2022/04/30 - 2022/05/01
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おけいはんさん
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JR四国では誕生日月の連続する3日間、サンライズを除くJR四国と土佐くろしお鉄道の特急自由席、ジェイアール四国バスの路線バス(高速バスを除く)が乗り放題になる「バースデー切符」を販売しています。価格は、なんと9680円(現在は12000円)と超破格。通常の四国フリー切符よりも安い。4月生まれの私なら、大型連休中も使用可能。なら、そりゃ乗るしかない、ということで、鉄印収集を兼ねて、四国4県を旅してきました。
この旅行記は4編に分かれており、こちらは②の高知編です。
4/29 ~30
①高松編 名物骨付鶏と讃岐うどん、絶品カレーうどんを堪能
4/30
②高知編 四万十川で食べる鰻重と高知で日本酒の美味に感動
5/1
③高知・室戸岬編 朝市とオープンデッキ列車で室戸岬、世界初のDMV
5/1~3
④高松・松山・八幡浜編 再びた、松山でみかん電車、八幡浜ちゃんぽんとフェリー
観光要素はあまりありません。ダラダラと列車に揺られつつ、B級グルメをいただく。そんな旅です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル
- 利用旅行会社
- Yahoo!トラベル
PR
-
「バースデー切符を使っていく四国四県の旅 ①高松編 名物骨付鶏と絶品カレーうどんを堪能」の続き
https://4travel.jp/travelogue/11751559
高松を7時23分に出た特急しまんと3号は、予定通り9時39分、高知県の県庁所在地、高知に到着。高知駅 駅
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今日の宿泊地は高知市内ですが、ホームで乗り換えができるので、このまま宿毛に向かいます。
高知駅 駅
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9時53分発、特急あしずり1号中村行に乗車します。
特急あしずりは、高知~中村間に1日7往復、高知~宿毛間に下り1本、上り2本の計8.5往復運転されるJR四国の特急列車。この列車に使われる2000系は、日本初の制御付振り子式車両で、振り子式気動車としては世界初のもの。特急 あしずり (高知駅 - 中村駅・宿毛駅) 乗り物
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高知を出た列車は、まずは伊野に停車。伊野は土佐電の終着駅。土佐電の「ごめん」「いーの」の表示を思い出す。
伊野駅 (JR) 駅
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伊野から先、佐川、須崎、土佐久礼に停車し、高知から約1時間の10時55分に窪川に到着。
窪川駅 駅
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高知県高岡郡四万十川町にある窪川駅は、四万十町の代表駅であるとともに、JR四国の土讃線の終着駅。さらに土佐くろしお鉄道中村線の始発駅。1駅先の若井駅を起点とする予土線も全ての列車が乗り入れる四国の鉄道の要所の一つ。
窪川駅 駅
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窪川駅で乗務員がJR四国から土佐くろしお鉄道に交代。列車は、土佐くろしお鉄道中村線に入ります。窪川から中村までは旧国鉄の中村線の区間。窪川から中村まで開通したのは1970年なので、比較的新しい路線ともいえます。
窪川駅 駅
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窪川を出た列車は、土佐佐賀、土佐入野に停まり、11時32分、終点中村に到着。中村も後ほど訪問しますが、そのまま右側のホームに停車中の11時34分発、普通列車宿毛行に乗り換えます。乗換時間か2分しかないので急いで乗車。
中村駅 駅
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中村から10分くらい四万十市有岡あたり。中村から宿毛までの区間は、国鉄時代から建設されていましたが1980年に凍結。1997年に土佐くろしお鉄道となってから開業しました。更に高速道路との対抗のため最高速度120km/hの規格で建設されており、ほとんど踏切がなく、田んぼの中を高規格の線路が敷かれているという印象。
土佐くろしお鉄道 四万十くろしおライン (中村線 宿毛線) 乗り物
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宿毛線は直線が続く路線。街の市街地に近い東宿毛の手前付近。
土佐くろしお鉄道 四万十くろしおライン (中村線 宿毛線) 乗り物
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12時4分、中村から30分で終点、宿毛に到着。四国最南端、高知県最西端の駅で、1日1.5往復、高知方面から特急列車も発着する駅でもある。
宿毛駅 駅
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中村から乗車してきた車両は右側。一般車両7両には、沿線自治体をイメージしたラッピングが施されており、右は四万十町、左は土佐清水市のもの。
宿毛駅 駅
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前の写真の反対側から見ると、左の四万十町デザインの車両は、デザインが左右非対称であることがわかります。
宿毛駅 駅
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宿毛駅は、1997年に開業したなので都会的な駅舎。以前は、左側の白い部分は波形のお洒落な構造でしたが、2005年に起きた衝突事故後の改修で一般的なものになりました。
宿毛駅 駅
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駅舎から想像すると少し控えめな改札口。
宿毛駅 駅
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1日2本(宿毛行は1本)、高知行の特急が走ります。高校試験日に臨時列車を運転するあたりは地元密着。
宿毛駅 駅
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もともと宿毛線は、中村~宿毛~宇和島間、82.0kmとして計画。しかし、宿毛~宇和島間の54.8kmの建設は凍結。この区間は、宇和島自動車(宇和島バス)が1日10往復、約2時間で結んでいます。
宇和島自動車 乗り物
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宿毛の市街地までは駅から少し距離があるのと、ランチは中村で鰻と決めていたので、宿毛からは早々に退散。
宿毛駅 駅
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列車表面のキャラクター、土佐清水市のキャラクターかと思ったら、土佐清水市出身のジョン万次郎のようです。
宿毛駅 駅
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ジヨンさんに案内されて乗車します。
列車は12時48分宿毛発、中村行普通列車。土佐くろしお鉄道 四万十くろしおライン (中村線 宿毛線) 乗り物
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13時18分に中村駅到着。中村駅の駅舎は、2014年に、ブルネル駅舎建築部門の優秀賞を受賞しています。
(写真は以前に撮影したもの)中村駅 駅
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まず荷物を預けるため、観光案内所へ。ここではレンタサイクルも借りられた。今思えば、バスでなくても良かった。
四万十市観光協会 名所・史跡
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「四万十川周遊バス」(通称川バス)。時間があれば使うのですが、今回はパス。
四万十周遊川バス 乗り物
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足摺岬にも行きたいところですが、今回は学生の頃には手の出なかった四万十川の鰻を鰻重で食べることが目的で中村に来たので、四万十川の鰻の名店「四万十屋」に向かいます。
徒歩では1時間、タクシーを使うのももったいないので、路線バスを利用。13時39分発、高知西南交通の足摺岬行のバスに乗車。高知西南交通 乗り物
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中村駅から10分、四万十川沿いの甲ケ峰という停留所で下車。お店は目の前です。
高知西南交通 乗り物
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学生時代以来の訪問となる「四万十屋」。レストラン兼お土産屋さんです。学生時代の訪問時は、鰻重を食べるわけにもいかず(貧乏学生旅行でした)「ゴリ丼」を食べました。なので、今回は絶対に鰻重を食べる使命のようなものがありました。
しかし、天然物の鰻重でも食べられるお店は当然混雑。待ち時間が1時間と聞いて途方に暮れます。というのは、14時47分のバスに乗らないと次のバスは16時15分。高知着が18時半過ぎになるので、このあとの予定が大幅に変わってしまう。でも、今回の旅行の目的の一つを捨てるわけにもいかず、奇跡を信じて待つことに。四万十屋 グルメ・レストラン
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こちらでお土産も売ってます。万が一、鰻重が間に合わないときを考えて、お土産も購入。
四万十屋 グルメ・レストラン
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天然うなぎは売り切れだったのでこちらも購入。少し味がきつかった。
四万十屋 グルメ・レストラン
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お店に入ったのが14時20分頃。すぐにオーダーするものの、オーダーから捌いて、焼くので、鰻重到着までイライラ。と、14時39分、待望の鰻重到着。しかし、バスまでは10分を切っている。
四万十屋 グルメ・レストラン
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天然物の鰻重は残念ながら売切。養殖ものではありますが、四万十川の清流で育った鰻の味は格別。炭火で焼かれた香ばしい香りはたまりません。これを6分で食べるなんて。。。もっと味わいたかった。
四万十屋 グルメ・レストラン
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ちゃんと完食をして、お金を支払ってバス停へ。次回はもう少し余裕を見て、鰻重を食べたい。
こういうときのバスに限って時刻表通りに来るのだから、世の中良くできている。もちろん間に合いました。中村駅へゴー。高知西南交通 乗り物
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足摺岬にも行きたいところでしたが、友人と高知で飲む約束をしていたので、15時10分発の特急「あしずり12号」に乗車します。
特急 あしずり (高知駅 - 中村駅・宿毛駅) 乗り物
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土佐佐賀駅の少し手前では鹿島ケ浦が見えます。2つの島が美しい風景を醸し出しているということなのですが、うまく撮影できず。岩礁が多いので絶好の磯釣りスポットとのことです。
鹿島ヶ浦 自然・景勝地
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須崎市あたりの車窓。太平洋の海の色はブルーです。
土佐くろしお鉄道 四万十くろしおライン (中村線 宿毛線) 乗り物
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多丿郷駅付近で下りあしずり5号を退避。土讃線は単線なので、特急でも運転停車も結構あります。
JR土讃線 乗り物
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17時、高知駅に定刻で到着。宿毛まで行っても、結局、鰻重を食べた以外は列車に乗っているだけでした。
高知駅 駅
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高知駅前には、高知を代表する幕末の志士、坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太の像が並んでいます。3志士像は2011年、県の観光キャンペーンで作られたもので、当初は桂浜の龍馬像の横に半平太と慎太郎の像を並べる計画だったそうですが、猛反発を受けて駅に。期間限定だったらしいのですが、現在では駅に馴染んでいます。
高知駅 駅
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ホテルまではとさでん交通で移動。土佐電の中でも異色の存在に元名鉄岐阜市内線を走っていたモ591形がやってきました。
路面電車(とさでん交通) 乗り物
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土佐電の高知駅前停留場から乗車。
ちなみにこのモ590形は、1957年(昭和32年)に製造され、2005年(平成17年)まで名鉄岐阜市内線屋美濃町線で活躍。名鉄の600V区間廃止に伴い土佐電に譲渡。名鉄車両独自のローマン字体による切り出し文字による車番表記に加え、車体塗装も名鉄時代と同じスカーレット一色なので、目立つ存在です。高知駅前停留場 駅
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土佐電のはりまや橋停留場で下車。
以前撮影した写真ですが、こちらは1981年(昭和56年)に製造された1000形。2両しかない車両。既に40年以上走っている車両ですが、土佐電の中では新しい車両と言えます。はりまや橋停留場 (はりまや橋駅) 駅
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土佐電を降りてホテルに向かうところ。日曜市も開かれる追手筋の歩道には、高知らしく鰹が。。
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高知での宿泊は「ウェルカムホテル高知」にて。1982年開業のホテルなので老朽化は否めませんが、ウエルカムドリンクや無料朝食などサービスはよい。
ただし、部屋はきれいですが、窓を開けたら室外機に鳥の糞が多数。この点はかなり残念でした。ウェルカムホテル高知 宿・ホテル
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高知市の観光スポット外せない。国道32号線野西側にひっそりとある20メートルほどの赤い橋。がっかり名所などとも言われますが、「よさこい節」にも歌われる歴史のある橋なんですよね。
はりまや橋公園 公園・植物園
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せっかくなので、土佐電の東西を結ぶ御免線、伊野線と、南北を結ぶ桟橋線が交差点上で交差する交通の要所、はりまや橋停留場からとさでん交通に乗って今日のお店へ。それにしてもなかなかダイナミックな場所です。
はりまや橋停留場 (はりまや橋駅) 駅
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土佐電に乗って桝形という電停から徒歩。桝形商店街にある友人が予約した地元の居酒屋「サケとサカナ ヒナタ」へ。
サケとサカナ ヒナタ グルメ・レストラン
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地元のテレビ番組でも紹介されたことのあるお店で、店主こだわりの日本酒が楽しめるお店。
サケとサカナ ヒナタ グルメ・レストラン
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続いて、鳥取・若桜の太田酒造所の「辯天娘」。鳥取産の酒米にこだわるお酒は、フルーティな口当たりもほんのり辛さがやってくる味。食事との相性が良いです。
サケとサカナ ヒナタ グルメ・レストラン
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辛めのお酒が飲みたい、とお願いして出して頂いたのが、播州赤穂、奥藤商事の日本酒「忠臣蔵」から。高知で播州赤穂の酒、と思われそうですが、店主オススメのお酒をまずは一杯。華やかな甘い吟醸香がします。
サケとサカナ ヒナタ グルメ・レストラン
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お酒にあう肴を、ということで頼んだのが若竹煮。時期であったこともあり、春らしい味。
サケとサカナ ヒナタ グルメ・レストラン
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肴は洋風のものも多く、オススメの「さつま芋とイカ塩バター」を頂く。さつま芋とイカって相性が良いのだと感動。お酒が進む。
サケとサカナ ヒナタ グルメ・レストラン
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なんだか忘れてしまったのですが、これも美味でした。カツオのタタキが、ちょうど良い鰹が入らず無かったのは残念。
サケとサカナ ヒナタ グルメ・レストラン
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最後に、群馬・太田の「群馬泉生もと山廃」。香りはヨーグルト香を感じるお酒で酸味と柔らかさが絶妙に同居するお酒でした。
サケとサカナ ヒナタ グルメ・レストラン
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サケとサカナのヒナタが少し混雑してきたので、お店を変えて、今度は高知の日本酒が飲めるお店「土佐バル」へ。
土佐バル グルメ・レストラン
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高知全18の酒蔵の日本酒が楽しめる唯一のお店だとのこと。まずは、「吟醸セット」をオーダー(大吟醸セットは売切)。左から「安芸虎」「酔鯨」「無手無冠」。違いがよくわかりました。
土佐バル グルメ・レストラン
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肴はこんな感じ。まだまだ飲んだのですが、酔ってきて理由がわからなくなった。
土佐バル グルメ・レストラン
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〆は高知でも。歓楽街・追手筋と交差するグリーンロード、通称「屋台ロード」と言われる屋台街にあるお店の一つ高知では、飲んだあと「〆の屋台餃子」が定番と言われ、多くの屋台で餃子を出しますが、地元の方がオススメするお店がココ「松ちゃん」。少しだけ並びましたが、すぐに入れました。
松ちゃん グルメ・レストラン
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ということで「〆の餃子」をいただきます。かなり前ですが、吉田類さんの「酒場放浪記」でも紹介した餃子は、カラッと揚がった衣と、香ばしい食感がたまりません。
松ちゃん グルメ・レストラン
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もちろんラーメンもいただきました。シンプルなラーメンほど美味い、と思う味でした。
松ちゃん グルメ・レストラン
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高知の夜を満喫して就寝。明日に備えます。
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。
この先、「バースデー切符を使っていく四国四県の旅 ③朝一とオープンデッキ列車で室戸岬、世界初のDMV」に続きます。ウェルカムホテル高知 宿・ホテル
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