
2022/12/24 - 2022/12/27
97位(同エリア715件中)
Camelliaさん
- CamelliaさんTOP
- 旅行記38冊
- クチコミ189件
- Q&A回答4件
- 53,688アクセス
- フォロワー10人
3年ぶりとなった海外旅行。今年の3月にJALのマイルの期限があったのでバンコクからの帰国便だけ予約。その時点では年末の検疫の状況などもちろんわからなかったので、帰国後仮に1週間ほどの自宅待機があっても仕事に間に合うよう12月31日に帰国する便を予約しました。
さて、バンコクから帰国するのは決まりましたが、1週間ほどの旅行でどこに行こうか数ヶ月考えました。どちらも未踏の国のインドネシアのジョグジャカルタとカンボジアのプノンペンで迷いましたが、よりゆっくりできそうなジョグジャカルタに行ってみることにしました。
コロナ禍前から「適度な大きさのゆっくりできる街」で「できるだけ民泊に滞在する」ことが好きだったのでそれを叶えるために準備をしました。
なにせ3年ぶりなので旅行に行けることに当日まで実感がわかず、全体的にぼんやりとした滞在でしたが、ゆっくりと過ごし、自分にとって旅行が大切なものであることを再認識する日々になりました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 バイク 飛行機
- 航空会社
- タイ国際航空 スクート
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
スクートに乗って0時過ぎにチャンギ空港に着きました。8時過ぎのジョグジャカルタ行き飛行機の離陸まで空港の椅子に座って過ごします。奥まったところにある場所がとても静かだったので充電しながら旅の情報を調べました。
時間があったこともあり、ひっかかっていた1泊する予定のジャカルタの治安について改めて調べていると、以前よりはだいぶ良くなったとはいうものの、3年ぶりの海外で不安だったこともあり「危険」という文字ばかりが目につきました(もちろん楽しくジャカルタに滞在する方もいるでしょうが)。
あまり緊張せずに旅を終えたく、予約していたジャカルタのホテルは翌日までキャンセル無料だったので、その場でホテルをキャンセルし、ジョグジャカルタに3泊することにしました。
3日後のジョグジャカルタからジャカルタへの飛行機を予約しようとしましたが、どうやらインドネシアのクレジットカードしか使えないようで(ロックを外したらいける?)、いろいろ調べるとTrip.comなら予約できることがわかりました。Trip.comは評価がわかれるところですが、とれてなかったら空港で当日買ったらいいや、くらいの気持ちで2021年に創業したSuper Air Jetという航空会社のチケットを予約しました。結果的にはきちんと予約されていて、廉価で時間帯もよく、預け入れ荷物無料で満足できるフライトでしたが、私にとってはかなり行き当たりばったりの旅になりました。シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港
-
お腹が空いたのでEncik Tanにて現地時間午前6時頃に朝食。その前に3年前に空港泊したときに行った24時間営業のフードコートが見当たらず「まぁ、3年も経ったらなくなってるか」と思ったのですが、搭乗口近くにありました。今度こそおぼえたぞ。
シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港
-
ジョグジャカルタ空港(YIA)に到着。
事前情報ではアライバルビザやワクチン2回接種、PeduliLindungiアプリに個人情報を登録することが必要、とありました。アライバルビザは必要でしたが、PeduliLindungiは入国の時も含めて3泊4日の滞在中全く必要ではありませんでした。入っているか確かめられることもありませんでした(私の場合です)。インドネシア人に尋ねても最近は使うことがないとのことでした。
反って、Customs Declarationというものが入国審査の後に必要でした。空港の機械に滞在先などを登録して自分のQRコードを発行、空港を出る際に職員さんに渡すというものです。最初は何を言われているかわからず、係りの方には大変お世話になりました(5分程度で終わりました)。
審査の時にちょうど10時になり、国歌が流れ、公務員である職員さんが作業の手を止めて立ち上がっていました。 -
遠くに山が見え、わくわくしました。
そういえば、南半球に来るの初めて。 -
空港から駅への通路は整然としています。
-
ジョグジャカルタ空港の鉄道駅。
このモニュメントの他に、恐竜が先頭について鳴き声をあげながら動く乗り物がありました。子どもはもちろん、マダム二人がゲラゲラ笑いながら乗っているのを見て平和だな~と和みました。 -
チケットを買おうとしたところ、年末年始のホリデーシーズンだったため、11~13時台にジョグジャカルタ駅(トゥグ駅)に行く鉄道は満席で、次に乗れるのは14時発の電車しかありませんでした。タクシーは10倍以上の値段で乗る気にならず、バスもないということだったので、アーリーチェックインをお願いしていたAirbnbのホストに遅れるとの謝罪の連絡をして3時間ほどを駅で過ごすことにしました。
こんな感じなので駅から空港に戻る3日後のチケットも購入した方がよいと思い、窓口で尋ねましたが、こちらも基本的にはインドネシア発行のクレジットカードでしか購入できないとのことでした。見かねた窓口の方が代理で買ってくださり、お金をお支払いしました。 -
駅構内。商品が置きっぱなしだけど誰もいない店が多い。のんびりした雰囲気。
-
感じの良さような娘さんたちがいるお店で昼食。
-
フライドチキンとバクワン(たぶん)、ドリアン入りダウェット。辛いソースは娘さんが「試してみて!」と言っていたので試したらほどよい辛さでした。
正直言って期待していなかったけれど(無知なのですみません)、インドネシアのご飯は全部おいしかった。 -
さて、いよいよ14時が近づき、鉄道に乗る時間がきました。
割とみなさん、落ち着いていてマナーが良く、好感を抱きました。ただし子どもに対してだけは甘いのは東南アジア全体に言えることなのかもしれません(私の感想です)。 -
見慣れた田園風景のすぐそばにヤシの木があることが南国にいることを感じさせる。田植えがなされていました。何毛作なのでしょう。
-
定刻通り14時39分に到着。
ジョグジャカルタ駅 駅
-
熱気はありますが、整然としていました。
Airbnbのホストがバイクで迎えに来てくれるとのことで彼女を探しました。 -
優しい女性が迎えに来てくれていました。初めて行く街でも連絡を取っているうちに知り合いが待ってくれているような感じがして安心するので、最近Airbnbを優先して使っています。
-
宿泊先に到着しました。子どもの声が響く、懐かしい感じがするエリアにあります。
きれい好きで美しいものが好きなホストは素敵な家に住んでしました。
ホストに1泊延泊できるか訊いたところ、幸い空いていたので予約を変更し、3泊させてもらうことにしました。 -
中庭です。私と違い、きれい好きなホスト。物や人との関わり方で見習うべきところがたくさんありました。
人の家であっても「家」の方が安心してよく眠れることに気づきました。 -
晩御飯は王宮近くにあるホストお勧めのSpecial Bakmi & Nasi Goreng Pak Peleで。アヒルの肉が入ったスープヌードルを頂きました。テーブル席以外にもゴザを敷いて食事するお客さんも多数。
横にある漬物はメインのものとともに食べるそうです。 -
帰り道にスーパーに寄りました。さすが、コーヒーとお茶がたくさんあります。今回、コーヒーは3in1ではなく、ブラックを購入したかったのですが、こちらにはなく、別の店で購入しました。
-
翌日の朝食。あれ、朝食ついてたっけ…?と思いつつ、ご厚意でいただきました。
グドゥッという料理。女主人がプリントされた箱に入っています。デザートもいただきました。 -
全部おいしかったけれど、特にココナッツ風味の煮卵がおいしかった。
お腹いっぱいです。 -
この日は宿泊先から車で1時間半くらいかかるボロブドゥール遺跡のツアーを申し込んでいました。
当初、旅行会社に宿泊先近くのスーパーに来てもらうようお願いしていましたが、場所がわからないと言われていたため、少し遠いホテル送迎になっていました。それをホストに伝えると、旅行会社に電話してくれ、無事徒歩1分ほどのスーパーに迎えに来てもらえることになりました。ボロブドゥール寺院遺跡群 史跡・遺跡
-
日本語ガイド同乗の車で世間話やインドネシア語についての話をしながら到着。
雨でしたが、主にインドネシア国内の観光客で賑わっていました。石の色が濃くなって趣があります。 -
2023年には寺院の中に入る(登る)ことが再開されるかもしれないとのことでした。
今は寺院からの眺めは楽しめませんが、人が登っていない寺院を眺められます。 -
善行により極楽浄土に行った人々
-
悪行により猿のような顔になり地獄に落ちた人々
-
オランダ統治前に使われていたジャワ文字も見られます。何も知らない者からするとタイやラオスの文字とも似ている気がします。
-
遺跡近くの土産店。
人によってはマグネットや絵葉書をしつこく勧めてきます。 -
インドネシアの団体さんも来ているんですね。
-
帰途の車中から。
空港駅からの風景と同様、南国の木の近くに田園が広がっていました。 -
村の入口に設けられた門。あらゆるところで見られます。
-
当然ですが、果物店も日本と品ぞろえや陳列が違うのでおもしろいです。
-
ヤシの実の殻。
-
屋根が高く、通気性の高い家が多いです。
-
看板の女性はもう亡くなったようですが、いちばんおいしいグドウッの店の主人だとガイドさんが言っていました。実際に宿泊先の近くにもこの店舗があり、特に昼時には渋滞が起きていました。
-
馬車は観光客用だそうです。と言っても今のところ乗っているのはインドネシア人なので私からすると観光客なのか地元の人なのか見分けがつきません。
-
15時前に宿泊先に戻り、お腹が空いたのでお昼ご飯を食べに行きました。
-
中央の装飾はインドネシア国旗を模したもののようですが、配色が同じなので初めて見たときは「え、日の丸?」と驚きました。様々な場面で見ました。
-
Sapulu Coffee.
日曜日の午後だったので地元の大学生で混雑していました。
分煙されていないこと以外は雰囲気・味・接客・価格とも素晴らしい。 -
カプチーノ。ジョグジャのおしゃれカフェです(日本では行かない分類)。
-
Uncle Bobというアメリカンブレックファーストらしいです。
コーヒーとあわせて600円弱。 -
ほんとうに、ジョグジャカルタの建物は風通しを考えて造られているなぁ。
-
周辺は落ち着いた住宅街です。街を歩いていてもあまり気にされていなかったのでよかったです。ごくまれに「Japan」や「こんにちは」と変な感じではなく、素朴に声をかけられたくらいです。
-
モスクからは早朝4時からアザーンが聞こえてきました。ミステリアスで3泊くらいでは慣れませんでした。夕方のアザーンはぞくぞくしました。
-
夜、ちょっと歩いてみようとAlun-Alun Kidul Yogyakartaを目指しました。ホストも「夜の散歩、いいんじゃない?」という感じだったので出かけたのですが、途中で真っ暗な道があり、怖くなったので引き返してしぼりたてジュースを飲んで帰ることにしました。
-
かわいらしい男の子が店番をしていました。
待っているときに外から変なおじさんが私に向かって大きな声で叫び、店から出てこい、みたいなジェスチャーをしていました。男の子に「何を言っていたの?」と尋ねたら首をかしげて「わからない、クレイジー」と言っていたので現地の人にとっても変な人なんだと思い、あまり気にしないようにしました。何もなくてよかったですが。やっぱり夜は怖い。 -
Jambu Merah.グァバだそうです。
すっぱくておいしい。 -
翌朝もホストがハーブの香りがいいローカルのパンとフルーツを用意してくれました。
-
この日もSapulu Coffeeでコーヒーをいただきました。
-
そして昨夜行けなかったAlun-Alun Kidul Yogyakartaへ。
ホスト曰く、目隠しをして願い事をしながらガジュマルの木の間を通ると叶うというおまじないがあるそうです。私もかる~く願いました。
しかし、ここまでの道を通ってみてさすがに夜に通るのは無理だなと思いました。 -
そしてタマン・サリという水の王宮。
美しくて、一目見た時に「わっ」と声を出してしまいました。タマン サリ 城・宮殿
-
今思えば、空港の外にある池はこちらを模して造られたのかとも思える。
-
近くで飼われていた鳥たち。
-
歩いて今度は王宮に向かいました。
スマホに地図をダウンロードしていてもこんがらがってきたので、近くにいる地元の方にお尋ねしました。
優しくて陽気な方が多いです。 -
残念ながら王宮は閉園していました…。
-
明日、タイに向けて発つので今日はたくさん歩きます。
マリオボロ通りを散策しました。オランダ風の建物が並びます。マリオボロ通り 市場
-
市場もところどころにありました。やはり、インドネシア国内からの観光客が多い様子。
-
気候の関係か、店の前に屋根がある台湾と同じような造りになっています。
来年は台湾にも行きたいなぁと思いながら歩く。 -
こちらでバクソというすり身が入ったスープを頂きました。
-
初日に続き2回目のダウェット。底に沈む緑色のタピオカを食べるのに一苦労。
-
あまり量を食べられないのであっさりとした軽食でよかったです。
-
Ramai Mall Malioboro.
閑散とした中に鳴り響くゲームの音が妙に落ち着く。ラマイ モール (ジョグジャカルタ店) スーパー・コンビニ
-
フードコートだけれどお昼時なのに電気だけついて営業していない様子。
-
大きいスーパーがあったのでコーヒーやお茶、石鹸、ビールを買いました。最近は日本でも甘いお菓子を食べなくなったのでお土産はいつもこのラインナップです。
地元の企業が生産した乾物も多く売っています。 -
インドシナ半島は観光のベストシーズンですが、インドネシアは雨季でした。特にこの日の午後は強い雨が長時間降っていました。
-
滞在先の村に入る門。
-
テントの色に染まっていますが、初日の夕飯で行ったSpecial Bakmi & Nasi Goreng Pak Peleにどうしてもまた行きたく、ナシゴレンを食べに行きました。漬物を混ぜて食べるとより美味。
ここで働いている人たちは本当に頭がいい。入口で注文したらどんなに混雑していても客の顔をおぼえており、間違いなく料理を運んできます。 -
常設の店舗ではなく、夕方にテントを立てて営業しています。
-
夜が明けてインドネシア最後の朝食。
ソト(スープ)とテンペゴレン、サテ(焼き鳥)。また台湾のことを出しますが、台湾の食べ物と同様、茶色い食べ物って美味しいですよね。
心のこもったおもてなしに感謝。 -
前日、ホストが駅までのGrabを呼んであげる、と言っていましたが、バイクで彼女自身が駅まで送ってくれました。
鉄道発車直前の車窓から。 -
空港駅に着きました。クリスマスのお祝いの特設ステージ。
ジョグジャカルタしか知りませんが、すごくおおらかな人々が多いです。 -
念のため空港に早めに着いたのでコーヒーを飲んで小休止。
インドネシア語しか書かれていなかったので適当に注文したらけっこう濃い生姜が入ったコーヒーでした。
あまりカフェでゆっくりできない性分ですが、これはゆっくり飲まざるを得なく、ゆっくりできました。 -
だだっ広いところにある空港。まだ使われていないカウンターも多くありました。
-
制限エリアの土産物店。
宗教の話は難しいけれど、割合としては多くないはずのキリスト教のものもきちんと売られていました。「信仰」を大事にしているのでしょう。 -
さて、Super Air Jet がジャカルタに着きました。実はインドネシアの航空機に乗ることを当初迷っていましたが、何の違和感もなく、むしろ安定していました。CAさんの軍服風の制服もよかったです(ちょっと着てみたい)。
余談ですが、機体に会社名はついているものの、尾翼には何の塗装もなかったです。同社の他の機体には塗装されているようですが…。 -
ライオンエアー傘下かと思いましたが、Wikipediaによると複雑な関係のようですね。
でもお迎えのバスはライオンエア―でした。 -
結局、ジャカルタは空港だけになりました。
-
Solariaにてクウェティアウ・アヤムと紫イモのジュース。
ファミレスですね。 -
当たり前のことですが、実際に訪れるとたくさんのことを知り、世界が広がるなぁ、と今まで乗る機会がなく、この際だからとLCCよりも1万円高くても乗ってみたタイ国際航空機内で揺られながらしみじみと思いました。
この後はタイに3泊します。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ジョグジャカルタ(インドネシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ジョグジャカルタ(インドネシア) の人気ホテル
インドネシアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インドネシア最安
470円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2022年12月 東南アジア旅
0
79