ロックな旅？ 特典航空券＋フェリー＋路線バス＋レンタサイクルで マニアック徳之島＆沖永良部島〈フェリー波之上～リムストーンケイビング〉

2024/01/28 - 2024/01/28

徳之島からフェリーで沖永良部島へ移動しました。
PHOのロックな旅は沖永良部島でも続き、この日は午後からケイビング体験。総延長日本第3(2位とも記録も有り)位を誇る大山水鏡洞の絶景を堪能する今回の旅のメインイベントでございます＼(^o^)／
その前にお昼ご飯を済ませておこうと思ったら、前日に引き続き危うくランチ難民になりかけました(-_-;)
後で聞いたところによると、
①お昼ご飯を外食する習慣が無いのだそうで、仕事をしてる人もお弁当を持って行くか、一旦自宅に帰って食事するのが当たり前なのだとか。
②特に日曜日は家族一緒に過ごす日で、たまぁに外食する場合も、昼夜問わず予約を入れてからにするのだとか。
確かにホテル真ん前の寿司屋など数少ない営業中の店でも「ご予約のお客様だけ」と断られました。
まぁ、これは沖永良部島も徳之島もそう変わりは無いのでしょう。
で、もう1つ、徳之島同様だったのは夕飯に安くて激旨なお店を見つけた事☆

エリア 沖永良部島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フェリー波之上
前夜鹿児島港を出港し、奄美大島を経て徳之島に入港しました。
徳之島からは沖永良部島、与論島を経由した後、沖縄本島に向かいます

亀徳新港 名所・史跡

前日は閉まってたマルエーフェリーのカウンター。マリックスラインと隔日運航なのです

エーライン (マルエーフェリー / 奄美海運) 乗り物

乗船券
乗船時に右側を切り取られ、下船時に残りを回収されます

小学生の団体が乗り込んで行きます、可愛い(*^^*)
去年亡くなったツレが60を過ぎる頃から、周りの子供らを誰彼構わず可愛いと思えるって言ってた、その気持ちが少し判るかな

PHOが一番最後って訳では有りません、念の為

フェリー波之上船内図
平成24(2012)年に就航した5代目波之上となるこの船はマルエーフェリーが運航し、船名は沖縄県那覇市に在る波上宮に由来しています。
三菱重工業下関造船所で建造された総トン数8072トン、全長145ｍで旅客数707名。
また、高齢者・障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)に基づいて作成された鉄道・運輸機構の旅客船ガイドラインに準拠したバリアフリー高度化船でもあります

マルエーフェリー 乗り物

通路の左右に並ぶドアは2段ベッドの部屋でした。２等寝台A、B、１等寝台などの等級に分かれてます

２等船室(和室)
入口は2ヶ所在り、もう一方は那覇と書かれていましたが、中は１つに繋がってる大広間でした

この通り

個人のスペースはこれだけ。それでも以前と比べたらずっと進化したと言えるのでしょう。とにかく雑魚寝以外の何者でも無かった昔

出港しました。
って書くのに、出航と出港の違いが気になって調べてみたところ、出航は船だけでなく飛行機にも使いますが、出港は船のみだとか。
だけど飛行機は出航と言うより出発ですよね。但し、出発しない場合、つまり欠航。そうです、此処で出航の反対語が使われているのです

マルエーフェリー
判り易く丸にA

灯台を横目にPHOの行く先に光有れ、の図？

食堂

階段ホール

沖永良部島に到着します

ホテルシーワールド
PHOが泊まる宿です。和泊港からメチャ近い、と言うか海っぺり

和泊港に到着し、下船しました。帰りは飛行機で羽田へ飛ぶので、船の移動はこれだけです

和泊港 名所・史跡

ホテルシーワールドのお迎えの車
送迎はお願いしてなかった、と言うか近いので送迎の必要無いのですが、来てくださってました☆

ホテルシーワールド

ホテル シーワールド 宿・ホテル

畳の敷かれたスペースも在りましたが、使いませんでした

和泊町のマンホール
町の花テッポウユリがデザインされています

和泊町立西郷南洲記念館
ボランティアガイドさんにお話を聞きました。と、山形県の庄内南洲会との深い付き合いが有る事を知らされ、大いにビックリ。しかも詩碑「獄中有感」が記念館の敷地内に建立され、和泊西郷南洲顕彰会との合同除幕式が翌月に控えているのだそうです

西郷南洲記念館 美術館・博物館

格子牢
西郷隆盛は薩摩藩主島津久光公の怒りに触れ、藩の重罪人として沖永良部島に流刑となりました。
西郷さん(以下、これで統一します) は約1年6ヵ月あまりを過ごしたこの地での過酷な牢生活を経て、『敬天愛人』の思想を悟ったと言われています。
格子牢は当時の場所に再現されています

えっ、中に誰か居るの？

西郷さんと2ショット
痩せてます、人相全く違うし

西郷南洲記念館は西郷さんをはじめ先人の残した文化遺産を展示、保存、収集する目的で平成23(2011)年に開館しました。
西郷さんの沖永良部島流謫中における事跡の歴史的な意義を島内外へ発信しています

庄内と西郷さんの関係
https://note.com/shreenine/n/n21e75069d88c
PHO本人は庄内地方に従妹が嫁いでいるってだけの関係ですが、旅先で知った事、触れ合ったモノが別の旅先で更に深く知れた事に感激でした

無料の資料室では西郷さんの一生を紙芝居にして展示、これが良く出来ていて面白かったので、見入ってしまいました。
ボランティアガイドさんから、有料の記念館を見なくても資料室は覗いてみてと言われましたが、ホントその通りで興味深い資料が沢山有りました

グスト
ようやく営業中で予約無しに食事の出来る店が見つかりました。
周辺と宿の間を丸々2往復もして時間を費やしてしまいました

この3択からなら、迷わずペペロンチーノ

サラダがボリューミィ

PHOの予想していたペペロンチーノとはだいぶ違ってて(ペペロンチーノらしい唐辛子とニンニクの風味を感じる事が出来ず)、申し訳無かったですが好みでは有りませんでした。
其処へケイビング協会の大當さんから連絡が入り、PHOがお迎えの時間を勘違いしていた事が判明。食べ終えないまま急いで待ち合わせの場所へ向かう事になったのは逆に有難い結果に

ケイビング協会の大當さん。
ヨロシクお願いしますm(_ _)m

此処から潜ります

いきなり芸術的な鍾乳石

ストローのように成長していく鍾乳管(白くて細いの)

ケイブパール(洞窟真珠）
鍾乳洞の中でカルシウム炭酸塩が沈着して生成される洞窟生成物の一種で、細かな層が同心円状に重なって出来ています。一般に水流によって粒が回転し、均等に沈着が起こる事で成長すると言われています

水面との区別がつきません

化石も見られます☆

ウエットスーツの上にツナギを重ね着し、ヘルメットにヘッドライトを装着して、両手は手ぶら。カメラは生活防水機能有りのスマホのみ

最初この1枚だけをあげようとしてたのですが、そうするとこの鍾乳石の巨大さをお伝え出来ないと思った訳です。で、先の1枚も

表面が白いのは現在も成長中の証

クラゲの集合体と呼ぼう

人の顔に見えると思ったのは旅行記作成中です

洞内富士
鍾乳石って平均的に100年で1センチ程度成長するんですが、いったい何年かかったら此処まで成長するのでしょう？

レース編みみたいなリムストーン

下方にフローストーン

フローストーンとは床や壁を薄い膜状に流れる水が幾層にも塗布するかのように重なって方解石(炭酸カルシウム成分)の層を作っていったモノだそうですが、こうも巨大になるとどうもイメージし難い

PHOの距離感の悪さと言うか、柔軟性の無さと言うか、何度も天井に頭をぶつけ、ヘルメットが無かったら血だるまになっていた事でしょう。
予約に関しての注意事項に、「65歳以上でご参加の方は、フィットネスクラブ・スポーツジム等で日常的にトレーニングされている方、 足腰が健康で毎日鍛えている方とさせていただきます。かがみ歩き、四つん這い歩き、ほふく前進が必要なところがあり、ご自身で通過していただく必要があります。」との記載が在ります

勿論、濡れるのも厭わず

幻想的☆
これは大當さんのサプライズ演出で、通常は真っ暗、ヘルメットに取り付けたヘッドランプの灯りが頼りの場所です

1つ1つのリムストーンプールに照明をセッティングしてくださって作り上げた作品です

こんな開放的スペースが、と言うか開放的な気分になれる鍾乳洞って☆
来て良かったよ～っ(^^)v

お疲れ様でした。
楽しませていただきました♪病みつきになりそうです

この先には堤防しか無いと思えるような場所に並ぶプレハブ。
まさかのお食事処やまはた

お食事処やまはた グルメ・レストラン

迷うなぁ(^_^;)
真ん中辺り、豚足の上の「だりやみ刺身セット」のだりやみとは、晩酌刺身セットの事で、だり(ダルい＝疲れてる)＋やみ(止める)＝疲れを癒やす＝晩酌、って展開です

刺身定食と豚足(甘煮)

同じ白身でも味も食感も違うそれぞれが美味い☆

夜光貝の刺身
お隣の席についたお姉さんの注文です。生け簀から選ぶか予算を伝えて選んでもらい、その場でお造りに。PHOもお裾分けに預かりました。鮑より美味い!!!

この旅行記へのコメント （2）

• 琉球熱さん 2024/04/01 23:51:46

  いいなぁ

  PHOさん、こんにちは
  ご無沙汰です
  
  表紙の写真が最高！
  こういう場所は好みがはっきり分かれますね
  そもそも鍾乳洞だのケイビングだの、興味がない人は沖永良部には行かないだろうし(笑)
  それにしても今回は随分アドベンチャーチックな旅を選びましたね
  
  ---------琉球熱--------
  

  PHOPHOCHANGさん からの返信 2024/04/02 00:54:47

  Re: いいなぁ

  コメント有難うございますm(_ _)m
  
  ハマってます(*^^)v
  元はと言えば、琉球熱様からのの西表島情報に憧れたところから始まりました。まさか自分が此処までアドベンチャー体験(と言うか、好きな景色を見る為のチャレンジ)が好きだとは思いもしませんでした。
  
  表紙は自分でもか～な～り、気に入ってます。
  多分、来年もまた南の島に行くんだと思います。乞うご期待(笑)