2024/01/06 - 2024/01/06
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今年の初もうでは京都を巡ったが、第一弾はかねて念願の稲荷山(標高233メートル)のお山巡りを果たした。伏見稲荷大社は何度も参拝してきたが、これまでは「おもかる石」で引き返してきた。今回は正しいとされる〝右回り〟で山頂へ。外国人観光客も多く、かなり多くの人が登山していたものの、幸い渋滞はなくおよそ2時間で一巡できた。登山路の道ばたには一万以上とされる無数の社(お塚)があり、歩いている間、手を合わせ続けた。かなり疲れたが、ずっと拝んでいると雑念が消えたような気がする。稲荷山という超巨大な宗教施設のパワーを全身に浴びた思いだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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この日は午前8時過ぎにJR京都駅に到着。スーツケースを預けて朝食へ。8時から開いているイノダコーヒの八条口支店に向かったが、すでに外国人客を中心に列を作っていた。8時半開店のポルタ店へ。ご存じイノダコーヒの代表的なブレンド「アラビアの真珠」だ
イノダコーヒ ポルタ支店 グルメ・レストラン
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サンドイッチにありついた。ポークヒレカツサンド。がっしりとした食べ応え。稲荷山登山に向けてエネルギーを充填した。
イノダコーヒ ポルタ支店 グルメ・レストラン
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さあ、スタート。写真はJR稲荷駅にあるランプ小屋だ。ランプ小屋とは鉄道の客車や保線用の照明用ランプ、燃料などを収納する倉庫のこと。鉄道ファンは詳しいだろうが、かつて東海道線はこの駅を通っていた。その後、路線変更したが、ランプ小屋は残された。ここは旧国鉄で最も古いランプ小屋だという。
JR稲荷駅ランプ小屋 美術館・博物館
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JR駅側から伏見稲荷にアクセス。朝9時頃だが、参拝客でいっぱいだ。さすが。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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新年を祝う「賀正」の赤い幟がまぶしい。朱塗りの鳥居の「赤」がともかくまぶしい。境内は新春ムード満点だ。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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山門前にはおなじみキツネの<狛犬>。すっくと立つ姿が、鮮やか。変な言い方だが、スターの風格がある。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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山門を入ったところにある国指定史跡の「荷田春満旧宅」。荷田春満(1669~1736)は賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤と並ぶ国学四大人の一人と称される。伏見稲荷の神官・荷田家に生まれた。
荷田春満旧宅 寺・神社・教会
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荷田春満旧宅の隣りにある東丸神社(あずまろじんじゃ)。賀茂真淵の師で国学の四大人の一人に称される荷田春満(かだのあずままろ)を祭神とする。
東丸神社 寺・神社・教会
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東丸神社の本殿。明治16年、春満に正四位が贈られたのを記念して創祀された。以来、ご利益は「学問向上、受験合格」。天神様と同じだ。
東丸神社 寺・神社・教会
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現地の説明板によると、この建物は松の下屋および茶屋(瑞芳軒)。松の下屋は当初、料亭を目指した建物だったが、料亭は開かれなかった。茶屋は移築された茶室で、通常は非公開。
伏見稲荷大社御茶屋 寺・神社・教会
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楼門と本殿の間にある外拝殿。伏見稲荷には外拝殿と内拝殿の二つがある。外拝殿は境内中心にあり、内拝殿は本殿にひっつくように建てられている。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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唐破風がダイナミックな内拝殿。伏見稲荷の場合、楼門も外拝殿も、そしてこの内拝殿も本殿と見まがうような「威風」がある
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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本殿横の奥宮。ここから稲荷山へ行く
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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いよいよ千本鳥居がスタート。この形式が途切れながら稲荷山頂上まで続く
伏見稲荷大社千本鳥居 寺・神社・教会
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千本鳥居の中は朱色が重なる不思議な空間だ
伏見稲荷大社千本鳥居 寺・神社・教会
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千本鳥居で偶然撮れた写真。不思議な感覚だ
伏見稲荷大社千本鳥居 寺・神社・教会
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千本鳥居を過ぎると奥社遙拝所に着く。名物の「おもかる石」は大人気で、行列ができていた
稲荷山 自然・景勝地
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稲荷山のそちこちに、こんな小さな社が多数ある。これが「お塚」だろうか。小さな鳥居はお供えで、売店で授与される
稲荷山 自然・景勝地
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奥社遙拝所は稲荷山登山の入り口だ。それだけにここで折り返す人も多い
稲荷山 自然・景勝地
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奥社奉拝所にはキツネの絵馬が多数
稲荷山 自然・景勝地
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稲荷山中腹にある伏見神寶神社。「ふしみかんだから」と読む。稲荷山に鎮座しているが、伏見稲荷の摂社や末社ではなく、独立した存在だという
伏見神宝神社 寺・神社・教会
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ここの狛犬は「龍」であるほか、境内摂社や末社に龍神が多数祭られており、辰年にふさわしいスポットだ
伏見神宝神社 寺・神社・教会
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伏見神宝神社の境内摂社の一つ。やはり龍神を祭る
伏見神宝神社 寺・神社・教会
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神道御徳社本部。よくわからないエリアだが、宗教法人があるらしい。稲荷山のあちこちにこうした宗教法人を見かける
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山道入り口にあるトイレ。稲荷山にはトイレが少ないので注意が必要だ。ここの辺りから山道が本格的に始まる
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扁額に福繁大神・大岩大神・白玉大神の三柱が書き込まれているが、伏見稲荷の末社。山道に入るとこうした末社や個人が奉納した「お塚」が爆発的に増え、スピリチュアルな雰囲気を倍増させている
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熊鷹社は稲荷山中腹にある伏見稲荷の末社だ。背後には山中にもかかわらず池が広がる。いかにもパワースポット
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熊鷹社はろうそくを奉納するらしい。昼間だが、雰囲気がある。ろうそくは社殿反対側の茶屋にある
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稲荷山の〝メイン交差点〟四ツ辻に到着した。少し休憩するような展望スペースがあって、そこから京都市内が一望できる
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四ツ辻にはいくつかの茶店があり、多くの人が休憩する
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ここで登山路の右回り、左回りを選択する。個人的には右回りが楽だった
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三ノ峰(下社神蹟)で白菊大神(しらぎくおおかみ)を崇拝する。 白菊大神はお稲荷さんの主神のひとつである宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)と同一という。
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二ノ峰(中社神蹟)。祭神は佐田彦大神(さたひこのおおかみ)で猿田彦大神(サルタヒコ)に通じる
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稲荷山山頂に到着! 看板には「店に再確認は不要です」とある。よっぽど、確認がうっとうしいのだろう
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山頂の上社神蹟(一ノ峰)。末広大神を祭る。山頂に到着したのは午前10時半頃だったが、参拝客で長蛇の列だった
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山頂から下り始める。急な勾配だ。左回りだったら山頂前の急勾配だけに、かなりこたえそうだ
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山頂から近い最も近い摂社の春繁大神
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御劔社(長者社神蹟)
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薬力の滝
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御膳谷奉拝所。ここでは御朱印がいただける。左回りだと四ツ辻に最も近い
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眼病にご利益があるとされる眼力社
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近くの茶店。眼力亭という名前が、いい
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山頂を経て,ぐるりと一周。ようやく四ツ辻に戻ってきた
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来た道を戻らず、裏参道を歩く。目的の荒木神社。五穀の神である稲荷を祭っている
荒木神社 寺・神社・教会
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京都御所より移築した社殿と拝殿で、荒木大神・白砂大神・荒玉大神の三柱をまつる
荒木神社 寺・神社・教会
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荒木神社が有名なのは、境内摂社の口入稲荷大神が縁結びの神様で人気だからだ
荒木神社 寺・神社・教会
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現地の説明文で「上があいた間あき鳥居 出世門」とある。鬼法教総神苑という宗教。ここで伏見稲荷は概ね終了だが、せっかくなので周辺の寺院もたずねることに
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ここからは伏見稲荷の境内から出て、周辺を散策。最初に行ったのが「ぬりこべ地蔵」。歯痛にご利益があるお地蔵さんで有名だとか。壁に塗り込められたお堂に安置されていたことからこの名がついたとか。墓地の一角にある
ぬりこべ地蔵 名所・史跡
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しばらく歩くと石峰寺。伊藤若冲の墓、五百羅漢で有名。中華風の楼門からうかがい知れるように、黄檗宗の寺院だ。参拝は自由だが、五百羅漢の参拝は有料
石峰寺 寺・神社・教会
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本堂の扉に卍崩しがあしらわれているように、この門の意匠も中華風
石峰寺 寺・神社・教会
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石峰寺から少し歩くと、宝塔寺へ。門前には「藤裏葉の苑」が。源氏物語ゆかりのオブジェがある
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宝塔寺の山門。スタンダードな朱塗りの堂々とした二重門だ
宝塔寺 寺・神社・教会
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本堂もいい。よく手入れされた境内。山門から本堂までにいくつかの塔頭寺院もあり、京都には大きなお寺さんがたくさんあるものだとつくづく
宝塔寺 寺・神社・教会
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さらに足を延ばし、瑞光寺へ。ここは本堂がいい。庵風のかやぶきの屋根が枯れた風情があり、おしゃれだ
瑞光寺 寺・神社・教会
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この辺りはお寺の集積地だ。「深草聖天」と呼ばれる嘉祥寺もそばにある
嘉祥寺 寺・神社・教会
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正面の幕には商売繁盛の象徴として大根ときんちゃくの絵が
嘉祥寺 寺・神社・教会
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本当にお寺が多い。道を挟んである真宗院
真宗院 寺・神社・教会
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真宗院の境内にはこんな石像が
真宗院 寺・神社・教会
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深草北陵(深草十二帝陵)。鎌倉時代から室町時代にかけての持明院統の12人の天皇の陵だ
深草十二帝陵 名所・史跡
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このあと、藤森駅から京阪電車に乗り、河原町のフランソワ喫茶店へ
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レトロな店内で、珈琲を
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宿は京都東急ホテル 京都駅前などホテル集中地から離れているが、最近のオーバーツーリズムの中では、人が集中せず便利だ。例えばホテルに向かうバスは京都駅行きはとんでもなく混雑するが、堀川五条行きは空いていた
京都東急ホテル 宿・ホテル
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