2023/06/12 - 2023/07/08
19位(同エリア2512件中)
ローマ人さん
6月14日(水)、ベルリン滞在2日目です。
観光に丸1日を使うことができる日なので、ベルリンの主な観光スポットを一気に巡ります。
ベルリン中心部に東西約3kmにわたって広がる緑豊かな公園「ティーアガルテン」の西端部から東に向かって徒歩でスタートし、公園内の「ジーゲスゾイレ(戦勝記念塔)」、「ブランデンブルク門」、「連邦議会議事堂」、菩提樹の並木が続く大通り「ウンター・デン・リンデン」、「ベルリン大聖堂」、シュプレー川の中州に5つの博物館・美術館が集まる「博物館島」、「赤い市庁舎」、東ドイツ時代からのシンボル「テレビ塔」、「アレクサンダー広場」とベルリン中心部を東西に横断しました。
本旅行記は「博物館島」の博物館・美術館の内、唯一入場した「ペルガモン博物館」です。
現在は、大規模改修工事の為閉館中で、再開予定は2027年以降だそうです。
新型コロナ感染症が沈静化したことで1月に3年ぶりにタイへの旅をしたことで海外旅行への意欲に火がついてしまいました。
そこで、予てから興味があった中欧のチェコ、ハンガリー、オーストリアに加えて、2017年の旅で消化不良だったドイツ、イタリアの主要観光スポットでまだ訪れたことが無いベネチアを纏めて巡ることにしました。
ヨーロッパまでの往復に利用したのはカタール航空で、帰路にはトランジットのアイドルタイムを利用してドーハ市内観光もしました。
*スケジュール
・6月13日(火)
東京(羽田空港)1:00発→ドーハ6:30着(飛行時間11時間30分)
ドーハ発8:40発→ベルリン(ブランデンブルグ空港)13:45着
(飛行時間6時間5分)
ブランデンブルグ空港駅→ベルリン中央駅(ドイツ国鉄)
クーダム地区散策、チェックポイント・チャーリー
(ベルリン泊)
・6月14日(水)
ティーアガルテン地区散策(ジーゲスゾイレ)
ウンター・デン・リンデン周辺散策(ブランデンブルグ門)
ミッテ地区観光(ベルリン大聖堂、ペルガモン博物館、テレビ塔、
赤の市庁舎、マリエン教会、アレクサンダー広場)
(ベルリン泊)
・6月15日(木)
ブランデンブルグ門、連邦議会議事堂、「ベルリンの壁」の痕跡巡り
ベルリン→ドレスデン(ドイツ国鉄特急)
旧市街散策、壁画「君主の行列」
(ドレスデン泊)
・6月16日(金)
新市街散策、ドレスデン城、ツヴィンガー宮殿、大聖堂、ゼンパーオーパー
ドレスデン→プラハ(ドイツ国鉄特急)
(プラハ泊)
・6月17日(土)
プラハ→チェスキー・クロムロフ(REGIO JET社バス)
チェスキー・クロムロフ観光
チェスキー・クロムロフ→プラハ(REGIO JET社バス)
旧市街の夜景観賞
(プラハ泊)
・6月18日(日)
カレル橋、ストラホフ修道院、ペトシーン公園、ロレッタ、
旧市庁舎の塔・歴史ホール・時計塔、市民会館コンサート
(プラハ泊)
・6月19日(月)
火薬塔、プラハ城、マラー・ストラナの聖ミクラーシュ教会、
ペトシーン公園のケーブルカー、ティーン教会、石の鐘の家、
ゴルツ・キンスキー宮殿、聖ミクラーシュ教会、ユダヤ人街
プラハ→ブダペスト(チェコ国鉄寝台列車)
(車中泊)
・6月20日(火)
鎖橋、ブダ王宮、ブダペストラビリンス、三位一体広場、
マーチャーシュ教会、漁夫の砦、ドナウ川イブニングクルーズ
(ブダペスト泊)
・6月21日(水)
国会議事堂、郵便貯金局、聖イシュトバーン大聖堂、アンドラーシ通り、
リスト・フェレンツ記念館、英雄広場
(ブダペスト泊)
・6月22日(木)
ブダペスト→ウイーン(ドイツ国鉄特急)
シュテファン寺院、ペスト記念柱、ピーター教会、カフェ ザッハー、
オペラ座、ハウスデアムジーク、
(ウイーン泊)
・6月23日(金)
ホーフブルク(王宮)、マリア・テレジア広場、美術史博物館、
ベルヴェデーレ宮殿、旧市街散策
(ウイーン泊)
・6月24日(土)
シェーンブルン宮殿、家具博物館、国会議事堂、市庁舎
(ウイーン泊)
・6月25日(日)
ウイーン→ザルツブルク(ドイツ国鉄特急)
レジデンツ広場、レジデンツ&レジデンツギャラリー、大聖堂、
ザンクト・ペーター修道院、ホーエンザルツブルク城、ゲトライデ通り、
モーツァルトの生家
(ザルツブルグ泊)
・6月26日(月)
ミラベル宮殿、モーツァルトの住居、三位一体教会
ザルツブルク→ミュンヘン(ドイツ国鉄特急)
フラウエン教会、マリエン広場&新市庁舎、レジデンツ、将軍堂
(ミュンヘン泊)
・6月27日(火)
ミュンヘン→アウグスブルク(ドイツ国鉄特急)
大聖堂、モーツァルトハウス、フッゲライ、市庁舎、
聖ウルリヒ&アフラ教会
アウグスブルク→ネルトリンゲン駅(ドイツ国鉄)
聖ゲオルク教会、バルディンガー門、ダイニンガー門
ネルトリンゲン→ローテンブルク(ドイツ国鉄・バス)
(ローテンブルク泊)
・6月28日(水)
プレーンライン、マルクス塔とレーダーアーチ、マルクト広場、
市庁舎展望台、市議会員宴会館、聖ヤコブ教会、市壁&塔巡り
ローテンブルク→ヴュルツブルク
アルテマイン橋夜景
(ヴュルツブルグ泊)
・6月29日(木)
アルテマイン橋、マリエンベルク要塞、マリエンカペレ、
聖キリアン大聖堂、ノイミュンスター、レジデンツ
ヴュルツブルク→リューデスハイム(ドイツ国鉄)
(リューデスハイム泊)
・6月30日(金)
ニーダーヴァルトの丘
ライン川下り(リューデスハイム→ボッパルト)
ボッパルト→ケルン(ドイツ国鉄)
ケルン大聖堂(外観)、ホーエンツォレルン橋
(ケルン泊)
・7月1日(土)
ケルン大聖堂(南塔展望台)、ケルントライアングル展望台、
ルートヴィヒ美術館
ケルン中央駅→ケルン・ボン空港駅(ドイツ国鉄)
ケルン・ボン空港17:05発→ベネチア(マルコポーロ空港)着18:40着
マルコポーロ空港→ベネチア本島(ヴァポレット(水上バス))
(ベネチア泊)
・7月2日(日)
サンマルコ広場、大鐘楼、ため息橋、サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、
コッレール博物館、リアルト橋
(ベネチア泊)
・7月3日(月)
ムラーノ島観光、サン・マルコ地区教会巡り、アカデミア橋、リアルト橋、
サン・ポーロ地区教会巡り
(ベネチア泊)
・7月4日(火)
早朝ムラーノ島再訪、サン・マルコ広場、リアルト橋
ベネチア(サンタルチア駅)14:05発→ローマ(テルミニ駅)18:05着
(イタロ)
テルミニ駅周辺散策
(ローマ泊)
・7月5日(水)
ヴァチカン博物館、サン・ピエトロ大聖堂、スペイン広場、トレビの泉、
(ローマ泊)
・7月6日(木)
サンタ・マリア・マッジョーレ教会、カラカラ浴場跡、チルコ・マッシモ、
コロッセオ、フォリ・インペリアリ通り、カピトリーノ広場、
ヴェネツイア広場、パンテオン、ナボーナ広場
テルミニ駅17:35発→フイミチーノ空港18:07着(レオナルドエクスプレス)
ローマ22:20発→ドーハ翌4:55着(飛行時間5時間35分)
(機中泊)
・7月7日(金)
ディスカバーカタール(カタール市内観光ツアー)
(ラウンジ滞在)
・7月8日(土)
ドーハ2:05発→東京(成田空港)18:35着(飛行時間10時間30分)
*航空券
・JAL特典航空券(カタール航空エコノミークラス)
70,000マイル+空港使用料・税金など19,870円
・ユーロウイング(ケルン→ベネチア)
22,896円(機内手荷物10㎏、預け手荷物26㎏込み)
*交通費(航空券除く)
約10万円
*ホテル料金
約48万円(22泊)
*食費
約17万円
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ペルガモン博物館です。
ベルリン市内を流れるシュプレー川の中州になる博物館島にあります。
シュプレー川の対岸から撮影しました。
ギリシャ神殿のような外観をした建物は「コ」の字型に配置されています。 -
「コ」の字型の建物の左側が北翼、中央が中央ホール、右側が南翼です。
中央ホールが博物館の正面入り口ですが、現在は大規模改修中のため閉鎖されています。 -
博物館島全体の総合案内所になっているジェームズ・ジモン・ギャラリーでチケットを購入し、ペルガモン博物館につながる通路(写真奥)から入場します。
入場料金は12EUR(約1,860円)。 -
博物館入口です。
古代ギリシャのペルガモン(現在のトルコのベルガマ)で発見された「ペルガモンの大祭壇」、古代バビロニアの「イシュタール門」などの復元展示で知られています。
先にも触れましたが、現在は改修中の為、で中央ホールとギリシャ・ローマ芸術が主体の北翼が閉鎖中なので南翼だけの見学です。 -
フロアの平面図です。
改修工事の案内図で、緑色の部分が現時点での見学可能な南翼です。
「ペルガモンの大祭壇」は、改修工事中のエリアにあるので残念ながら見学することはできません。 -
南翼の全館案内です。
2レベルがイスラム文化エリア。
1レベルが古代西アジアエリア。
0レベルはトイレです。
現在地はレベル1です。 -
古代西アジアのマップです。
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入口を入って正面の展示室です。
シリアやメソポタミアの発掘品を展示しています。 -
一風変わった像が目に入りました。
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猛禽類の像(紀元前9世紀頃)です。
テル・ハラフ遺跡(現在のシリア北東部)から出土したものだそうです。 -
その奥にあるのが・・・。
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メソポタミア神話に登場する天候神ハダドの巨大像(紀元前8世紀頃)です。
ライトアップのせいでしょうか、神秘的な雰囲気があふれています。 -
裏側。
石像らしさが出ています。 -
周囲には発掘されたレリーフの数々が展示されています。
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発掘されたレリーフの数々。
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発掘されたレリーフの数々。
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ハットゥシャ遺跡(現在のトルコ中央部)のヤズルカヤ野外神殿の石板のレリーフです。
ハットゥシャは、紀元前17~13世紀ごろに繁栄したヒッタイト王国の首都でした。 -
ハットゥシャ遺跡のレリーフ。
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サマルの城門の再現です。
サマルは、ヒッタイト王国が滅亡した後にアラム人が起こした都市国家で、現在のトルコ南東部アナトリア地方にありました。
サムアル城門の入口の両側にはライオン像が置かれていたそうです。 -
発掘調査で発見された実物のライオン像です。
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壁面下部を覆っているレリーフも実物だそうです。
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レリーフが続きます。
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ズームアップ。
スフィンクスの姿をした柱脚(紀元前8世紀頃)。 -
サムアルの城門を入ると、エサルハドンの戦勝記念碑(紀元前7世紀頃)があります。
アッシリア帝国のエサルハドン王がエジプトを征服したことをたたえる記念碑で、左側にエサルハドン王の堂々とした姿が大きく彫られ、右側に捕虜となった2人の王が縄をかけられ跪く姿が小さく彫られています。
側面に彫られているのは、エサルハドン王の2人の息子だそうです。 -
エサルハドンの勝利の石柱の隣にある人面獣の石像。
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アッシリア帝国のサルゴン2世王の石碑(紀元前7世紀頃)。
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サムアル城門を潜り抜けると、「行列通り」があります。
この通りは、イシュタル門の前にあった通りを再現したもので、両側の実物大の壁にはバビロニアの女神イシュタルを象徴する約120頭のライオンや花が描かれています。 -
「行列通り」の壁。
ライオンの姿があります。 -
反対側の壁。
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青い釉薬レンガで立体的に描かれています。
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通りを抜けるとの大きくて色鮮やかな門が見えてきました。
-
古代バビロン(現在のイラク南部)にあったイシュタル門が発掘再現されています。
この門は、紀元前6世紀に新バビロニア王国の首都バビロンを取り囲む城壁の門の1つとしてネブカドネザル2世王によって建設されました。
1900年代の初め、砂漠の中でバラバラになっていた門の破片を発掘して、ベルリンに輸送し、組み立てて再建したのだそうです。
高さが15mあるそうです。ペルガモン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イシュタル門にはマルドゥク神の霊獣「ムシュフシュ」、オーロックス(牡牛)の姿をした天候神ハダドのレリーフで飾られています。
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門の側面に展示されているのは、バビロンの南宮殿を飾っていた釉薬タイルの壁です。
ファサードの下部には、イシュタルの霊獣であるライオンの浮彫が施されています。 -
反対側の壁にもあります。
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「ムシュフシュ」のレリーフのレプリカ。
胴体が鱗で覆われ、毒蛇の頭、ライオンの前足、後ろ足が鷲の脚、マルドゥク神の霊獣ムシュフシュ(Mushhushshu)は、胴体が鱗に覆われ、上半身がライオン、下半身が鷲、サソリの尾をもっているとされています。 -
傍らにイシュタル門と「行列通り」の復元模型があります。
規模は違いますが、当時の姿を忠実に復元しているのがよくわかります。 -
再現されている門は、手前(外側)の門です。
バビロンの城壁は2重だったそうですから、内側には更に大きい門があったというから驚きです。 -
門の奥にも展示室があるので門を潜ります。
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イシュタール門をくぐると正面にペルガモンのトラヤヌス神殿の列柱廊(バルコニー)があります。
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そして、イシュタル門方向を振り返ると、ミトレスの市場門が復元展示されています。
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ミトレスとは現在のトルコ南西部のイズミル近くにあった都市で、この門は2世紀に当時のローマ皇帝ハドリアヌスの治世下でミトレスの市場への入口の門として建設されました。
幅29m、高さ17mの大理石製です。
大迫力で圧倒されます。 -
ミトレスの市場門。
ギリシャ風の円柱とローマ風の彫刻で装飾されていて、文化の融合が感じられます。 -
ミトレスの市場門。
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ミトレスの市場門。
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展示室の側面にも発掘品が展示されています。
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反対側。
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再びペルガモンのトラヤヌス神殿の列柱廊。
ペルガモンのアクロポリスの丘には、紀元2世紀半ばにローマ皇帝ハドリアヌスが前皇帝トラヤヌスを讃えて建造したトラヤヌス神殿があったそうです。
神殿は、3方をコリント式の列柱廊で囲まれていて、これはその列柱廊の一部を再現したのだそうです。 -
列柱廊の欄干には「トラヤヌス(右側)とハドリアヌス(左側)の頭部像」が置かれています。
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列柱廊に上がってみましょう。
写真の頭部像はハドリアヌスです。 -
発掘展示品。
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東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス(7世紀在位)の碑文が刻まれた大理石のまぐさ石(古代建築で2つの支柱の上に水平に渡されたブロック石)。
市場門の南にあるビザンチンの壁から出土したそうです。 -
裏側には十字架が刻まれています。
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発掘展示品。
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発掘展示品。
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発掘展示品。
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発掘展示品。
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発掘展示品。
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発掘展示品。
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発掘展示品。
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市場門と列柱廊の間には、2世紀頃に造られたローマ様式の「ミトレスのモザイク床」が展示されています。
ギリシャ神話に登場する吟遊詩人「オルペウス」の物語が描かれたモザイク画です。 -
ズームアップ。
とても細かいモザイクでできています。 -
ズームアップ。
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ズームアップ。
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イシュタル門を出て、展示室へ戻ります。
入ってくるときは気が付きませんでしたが、イシュタル門の対面にはバビロン王宮の門の復元がありました。
小さくて見辛いですが、発掘された石材が組み込まれています。 -
「行列通り」の裏側にある展示室へ。
古代メソポタミア北部に紀元前21世紀~紀元前7世紀に栄えたアッシリア帝国の首都ニネヴェ(現在のイラク北部)にあったアッシュル・ナツィルパル2世(紀元前9世紀頃在位)の宮殿を再現した展示室の入口です。
かつて宮殿の入口の門に一対で置かれていたという巨大な人面有翼牡牛像(ラマッス)のレプリカが置かれています。 -
アッシュル・ナツィルパル2世の宮殿の門に置かれていたラマッス像。
大きくて迫力があります。
邪悪を追い払う守護神だそうです。
本物はロンドンの大英博物館に展示されていて、これはそのレプリカだそうです。 -
アッシリア帝国の展示物。
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アッシュル・ナツィルパル2世の宮殿の壁面レリーフ。
左が有翼人面の精霊。
右が有翼鷲頭の精霊。 -
通路を挟んでシンメトリーになっています。
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アッシリア帝国の展示物。
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センナケリブ王の水槽(紀元前7世紀頃)。
アッシリア帝国のセンナケリブ王から奉納されたもので、玄武岩をくり抜いて儀式用に造られたものだそうです。 -
センナケリブ王の時代の「盾持ちと音楽隊の宮殿レリーフ」(紀元前7世紀頃)です。
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ズームアップ。
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アッシリア帝国の展示物。
ニムルド宮殿のレリーフ(紀元前9世紀頃)。 -
アッシリア帝国の展示物。
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アッシュールの建国碑文(紀元前13世紀頃)です。
アッシリア帝国のトゥクルティ・ニヌルタ1世王が、アッシュール近郊に建設した新都カール・トゥクルティ・ニヌルタのイシュタル神殿に納めたものだそうです。
碑文には、バビロニア征服をはじめとするトゥクルティ・ニヌルタ1世の英雄叙事詩が刻まれていて、碑文の最後に「私の碑文と名前を消し去るものは、イシュタル神に罰せられる」と記されているのだそうです。 -
ウルク遺跡(現在のイラク南部に存在した古代都市)からの発掘展示品。
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ウルク遺跡のカラ・インダシュのイナンナ神殿(紀元前15世紀頃)のファサード。
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ズームアップ。
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バビロン遺跡からの発掘展示品。
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青い釉薬レンガのレリーフ。
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青い釉薬レンガのレリーフ。
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青い釉薬レンガのレリーフ。
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ハンムラビ法典の石柱(紀元前18世紀)。
バビロニア王のハンムラビは、口伝法を普遍的に適用可能な法典としました。
これはレプリカで、本物はパリのルーブル博物館に収蔵されているそうです。 -
ズームアップ。
ハムラビ法典は真実、正義、公平の神である太陽神「シャマシュ」から与えられたと伝えられていて、石柱の上部には「シャマシュ」の玉座の前に立つハンムラビ王が描かれています。 -
楔形文字で記されているハンムラビ法典。
財産犯罪、暴力犯罪、結婚、相続などを扱う282の法律を含んでいるそうです。
「目には目を、歯には歯を」と同害報復の規定があることで有名です。 -
レベル2へ階段を上ります。
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2レベルはイスラム文化の展示エリアです。
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金属製の水盤。
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ベイヘキム・モスクのミフラーブ(13世紀)。
セルジューク朝の首都コンヤ(現在のトルコ)のモスクにあったミフラーブです。
ミフラーブは、モスクの中に造られたメッカのアカバ神殿の方向を示す壁のくぼみです。
幾何学模様と神秘的な青色が相まって美しいです。 -
カシャーンのメイダン・モスクのミフラーブ。
現在のイラン中央部にある古都カシャーンにあったモスクのミフラーブです。
スケジュールの関係でイスラム文化展示エリアはかなり端折りました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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