日帰りでレトロ自販機を見に行きました。

2024/06/02 - 2024/06/02

ご覧いただき、ありがとうございます。
ぞうぷうでございます。

京都府舞鶴市にレトロ自販機が設置されているドライブインがあるとのことで、日帰りで見に行きました。

しかしそれだけでは「もったいない」ので、足をのばして少しだけですが観光もしました。

30年ほど前では普通に１泊旅行になるのですが、昨今の高速道路網の発達により、自宅のある奈良市からでも２時間ほどで日本海側に行くことが可能になりました。

ただ、道路が便利になったのが原因とは一概には言えないのですが、鉄道利用者は減少の一途をたどっています。

流し読みでご覧いただけたらと存じます。

写真は全てスマートフォンで撮影いたしました。
縦長の写真が多いこと、ご容赦ください。

エリア 舞鶴(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

９時20分、自宅近くのガソスタで給油して舞鶴市に向かいます。
下道で第二京阪道路の枚方東インターへ向かい、
第二京阪道路:枚方東インターチェンジ⇒久御山ジャンクション
京滋バイパス:久御山ジャンクション⇒大山崎ジャンクション
京都縦貫自動車道:大山崎ジャンクション⇒京丹波パーキングエリアと車を走らせました。
10時半に到着したので、ここまでたったの１時間10分でした。

道の駅 京丹波 味夢の里 道の駅

京丹波サービスエリアで少しだけ休憩をして、さらに車を走らせます。
11時半に到着したので、40分ほどで目的地に到着しました。
昭和の雰囲気が漂うドライブインです。

ドライブイン ダルマ グルメ・レストラン

ドライブインにはレストランが併設されているのですが、目的はその隣にある、

こちらのコインスナックのコーナーです。

内部には、ハンバーガーや瓶入りコーラの自販機があり、

うどん・ラーメンのレトロ自販機も設置されています。

これが目的でここにきたのでもちろん食事をとるのですが、自販機は硬貨のみ対応のため、こちらの両替機で両替をします。
高額紙幣をお持ちの方は隣のレストランで両替をしていただける・・かもしれませんが、レストランは午後２時までの営業なので注意が必要です。

さて、私はラーメンをいただくこととします。
お金をゆっくりと投入すると、

無事に出てきました。（笑）

嫁さんは天ぷらうどんをお買い上げです。
なお、麺類はこれ以外にきつねうどんがありました。

ビン入りコーラも購入して、さっそくいただきます。

容器にはあらかじめ麺と具材を入れて自販機内にセットされているいるためか、食べる前には麺をほぐす必要があります。
しっかりとした味付けでしたが、少し出汁がぬるかったのが残念でした。

店内にはジュークボックスがありましたが、

残念ながら故障中でした。
修繕したくてもなかなか部品が見つからないようです。

またＵＦＯキャッチャー等のクレーンゲームや、

レトロなゲームも数台設置されていました。
訪問時の店内のお客さんは10名ほどでしたが、お昼どきだったのでこの後も何名かのお客さんが入店されていました。

店内にはハンバーガーの自販機があったので買ってみることとします。
レタスのハンバーガーを購入しました。
なお写真に写っている「ロースハムのハンバーグ」は売り切れでした。

「温めが不十分の為」というより温めずにそのまま出てきたので、

備えつけのレンジで温めました。

温め終わったのちの「開封の儀」です。

小さめのハンバーガーで、

中身はレタスの下にかなり小さく薄っぺらいハンバーグがのっていました。（泣）
味は普通でしたが、これでこの価格だったらファストフード店で購入したほうが良いと思います。
まあせっかく来たので「授業料」ということで・・（笑）

レトロ自販機を満喫するという目的は達成しましたが、このまま帰るのはもったいないので、ちょっと丹後半島に足をのばしてみます。
コインパーキングから１時間20分ほどで、経ヶ岬まで行くことができました。

経ケ岬 自然・景勝地

丹後半島の先端にあるために、ここまで足を延ばす人が少ないのか車は少なかったです。
ハヤブサが飛来するようで、カメラマンが数名いらっしゃいました。

駐車場にはお土産店だったような建物がありましたが、開いておらず自販機が１台設置されているのみでした。

駐車場からは灯台が見えるとのことで、左側を見ると、

離れた高い場所に小さくですが灯台が見えました。

これまで「のぼれる灯台」を中心に数々の灯台を訪問している私としては、これは絶対に見に行かないといけません。
ということでさっそく見に行くこととします。

灯台までは400メートル（陸上のトラック１周分）とのことなのですが、やはり山を登るため、ある程度の疲労は想定しないといけません。

今回は使いませんでしたが、登り口には「つえ」が用意されていました。

階段を登っていくと、何かガサガサと物音がしたと思ったらシカがいました。
突然の出現にちょっとビックリしました。
シカモ（しかも）かなり大きくて、少しオーバーですが奈良公園にいる鹿の倍くらいの大きさでした。
なお、シカのほかにサルやイノシシもいるようです。
絶対にエサをあげてはいけません。

残り200メートルを頑張って歩いて、

駐車場からちょうど10分で経ヶ岬灯台に到着しました。
経ヶ岬灯台は令和４年12月に国の重要文化財に指定され、日本の灯台50選に選ばれています。

経ケ岬灯台 名所・史跡

経ヶ岬灯台は近畿地方最北端にある灯台です。
残念ながら「のぼれる灯台」ではありませんが、

階段を下りて間近で灯台を見ることができます。

明治31年12月に設置された灯台で、たいへん歴史のある灯台です。
「山陰海岸ジオパーク」の定番スポットにもなっています。

海抜148メートルの断崖絶壁に灯台を設置することはかなり困難を極めたと思います。

経ヶ岬灯台からはこのような絶景を見渡すことができました。

ということで経ヶ岬灯台を後にしました。

行きは必死で歩いたので見ることができなかったのですが、帰りは景色を楽しみながら駐車場まで下山しました。

経ヶ岬灯台から約30分、道の駅に立ち寄りました。
こちらは丹後地方でも有名な観光地です。

道の駅 舟屋の里伊根 道の駅

道の駅は高台にあるので、展望所があり、

展望所からはこのように「伊根の舟屋」を望むことができます。
こちらは展望所から左側を望んだ写真で、

右側はこのような景色でした。
ちょうど良いタイミングで鳥が飛んでいました。（笑）

道の駅には飲食店があり、１階には活魚料理の店舗、

２階にはレストランがありました。
なお１階には軽食コーナーもありましたが、こちらは14時までの営業でちょうど営業が終了したところでした。

舟屋群も近くで見たかったので、道の駅からは車で坂を下り、町営の駐車場からも見学しました。
駐車場代は30分までなら無料だったと思います。

今回は駐車場からの撮影だけでしたが、付近からは遊覧船も運航しておりこちらの料金は1,200円だったと思います。

伊根町の駐車場より約30分、天橋立の北側に位置するこちらの神社に立ち寄りました。
元伊勢籠神社と言い、歴史のある神社です。
神社脇にある駐車場は30分までは無料で、以降は700円でした。

元伊勢籠神社 寺・神社・教会

さっそく参拝することとします。
鳥居をくぐると、参道に「茅の輪」が設置されていました。（茅の輪の設置は６月30日までとのことです。）

参道の左右には狛犬がありました。
重要文化財のようです。

この先、境内の中は撮影禁止になっていますが、外国人観光客を中心にスマホで写真を撮りまくっていました。（泣）

参拝が終わり境内から左側に抜けると、土産物店が立ち並ぶ路地があり、

ドン突きを右に曲がるとケーブルカーとリフトの駅があります。
鉄道乗りつぶしの時に１度乗車しているので、今回は２回目の乗車となります。

天橋立ケーブルカー 乗り物

料金はケーブルカー・リフト共通で片道400円・往復800円で、どちらでも利用できます。

前回にこの路線の乗りつぶしをした時と同様、今回も往路はケーブルカー、復路はリフトを利用することにします。

ケーブルカーは毎時０分より15分おきの運転（１時間当たり４本）です。
車内の乗客は私たちを含めて６名でした。

ケーブルカーが動き出します。
海抜130メートルの傘松駅までの所要時間は約４分です。

途中で行き違いをして、

傘松駅に到着しました。

傘松公園には、おなじみの「股のぞき」ができる場所はもちろんのこと、レストラン・お土産物店があります。

傘松公園 公園・植物園

展望デッキからの天橋立です。
天橋立を望むスポットはここ以外にも数か所あり、それぞれ見る場所によって見え方も異なります。

傘松公園は股のぞき発祥の地とされており、こちらが「股のぞき台」です。
せっかくなので一応やりました。(笑)
写真はスマートフォンで普通に撮影したものを逆向きにするだけなので、ここでの掲載はいたしません。

股のぞき台の脇には注意書きがあります。
最近、悪ふざけで押して転落する事故が発生しています。

傘松公園からは西国28番札所の成相寺行きの登山バスが出ています。

平日は30分毎、土日祝は20分毎の出発で、所要時間は約７分です。
もちろん料金は必要ですが、ケーブルカー・リフトと併せたお得なチケットが販売されているようです。

復路はリフトで下山します。
所要時間は約７分30秒です。

天橋立を見ながらリフトでくだります。
ケーブルカーは18時までの運行なのですが、リフトは16時までの運行となります。
夕方に行かれる際は時間に注意が必要です。

いらっしゃらないとは思いますが、リフトからの飛び降りは禁止です。(笑)

まれに足をぶらぶらさせている方がいますが、リフトが揺れるのでやめましょう。

府中駅に戻りました。
これで観光は終了でなので、自宅に戻ります。

帰りは丹後由良駅に少しだけ立ち寄ってから、

丹後由良駅 駅

丹後由良駅と丹後神崎駅の間にある由良川橋梁を撮影しました。
列車の時刻を調べてみましたが、付近を通過する列車は約40分後だったので諦めました。
日曜日の夕方でしたが、渋滞もなくスムーズでこの場所からちょうど２時間で自宅に帰ることができました。
半日弱のドライブで丹後半島の有名どころを観光することができたのは大変満足です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

由良川橋梁 名所・史跡