日帰りで北陸に行った３日後（金曜日）の朝、いつもの駅からのスタートです。
今回のお出かけは、珍しく嫁さんと２人で行きます。

大和西大寺駅で乗り換えるのですが、今回は近鉄特急で京都駅に向かいます。

大和西大寺駅 駅

近鉄京都駅で下車して、

京都駅 駅

ＪＲ線に乗り換えます。

新快速で米原駅まで移動、南草津駅と守山駅でそれぞれ着席できました。
米原駅から大垣駅までは立ちっぱなしでした。

大垣駅 駅

大垣駅からは何とか着席できて、豊橋駅に到着です。
金曜日だったのですが乗客も多く、18きっぷのシーズンにふさわしい移動です。

豊橋駅 駅

浜松駅の一つ手前の駅、高塚駅で下車しました。
ご当地ハンバーグを食べることが今回の目的でもあるので、この駅から徒歩で10分ほどの場所にある、

高塚駅 駅

こちらのハンバーグ店にお邪魔します。
静岡県のみで展開しているハンバーグ店「さわやか」です。
浜松駅のそばにも店舗はあるのですが、いつもものすごい待ち時間のため、駅から徒歩で行ける店舗を探しました。

さわやか 浜松高塚店 グルメ・レストラン

11時の開店直後に行ったのですが、すでに40分の待ち時間が発生していました。
しかし整理券だけ取って、呼ばれてもその場にいなかったお客さんが多かったので、20分ほどで入ることができました。

※撮影の許可を頂いています。
さわやかの定番メニューといえば「げんこつハンバーグ」です。
このように半分にカットして、鉄板に押しつけて焼き上げます。

定番のオニオンソースをかけていただきました。
これまで何度も食べていますが、相変わらずのおいしさでした。

ハンバーグ店付近にはスーパーマーケットがあったので、こちらで買い物をして、

高塚駅に戻りました。
ここからひたすら東上します。

浜松駅・島田駅で乗り換えて、

島田駅 駅

富士山を眺めて、

熱海駅に到着しました。
浜松駅から熱海駅まではロングシートでしたが座ることができました。

熱海駅 駅

熱海駅からは嫁さんのため？に奮発して、翌日から値上がりするグリーン車に乗ります。

というのは建前で、自分が呑みたいからだけなのですが・・（笑）

途中の国府津駅では後続の特急列車に追い抜かれました。

国府津駅 駅

東京駅手前では、浜松市でハンバーグを食べ終わったころに博多駅を発車した「のぞみ30号」と並走します。

自宅最寄り駅から電車に乗って約11時間半かかってやっと上野駅に到着しました。
目的を果たすためにさっそく京成電鉄の上野駅に向かいます。
「京成パンダ」は系列会社（京成カード）のキャラクターと記憶しておりますが、親会社は浦安市にある夢の国の大株主であることから、キャラクターの違いに違和感を覚えるのは私だけでしょうか？（系列が間違っていたらご指摘ください。）

京成上野駅 駅

上野駅構内の店舗でお目当ての「京成パンダキーホルダー」を購入することができました。
なおこちらの店舗は夕方６時半までの営業のようで、道中の列車の遅延等により間にあわない恐れがあった場合は、どこかで東海道新幹線に乗り換える予定でした。

こちらが今回購入できた「京成パンダグッズ」です。
これで満足したと思いきや、他にもグッズがあれば買いたいようだったので。

京成上野駅より電車に乗って、

１駅おとなりの日暮里駅に移動しました。
しかし日暮里駅構内の店舗には京成パンダグッズの販売はありませんでした。

日暮里駅 駅

日暮里駅からは再び青春18きっぷを利用して、京浜東北線で赤羽駅まで移動しました。

赤羽駅からは川越線直通の埼京線に乗り換えて、

赤羽駅 駅

川越駅手前の南古谷駅に到着しました。
さすが埼京線で、赤羽駅から途中の武蔵浦和駅までは身動きの取れないくらいの激込みでしたが、気合いでスマホをいじっている強者もいらっしゃいました。
川越線の単線区間を10両つないだ電車が走るのもこの路線の特徴と思います。

南古谷駅 駅

これから本日２軒目のハンバーグ店を目指します。
南古谷駅から徒歩で10分ほどの場所にある、

フライングガーデン 川越南古谷店 グルメ・レストラン

こちらのハンバーグ店にお邪魔しました。
北関東を中心に展開しているハンバーグ店「フライングガーデン」です。
30年近く前にほんの１年弱ですが群馬県に住んでいたことがあり、その時にはよく行きました。
駅から離れている店舗が多いのですが、あえて青春18きっぷと駅から徒歩で行くことのできる店舗を探しました。

※撮影の許可を頂いています。
フライングガーデンの定番と言えば「爆弾ハンバーグ」です。
さわやかの「げんこつハンバーグ」と同じくこのように半分にカットして、鉄板に押しつけて焼き上げます。

定番の和風ソースをかけていただきました。
約28年ぶりに食べましたが、その時と変わらぬ味でおいしくいただきました。
この日は「さわやか」「フライングガーデン」と２店舗のハンバーグを頂きました。実は私の中では甲乙がついているのですが、食べる地域が異なることもあり、ここでのコメントは控えたいと思います。

おなかがいっぱいになって南古谷駅に戻り、川越線で大宮駅まで移動、そこから本日の宿泊地である前橋駅に移動します。
昨今本数が減っている前橋行きの電車で移動しました。

大宮駅 駅

大宮駅乗車時は金曜日の夜のため車内は混んでいましたが、ラッキーなことに上尾駅から座ることができました。
前橋駅には23時過ぎに到着しました。
途中寄り道をしてハンバーグを食べたりしましたが、ここまで17時間もかかりました。
ホテルに入ってから嫁さんのぽつり一言
「今度は新幹線で行こ・・・」でした。（泣）

前橋駅 駅

翌日の朝、ホテルをチェックアウトしてからタクシーでレンタカー業者に向かいました。
この日は６時間だけレンタカーを借りて、お墓参りをします。

東横イン前橋駅前 宿・ホテル

お墓参りは無事に終わり、昼食まで時間があるので少しだけ駅巡りをしました。
まずは東武鉄道の新桐生駅です。
１時間に１本程度の「りょうもう号」が発着しています。
りょうもう号は私が群馬県にいたころは確か「急行」でした。

新桐生駅 駅

その次はわたらせ渓谷鐵道の大間々駅です。

大間々駅 駅

大間々駅付近にはわたらせ渓谷鐵道の本社があり、駅窓口では鉄印の授受ができます。
私は2020年11月に鉄印を授受しました。

引き続き赤城駅です。
東武鉄道と上毛電気鉄道の駅です。
先ほどの大間々駅からは徒歩20分程度で行くことができます。
数年前に群馬県の鉄道乗りつぶしをした際は、大間々駅からこの駅まで歩きました。

赤城駅 駅

改札口にはＩＣカードの読込機がありますが、上毛電気鉄道ではＩＣカードの利用はできません。

赤城駅にもりょうもう号が発着しており、このような発売表示がありました。
発車したら「発売中」のプラスチックを抜き取る仕組みです。

タイミング良く中央前橋方より上毛電気鉄道の電車が入ってきました。
商品名が変わっているかも知れませんが「ぐんまワンデーパス」を使って乗りに行きたいです。

さてこの日の昼食はこちらでラーメンを頂くことにします。
桐生市のお隣のみどり市にあるラーメン店です。
30年前は「笠懸町」でしたが、いつの間にかみどり市になっていました。
徒歩で行くなら東武鉄道の新桐生駅からになりますが、30分くらいはかかると思います。
なお正面に見えるのは桐生競艇場です。

営業は11時半からですが、名前を書いて車の中で待機していました。
こちらも私が群馬県に住んでいた時によく行ったお店です。

２番目に呼ばれて入店しました。
あっと言う間に店内は満席になり、待ち時間が発生していました。
メニューはいたってシンプルです。

手延ラーメンと餃子を注文しました。
以前と変わらない味で大変美味しくいただきました。
しょうゆベースのシンプルなラーメンですが、自家製の麺がうまい具合にスープに絡み、さらに少しだけ入っているコーンがこれもスープに合います。

事故もなく無事にレンタカーを返却後、10分ほど歩いて新前橋駅に向かいました。

新前橋駅 駅

新前橋駅からは上越線で高崎駅に向かい、

高崎駅では必ず立ち寄るこちらの店舗で家に帰ってから食べるお弁当を買いました。

高崎駅 駅

この日は北陸新幹線が敦賀駅まで延伸開業する初日です。
行き先案内には敦賀の文字がありました。

新幹線改札内の店舗でお土産を買って、もちろん「仕込み」もしてホームに上がりました。

高崎駅の新幹線ホームからは、

キロポストではないですが、上り線のホーム下に「北陸０km」のチョーク書きがありました。

敦賀行きのはくたか号が入ってきました。
入線時、駅員さんの停車駅案内で、小松（こまつ）を「おまつ」と言ってたのがちょっと残念でした。

車内はほぼ満席でしたが、きっぷを購入したのが早かったので進行方向一番後の座席を確保できました。
２番になっていますが、１番の場所はキャリーバッグの置き場になっていました。

この列車で金沢駅まで行きます。
長野駅までは途中の駅には止まりませんが、そこからは各駅に停車する列車でした。
２時間ほどの乗車になるので呑みを始めます。

黒部宇奈月温泉駅付近では、立山連峰がきれいに見えました。

金沢駅で下車、ここからＩＲいしかわ鉄道線に乗り換えます。
行き先案内表示には特急の赤い文字がありませんでした。
また行き先案内の下部には「京都へは大阪行きのサンダーバードに乗ってください」の表示がありましたが、これもなくなっていました。

金沢駅 駅

なお延伸開業４日前はこんな感じでした。

金沢駅からはうどんを食べに行くために１駅だけ移動します。

関西方面の特急列車が来なくなったホームは閑散として、活気が全くありませんでした。

１駅だけ移動して西金沢駅へ、

西金沢駅 駅

駅近くにあるこちらの店舗に行って、

加登長 西金沢店 グルメ・レストラン

肉うどんをたいへんおいしくいただきました。
嫁さんと金沢に来たら必ず立ち寄るお店で、甘めの出汁と細いうどんがこの店の特徴です。

営業時間と定休日は写真の通りです。
年配のご夫婦で切り盛りされているお店ですが、この先少しでも長く続けてほしいと思います。

西金沢駅に戻る時、ちょうど北陸鉄道石川線の電車が踏切を通過しました。
北陸鉄道石川線ですが、日中は約40分に１本の割合で運行しています。

金沢駅に戻ってお土産物を物色して、ここからはこの日開業した北陸新幹線敦賀駅延伸部分に乗車します。
お土産店・コンビニのお会計は長蛇の列で、３万円以上お買い上げのお客様もいらっしゃいました。
さらにみどりの窓口とＩＲいしかわ鉄道の券売機も長蛇の列で、きっぷを購入するまでにかなりの時間を要したのではないかと思います。

金沢駅の新幹線ホームに上がりました。

列車の発着時以外のホームは閑散としていました。
後続の「つるぎ」に乗っても敦賀駅からは同じ列車に乗るのですが、敦賀駅でゆっくりしたかったので、あえて各駅に停車する「はくたか」に乗車しました。

１時間弱の乗車時間なのですが、金沢駅発車後に１本だけ呑むことにしました。

きっぷはこちらになります。
上の２枚は乗車券と特急券、下の２枚は指定券になります。
右上の特急券は金沢⇒京都間通しになります。
４枚まとめて改札機を通しました。

ここからは駅名標が続きます。
小松駅では意外と多くの乗り降りがありました。

小松駅 駅

加賀温泉駅です。
乗降は少なめでした。

加賀温泉駅 駅

意外と降りる人が多かったのが芦原温泉駅でした。
これは正直ビックリしました。

芦原温泉駅 駅

芦原温泉駅での下車が多かったので、福井駅到着前の車内はこのような状態となりました。

福井駅です。乗車している「はくたか」には自由席の設定があるので、自由席車両からの乗降客が多かった気がします。

福井駅 (福井県) 駅

越前たけふ駅です。
乗降客は少なかったのですが、開業後は駅付近の駐車場の満車状態が多く、問題になっているそうです。

新北陸トンネル走行中に敦賀駅到着の車内放送がありました。

敦賀駅に到着しました。
これで北陸新幹線敦賀延伸部分を乗りつぶしました。
しかしこの代わりに、ハピラインふくい全線と大聖寺・西金沢間のＩＲいしかわ鉄道が未乗区間となってしまいました。
この部分は後日乗りつぶしました。

敦賀駅 駅

敦賀駅での「サンダーバード」との接続時間は26分あります。
後から到着する「つるぎ」は12分接続、「かがやき」は７分接続になります。
敦賀駅ではゆっくりと撮影がしたかったので、あえて「はくたか」に乗った次第です。
乗り換え客の移動はほぼ終わってから撮影したので、ホームは閑散としています。

長～いエスカレーターを降ります。
エスカレーターは両方とも「下り」になっていました。

広いコンコースを歩いてＪＲ線の乗り換え改札に向かいます。
接続時間を長くとっていたので、どなたも慌てている雰囲気はありませんでした。

改札機にきっぷを４枚投入、新幹線の指定券は抜き取られず４枚とも出てきました。

「サンダーバード」「しらさぎ」への乗り換え表示は行先案内板の下と、

床にも表示されていました。
ただどちらの表示に従っても、

行きつくホームは33・34番線です。
なお、在来線の改札内にはコンビニがあり、お土産も販売されていました。
お土産を買い忘れた人はここでの購入がラストチャンスになりますが、乗り換え時間がタイトだと買うことはできないと思います。

サンダーバードはすでにホームに停車していました。

ホームには飲み物と駅弁の自販機がありましたが、駅弁はほとんど売り切れていました。
さすがにアルコールの自販機はありませんでした。

駅名標には敦賀駅より福井方の記載はないのですが、逆側は特急列車が停車する近江今津・長浜ではなく新疋田になっていました。
なお、北陸本線は敦賀駅と新疋田駅のみが福井県で、残りは滋賀県になることから、「北陸」は２駅のみとなりました。

後からの新幹線到着でごった返すのを避けるために列車に乗ることとします。
発車前にツアー客も多数乗って、５割ほどの乗車率だったと思います。

発車後、湖西線に入り近江今津駅あたりを走行中に、「東海道本線の山崎・島本間の踏切で人身事故が発生したとの一報が入りました。」との車内放送がありました。
その後も車内放送があり、「大津京駅で臨時停車をします。この先かなりの延着が予想されるため、お急ぎのお客様は普通電車に乗り換えてください。料金は後日払い戻しをいたします。」とのことで急遽この駅で下車、普通電車に乗り換えることになりました。

大津京駅 駅

普通電車に乗り換えて、サンダーバードの到着時刻より約20分遅く京都駅に到着しました。
有人改札口はきっぷ払い戻しの証明を受けるためと、問い合わせ客が殺到してものすごい行列になっていました。

払い戻しは急がなくても良いため、このまま京都駅から近鉄電車に乗り、

大和西大寺駅でも乗り換えて自宅最寄り駅に帰りました。
自宅に帰って確認したら、乗っていたサンダーバードはまだ大津京駅に停車していました。

特急券は後日払い戻しをしましたが、金沢→京都間が通しの特急券のために新幹線部分も払い戻しとなりました。
結果乗車券だけで北陸新幹線延伸区間を乗りつぶし、ＪＲ線完乗は防衛したものの、何とも言えない気持ちになりました。

次回は残りの未乗区間を乗りつぶす旅行記をアップする予定です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。