っと前に途中で終わっていた（カナダ東部５州、ドライブ旅行２０１８）の続きを再開しようと思いますが、「カナダ東部５州、ドライブ旅行２０１８」の総集編も随時追記していきます。<br /><br />「久しぶりにケベックに行こうか～」と、ケベックのフェスティバル（８/１～８/５）の日に合わせて計画を立て始めたのですが、「折角、ケベックまで行くんだから、ガスペ半島も行きたい」と私が言えば、地図を見ながら「ニューファウンドランドも行こうよ」と簡単に旦那が言い、「ナイアガラの滝を観たい」と娘。<br />「ちょ、ちょ、ちょっと、待ってよ。それは、絶対にムリ！！ナイアガラの滝かからニューファウンドランドまで、どれだけ距離があると思ってるの。」<br />旦那「じゃぁ、ノバ・スコシアまで。」<br />私「ノバ・スコシアまで行くなら、プリンスエドワード島も行きたいな～。でも、そうしたら、ナイアガラの滝は厳しくなるなぁ…」<br />旦那「まだ若いんだし、トロント周辺なら、これから、いくらでも行く機会が出てくるよ。」<br />私「ま、それもそうだね。」<br />娘「オ～ケェ～（OK）」<br />実は、昔、旦那と私はケベックに住んでいて、その頃に何度かナイアガラの滝には行っているので、今回は娘に諦めてもらいました。<br /><br />24日間のおおまかな全旅程は、ケベック州のシャルルヴォワ地方、ガスペ半島、ニューブロンズウィック州、プリンスエドワード島、ノバスコシア州、ローレンシャン高原、オンタリオ州のオタワ、キングストンと周って、最後にケベックで４泊してから、飛行機でバンクーバーまで戻ります。<br /><br />　Day21-2（ケベック郊外のサンタンヌドボープレ大聖堂）<br /><br />ケベックから車で30分くらいの場所にあるサンタンヌドボープレ大聖堂に来ました。<br />ここは、北米3大巡礼地のうちの一つですが、病気や怪我をして、ここに巡礼しに来た人達が治った時に納めにきた松葉杖やギプスなどが柱に括り付けてあります。<br /><br />また、天井いっぱいに描かれたモザイク画が非常に立派です。<br /><br />裏の坂にはキリストが十字架に貼り付けになる過程の銅像が並んでいます。

カナダ東部５州、ドライブ旅行２０１８　Day21-2（ケベック郊外のサンタンヌドボープレ大聖堂）

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2018/07/14 - 2018/08/06

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森の番人さん

っと前に途中で終わっていた（カナダ東部５州、ドライブ旅行２０１８）の続きを再開しようと思いますが、「カナダ東部５州、ドライブ旅行２０１８」の総集編も随時追記していきます。

「久しぶりにケベックに行こうか～」と、ケベックのフェスティバル（８/１～８/５）の日に合わせて計画を立て始めたのですが、「折角、ケベックまで行くんだから、ガスペ半島も行きたい」と私が言えば、地図を見ながら「ニューファウンドランドも行こうよ」と簡単に旦那が言い、「ナイアガラの滝を観たい」と娘。
「ちょ、ちょ、ちょっと、待ってよ。それは、絶対にムリ！！ナイアガラの滝かからニューファウンドランドまで、どれだけ距離があると思ってるの。」
旦那「じゃぁ、ノバ・スコシアまで。」
私「ノバ・スコシアまで行くなら、プリンスエドワード島も行きたいな～。でも、そうしたら、ナイアガラの滝は厳しくなるなぁ…」
旦那「まだ若いんだし、トロント周辺なら、これから、いくらでも行く機会が出てくるよ。」
私「ま、それもそうだね。」
娘「オ～ケェ～（OK）」
実は、昔、旦那と私はケベックに住んでいて、その頃に何度かナイアガラの滝には行っているので、今回は娘に諦めてもらいました。

24日間のおおまかな全旅程は、ケベック州のシャルルヴォワ地方、ガスペ半島、ニューブロンズウィック州、プリンスエドワード島、ノバスコシア州、ローレンシャン高原、オンタリオ州のオタワ、キングストンと周って、最後にケベックで４泊してから、飛行機でバンクーバーまで戻ります。

　Day21-2（ケベック郊外のサンタンヌドボープレ大聖堂）

ケベックから車で30分くらいの場所にあるサンタンヌドボープレ大聖堂に来ました。
ここは、北米3大巡礼地のうちの一つですが、病気や怪我をして、ここに巡礼しに来た人達が治った時に納めにきた松葉杖やギプスなどが柱に括り付けてあります。

また、天井いっぱいに描かれたモザイク画が非常に立派です。

裏の坂にはキリストが十字架に貼り付けになる過程の銅像が並んでいます。

エリア

ケベック(カナダ)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

同行者: 家族旅行

交通手段: レンタカー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

車を降りて、パーキングから歩いて行くと、ちょうど大聖堂の後ろの方からになるけど、中に入る前に、正面から、見ましょうよ！
って事で、中に入ろうとする旦那を止めて、全体が入る場所までずっと歩いて来ました。

全長105ｍ、正面の幅48ｍ、尖塔の高さは91ｍの大きなネオ・ロマネスク様式の大聖堂は、左右対称で尖った塔があり、その真ん中に金色の聖アンナ像があります。
周りを見回すと銅像が・・・
多分、聖アンナの銅像かな。
道を渡った向こう側には行かなかったけど、チャペルみたいなのがあります。
真正面から、噴水と大聖堂
イチオシ

地図を見る

噴水に近づいて、ちょっと斜めに構えてみたけど、こっちの方がアングルが良いかな。

噴水の中央には、聖アンナが聖母マリアを抱いている母子像

サンタンヌドボープレ大聖堂寺院・教会
ここは車椅子の人も沢山来るので、ちゃんとなだらかなスロープがあります。
石の彫刻も手が込んでます。
立派な石の彫刻
銅板画のドア
そういえば、ここに来るまでのハイウェイ沿いの右手に、ジルさんって人がやってる銅板画のギャラリーがあったの、今、思い出しました。
昔、そこを訪れた時、こういう感じの銅版画が沢山あったけど、もしかしたら、ジルさんの作品かも？
調べていないので違うかもしれないけど、立派です。
イチオシ

大聖堂の内部は、ネオロマン様式の建物です。
控えめなステンドグラス
ステンドグラスから天井に目を移すと…
天井いっぱいに広がっている絵画は、聖アンナの一生を描いています。
見事です。
大聖堂全体、ステンドグラスがふんだんに使われてます。
色調がとても厳かな雰囲気を醸し出しています。
アーチ型の天井には聖アンナの生涯の絵が描かれていますが
正面の画はイエス・キリスト誕生
右から聖アンナ、イエス・キリスト、聖母マリア
正面左手の方にある、ここ、聖アンナの母子像前で、お祈りする人達が多いです。
後ろの青いステンドグラスが神秘的です。
その後ろ側のアーチ型の天井には、病や障害、負傷した人々が描かれています。
この中に、バチカンから譲り受けた聖アンナの腕の骨を祭ってあるとか。
木製の座席には全て違う動物の彫刻がなされています。
孔雀か、七面鳥
これはわかりやすい。
ビーバー
モザイクの床
バチカンにあるミケランジェロの作品「ピエタ」像のレプリカ
階段を下りて地下のチャペルに来ました。
前の祭壇に、立派なパイプオルガンがあります。
お祈りしている人達がいます。
天井が低めで、白、金、青を基調にしていて、上の階とは全く違った雰囲気のチャペルです。
聖母マリアを抱く聖アンナ像
祭壇にあるパイプオルガン
ドアが開いていたので、外に出て裏山の方へ
この辺りも秋の紅葉は綺麗です。
折れ曲がって3段か４段くらいになっている坂道に、キリストが貼り付けになる過程の銅像が並んでいて、キリスト処刑の日の情景を結構、細かく描いてます。
第１章　イエス・キリストに死刑を宣告する場面
第２章　イエス・キリストが自分で十字架を背負って…
第３章　倒れる
何か…
凄い残酷っていうか、酷い事するよね…
第４章　イエス・キリストと、前にいるのは聖母マリア
第５章　キレネのシモン、イエスの十字架を担いで歩いているけど…

これなんか、先頭の人の表情とか見ると、集団でイジメているようにも見えるし。
第６章　ベロニカ、ゴルゴダの丘を行くイエス・キリストの顔を布で拭う

なんか、偉そうにしてるけど、ただの暴力行為を正当化しようと美化しているようにしか見えない。
第７章　イエス・キリストが、また倒れる場面

なんか、続けて見れば見るほど…
第８章　イエス・キリスト「エルサレムの娘たち、私のために泣くな。それよりも自分と自分の子供たちのために泣いてくれ。」

う～ん…
なんていうのか、モヤっとしてくる。
第９章　イエス・キリスト、倒れること3回目

けど…
なんか、こんな事に加担するなんて人間性を疑う。
第１０章　イエス・キリスト、服を剥ぎ取られる

自分がやられたらって想像できない人達による…
第１１章　十字架に括り付けられるイエス・キリスト

なんとも残酷な場面…
第１２章　イエス・キリスト、十字架に斃れる
なんか、理不尽…
第１３章　十字架から外されるイエス・キリストの骸

ふぅ
第１４章　イエス・キリストの埋葬

もう、お腹いっぱい…
じゃなくて胸がいっぱい…
長い階段で、足を踏み外さないように…
ってか、何時の間にか、こんなに上ってきてたんだ。
さてと、戻りましょう。