2023/11/13 - 2023/11/15
40位(同エリア319件中)
みーみさん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
壱岐島は、車だと20~30分で島を縦断できるぐらいの島ですが、水田地帯
が広がり、海の幸にも恵まれ、とても穏やかな豊かな島という印象がしまし
た。また、島には神社が150以上あり、神社密度が全国一だとか。
そんな島は古来から、交易も盛んで、魏志倭人伝では一支国として記され、
その王都である原の辻遺跡も発掘・復元されています。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
対馬からフェリーで約2時間の船旅で、壱岐島・郷ノ浦港に。到着しました。
郷ノ浦港フェリーターミナル 乗り物
-
港からは宿へ直行。夕食には壱岐牛のステーキが出ました。
壱岐の牛は壱岐生まれで壱岐育ち、そのほかにも厳しい条件があり、とても希少なお肉。
また、壱岐の子牛は全国のブランド牛の飼育農家に出荷され、それぞれの地域で育てられ松阪牛や但馬牛となります。かねや別館 宿・ホテル
-
観光の初めは岳ノ辻の展望台から。
岳ノ辻は標高213メートルですが、360度、島全体と海の景色を眺められます。岳ノ辻展望台 名所・史跡
-
岳の辻からの眺め。周辺には有人・無人の島々も。
岳ノ辻展望台 名所・史跡
-
壱岐島は対馬と同様、国防の重要地点だったところで、狼煙を上げて合図をしたそうで、狼煙台が復元されていました。
元寇の時は、九州本土での戦いにさきがけて、対馬同様、壮絶な戦いが繰り広げられたそうです。岳ノ辻 自然・景勝地
-
イチオシ
全国各地に~岩というのはありますが、壱岐島の猿島はほんとうに猿そっくり。
猿岩 自然・景勝地
-
イチオシ
猿島のすぐ近くには黒崎砲台跡があります。かつてはここに巨大な砲台が設置されていました。
戦時中はこの付近はもちろん一般人の立ち入りは禁止で、ここに至る道路にはその当時の門柱が残っていました。黒崎砲台跡 名所・史跡
-
少し離れたところにある黒崎砲台跡入口には、砲弾レプリカと、砲台のイラストが掲げられています。
イラストは小、中、高校を壱岐で過ごしたイラストレーター長岡秀星の絵を元にしています。
先ほど見学した砲台跡の一番下が地下6階になるそうです。黒崎砲台跡 名所・史跡
-
入口部分には入れますが、それ以上奥には行けないようになっていました。
黒崎砲台跡 名所・史跡
-
猿岩見学後、バスに乗っていくと、岩の反対側が見えましたが、全然猿には見えませんでした。
外国人観光客がこの猿岩に上るという事件があったそうです。日本人だと、こういった岩には上らないものだという暗黙の了解みたいなものがあるけど、外国人はこちらが思いもよらないような行動をするので、インバウンドが増えるということは、クライミング禁止など、それなりの対策が必要になってきますね。もし岩の形が変わってしまったら大事な観光資源がだいなしになってしまいますからね。猿岩 自然・景勝地
-
昼食は湯の本湾を見下ろす小高い丘に建つ国民宿舎・壱岐島荘でいただきました。
やはり海の幸が豊富。国民宿舎 壱岐島荘 宿・ホテル
-
ここは現上皇と上皇后陛下が皇太子時代にご宿泊されたそうで、その記念碑や、使用された食器などが飾ってありました。
国民宿舎 壱岐島荘 宿・ホテル
-
壱岐島荘からの眺め。壱岐の「松島」と言われる湯の元湾の眺め。
-
左京鼻は絶壁の絶景ポイントですが、柵は設けてありません。
柵を作ると、そこから覗き込む人がいるのでかえって危ないのだとか・・。
和歌山の三段壁は柵が造ってありましたが、どちらがどうなのでしょうね。左京鼻 自然・景勝地
-
右京鼻は玄武岩の断崖絶壁。
左京鼻 自然・景勝地
-
左京鼻の先端部分は幅がほんとうに狭くて突端には神社があります。
柵がないし、強風だったので、ちょっと怖かったです。左京鼻 自然・景勝地
-
はらほげ地蔵は、海辺に建つお地蔵さん。潮が満ちてくると一部が海に沈みますが、訪問時は干潮で、お姿が全部現れていて、近くまで行くことができました。
はらほげ地蔵 名所・史跡
-
はらほげの名前の由来はお地蔵さんの腹が丸くえぐられているからだそうです。確かに一体は丸くえぐれているのが確認できましたが、あとは赤い前垂れで見えなかったので確認できませんでした。
はらほげ地蔵 名所・史跡
-
頭の部分は実はすべて切り落とされており、その後適当な大きさの石を載せているだけなのだそうです。
どうしてお地蔵様の頭部がないのかは定かではありませんが、明治期の廃仏毀釈の時にこうなったとも。はらほげ地蔵 名所・史跡
-
日本のモンサンミッシェル・小島神社へ。
江の島や、蒲郡の竹島や、引き潮で陸地とつながる小島は、何か神秘を感じます。昔の人も同じように感じたのでしょうね。小島神社 寺・神社・教会
-
バスガイドさんによれば、渡れないんじゃないかということでしたが、到着してみると、こんな状態で、真ん中のあたりだけがまだ海水が・・。
でも、もうちょっとしたら渡れるのじゃないかと、しばらく待っていると・・。小島神社 寺・神社・教会
-
さらに潮が引いて、道が現れ、渡れるように!
ツアーではなかなか時間的に渡れない場合も多いとのことで、ラッキーでした。小島神社 寺・神社・教会
-
イチオシ
小島の上には神社の社殿がありますが、下からは見えませんでした。
地元の人が牡蠣を取りに来ていました。天然の小さな牡蠣で味噌汁などに入れるそうです。小島神社 寺・神社・教会
-
イチオシ
壱岐島最後の観光ポイントは原の辻遺跡です。原の辻ガイダンスが休館だったのでかわりに休憩に立ち寄った一支国博物館ですが、設計は黒川紀章で、最晩年の作品になります。
一支国博物館 美術館・博物館
-
原の辻遺跡の周辺は田畑が広がっています。
壱岐島は先に訪れた対馬に比べると平地も多く、そのぶん水田も広がっています。
その田んぼの中に日本最古の船着き場がありますが、今は赤と白のポールでその場所が示されているのみ。原の辻遺跡 名所・史跡
-
原の辻遺跡は魏志倭人伝に記された一大国=一支国の王都に特定された遺跡で、
史跡の国宝といわれる国の特別史跡に指定されています。原の辻遺跡 名所・史跡
-
遺跡は地元のガイドさんの案内で回りました。
原の辻遺跡から海は見えませんが、山の向こうが海になっていて、船は川をさかのぼってここまでやってきました。
川方面を見張る物見櫓も見えます。原の辻遺跡 名所・史跡
-
王都復元公園では17棟の建物が復元されています。
原の辻遺跡 名所・史跡
-
復元されている建物のひとつ・集会所。
原の辻遺跡 名所・史跡
-
主祭殿。
原の辻遺跡 名所・史跡
-
環濠集落だった原の辻遺跡。
原の辻遺跡 名所・史跡
-
壱岐島ともお別れです。
ジェットフォイルで博多まで。船窓からきれいな夕陽が見えました。壱岐島 自然・景勝地
-
博多港に到着。
博多ポートタワーが赤くライトアップされてかわいい。博多ポートタワー 名所・史跡
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
壱岐(長崎) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
33