2024年春の18きっぷでお出かけ（２回目の使用）

2024/03/09 - 2024/03/10

ご覧いただき、ありがとうございます。
ぞうぷうでございます。

今年も春の青春18きっぷのシーズンがやってきましたが、今春はなぜか日曜日に所用が多くあったため、日帰りや１泊２日のお出かけ（呑み鉄）が多くなりました。（今回は土曜日・日曜日のお出かけです。）

２回目の使用では新潟県の直江津駅から高山本線経由で自宅のある奈良市に帰ります。

今回は青春18きっぷと、この時期限定で特別価格で販売されていた「北陸おでかけtabiwaパス」を併用しました。

なお列車の時刻・車両・両数はお出かけをした時点でのものなので、ダイヤ改正後の現在は若干変更しているかもしれないこと、ご了承ください。

写真はすべてスマートフォンで撮影しました。
写真が縦長で申し訳ございません。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝６時45分ごろ、宿泊したホテルを出ました。
どんよりとしたお天気でしたが、雪は降っていませんでした。

ホテルアルファーワン上越 宿・ホテル

直江津駅へはホテルからゆっくり歩いて10分ほどです。
写真は直江津駅で南北の連絡橋から富山方を撮影したものです。

直江津駅 駅

この日は自宅のある奈良市まで、高山本線経由で帰ることとします。
残念ながら高山本線の富山駅までは青春18きっぷは利用できません。
そこで今回はこの時期に特別価格で販売されていた「北陸おでかけtabiwaパス」を富山駅まで利用しました。
価格は980円で、通常の乗車券（2,490円）と比べてかなり安く移動できました。

こちらの列車に乗ります。
列車は２両つないでの運転で、

後寄りの車両に乗りましたが、車内はかなりすいていました。
前寄りの車両は少しだけ乗客が多かったです。
直江津 7:08⇒泊 8:25（実際は15分延着でした。）

さっそく一献いきたいところですが、まずは朝食をいただくことにします。

直江津駅の次の谷浜駅や、

谷浜駅 駅

さらにその次の有間川駅では日本海が近くに見えます。

有間川駅 駅

名立駅を発車する直前、車内で急病人が発生してしばらく停車することになりました。
ワンマン列車でしたが、急病人の対応等、列車を再び発車させるまでの運転士のオペレーションは素晴らしいと思いました。
名立駅を約21分遅れて発車しました。
その際、泊駅8:27発の列車には乗り継げないとアナウンスがありました。

名立駅 駅

名立駅の発車後すぐに入る頸城トンネル内には「筒石駅」があります。

頸城トンネルに入った瞬間、少しのどを潤すこととします。

糸魚川駅は18分遅れで発車しました。
市振駅までが新潟県です。
ここで昨日長岡駅のぽんしゅ館で仕込んだコップ酒も飲むことにします。
（実はこのお酒は２本買っています。）

市振駅 駅

泊駅には約15分遅れての到着でした。

泊駅 駅

さて、次の泊駅発の電車までは約30分の待ち時間があるので、

駅から徒歩で５分ほどの場所にあるスーパーマーケットに行きましたが、まだ開店前でした。
ただ、泊駅近くにスーパーマーケットがあることがわかっただけで、今後の大きな収穫でした。

泊駅に戻り、

こちらの電車で富山駅に向かいます。
雪がちらついており、線路内の雪を解かすためのスプリンクラーも稼働していました。

電車は４両つないでの運転で、私の乗った先頭車両の乗客は５名でした。
さっそく呑みを始めます。
お酒の「アテ」も新潟県のメーカーで合わせました。（笑）
泊 9:13⇒富山 10:01

電車は富山駅に近づくにつれて乗客がふえて、滑川駅からは立ち客が発生しました。
富山駅での高山本線の列車には２分の乗り継ぎとなったため、

富山駅 駅

少しだけ急ぎ目に前方の２番ホームに移動、

こちらの列車に乗り換えました。
列車は２両つないでの運転で、ボックスシートとロングシートのある車両でした。
ボックスシートには２～３名ずつ座っており、意外と乗客が多い路線と感じました。

途中の駅で乗客は減り、猪谷駅到着時にはかなり少ない人数になっていました。
猪谷駅では約19分の接続時間があります。

猪谷駅 駅

ということで一度駅の外に出て、

駅前にあるこちらの店舗で、

このあたりの銘菓である「関所せんべい」という商品を購入しました。
地元でとれたはちみつが練りこまれているようで、家でおいしくいただきました。

猪谷駅に戻り、

こちらの列車に乗ります。
列車は２両つないでの運転で、すべてロングシートの車両でした。
乗客は少なく、１両に15名程度でした。

すでに富山行きの列車は発車していました。

飛騨古川駅までは約50分の乗車ですが、ここで「雪見酒」をすることとしました。

途中の打保駅では約６分間停車して、

打保駅 駅

特急「ひだ」と行き違いをしました。
この先は集落ごとに駅があるような感じでした。

このような景色を見ながら呑むお酒は格別です。

飛騨古川駅に到着、下車した乗客はまばらでした。
この駅の海抜は493メートルだそうです。

飛騨古川駅 駅

跨線橋の上から乗ってきた列車を見送りました。
架線がないのがとても良い感じです。
雪は残っているものの、途中駅と比べるとかなり少なめでした。

飛騨古川駅では丁度１時間の滞在なので、

ちょっと散歩することにします。
途中で子供が「こんにちは！」とあいさつをしてくれました。
あいさつは生活の基本、大変すばらしいことだと思います。

瀬戸川と白壁です。鯉は泳いでいませんでした。
この時期は別の場所で飼育されているそうです。
また、この後に訪問する飛騨高山と比べて格段に観光客が少なく、落ち着いてお散歩ができました。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

お散歩の途中で酒屋を発見！
さっそく中に入ります。

この地域のお酒を中心に多数の銘柄が販売されていました。
300ミリリットル入りのお酒も多数販売されていたので３本購入、自宅で冷やしていただきました。
飛騨古川に来た際にはもう一度このお店に行きたいと思いました。

駅前通りにはパチンコ店がありましたが、どうやら閉店したようでした。

まだ時間があったので、駅前のこちらの店舗で食事とします。
「昔ながらの食堂」と言った感じです。

店内は賑わっていましたが、カウンター席に座ることができました。
うどん・そば・中華そば・丼物がメインのようで、価格は安いと思います。
私は肉うどんをお願いしました。

こちらが肉うどんです。
寒冷地にしてはあっさりとしたお出汁、麺は少しもちっとした感じで大変おいしくいただきました。

飛騨古川駅に戻り、高山駅まで特急ワープをするため、乗車券と特急券を購入しました。

この駅始発の特急列車はすでにホームに入っていました。

特急「ひだ」はこちらの車両で、私は初めてこの車両に乗車します。

列車は６両つないでの運転で、自由席は４号車の１両のみなのですが、

やはりこの駅からの乗客は少なく、ガラガラの車内だったので、

たった14分ほどの乗車なのですが、お約束通りで一番後ろの座席に座ることとしました。
なお、高山駅到着時は指定席・自由席ともに乗車位置ではものすごい行列でした。
飛騨古川 13:13⇒高山 13:27（ひだ12号　乗車券240円・特急券330円でした。）

非電化区間を走行する「モハ」で、昨年にブルーリボン賞を頂いた列車のようです。

普通列車が少ないため特急に乗りましたが、高山本線内の自由席特急料金は30キロまでは330円と少しおトクとなっています。

高山駅では１時間半ほどの時間があるので、ここでも少しお散歩をします。
駅前に雪はほとんどありませんでした。

高山駅 駅

まず最初に立ち寄ったのはこちらのパン屋さんでしたが、日曜日だったので店休日でした。
以前にこちらでアップルパイを購入して、家族からも好評だったので立ち寄った次第でした。

こまやパン 駅前店 グルメ・レストラン

その後は宮川に架かる橋を渡り、

定番スポットの古い町並です。
ちょうど人波が途切れた時に撮影したので人はまばらに見えますが、実際は外国人観光客を中心にたくさんの人でした。

高山の古い町並み 名所・史跡

古い町並みにも酒屋があるので、こちらでコップ酒を購入しました。
なお、飛騨牛のにぎり寿司店や牛串店は行列がありました。
また街並みの出口付近では人力車の人がゴミ対策で観光客より串を回収しているのが印象的でした。

高山陣屋です。
江戸時代に「お代官様」が居たところで、国史跡に指定されています。
昭和44年まで県事務所として利用されていたそうです。

高山陣屋 名所・史跡

最後にこちらの漬物をお土産に購入してから、

本町通りにあるスーパーマーケットで飲み物と消費期限が近いために特価で販売されていた高山ラーメン購入して高山駅に戻りました。

高山駅からは写真のハイブリッド車両ではなく、

こちらの列車で美濃太田駅を目指します。

列車は2両つないでの運転で、このようなロングシートの車両でした。
車内はこのような状態だったため、

高山駅発車前から一献始めるのですが、始めた途端に車内の乗客が多くなったので缶入り飲料１本で終了しました。（泣）
コップ酒とビン入りのお酒は次回の旅行記で再登場します。
ロングシートで乗客が多くなるとさすがに「呑み」はできません。
高山 14:53⇒美濃太田 17:28

列車は飛騨一ノ宮駅で約６分、

飛騨一ノ宮駅 駅

飛騨萩原駅でも約６分停車しました。

飛騨萩原駅 駅

飛騨萩原駅では普通列車との行き違いがありました。

途中の下呂駅からはさらに乗客がふえて、立ち客が出ました。
下麻生駅では約10分停車して、高山方面の特急列車との行き違いがあり、さらに岐阜方面の特急列車の通過待ちがありました。

下麻生駅 駅

美濃太田駅では約８分の接続で、

美濃太田駅 駅

こちらの列車で岐阜駅に向かいます。
列車は３両つないでの運転で、転換クロスシートの車両でした。
窓側にも空席がありました。

鵜沼駅付近からは名古屋鉄道の電車を見ることができました。

岐阜駅からは素直に東海道本線で、

岐阜駅 駅

米原駅からは新快速に乗り換えて、

米原駅 駅

京都駅で降りたほうが早く自宅に戻ることができるのですが、京都駅から自宅最寄り駅までの近鉄電車の運賃760円をケチってわざわざ大阪駅まで行き、大阪環状線（外回り）に乗り換えて、

大阪駅 駅

鶴橋駅からは定期券利用で近鉄電車で自宅最寄り駅に戻りました。

青春18きっぷは残り３回分あります。
次回は北陸新幹線敦賀延伸開業前の北陸本線に日帰りで「呑み鉄」に行った旅行記をアップしたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

鶴橋駅 駅