四万十川に沿って走るローカル線
- 5.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by おけいはんさん(男性)
中村・四万十川周辺 クチコミ:6件
JR四国土讃線の終着駅で、高知県四万十町の窪川から四万十市の中村までの15駅、43.0kmの中村線と、中村から宿毛市の宿毛までの8駅、23.6kmからなる第3セクター、土佐くろしお鉄道の路線。中村線は、1988年4月にJR四国から引き継いだ路線で、宿毛線は中村線の延長線として建設が進められていた路線を引き継いで1997年に開業。「四万十くろしおライン」の愛称があり、運行は中村を中心となっていますが、窪川から中村まで直通する列車もある。
高松発の特急しまんとが1本(中村行)、高知発着の特急あしずりが7往復、高知~宿毛間は下り1本、上り2本が運行されており、過去はJR四国2000系と同仕様の特急形気動車2000系、現在はJR四国の最新型の特急形気動車2700系と同仕様の2700系を2両保有しており、JR四国の車両と共通で使用されています。普通列車に用いられるTKT8000系は、海岸区間が多いことから防錆対策として、全車両ステンレス車体が特徴で、トイレ付き。8両全てに愛称があり、うち7両が沿線自治体のラッピングカラーなので外装はそれぞれ異なります。
中村線?窪川を出るとお隣の若井駅までは四万十川と寄り添いながら進み、若井駅から先、川奥トンネルに入るとループ線になりますが、トンネルなのでわからず。ループ線を出るとこれまでの田園風景から一転、深い山間を走ります。土佐佐賀を出ると太平洋の海岸線を走り、土佐入野で海岸線から離れ、峠を越えると再び四万十川の河口が広がる平野となり、中村に到着します。
宿毛線は中村を出るとまず四万十川を渡り、周辺に大型な店舗が立ち並ぶ高架線を走り、しばらく走ると田園地帯に車窓が一変。田園地帯を高架線が貫くような車窓が続きます。四万十川に注ぐ中筋川を渡り、さらに松田川を越えると宿毛市の中心部の東宿毛、その街を抜けると終着駅宿毛に到着します。もともと宿毛線は宿毛から先、宇和島に至る路線として計画されていましたが、その先は統括。現在、宇和島バスが結んでいます。
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 車窓:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/04/20
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