夏休み　家族で行く四国一周リベンジ旅行【３日目その１】　松山から徳島市内へ　眉山と阿波おどり会館

2023/08/17 - 2023/08/19

４年ぶりリベンジの四国一周の家族旅行。
３日目は、宿泊していた松山市内の道後温泉から、高速道路で一気に徳島市内に向かいます。私みたいに鉄道慣れしているとそういう実感がないのですが、実は愛媛県と徳島県は接していたりします。

いよいよ４つめの県である徳島県。まあ、初日にちょっと徳島県内を通っていますけどね（笑）

まずは徳島市内で徳島ラーメンを食べたあと、阿波おどり会館に向かいます。この建物の５階が、市街地に接している眉山に登るロープウェイの乗り場。まずは眉山の展望台に行きました。
徳島には何度か来たことがありますが、眉山は初めて。こんなに市内がバッチリ一望できるんですね。
そのあと、阿波おどりミュージアムを見学。

徳島市内の手っ取り早い観光スポット巡りです。

エリア 徳島市(徳島)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日目の朝です。
ホテルの窓から見える、朝の道後温泉街。

花ゆづき 宿・ホテル

今日は一日良い天気らしいです。
ただし暑くなりそ～

上の写真のやや左らへんに写っている道後温泉本館。
早朝から、すでにお客さんが並んでる。

昨日の夕食と同じ場所で朝食タイム。

焼鮭の乗ってる皿としらすの小鉢はあらかじめ置いてあって、あとはバイキング。
いろいろと取ってきた。
こういう和食のものを取ってきても、シメはコーヒーだったりする（笑）

昨日、長男が道後温泉駅で伊予鉄道のICカードを買おうと思って窓口が閉まっていたので、出発前に改めて駅まで散歩しに行った。

現在工事中の道後温泉本館の横を通る。

道後温泉本館 温泉

一部、幕が開いていて、工事の様子が見えるようになっていた。

本館前から続くアーケード街（まだ朝早いので各お店が開店してない）を通って、

道後温泉駅まで来た。

窓口は8:30から開くと書いてあり、日差しが当たって暑い中すでに列ができていた。

道後温泉駅 駅

並んでいても暑いので、駅のホームで電車を眺めて待つ。

路面電車の路線図。前日の夜、なんで１人で乗りに行かなかったのかなあ、と今になって思う（笑）

駅前にあったカラクリ時計が動き出したので見に行った。

このあと、8:30に窓口が開く。
がしかし、窓口で扱っているのは坊ちゃん列車の乗車券やフリー切符類などで、ICカードは車内で買うことになるらしい。
「じゃあ、電車に乗ろうかね」と思ったら、長男曰く「そこまでしなくてもいいよ」あっさりハシゴを外された（爆）

昨日電車に乗って買っておけばよかった。判断ミス。

ということで、結局電車に乗ることはなく、道後温泉を出発。

今日は、松山から徳島市内に向かう。

私みたいに普段鉄道ばかり乗っている人間からすると、松山から徳島って途中高松などで乗継がないとならず、四国の端から端というイメージがあるが、実は愛媛県と徳島県は接していて、車だと高松まで行くのとそんなに距離は変わらない。

松山ICから、松山道を東へ。

途中、西条市内にある石鎚山SAに立ち寄る。

石鎚山サービスエリア (上り) 道の駅

SAの建物内。
置いてある土産物類が、愛媛県だなあと思う。

愛媛県で採れたオレンジを使った生搾りジュースが飲めるコーナーがあった。

注文すると、店員さんが箱の中からオレンジを取り出してきて…

機械で絞る。これを直接カップへ。

愛媛県内ならではの一品でした。

ちなみに、昨日道後温泉に着く直前にコンビニに立ち寄っていたのだが、店内にオレンジジュースが出てくる蛇口があったらしい。
今じゃなくてその時教えてよ…

SA内には、こんなコーナーもある。
「坊ちゃん列車ギャラリー石鎚」

明治期に実際に走っていた「坊ちゃん列車」に関する資料が展示されている。

路面電車に使われていた銘板とかいろいろ。

現在の伊予鉄のグッズ類もいろいろ展示。

県内の坊ちゃん列車に関する展示をしている博物館などの案内もあった。
坊ちゃん列車ギャラリーといえば、松山市駅前にも大きなのがあるらしいですね。

この石鎚山SAの施設は伊予鉄道グループが運営しているそうだ。
だからここにあるのかな。

石鎚山SAを出発。
このあたり、高速道路はずっと、平地のヘリの小高いところを走る。
瀬戸内海沿いの平地が眼下に見える区間が多い。

長男がスマホで撮影した画像を拝借。

だいぶ進んで（まだ愛媛県内）、川之江JCTで高松方面に向かう高松道と分岐。

そのすぐ先、川之江東JCTで今度は高知方面への高知道と分岐。
ここからは徳島道。最初の井川池田ICまでの区間は、２日前逆方向に通った。

徳島道は、ほとんどの区間が片側１車線の対面通行。

ICやPAのところだけ道が広がって片側２車線になる。

途中、一部区間のみ片側２車線。
この区間はスイスイ。

ここから徳島市。イラストが阿波踊り。

徳島ICで降りる。

徳島ICを降りると、国道11号線を徳島市内へ。
途中、吉野川大橋を渡る。

この道、昨年５月に来た時に渋滞していて、徳島駅からの列車に乗り継げなかった、因縁の道です(^^;)

↓その時の顛末記
https://4travel.jp/travelogue/11764153

ああそうだそうだ、記憶にあるこの景色。
このあたりも混んでましたね～

この交差点を曲がると徳島駅方面。
あんなことがあったから、逆によく覚えてる（笑）

そろそろお昼。
駅の手前のコインパーキングに車を停めて、歩く。

今日のお昼は、駅前ロータリーのすぐ手前にある、徳島ラーメンのお店。

麺王 徳島駅前本店 グルメ・レストラン

おしながき。入口で食券を買って中に入る。
徳島ラーメンは県内地域によって何種類かあるらしいのだが、徳島市内では豚骨ベースの濃口醤油味で、甘辛く煮た豚バラ肉、お店によってはさらに生卵が乗っているのが特徴とのこと。

店内はテーブル席とカウンター席。
運良く入口入ってすぐのテーブル席が空いていた。

ここにもお品書き。
替玉はいくつか種類があるらしい。
このお店、今ではラーメン屋さんでよく見られる「替玉」「麺の硬さを選べる」を早い段階から導入したとのこと。

店内に貼ってあった「2023阿波おどり」のポスター。
この一週間前に市内で大々的に行われていた。
たしか祭りの終盤に台風が来て、最終日は中止になったはず。

カミさんと次男は、スタンダードな徳島ラーメン。

私と長男は、それに鳴門のわかめを乗せたわかめラーメンを注文。

ではいただきましょ～♪

こういう店に来ると、必ず替玉を追加注文する長男。

お店のすぐ横から見た徳島駅。
駅前にある「阿波踊りポスト」にご挨拶しに行こうと思ったが、ここから意外と歩きそうなのと暑いので断念。

徳島駅 駅

駅前から、再び車で「阿波おどり会館」に移動。
といっても、さっきのラーメン屋さんから歩いても10分くらい。
暑くなければ歩いたかも。

阿波おどり会館 テーマパーク

玄関を入るとチケットカウンターがあり（写真の右の方）、その奥は広い物産店になっている。

阿波おどり会館は５階建て。
２階が毎日昼夜合わせて５回阿波踊りの実演があるホール、３階が阿波おどりミュージアム、そして５階が眉山ロープウェイの乗り場。

まずは、５階にある眉山ロープウェイの乗り場へ。

あわぎん眉山ロープウェイ 乗り物

窓越しに見えている、眉山ロープウェイは丸いゴンドラが２つつながっている。

こちら、眉山ロープウェイのチケット。
３階にある阿波おどりミュージアムとのセットで買った。

ロープウェイは15分間隔で運転している。
ゴンドラはクーラーがない上に風通しが今イチなので暑い^^;

眉山は徳島の市街地に接した小高い山。
あの山の上に登っていく。

登っている途中で、すでに徳島の市街地が一望できる。

山の上の駅に着いた。
駅の真上が展望台になっているのだが、なにしろ暑い…

眉山(徳島県徳島市) 自然・景勝地

そのすぐ横に、２階建ての建物があった。
２階が展望室になっている。
冷房完備のようなので、そちらに行った。

その展望室から見た、ロープウェイの駅と展望台。

徳島の市街地を一望。
真ん中に見える緑の部分が徳島城跡で、その左下あたりが徳島駅。
向こう側には吉野川が見える。

こちら、海の方角。
夜になると夜景がきれいそうですねえ。
というか、有名な夜景スポットらしい。

では、そろそろ下山しましょう。

ロープウェイの山上駅。

ロープウェイで下山。

ロープウェイの山麓駅のある５階から３階に下りたところにある「阿波おどりミュージアム」。

阿波おどりの歴史をはじめ、いろいろなものが展示されている。

ジオラマなどもよくできてる。

上のジオラマの裏側。
こういうところも手を抜いてない。

昭和６年に初めて録音されたという阿波おどりのレコード。

阿波おどりに使われる衣装。

小道具などもいろいろ展示。

有名なフレーズですね。

阿波おどり会館前からまっすぐ延びる道は、突きあたりが徳島駅になっている。
では、そろそろ徳島市内を出発。最後の目的地に向かいます。

【３日目その２】につづく

この旅行記へのコメント （4）

• Akrさん 2023/12/05 09:10:18

  高速を走ると四国の鉄道路線図がいかに遠回りかわかりますね

  Tagucyanさま
  
  おはようございます。
  夏の暑さが伝わって来る旅行記ですね。今朝の仙台は２度。あ～酷暑が懐かしい　笑
  
  朝食ブッフェで一通り和食で攻めて、〆にコーヒーはあるあるです。わたしはいつもそうだし。納豆ご飯食べてオレンジジュース飲むバカ舌の持ち主ですのでご安心ください　笑
  
  長男さんへＩＣカードを買わせようとしてなんとかいよてつに乗せようとするお父さんの企みはあっさりと却下されちゃって笑ってしまいました。長男さんのＩＣカードへの執着はそこまででもなかったんですね。やっぱり前夜のうちに単独で乗っておくべきでした。
  
  四国の高速道路。
  高速道路が整備されてから地図を見ると各都市間の結び方は高速道路が正解ルートですね。松山～西条間なんてその典型で、予讃線は海沿いに半島づたいに今治経由だし、松山～徳島間も四国中央から池田経由で地図をまっすぐ東へ、徳島線沿いを行くスタイル。トンネル技術の進歩もですが、鉄道は主要都市を結ぶ役割があったし、開業も100年近く前とかザラなので致し方がない事ですね。
  
  次回はどこへ寄って帰るのでしょうか。
  
  Akr

  Tagucyanさん からの返信 2023/12/05 21:34:29

  昔はしょうがなかったのかも知れないですけどね

  
  Akrさま
  こんばんは
  
  あれほど長くて暴力的な暑い夏が続くと、永遠に冬なんか来ないのではと思ってしまいますが、しっかり寒くなりましたね。
  
  ホテルでビュッフェタイプの朝食になったときに、気分的に和だったことも洋だったこともありますが、シメはいつもコーヒーなんですよね。この組み合わせをすると、ああ旅の途中だなと思います（笑）
  
  道後温泉駅の窓口で、ICカードは車内でと言われたときに「お、これは電車に乗れるチャンス」と思ったらあっけなくハシゴ外されまして。今回、これだけ駅や電車の写真が出てくるのに全く乗ってないというのも…　ホント、なんで前夜乗らなかったんでしょうねえ…
  
  私も、四国の鉄道網が固定概念として頭の中に入っているので、高速道路網の方はちょっと違和感があるのですが、確かに海辺を走る松山〜今治間とか、いかにも災害に弱そうな大歩危小歩危の谷を走る土讃線とか、昔は技術的にそこしか通せなかったのでしょうが、今となっては線形的に不利になってしまっていますね。まあ、高知道の愛媛県と高知県の境目付近では数年前ハデに土砂崩れで不通になった記憶がありますが。
  
  最後は、空港からもほど近いあの場所です。
  
  ---
  Tagucyan

• まるきゅーさん 2023/11/26 18:11:41

  意外と行きやすい愛媛徳島

  Tagucyan様、こんにちは。
  愛媛から徳島は行きにくいイメージがありましたが香川や高知通らずに行けるのですか！盲点でした。
  生絞りオレンジジュースは愛媛最近都内にもありますが500円もするので使っている人をほとんど見たことがありませんね。やはり本場のほうがおいしそうに見えます。
  徳島といえばかなり前ですが温泉と徳島ラーメンの旅行記を思い出しました。
  阿波踊りポストも君津の牛さん並みに有名になってしまったようで笑
  これに便乗して品川の湘南ポストも有名になってほしいと思ってしまいました。
  阿波踊りと聞いて高円寺と南越谷の発車メロディーを思い出してしまったまるきゅー

  Tagucyanさん からの返信 2023/11/26 21:15:11

  鉄道と高速道路だと微妙にルートが違うんですよね。

  
  まるきゅーさま
  こんばんは
  
  私もそうですが、鉄道網しか頭に入っていない人間からすると、松山から徳島となると間に香川県が挟まるイメージになりますが、高速道路だと直接愛媛県から徳島県なんですよね。他にも、香川県から高知県についても、鉄道だと徳島県経由になりますけど、高速道路だと愛媛県経由になるんです。何を隠そう私も、今回初めてこれらのことを認識しました。
  
  石鎚山SAで飲んだ生搾りジュースの機械ですが、次男の情報（情報源はほぼYouTube）によると愛媛じゃなくてもあちこちに同じ機械があるとか^^;　ただ、使っている素材が地元産だと思うので、ここならではの飲み物ではないかと思います。
  
  徳島駅前の阿波踊りポスト、なんかメジャーになりつつある（笑）　今回もせっかくあそこまで行ったのでご挨拶に行きたかったのですが、駅前のロータリーが意外と広くて、結構歩きそうだったので断念しましまいました。
  何せあの日は暑くてですね…　いつのまにかすっかり寒くなりましたね。
  
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  阿佐ヶ谷駅の七夕メロディーの方が頭に残ってるTagucyan