2023/11/15 - 2023/11/15
19592位(同エリア21885件中)
りゅうさん
この旅行記スケジュールを元に
4泊5日の最終日はレンタカーで兵庫県を周りました。城崎温泉を5時過ぎに出て、立雲峡と竹田城跡の雲海を見学、その後は国宝寺院を見学しながら兵庫県を姫路まで南下し、書写山を見学しました。
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城崎温泉を5時半に出て6時半ごろに立雲峡に到着しました。雲海に浮かぶ竹田城跡を見学できるのがここです。麓にも駐車場がありますが、竹田城跡にも登ることを考えて満車覚悟で山中の駐車場へ。
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山中の駐車場は事前情報のとおり満車でしたがコンパクトカーだったため、運よく誘導の方に空いた隙間に誘導してもらい、停めることが出来ました。11月の晴れの朝ということで雲海はしっかり出てましたが、6時半の時点では立雲峡からは竹田城跡は見えませんでした。
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今日は竹田城址は見れないかもなあ・・・と半ば諦めてましたが、6時50分くらいになると雲海の中に竹田城跡が見えてきて見学者からは一斉に歓声があがりました。
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立雲峡は、山上の駐車場からすぐのところにある第三展望台、その上の第二展望台、一番上に第一展望台があります。駐車場から第一展望台まで登るのに20分ほどかかります。第二、第三からも竹田城跡は見えます。
立雲峡 自然・景勝地
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竹田城址からも雲海を見たかったので、立雲峡の第二展望台で引き返しました。大体8時過ぎまで雲海が見れるそうですが、竹田城址に登るのに40分かかるので、7時10分くらいには駐車場を後にしました。
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立雲峡から竹田の街並みに向かい、街並みに入らずにぐるりと竹田城跡がある山の裏側に周り、山城の里駐車場に向かいました。7時30分に到着し、竹田城跡へ。
山城の郷 グルメ・レストラン
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駐車場から竹田城跡へは徒歩で40分ほどかかりました。それほど登りはないんですが、それでもキツイ。頑張ってちょうど8時くらいに竹田城跡に到着。入口で拝観料払って登城しました。
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大体雲海が見れるのは8時くらいまでとのことでしたので、もう消えてるかなあと思いながら登ってきましたが、まだまだしっかり雲海は残っていました。
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竹田城跡は北側の北千畳から入り、真ん中の天守台を見学し、南側の南千畳へと抜ける見学ルートとなります。北側から見た天守台方面。
竹田城跡 名所・史跡
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天守台に登った時点ではまだ南千畳は雲海の中でした。
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天守台の正面には先ほどまで登っていた立雲峡が雲海の上で朝日を浴びていました。
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南千畳からの天守台方面。かなりしっかりと石垣が残っているのが分かります。また石垣あたりの木を伐採して分かりやすく整備していただいてます。
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この日は竹田城址を後にする8時半ころまでしっかり雲海が残っていました。立雲峡と竹田城址でしっかり雲海が見れたのは運が良かった。
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さて竹田城跡の見学に満足しましたが、まだまだ時間があります。レンタカーもせっかく借りているので、兵庫県南部の国宝建造物を周ることにしました。いずれもちょっと公共交通機関では周りにくいところにあるため、いい機会です。
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和田山から高速に乗り、次は加東市にある朝光寺へ。川沿いにある静かな寺院でした。本堂は室町時代建造の国宝です。国宝ですが、誰もおられず、拝観料も取っておられないのには驚きました。駐車場も無料です。
朝光寺 寺・神社・教会
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桁行7間のかなり大きな本堂です。室町時代の建造物にしては大きな向拝が付いていましたが、後付けなんだそうです。外陣は自由に入れますので、内陣に向かってお参りさせていただきました。
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朝光寺に向かう道中、紅葉の名所と案内板が見えたので播州清水寺へ。山上まで車で行けますが、朝光寺からは結構時間がかかりました。
御嶽山播州清水寺 寺・神社・教会
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ちょっと紅葉には早かったんですが、かなり観光客で賑わっていました。
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次は小野市の浄土寺へ。こちらの浄土堂が国宝です。中の5メートルを超える阿弥陀三尊像も国宝です。大きな大仏を納めることができる大仏様式で建築されており、あまり残っていない大仏様の建造物の中でも、その標準と評価されているお堂です。
浄土寺 寺・神社・教会
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是非貴重な阿弥陀三尊像を拝見したかったんですが、拝観にはお昼休み(12時から13時まで)があり、ちょうどお昼休みに入ったところでした。一時間待つか考えましたが、書写山の観光も考えると、時間が取れなかったので止むなく断念。
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こちらは敷地内(浄土堂のお隣)にある八幡神社です。大きな拝殿とその裏にある本殿が国の重要文化財に指定されています。この拝殿は鎌倉時代建造の割拝殿です。
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こちらは浄土堂に対面して立っている薬師堂です。室町末期建造の国の重要文化財です。一目でこれだけ国宝や重要文化財が並ぶさまを見れる寺院はなかなかないですね。お堂や神社の配置がとても珍しい寺院でした。
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次は加西市の一乗寺へ。ここまで来ると姫路まで近いです。本堂はかなり大きく、江戸初期建造の国の重要文化財です。
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こちら国宝の三重塔です。本堂へ登る石段の側に立っています。本堂まで登ると上から見学できます。
法華山一乗寺三重塔 寺・神社・教会
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上から見る三重塔もいいですが、下からは三重塔を間近で見学できます。下から見上げると見事に組まれた組物や垂木を見ることが出来ます。
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最後の訪問地、書寫山圓教寺へ。書寫山へはロープウェイで登りました。圓教寺を見学するにはロープウェイを降りてから徒歩で2時間はかかると聞いていたので、何とか目標の14時に到着しました。
書写山ロープウェイ 乗り物
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姫路市の観光名所として有名な圓教寺ですが、気軽に短時間で見て周れる場所ではないです。ロープウェイを降りてからも平たんではない山道をかなり歩きます。
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ロープウェイ山上駅から山中を20分ほど歩くと摩尼殿に到着します。ここまで有料のマイクロバスもありますが、それほど便がないうえに、バスを使ったとしても、さらに映画ロケで有名になった三つの堂までは徒歩で20分ほど歩くことになります。
書写山圓教寺 寺・神社・教会
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やっと三つの堂に到着。奥が食堂、右が大講堂、左が常行堂でいずれも国の重要文化財に指定されています。
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大講堂と食堂は中を見学させてもらえます。大講堂は外陣のみ、食堂は2階まで上がらせてもらえます。
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さらに奥の院のほうに進めば重要文化財の建造物がいくつか見学できます。案内にあったように見学に2時間かかりました。竹田城に登った後の2時間の散策はかなり堪えました。
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書写山を後にしてレンタカーを返却するために姫路駅へ。姫路城の入場は4時まで、好古園の入場は4時半までということで、まだ好古園には入場できる時間だったため、レンタカーを返す前に好古園だけ見学しました。
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4時半から閉門の5時まで好古園を散策しました。紅葉の状況を見に行ったんですが、まだまだ早い感じでした。いつもなら紅葉の時期なんでしょうが、今年はどこも紅葉には早い状態でした。
好古園 名所・史跡
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ところどころ紅葉も見れました。好古園の後は姫路城へ。姫路城は4時が最終入場ですが、2年ぶりなので夕焼けの大天守だけでも見学しようと大手門がある三の丸広場へ向かいました。
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最後は夕方の姫路城の三の丸を散策しました。紅葉には早い状態ですが、紅葉祭りの後片付けをされていました。5時過ぎにレンタカーを姫路駅で返して4泊5日の山陰旅行は終了。姫路駅で夕食食べてお土産買って新幹線で帰宅の途に就きました。
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