2023/10/29 - 2023/10/30
65位(同エリア1233件中)
akikoさん
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この旅行記スケジュールを元に
松江旅2日目、朝から行きたかった由志園を訪問し、午後に松江中心部に戻ってきました。
この日は午後5時過ぎの高速バスで帰る予定だったので、観光できるのは3時間余り。前日、松江で行きたかったフォーゲルパークと宍道湖を訪れていたので、短時間で観光できるのは、国宝松江城周辺でした。
まずは、松江城と美しい洋館の興雲閣を訪れたあと、松江城の北側堀沿いに城下町らしい面影を残す伝統美観地区を散策して残りの時間を過ごしたのでした。
ゆる~い松江城周辺のなんてことない散策記ですが、よかったらお付き合いくださいね(^_-)-☆
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由志園からまた路線バスで松江市内中心部に戻ってきました。松江駅まで戻らずに、「県民会館前」で下車。
お堀沿いの道「大手前通り」をテクテク歩いて松江城方面へ! -
お城の近くまで来ると、堀尾吉晴公と書かれた銅像がありました。築城を指示している姿だそうで、吉晴公は、「松江開府の祖」と呼ばれているのだそうです。
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吉晴公が指していた先には、松江城の天守がありました。
関ヶ原の戦いでは、吉晴の息子の忠氏(ただうじ)が徳川軍の味方に付き、その功績で吉晴・忠氏親子は、出雲と隠岐の領土を拝領。
堀尾氏は月山富田城に入り出雲国を治めていきましたが、交通の便などが悪く城地移転を計画。宍道湖の東端に位置し、城下町を見晴らすことができる亀田山に、5年の歳月をかけ1611年(慶長16年)松江城を完成させたのだそう。 -
城内に入ると、広場があり「馬溜(うまだまり)」という、高さ13mの石垣がそびえていました。ここは大手門があった場所だそうで、この時は、"松江菊花展"が行われていました。
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たくさんの品種の菊に混じり、大輪の牡丹の花もありました。
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前日、大根島の由志園で見た牡丹のコーナーもあったんです。
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リース仕立てのハート型から菊が見える仕掛けや、島根の観光キャラクター『しまねっこ』を模った菊人形も可愛く並んでいました。
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馬溜の下にずらりと並べられた菊の花.:*☆*:.
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馬溜の横の石段を上っていきます。
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石段を上がった先を右に行けば「天守」へ、左に行けば「松江神社」や「興雲閣」があるとのことで、まずは美しい洋館建築の「興雲閣」を訪ねることに!
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少し行くと、「松江神社」がありました。この神社は松江開府の祖 堀尾吉晴、松江藩主 松平直政や徳川家康が祀られているのだとか。
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その境内にハート型の絵馬の絵馬かけがありました。
その絵馬には「縁雫 (えにしずく)」という言葉が!"縁"と"雫"を組み合わせた素敵なネーミングで... 調べてみると、松江の女子高生が名付けたんだそうです。
「縁結びの地であり水の都でもある松江は雨の似合うまち。宍道湖や大橋川、松江城堀川にしとしと落ちては消えていく雫。しっとりと濡れそぼつ雨の日の松江は、木々や花々を彩りよく蘇らせ幻想的な美しさをかもしだします。そんな松江に降る雨を「縁雫 (えにしずく)」と名付けました。松江に降る雨は、こころをリセットし、あなたのもとへ素敵なご縁を運ぶ雨なのです」と松江観光協会のサイトで紹介されていました。 -
神社の隣に「興雲閣」がありました。ミントグリーンが印象的なこの建物は明治36年に明治天皇行幸時の御宿所として建設された迎賓館だとか。
美しい洋館ですが、木造建築に西洋風の装飾や彫刻が施された「凝洋風建築」に分類されるんだそうです。 -
アーチ型のエントランス(写真上)を入ってみましょう!
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正面に赤い絨毯が敷かれた階段があり、そのレトロ感がとても素敵でした。
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階段の踊り場からエントランス方面と2階入口を見て...。
外国人の設計でなく、日本の大工さんが西洋建築を真似て作ったそうですが、とても美しい造りでした。 -
2階には広いホールと貴顕室がありました。写真の部屋は貴顕室(きけんしつ)と呼ばれるもので、"貴顕"とは、身分が高く名高い評判があることを意味するそうで、明治天皇の行在所として使用する目的で建設され、装飾・彫刻を多く用いた華やかな内装が特徴なんだとか。
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カーテンや絨毯は、のちに当時の写真をもとに再現されたそうですが、とても品格が感じられる上質のものでした。
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広いホールの横にベランダに続く間があり、外の景色も見通せ、絵になる素敵な光景が...。
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反対側からホールを見たところ
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ベランダへの出入口がある間にはやわらかな光が差し込み、奥に見えていたのは、松江城二の丸付近と松江市内の風景でした。
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2階のベランダに出て、建物を見たところです。ミントグリーンの外壁に列柱廊(コロネード)がめぐらされ、アーチ開口の素敵な窓も美建築の一つの要素になっていました。
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反対側の様子
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『興雲閣』の1階には、『亀田山喫茶室』というカフェがありました。明治建築の雰囲気を味わいつつお茶が飲める喫茶室だそうで、入ってみることにしました。
亀田山とは、松江城がある小高い山のことらしく、ロゴマークはアーチ開口の窓がモチーフになっているようでした。 -
レトロで落ち着いた雰囲気がし、時間がゆっくり流れているような気がしました。
美味しそうなケーキもあったのですが、松江城のあとは「松江歴史館」で和菓子職人の方が一つ一つ手作りした和菓子を食べる予定だったので、ここは"亀田山ブレンドアイスコーヒー"だけをお願いしました。
淹れたてのコーヒーはとても美味しくて、午後のティータイムにぴったりの場所でした(^^)♪ -
興雲閣をあとにし、次は天守方面に上がっていくと... 一ノ門が見えてきました!
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そして一ノ門をくぐると、松江城天守が現れました!大変立派な天守で思わずテンションが上がりました。
松江城は、全国に12城しか残っていない現存天守の一つで、国宝になっている5城の一つだとか。まだあります!天守の高さは約22mで、現存する12天守の中で姫路城、松本城に次いで3番目の高さ、天守の平面規模は姫路城に次いで2番目を誇るそうです。 -
少しアングルを変えて、斜めから見ると、雰囲気が少し違って見えていました。
天守入口には、突き出た部分がありますが、敵の進入を防御するための附櫓(つけやぐら) というものだそう。 -
出入口がある面をアップで!千鳥が羽を広げたように見える曲線の三角屋根を「千鳥破風」と言い、それが東西南北にあることから、別名"千鳥城"と呼ばれているのだとか。
一番上には、鯱(しゃちほこ)が対で見えていますが、高さ2.08mで現存の木造の鯱の中では日本一の大きさなんだとか。 -
石積みも工夫された"牛蒡積みの石垣"と呼ばれるもので、石の大きな部分を内に、小さな面を表に出して積み上げられています。石組にしてはもっとも頑丈な積み方らしく、400 年を経ても崩れず現存しているのだそう。
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受付で天守入場料(680円)を支払い入場。
かなり急な階段を登っていきます。材質は軽い桐で、敵が攻めてきた際に階段を取り外せるようになっているんだとか。また、狭くて急なため、上ってきた敵を攻撃したり、突き落としたりするのに有効なんだそう。引き戸も付けられていて、開口部を塞ぐことで敵の侵入を防ぐ策が施されているんだそうです。 -
天守の内部
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最上階の望楼まで登ると、松江市街や宍道湖が一望できる絶景が待ってくれていました。
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回廊から素晴らしい眺望が!
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こちらは南側。遠くに宍道湖が見えていました。よく見ると、島のようなものが...。
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前日、夕景で見えていた「嫁が島」でした。
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近くの方に視線を移すと、興雲閣や松江神社も見えていました。
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こちらは東側。遠くにポコポコと山が見えていますが、左は標高331mの嵩山(だけさん)、右は「寝仏」の愛称で親しまれている和久羅山(わくらさん)だそう。さらに低い山が続いていますが、その奥には天気が良ければ大山が見えるそうです。
左下に瓦屋根が見えますが「松江歴史館」で、その左に見える橋が北堀橋なんだそう。 -
これは一ノ門がある方面を見下ろしたところで、この広場から松江城を撮影したのでした。
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場所が変わって、天守をあとにし、松江城の東北の角に位置する「脇虎口ノ門跡」あたりまでやって来ました。
お堀を進む遊覧船が見えていますが、この船は「堀川めぐり」のもので、船から四季折々の自然を満喫しながら、50分かけて美しい城下町の風景を楽しめるんだそうです。 -
右の方を見ると、「松江歴史館」が見えていました。
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お堀にかかる「北惣門橋」を渡れば、歴史館に行けるのですが、なんとこの日は月曜日で、歴史館が休館日だったんです°°・(>_<)・°°
この歴史館は江戸時代風の建物にある博物館で、城下町松江に関する展示や、和菓子を楽しめる喫茶店「きはる」があるというので、ぜひ訪ねてみたいと思っていたのでした。「亀田山喫茶室」のところでも書きましたが、飲み物だけにしたのは、ここで現代の名工「伊丹二夫」氏が実演する創作上生菓子が頂けると思っていたからでした。
和菓子のことですが、松江は京都・金沢と並ぶ日本三大和菓子処と呼ばれるのだそうです。茶人であった松江藩七代目藩主・松平不昧公(治郷)が松江に茶の湯文化を広め、それとともに和菓子処として全国に名を馳せるようになったのだそうです。
職人の技が注ぎ込まれた"芸術品"である上生菓子が歴史館の喫茶内で実演され、出来立ての和菓子を頂けるというのでとても楽しみにしていたのです。あ~残念!これはいつかまた出直さないといけません。 -
この橋は「宇賀橋」。この橋を渡って、松江城の北にある ”歴史保存地区” に向かいました。
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お堀沿いに立派な松並木があり、このあたりから松江で最も城下町らしいたたずまいを残す『塩見縄手』と呼ばれるエリアに入ります。
"縄手"とは、縄のようにひとすじにのびた道路のことで、この塩見縄手には、武士の家中屋敷が並んでいたそうです。 -
右手に「武家屋敷」が見えてきました。この地域は、江戸時代、500石から1,000石取りの中老格の藩士の屋敷が並んでいたところだそうで、現在、松江市伝統美観保存地区に指定されていています。
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ここは『space濠々』という古民家の雑貨店。着物生地を使った和小物やつまみ細工、陶器、ガラスのうつわ、アクセサリーなど地元作家の作品を中心に扱っているそうです。入口の前に可愛い石像が!
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この石像は雨粒の形をしていて、「雨粒御伝 (あまつぶおんでん)」という名前がついているんだとか。「御伝」とは、松江の魅力を伝える " 伝道師 " として意味を込めた造語で、8体あるという雨粒御伝は、松江城を巡る堀川沿いに設置されているんだそうです。
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「武家屋敷」が通りの向こうに!当時のまま保存されているのがこの屋敷だそうで、「塩見縄手」の名前の由来となった塩見小兵衛も住んでいた屋敷なんだとか。
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お堀沿いに遊歩道が整備され、松が植わっているのですが、このように斜めに伸び、枝が垂れ下がり、トンネルのようになっている老木もありました。
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この木だけじゃないんです。同じような老木が何本もあって... なぜこのようになるのかとても不思議でした。
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松江城の北側のお堀端まで進んできました。ここでも「堀川めぐり」の遊覧船が通り過ぎて行きました。
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お堀端の一角に「小泉八雲」像が立っていました。小泉八雲は本名をラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)といい、19世紀末に活動したアイルランド系ギリシャ人の作家。
八雲は東京で亡くなるまでの14年間を日本で過ごし、その間、松江では島根県尋常中学校の英語教師として松江に赴任し1年3ヶ月ほど暮らしたのだそうです。 -
銅像の立つ広場の道路を挟んで反対側に、約5ヶ月間過ごしたという家があり、「小泉八雲旧居」として公開されていました。
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小泉八雲の名前と代表作は知っていましたが、詳しくは知らなかったので、興味半分に旧居を訪ねてみました。
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門を入ったところに、高浜虚子の句碑があり、「くはれもす八雲旧居の秋の蚊に」と刻まれていました。
八雲は、枯山水の庭を好み、鳥の声や草木の香りなどの「日本の美」を五感で味わい、松江をこよなく愛したそうです。 -
この建物は八雲と元松江藩士の娘セツが、明治24年に約5ヶ月間新婚生活を過ごしたそうです。江戸時代中後期に建てられた松江藩士の武家屋敷で、居間として使用していた部屋からは美しいお庭が楽しめるようになっていました。
八雲はこの屋敷で「知られざる日本の面影」をはじめとする多くの原稿を書き上げ、「知られぬ日本の面影」第十六章「日本の庭園」はこの屋敷の庭について書いたものなんだそうです。 -
居間から見える庭は、飛び石や石灯籠が配された枯山水庭園でした。
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南面のお庭には、面白い木が植わっていて...
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アップにすると、このように見えていました。なんだかグロテスクに感じますね(笑)
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北側にもお庭があって、それぞれ違った趣が感じられました。
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「日本の庭園」に、このお庭のことが書かれているそうで、その一部分が紹介されていました。
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そのなかで、例えば、「そこには苔の厚く蒸した大きな岩があり、水を入れて置く妙な格好の石鉢があり、年月のため緑になった石灯籠があり・・・」という部分があるのは、おそらくこのあたりのようです。
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また、「大きな石の魚のシャチホコが一つある」とか「川土手のような緑の饅頭山がある。青々としたこういう高みは総て皆、その表面が絹の如く滑らかな、そして川の紆余曲折をまねている・・・」などとも紹介されていました。
文章がとても詩的で、比喩が巧みで日本人以上に日本人らしいのではと驚きました。 -
床の間には掛け軸が掛けられ、和花が飾られていました。横には風景画の屏風も設えられていました。
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自然の風景をそのまま摘んできたかのように生けられた茶花や、柘榴とツルウメモドキなどがそっと飾られていて、それがとても素敵でした。
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ガラス越しに見えていた北面のお庭
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それぞれのお庭には、四季折々、このようなお花が咲くんだそうです。きっと八雲もそれを見て目を細めていたのでしょうね。
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旧居の横には「小泉八雲記念館」もありました。
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ちょうど、この日の午後歩いてきた道がわかる案内地図が立っていたのでパチリ!
加筆し、①から⑨まで記してみました。
⑧は「松江ごころ」というお土産物屋さんの横の階段を上がったところにある、「あとりえgtp」というアクセサリーや雑貨を併設の喫茶室だったような...。うっかりしてお店の名前を思い出せなくて、旅行記を書く段になり気づいたのでした。とにかく「自分でお茶を点てて、和菓子が食べられる」という看板を見て、2階へ続く階段を上がったのでした。 -
それがこのお店です。年配のご夫婦がやっておられる喫茶室で、組子細工や石見神楽の衣装生地を使って御朱印帳バンド作成体験もできるお店のようでした。
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2階にあるお店からはお堀が眺められ、テラスに出ることもできました。
自分でお茶を点てられるという和菓子セットは2種類あって、「千鳥城せっと」というお抹茶・季節の生菓子・菜種の里(冷/温茶 付き)のセット(880円)をお願いしました。 -
お点前の茶碗はお好きなものをどうぞ、ということで... 一つ秋らしい器を選択。
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席もご自由にということで、この席に座ることに!
松江には作法にこだわらず、お抹茶を日常的にたしなむ風習が定着しているのだそうです。この風習は、江戸時代のお殿様、松江藩松平家七代藩主・松平治郷(不昧公)が広めたとのこと。
不昧公は江戸後期を代表する大名茶人で、10代のころから茶の湯や禅の世界を学び、流派や形式にこだわらない「不昧(ふまい)流」を確立。不昧公は、千利休などと並ぶ茶の湯会のスーパースターだったんだそうです。
そしてそのスーパースターがいた松江には、今なお作法にこだわらず、カジュアルにお抹茶をたしなむ風習が根付いているんだそうです。 -
しばらくして、このようなセットが運ばれてきました。
左上から、お湯を張った器に茶筅が入ったもの、抹茶が入った棗、お湯が入ったポット、そして私が選んだお茶碗、そして生菓子&黄色い落雁でした。
これはすでに自分でお茶を点てたあとに撮影したものです。久しぶりにお茶を点てました。すでにできたものをいただくより、自分で点てる方が楽しくて、一連の動作をする間に自然と心が落ち着くのを感じたのでした。
生菓子は安来市の足立美術館のお茶席菓子になっている銘菓で、黄色の菓子は不昧が「寿々菜さく 野辺の朝風 そよ吹けは とひかう蝶の 袖そかすそふ」と詠み「菜種の里」と命名したとされるものだとか。とても美味しくいただきました(*^^*) -
そのあと温かい煎茶も出していただきました。もう伝統美観地区もほぼ見終えていたので、このあと特にすることもなく、この日のことを思い出しながらゆっくり過ごさせてもらいました。
このお店をやっておられるご夫婦はとても感じの良い方で、居心地が良かったです♪ -
そろそろ松江駅に戻らなくてはいけない時間になりました。
小泉八雲旧居あたりは、主要観光スポットを結ぶ『レイクラインバス』が利用できるはずと思いましたが、お店の方が申し訳なさそうに今は1時間に一本しか運行していないと教えてくれました。次のバスはまだまだ先だったので、普通のバスに乗るためお城の周りをさらに進んでいきました。
亀田橋という橋があり、傍には松江城を築城している人々の石板が! -
橋の上に立つと、水面に紅葉しかけの木々が映り込み、それがとても綺麗でした。
このあと、最寄りのバス停から松江駅に戻り、ホテルで荷物をピックアップ。そして17:15発のJR大阪駅行きの高速バスに乗り、帰途につきました。 -
1泊2日の松江への旅は、このようにしてあっという間に終わりました。由志園のダリアが浮かぶ池が見たいという目的で松江を訪ねましたが、とても楽しい旅になりました。
春の牡丹の季節、そして秋のダリアの季節は、松江は花で華やかに彩られることがわかりました。他にも素敵な観光スポットがあるので、よかったら訪問してくださいね。
松江の旅行記にお付き合いくださって、ありがとうございました♪
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この旅行記へのコメント (18)
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- ネコパンチさん 2023/11/27 10:43:09
- 松江1泊2日旅行のモデルコース
- akikoさん、おはようございます!
念願の由志園訪問後も
楽しい時間を過ごされたのですね。
まず興雲閣、明治時代の擬洋風建築なんですね!
なるほど明治村にありそうな(笑)
というか、あちらに移築されずに残っているのは
取り壊しの危機に見舞われなかったということですね。
内装の保存状態もよく
地元で大切にされてきたことが伝わります。
左右対称の大階段、室内からベランダへ
光に向かって撮られた写真の美しいこと!
カーテンのドレープの印影もきれいですね。
そして松江城、最近行った姫路城を思い浮かべながら
天守内部を眺めました。
階段、本当に狭くて急ですよね。
姫路城に隣接する博物館に
現存12天守のミニチュアが展示されていたんですが
松江城はかなり存在感ありましたよ。
平面積は松本城を上回り2番目ときいて納得です。
楽しみにしていた上生菓子がいただけなかったのは
ショックだったでしょう!
でもこれは春の由志園にも行けということですよ(^ー^)
その時が来たら月曜日は外して計画しなくちゃ(笑)
akikoさん、お茶の作法にも通じてらっしゃるとは。
選んだ抹茶碗も秋らしくて素敵♪
旅の最後のゆるり時間、
忘れがたい締めくくりになりましたね(*^^*)
お手本にしたい松江1泊2日旅、
ご紹介ありがとうございました!
ネコパンチ
- akikoさん からの返信 2023/11/27 21:07:02
- RE: 松江1泊2日旅行のモデルコース
- ネコパンチさん、こんばんは〜
一人旅って見たいところはしっかり見て、
あとはその日の気分で、お気楽に過ごせるという
ところがいいですよね!
2日目の午後の旅スケはきちんと決めていなくて、
3時間くらいならお城周辺でも散策して、、、
歴史館で出来立ての生菓子をいただくのがいいかも
と思って出かけたのでした。
興雲閣は、神戸の異人館や明治村にありそうな洋館
でしょ。でも擬洋風建築と呼ばれるんですって。
たぶん、建てられているのが、二の丸跡という立地
にあるので、取り壊しの危機にあわず、大切に維持、
管理されてきたんだと思います。
> 左右対称の大階段、室内からベランダへ
> 光に向かって撮られた写真の美しいこと!
ありがとう〜〜 私も美しいと思って写真を撮った
のでした。洋館建築では、階段って目立つところに
配され、とても美しいですよね。そう言えば、
ホーチミンでもよく階段を撮影したものです(笑)
松江城のことですが、つい最近、ネコちゃん姫路城に
行かれたのでしたね!私は関西に住みながら、行った
つもりで、まだ姫路城には実際足を運んだことが
なかったのでした。
それにしても、お城の階段ってどこも急ですね!
私たちも上り下りが大変だけど、武士は今ほど服装が
簡単ではなかったはずで、階段を上り下りするのは、
かなり大変だったのではと要らぬ心配をしてしまいます。
望楼からの眺めは、「良きかな、良きかな」でしたよ^ ^
歴史館での上生菓子が食べられなかったのは、リベンジ
しなさいということですよね(^_-)-☆
今度行く時は、絶対、月曜日を外していきますね!
代わりに訪ねた喫茶室では、カジュアルにお抹茶を
楽しめるのが売りのようで、茶道具がセットになって
出てきたのでした。あくまでカジュアルに!?にお茶を
点てただけでした(笑)
こういうのは海外から来た人には珍しくて、楽しめそう
だと思いました。
松江の旅につきあってくれてありがとう〜〜(*^^*)
ネコちゃんのマレーシア旅もとっても楽しみにしています。
akiko
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- yokoさん 2023/11/26 10:49:58
- 1泊2日とは思えない充実旅♪
- akikoさん こんにちは~!
一番の目的は「由志園」だったそうですが、さすがakikoさんだわ~。最後までしっかり楽しまれましたね。
松江城では菊花展でも、松江ならではの牡丹の花もあって華やかですね。「興雲閣」という洋館、ミントグリーンだけどうんと淡い色合いで珍しいです。踊り場の所のアーチ型の窓など、当時の日本の大工さんはご苦労されたことでしょう。カーテンは床までのびるドレープが優雅です。広いホールの横のベランダに続く間のお写真が好きです♪ ベランダのコロネード上のダイヤ型の模様も良いな~(^^) 『亀田喫茶室』でのひと時も人が少なくてゆったりと過ごせそうです。
それほど大きくはない松江城ですが、近づいて見ると「千鳥破風」や鯱など見所が多くあるのですね。”牛蒡積みの石垣”というのは初めて聞いたような? 400年もお城を支え続けられる素晴らしい技法ですね。天守の最上階は、宍道湖と「嫁が島」まで見える絶景でしたね!
武家屋敷の中を歩いて「小泉八雲旧居」にも入られたとのこと。とても風情のあるお屋敷で、生けられた茶花なども素敵です。
歴史館の喫茶店はお休みだったようですが、「あとりえgtp」でお堀を眺めながらご自身で立てられたお抹茶と和菓子も召し上がって、結果オーライになりましたね(^^♪
yoko
- akikoさん からの返信 2023/11/27 20:08:38
- RE: 1泊2日とは思えない充実旅♪
- yokoさん、こんばんは〜
由志園から中心部に戻ったあと、時間がたっぷりあれば、yokoさんのように境港まで行って美味しそうな海鮮丼を食べ、水木しげるロードを歩いてみたかったわ!3時間ほどしかなかったので、松江城エリアを散策しました。
「興雲閣」は美しい外観だったので、内部も見てみたくて訪問。この洋館は擬洋風建築と分類されるんですって。そう言えば、弘前の洋館も堀江佐吉という大工さんが華麗な洋風建築を数多く手がけたって話を聞きましたよね。今ほど簡単に情報が入らない時代に日本の大工さんがこんな瀟洒な建物を建てたなんてびっくりですよね〜
ベランダに続く間の写真を気に入ってもらえてうれしいです(^^)♪ 建具が萌葱色で遠くの風景とも一緒に映えていますよね〜 ベランダのダイヤ型の模様にも目を留めてくれたのですね^ ^『亀田山喫茶室』って弘前のカフェにも似ているでしょう。弘前が懐かしく思い出されます〜〜
松江城は、お城が好きな人にはもっと見どころがたくさんあるのだろうと思います。少しだけ紹介しましたが、かなり端折ってしまいました(笑)私が求めていたのは、最上階の望楼からの眺望でした。特に宍道湖が見える風景が見たかったんです。急な階段をせっせ、せっせと上り、南側に嫁が島が浮かぶ宍道湖の風景が見えたときはニンマリ〜〜。きっと昔のお殿様も同じような風景を見ていたんでしょうね。
お城を出て、城下町の佇まいを残す歴史保存地区へ向かいましたが、それほど見るところはありませんでした。小泉八雲にとても興味があったわけではないのですが、観光スポットにもなっていたので「小泉八雲旧居」を訪問。もともと武家屋敷だったお宅で、お庭が美しくて、八雲になった気分でお庭を眺めてみました^ ^ そっと置かれた茶花にも侘び寂びが...。
そうそう、歴史館の生菓子は惜しいことをしましたが、多分「あとりえgtp」のお店でお抹茶と生菓子が食べられて、お堀の風景も眺めることができて、結果オーライでした♪
今、京都などはオーバーツーリズムで人でごった返しているようだけど、松江はゆったり観光ができて良かったです。何といっても、yokoさんもご覧になった『由志園』の絶景も見られたし、大満足の弾丸旅でした!!!
akiko
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- ドロミティさん 2023/11/25 17:00:40
- 城下町
- akikoさん、こんにちは。
松江城は大昔に行ったことがあるけど、冷たい雨の中だったので
天守に登ってそそくさと退散してしまって、神社も迎賓館も存在
すら知りませんでした^^;
「興雲閣」、綺麗なミントグリーンの瀟洒な洋館ね。
玄関に車寄せがあって、随所に丁寧な装飾・彫刻が施されてとても素敵~。
ここを見損なっているのがとても残念です。
明治期に西洋人の手ではなく日本人による建築だというのも素晴らしい!
松江市内も城下町の風情が色濃く残っていますね。
傘を差しての観光だったので印象がまったく違うわ。
いつかダリアの洪水を見て、松江城下もリベンジしたいな^^
ドロミティ
- akikoさん からの返信 2023/11/25 21:35:57
- RE: 城下町
- ドロミティさん、こんばんは〜
いつもありがとう〜(*^^*)
松江の旅は由志園目あてだったので、2日目の午後はおまけのようなものでした。
お城が国宝だそうで、ちょっと見ておこうかなと思い出かけたのでした。二の丸跡にある「興雲閣」は美しい洋館のようで素敵でしょう。無料で中を見学できるんですよ!建築した大工さんは日本人らしく、"The 洋館"というような建物を日本人の手で完成させたなんて素晴らしいですよね〜
ドロちゃんは松江に行かれたのは相当前で、雨が降っていたのが印象にあり、あまり町のことを詳しく覚えていないとか。分かります、私にも同じような経験が結構あります(笑)旅行記を書き出したのも、私の場合とっても忘れやすいので、記憶がある時にそれを残しておこうと思ったからでした。さすがに由志園のことはこれからも覚えていると思うけれど、松江の風情ある街並みはこうして残しておかないと、忘れてしまうかもしれないわ(笑)
いつか由志園に行ってみてね!そしてできたら松江の町ももう一度散策して、カジュアルにお抹茶を楽しむ風習もあるようなので、ぜひお茶も楽しんでね〜
akiko
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- イメ・トラさん 2023/11/25 09:22:06
- はじめまして
- おはようございます。
朝からうれしい情報ありがとうございます
2~30年気になっている大根島。じっくり拝見させて頂きました。
昔、近所の牡丹好きな、おじいさんが大根島まで泊りがけで牡丹を買いに出かけ
いつもい自慢していました。気になる島です
中学時代から山々山に明け暮れて、山ガールなんて優しい言い方もな無かったころ
ヤマンバと言われながら登山が忙しく、大根島は後回しになっていました。
さすがに、後期高齢者の仲間入りした今は、
山は引退だなぁと、体力の限界を感じています
山がだめなら平地がある、次は行き残した名所にターゲット変更と
牡丹の咲く大根島が来春ターゲットになりました
大根島の情報ありがとうございました。
- akikoさん からの返信 2023/11/25 20:38:33
- RE: はじめまして
- イメ・トラさん
ご近所の方が大根島まで牡丹を買いに行かれてたそうで、以前から大根島のことご存知だったのですね。その方がわざわざ遠くまで買いに行かれてたのは、牡丹の質も良く種類も多かったからなのでしょう。
ところで、イメ・トラさんは若い頃から登山がお好きだったんですね〜 つい最近まで山に登られていたとか。私は今になって山の美しさに目覚め、山に登りたいと思うようになりました。登るといっても、本格的には無理でしょうけど、ちょっと挑戦したくなったんです。
今回訪ねた大根島の由志園は、本当に綺麗でした。池に大量にダリアが浮かぶ様子は見事で、お花の絶景そのものでした。春は大輪の牡丹が浮かべられるとのことで、ぜひ大根島に行かれてその様子をご覧になってくださいね。
メッセージをどうもありがとうございました。
akiko
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- Rolleiguyさん 2023/11/23 10:09:34
- 小泉八雲と松江
- akikoさん、こんにちは。
美しい松江の街とお城の写真、説明を自分が旅しているように楽しみました。
全く行ったことのない地方ですが、小泉八雲の居宅が残されているのを嬉しく思いました。八雲の日本名は松江に住んでいたことから、出雲の国の枕詞である八雲にちなんだものだそうですが、日本に住み着き、日本人と結婚し、日本文化について発信した八雲らしいなと思います。たまたまですが、今、渡辺京二の『逝きし世の面影』を読んでいて、幕末から明治にかけての外国人が日本について記録して来た資料を読み解くという
渡辺の労作にも八雲が出てきます。当時の家屋や文化が残っている松江には是非行ってみたいと思う気持ちが増して来ました。
旅行記である街を紹介する際に、美しさやなど目に映るものだけの紹介にとどまらず、その背後にあった歴史を感じさせる旅行記が作れたらいいなと思っているのですが、
akikoさんのこの旅行記は見て読むことでそんな喜びを与えてくれる、まるで八雲が
西洋に伝えようとした感激を彷彿とさせるところがあるなあと思いました。
歯の浮くような賛辞をお許しください。
Rolleiguy
- akikoさん からの返信 2023/11/24 09:58:06
- RE: 小泉八雲と松江
- Rolleiguyさん、おはようございます。
松江のお城周辺の旅行記にもお付き合いいただきましてありがとうございます。
午後の数時間のみの観光でしたので、多くは周れず城下町の風情が残る武家屋敷あたりを歩いていて小泉八雲旧居に立ち寄ったのでした。
guyさんが書いてくださったように小泉八雲の「八雲」は出雲の国の枕詞である八雲にちなんだものなんだそうですね。九州や東京にも住んだと聞きますが、それだけこの地に思い入れがあったということですね。
guyさんは八雲と同時期に日本を訪れた外国人の記録を読み解く本を読まれているとのこと。八雲も登場するんですね。私はただ歴史や文学史で名前と代表作を覚えただけで浅学ですが、実際旧居を訪ねたこともあり、その本の内容に興味がわきました。文学関連について、森鴎外も島根出身なんだそうですね。津和野で生まれたそうで、小京都のようで歴史と文化が薫る津和野もあわせて訪問するのも素敵だと思いました。旅行記を書いて、guyさんのように松江に興味を持っていただけたこと、とてもうれしく思います。
最後に過分なお褒めの言葉をいただいて本当にありがとうございます。地味な内容なので読んでいただくのも申し訳ないと思ってアップした後編でしたが、うれしい言葉がいただけて、これからも頑張って旅行記を書こうと元気をもらいました。どうもありがとうございました。
akiko
-
- るなさん 2023/11/22 23:47:50
- 城下町
- akikoさん、こんばんは☆
松江は城下町の美しさですね♪
でも、松江城って小規模なのかと思いきや、そんなに○○順位が上位なんですか?
天守の規模が姫路城に次いで2位???それはびっくりだ~
石垣の組み方も頑丈ですね。
熊本城でも築城の名人「加藤清正」にかなり触れましたが、今のように重機があるわけじゃなし古の知恵ってすごいですよね。
私も計画していた時は松江にも1泊するつもりだったので、この辺りはチェックしてありました。はい、和菓子のお店もね(笑)
日頃、和菓子なんてまったくと言っていいほど口にしませんが、旅先では要求するから不思議だわ~( *´艸`)
京都行くと抹茶物オンパレードになるし。
洋館ってミントグリーンが使われていることが多いなぁっていつも思うのです。何か意味があるのかしら?
Lafcadio Hearn、熊本でも彼の紀行文に登場する洋館が残り、ミントグリーンでした。
そうそう、『亀田山喫茶室』は私も入ってみようって思ってました(笑)弘前にもこういう洋館のカフェがありましたよねぇ~
倒れかかっている松の木、立派ですね!!あんな状態でも支えられ時を刻んでいるところがすごい。
念願かなって由志園の美しい姿が見られて良かったですね♪
私もご一緒させて頂きました♪そしていつかこの目でお花いっぱいの池を見てみたいです。
るな
- akikoさん からの返信 2023/11/23 23:26:40
- RE: 城下町
- るなさん、こんばんは〜(^^)
やっと松江の旅行記完結しました!
松江は城下町で、今なおその風情が残っているところが素敵でした。
松江城は、るなさんが思われたように、それほど大きなお城ではなかったです。でも現存する12城の中ではランキング的には高さや広さが上位にくるんだとか。石垣には時間をかけたそうで、築城に5年の月日を費やしたうち、3年は石垣にかけたんですって。石組みの組み方もいろんなやり方があるそうですが、ほんとに重機もなく、よくあれだけの大きな石を崩れないように巧みに積み上げたものですね!
興雲閣にある『亀田山喫茶室』も歴史館の喫茶『きはる』もるなさんはチェック済みだったんですね!特に『きはる』の現代の名工の方が実演する創作上生菓子はぜひ食べてみたかったです。2日目が月曜日だと意識していなくて、休館だと知ってかなり気持ちが萎えました。るなさんはふだん、お菓子や間食はしないって言ってましたね。私はご飯を減らしてでも間食はしたい方です^ ^
興雲閣は薄いミントグリーン色の建物で、洋館にピッタリの色でした。和名でいうなら萌葱色で、神戸の異人館にも萌黄の館ってありますね。熊本にラフカディオ・ハーンにの紀行文に載っている洋館があったとのことで、るなさんの旅行記をチラリと見せてもらいに行ったところ、「浦島屋」というホテルがその建物ですね!とても素敵なコロニアル建築の建物ですね。なぜ洋館にミントグリーン色が多いのでしょうね。確かなのは、目に優しくて爽やかな色味であることは間違いないですよね。
伝統美観地区に植わっている老木、すごいでしょう。どうしてあんな形になったのかわからないままですが、連続して数本ともあんな形だったんです。わざとあのように仕立てたのか、自然とああなったのかどちらなのか知りた〜い!(笑)旅に出ると、珍しいものがあって、なぜそうなのか知りたくなることってありますよね!
akiko
-
- takaさん 2023/11/22 16:03:55
- 松江城と興雲閣
- akikoさん、こんにちは。
島根の旅行記を拝見しました。今回は松江城から塩見縄手地区の旅行記ですね。前回の由志園、10万輪のダリア、圧巻でしたね。凄い!の言葉しか出ませんでした。私も是非一度は行きたいところだと思いました。
今回の松江城ですが、国宝なんですね。何せ、私は大阪より西には行ったことがないのでほとんど知りません。akikoさんの旅行記で教えられることばかりです。
お城は国宝の松本城だけは大昔、30年ほど前に行ったことがあります。松江城は姫路城にも匹敵する大きさがあるんですね。akikoさんの写真で見ると、その荘厳で迫力ある天守が青空に映えて実にカッコいいですね。青空に恵まれたときの写真はやはり格別ですね。
木製の鯱が残っているなんて保存するにあたって後世まで残るようによほどしっかりと考えられて作られたのですね。千鳥破風の滑らかに曲がる屋根の形も美しいです。お城の階段は急ですね。松本城もこんな感じだったことを覚えています。
お寺の三門もいっしょですが、いつも前の人がつまづくと、将棋倒しになるなと心配しながら登っています。でも、こういう造りじゃないと敵の侵入に絶えられないからなのですね。でも、今の平和な時代には辛いですね。望楼からの眺めも絶景ですね。街も、山も、海も全部見えるからなのでしょうか。海が見えるお城って魅力的でいいなと思いました。
迎賓館の興雲閣も素敵な建物ですね。旭川にもこれに似た昔の軍隊の社交場だった現彫刻美術館という建物があるんですけれど、色もそっくりな洋館です。でも、中は断然興雲閣が素晴らしい。レトロ感もそうですが、部屋や壁や扉の配色が上品かつ鮮やかで目を見張りました。天皇の行在所に使用された建物はやはり尋常じゃないですね。保存にもお金をかけているんでしょうが、ここも是非見に行きたいスポットだと思いました。
塩見縄手とも合わせ、私の知らない松江をたくさんの写真で詳しく紹介していただきました。いつもながら写真はプロの技というか、あちらこちらと方向を変え、望遠や広角、焦点を当てるべきポイントもしっかり押さえられてますね(上から目線のようですみません)。解説も細かく丁寧でとても分かりやすく、市役所の委嘱を受けて作られた写真入り広報紙のようで、否それよりももっと素晴らしいです。いつかは是非訪れたいと思いました。ありがとうございました。
taka
- akikoさん からの返信 2023/11/22 22:28:28
- RE: 松江城と興雲閣
- takaさん、こんばんは〜
takaさんは大阪より西はまだ行かれていないのですね。私も5、6年前までは東は栃木の日光までしか行ったことがなかったんですよ〜^ ^ 日本海側の山陰もあとまわしになっていて、やっと島根に弾丸で行ってきた次第です。
少し触れていただきましたが、旅の目的だった由志園は、期待通りの素晴らしさでした!池にあのスケールでお花を浮かべるなんて、すご過ぎますよね〜〜 『池泉 天竺牡丹』はよく言う"死ぬまでに行きたい絶景"の一つだと実感しました。
松江城ってそれほど有名じゃないですね。現存する12天守の一つで、10年ほど前に祈祷札2枚が発見され、その研究で天守が慶長16(1611)年完成であることがわかり、天守建築に大変優れた技法が用いられていることもあり、国宝になったんだそうです。
takaさんが行かれた松本城も国宝ですよね。見た目は松本城の方が立派に見えますし、またよく取り上げられますよね。松江城はそこまでではないですが、隠れた名城なんだと思います。鯱のことですが、改修の際に当初のものは外され、場内で展示されていました。屋根の上のものはレプリカのようです。千鳥が羽を広げたような屋根の形は美しいですよね。建築技術の高さが感じられます。階段のことですが、そういえば弘前城もかなり急でした。小さな子どもや年配の方は上まで上がるのは大変!名古屋城も復興する計画があるとのことですが、階段だけにするかエレベーターをつけるかで大論争になっているんだそうです。望楼からの眺望は360°松江城下を見渡せ、お殿様気分が味わえました。
二の丸跡にある興雲閣は、さすが天皇をお迎えする建物だったというだけあって立派でした。旭川にある彫刻美術館をネットで拝見したのですが、とても美しい、興雲閣に似た歴史建造物ですね!階段部分もそっくりで、アーチ開口の窓も!このような美しい洋館は私も大好きです。札幌にある豊平館も素敵ですよね〜〜
松江旅の後編は、おまけ程度の旅行記で1冊にするのは気が引けたのですが、最後にtakaさんが褒めてくださってうれしかったです。でも褒めてもらい過ぎで、"いえいえそんな"と恥ずかしくなりました^ ^いつも優しい書き込みどうもありがとうございます。
akiko
-
- cheriko330さん 2023/11/22 10:31:48
- 日本三大菓子、茶処の松江☆・゚:*
- akikoさん、おはよ~~
今日も良いお天気で、暖かそうです。21度の予報。
初バス旅、島根の旅行記完成しましたね。どちらもとっても素敵。
由志園、フォーゲルパークに続いて、松江城もなかなか見応えのある
お城なんですね。
島根県は、子供の頃の家族旅行、大人になり津和野へ何度か行ったきりで
ずっと行っていないわ。
松江に住んだことがある友人から、松江は城下町でお茶文化が発展して
いるとお聞きしていました。
松江にも豊平館に似たような「興雲閣」があるのですね。初めて知りました。
ミントグリーンの色合いもお洒落ですが、中もとっても素敵です。
床まであるカーテンがとっても優美で美しい。また外観やベランダ屋根の
庇下のデザインも気に入りました。
青空に映えた松江城もきれいです。
松江といえば、ラフカディオ・ハーンも有名ですね。ギリシャ人でしたか。
さすがで、彫がより深いわ。
最後に寄られた多分「あとりえgtp」ですね(笑)こちらでお茶を点てて
季節の素敵なお茶碗で、美味しい和菓子とともに一服。旅の締めくくりに
ぴったりでしたね。
いつも上手に回られて、勉強になります。
福岡から近いようで遠い島根、鳥取。akikoさんの足跡を訪ねて来年は
計画してみたいと思います。いつも参考になる旅行記を、ありがとう。
次回、akikoさんが行かれるところを楽しみにしています。
cheriko330
- akikoさん からの返信 2023/11/22 21:03:33
- RE: 日本三大菓子、茶処の松江☆・゚:*
- cheriko330さん、こんばんは〜
今日は雲ひとつないお天気で、日中も暖かくて、これ以上ない行楽日和でしたね。私はちょっと用があったので、行けなかったですが、紅葉狩りに最高だったでしょうね〜
松江旅2日目は旅のハイライトである由志園に行くことだけ予定していて、あとの時間は成り行きでと思っていたんです。お城は特に興味があるわけでもないのですが、二の丸跡に「興雲閣」があること、そして松江城の最上階は眺望が抜群だと聞いていたこと、そして隣接する歴史館で出来たての和菓子が食べられることを知って、行ってみようとなりました。
「興雲閣」は札幌の豊平館に似ていますよね!色はウルトラマリン・ブルーとミントグリーンで違っていますが、豊平館も開拓使が建築し、明治天皇の行在所がはじまりだったんですよね。このような洋館はとても惹かれますね!
松江城は千鳥が羽ばたくかのような姿で美しかったです。大阪城も立派に見えますが、現在の天守は1931年に復興したもので全然価値が違うのでした。内部も全然違う〜〜(笑)かたやコンクリート製で、松江城はできた時のままで木造でした^ ^
最後に立ち寄ったのは、cherikoさんがおっしゃるように「あとりえgtp」かも。お店の名前を把握していなかったなんて、なんたること(>_<) Googleマップで「松江ごころ」さんまでなんとかわかったんだけど、2階にあるお店なの。歴史館で楽しみにしていた和菓子が食べられなかったので、「自分でお茶を点てて和菓子がいただける」という看板を見て、行ってみよ!って思ったのでした。そうそう、あとで知ったことだけど、日本三大和菓子処の松江でこうして和菓子をいただけたのは、"旅の締めくくり"にぴったりでした。cherikoさんの松江に住まれたことがあるお友達も、松江はお茶文化が発展しているとおっしゃられていたんですね〜
来年か、また近いうちに、お花がきれいな時に、ぜひ島根を訪ねてみてね!私も出雲大社はぜひ行ってみたいと思っています。cherikoさんは、もうすぐまたお出かけですね(^_-)-☆ どうぞ素敵な旅を!!!
akiko
-
- あまいみかんさん 2023/11/22 05:12:32
- 出雲の国、いい所ね。
- akikoさん、おはようございます。
由志園だけでも堪能なのに、さらに松江城まで見れて、すご~く得した気分で~す!
帰りのバス迄3時間しか残ってないのに、ペールミント色の興雲閣見学、松江城登城、
堀沿いの伝統美観地区を散策して、お茶時間も楽しんでと・・・akikoさんならでは。
そして、そのどれもどれも見応えがあり、い~っぱい楽しませて頂きました。
「うまだまり」という石垣を背景にしての"松江菊花展"、大根島の由志園で見た牡丹も
展示されていて、一粒で何回も美味しい、美味しい松江城でした。現存する5国宝城の
一つだそうで、天守閣は三番目の大きさなのだとか、宍道湖も見れて抜群の眺めですね。
ずっと以前に「武家屋敷」や「小泉八雲旧居」は見学したことあるハズなのですが
忘れ去っていたので、塩見屋敷の長い門の立派さなども改めて驚きました~。
お堀沿いの松のトンネルも時代を経て、スゴイとしか言いようがないです。
「小泉八雲旧居」では、八雲が愛されたお庭を今でも見れるの嬉しいですね。
お床に茶花がさりげなく活けられてるのもシットリといいな。
当初予定されていた、和菓子の名人のお店はお休みだったそうですが
「自分でお茶を点てて、和菓子が食べられる」という看板をみて上がられたお休み処
素敵。松江の銘菓とお抹茶セット、またまた温かいお茶の急須までついて満点サービス!
島根出身の方が、おばあちゃんとフツーにお抹茶とお菓子を頂くわよっと
言われてたのはこのことかっと、そのセットを見て思い出しました。
今は亡き友人の、いつも笑顔、親切だったのをふと思い出させてくれました。
不昧公お好みの「山川」というお菓子も、赤穂浪士の討ち入りにかけて12月の
お茶席によく出て来たものでした。
akikoさんの松江のコラージュ写真美しくて、良い思い出になりますね。その通りに
牡丹も紅葉も楽しめる秋に廻ることができたらいいなっ。
いつもとっても素敵なご旅行ですね、ご紹介ありがとうございました。
あまいみかん
- akikoさん からの返信 2023/11/22 20:21:10
- RE: 出雲の国、いい所ね。
- あまいみかんさん、こんばんは〜
得した気分なんて言ってもらえてうれしい限りです。
夜までたっぷり時間があれば、出雲大社まで足を延ばすこともできたのですが、何せ3時間という時間で、松江城周辺を散策することにしたんです。
松江城はなんといっても国宝で、最上階の展望室からの眺望が素晴らしいと知り、これは展望室まで行かなくちゃと思ったのでした^ ^ やはり上から松江のまちや遠くの山々を望むのはとても気持ちがよかったです。そうそう、馬だまりで立派な菊花展をやっていて、大根島の牡丹も一緒に紹介されていました。大輪の牡丹は島根の特産品でもあるんですね〜
みかんさんは松江を訪問したことがあって、「武家屋敷」や「小泉八雲旧居」に行かれたことがおありとか。金沢のように武家屋敷が並ぶエリアが広くなかったですが、老松が植った遊歩道と昔ながらの武家屋敷がある風景は"The 城下町"という雰囲気で、とてもいい感じでした。武家屋敷の内部は公開されていて、往時の武士の暮らしぶりの様子がわかる展示があるんだそうです。もしかしたら、みかんさんも見学されたかも..。
お堀沿いの松のトンネルは摩訶不思議でしょ!わざとあんな風に育てたのか、それとも環境的要因であのようになったのか?どちらなんでしょうね〜
「小泉八雲旧居」は、私は一人だったので、ただお庭を見て写真を撮っただけでしたが、お連れの方がいれば、お庭や邸内の八雲夫妻が使っていた物などを見ていろんな話ができそうでした。八雲さんは日本を愛してくれていたそうで、お庭は大変美しく保たれていて、それを眺めて書いた文章などは日本人以上に物事をよく知っているのではと思うほどでした。
最後に訪れたお休み処は調べていたわけでもなく、たまたま立ち寄ったのですが、とても寛げる素敵なところでした。そして、自分でお茶を点てるって面白いと思ったのですが、松江にはカジュアルにお抹茶を楽しむ文化があったことを後で知ったのでした。みかんさんのお知り合いの方もそのことを言われていたのですね。
> 不昧公お好みの「山川」というお菓子も、赤穂浪士の討ち入りにかけて12月のお茶席によく出て来たものでした。
そうなんですね!さすがお茶に通じているみかんさん、よくご存知です。
コラージュも褒めていただいてうれしいです。地味な写真もコラージュにすると、ちょっと見られるように...(笑)
書き込みどうもありがとうございました。
akiko
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