冬のアオスタ渓谷@スキーなし：7. 最後の晩餐 in アオスタ

2023/12/28 - 2024/01/06

私の旅行記は旅行記というより食レポだと夫に言われました（汗）
まぁ、しかたありません。旅の楽しみの半分くらいが食べることなので。。。

今回はほぼ100％食レポ！
予約してあったTrattoria di Montagna Le Bar à Vinでの、アオスタ最後の夕食について。

エリア アオスタ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

Le Bar à Vinはプレトリア門のすぐ近くにある食料品屋さん、La Bottega degli Antichi Saporiに併設のトラットリアです。
もう1つ、La Grenetteという肉料理中心のリストランテもあって、どちらにしようか迷ったのですが、アオスタ伝統料理のメニューが充実しているLe Bar à Vinの方にしました。

お店の脇の細い小路を入った所に入り口があります。
後ろにローマ劇場のファサードが見えています。外のテーブルもあるらしいので、気候の良い時期にはいいですね。

私たちが行ったのはもう暗くなってからだったので
電飾がきれいでした。

Le Bar a Vin アメリカ料理

店内の様子。
お店の名前に「山のトラットリア」と付いているとおり、気取りのないリラックスした雰囲気です。
店内はいくつかの部屋に分かれていて、ワインカーブの中にテーブルが置かれているような席もあるらしいです。

まだ時間が早いので他のお客さんがいませんが
8時前にはいっぱいになっていました。

グラスで注文できるワインのリストが黒板に書かれています。
種類が多くてありがたい！
地元のものの中から、カメリエーレさんお勧めのLa Touche Rouge Maison Anselmetをいただきました。
ふくよかな香りで、チーズとの相性が抜群！　特に熟成チーズと一緒にいただくと至福の味わいでした。

前菜は、やっぱりこれを頼んでしまう地元産ハム・ソーセージ類とチーズの盛り合わせ！
ラルドは、甘く煮た栗と一緒に黒パンに乗せて食べると、塩味が引き立って最高に美味です。
チーズはフレッシュでクリーミーなものからがっつり熟成させた硬質のものまで5種類。どれもおいしくて、ワインが進む進む。。。
（私たちはアルコールに強くないので、いい気になって飲みすぎないよう、気をつけないといけません。）

セコンドです。
下の息子と私は牛肉のタリアータをいただきました。
多分低温調理していて、脂少なめのあっさりしたお味。
ミディアムでお願いしたけれど、このお肉だったらもう少しレアっぽい方が良かったかもしれません。

夫と上の息子は牛肉のワイン煮込み。
これを楽しみにしていたそうなので、食べられてよかったですね。
たいそう美味しかったらしいです。

デザートです。私は栗のタルト。
バターの香り豊かな、サクサクのタルト生地の中に、
小布施の栗きんとんをもっと柔らかくしたような栗のペーストがたっぷり。
おいしすぎます。
添えられた生クリームがこれまた最高。
ミルクの風味たっぷりでコクがあるのに、口当たりは軽い！
アオスタの乳製品はほんとに美味しいです。

盛り付けも可愛らしくて、大満足の一品でした。

男性陣はみんなこちらの
コーニェのクリーム Crema di Cogneというチョコレートムースを。
テゴレという地元名物のビスケットが添えられています。

締めはエスプレッソで。

アオスタ伝統料理はどうしても肉々しくなってしまうのですけれど
たまにはいいよね、ということで
お肉三昧しました。たいへん美味しくいただきました。