
2023/10/29 - 2023/10/30
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akikoさん
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島根と言えば「出雲大社」や世界遺産の「石見銀山」が有名ですが、私が島根で行きたいと思っていたのが「由志園」という庭園でした。
数年前に、奈良の岡寺で池一面に天竺牡丹(ダリア)が浮かぶ"華の池"を見てすっかり魅了されました。その時、島根にもっと規模が大きい牡丹が浮かぶ池があると知り、それが『由志園』でした。由志園の日本庭園にある池には春に牡丹が、秋にダリアが池を埋め尽くすように浮かべられるそうで、それ以降、機会があればぜひ行きたいと思っていたのでした。
今年由志園の秋のイベント『池泉 天竺牡丹』が10月14日から11月5日まで開催。それを知ったのが残り1週間を残すばかりの時でした。行ける日程をチェックし、何とか行けることがわかり、急いで高速バス&ホテルを予約し松江に1泊する弾丸旅を計画。
日、月曜日で旅をしたのですが、初日はお天気が曇りがちで、松江フォーゲルパークと宍道湖の夕焼けを見に行き、天気が良さそうな翌日に念願の由志園を訪問することにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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大阪から島根に行くのに飛行機か電車を乗り継いでで行くことが多いと思いますが、大阪駅から高速バスを利用すると、乗り換えなしで4時間余りで松江駅まで行けることがわかりました。
大阪駅 JR高速バスターミナル発/グラン昼特急出雲≪1号≫ 大阪⇒松江行き、7:10発をネット予約(5,000円)。他にもバスがありましたが、このJR中国のGRANDREAM号はゆったり3列独立シートが決め手になりました。実際乗車してみて、シートを倒しても前との間隔が広くとられていて足置きもあり、ふわふわのヘッド枕も気持ちよくとても快適でした。 -
バスにはトイレも完備されていましたが、2カ所のSAで休憩があり、松江駅には11:40頃に到着。車中では好きな音楽を聴きながら過ごし、疲れもなく、このような高速バスも交通手段の選択肢として悪くないと感じました。
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午前に松江に着いて、午後に由志園を訪ね、夕方大阪に帰るプランも可能でしたが、せっかく松江に行くなら...と、いつものように欲が出て駅前で1泊することに!それで駅前にある「松江エクセルホテル東急」に予約してありました。
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松江駅到着後、荷物を預かってもらいにホテルに向かいました。
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ロビーはスッキリした感じで、「八雲立つ出雲」をイメージしたパネルライト、「夕陽の赤」をアクセントカラーに取り入れたソファがちょっといい感じでした。
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お部屋は出雲・石見・隠岐の島根の三つの地方をイメージしたフロアデザインということでしたが、幅160センチのワイドベッドがある、よくあるシングルルームでした。(後で撮影)
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この日は曇り時々晴れの天気で、午後は宍道湖岸の丘陵地に建つ“花と鳥の楽園”『フォーゲルパーク』と、美しい夕日が見られるという宍道湖サンセットパークの2つのスポットをメインに周ることに...。
松江観光協会のウェブサイトで市内を周遊するお得なバスの切符が紹介されていました。「松江乗手形」というチケットで、連続した2日間、市営バス全線がフリー乗車できる乗車券でした。松江駅では駅前の「松江テルサ」という建物で購入できるとのことで、写真のガラス張りのビルを訪問。 -
ここは都市型複合施設で、1階は3方ガラス張りの明るいオープンスペースのアトリウムになっていて、天井から巨大なからくり時計が吊り下げられていました。
2階に松江テルサ事務局があって、そこで「松江乗手形」を入手。 -
これがそのチケットで、乗車券裏面の利用開始日のスクラッチを削り、バスに乗って、バスを降りる時に乗車券を運転士に提示すればOK。翌日の大根島にある由志園を往復するバスにも使用できました。(通常、松江駅ー由志園 片道:700円)
※ 駅のバスターミナルには一畑バスも発着していますが、このチケットは松江市営バスのみ使用可
詳しくは下記のサイトで↓
https://matsue-bus.jp/topics/9029 -
ちょうどお昼どきで昼食を食べる場所を探そうと歩き始めたら、テルサの前に「天ぷら海鮮 米福」というお店がありました。ここは松江駅のランチでネット検索した時に出てきたお店で、"いいかも"と思ったお食事処の一つでした。
「時は金なり」といいますが、弾丸旅ではお店を探す時間も最短にしたいものです。ここに決定と即断して、入店しました。 -
日曜日でもお得なランチが食べられるとのことで、一番人気の"天ぷら定食"をオーダー。
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これがその天ぷら定食。メニューの写真の通り、うまく組み合わせた大きな海老2本と南瓜、ナス、鶏、竹輪の天ぷらの塔ができていてお見事!^ ^ 普段はそれほど天ぷらは食べませんが、たまにこのような天ぷら定食もいいですね。
天ぷらはサクサクの食感でとても美味しくいただきました。ごちそうさまでした! -
駅前のバスターミナルから「松江しんじ湖温泉」行きのバスに乗車し、20分ほどで到着。ここに来たのは、「松江フォーゲルパーク」に行く"一畑電車"が発着していて、ここからその電車に乗車するためでした。
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この"しんじ湖温泉"は宍道湖の北側湖畔に面した温泉地で、豊富に湧き出す77度の天然温泉と、四季折々に変化する宍道湖の眺望を楽しみながら入浴できるのが売りだそうです。
駅舎に隣接して『お湯かけ地蔵足湯』があるとのことで... -
これがその足湯施設でした。お湯を触ってみると、思ったより水温が熱めで、足ふきタオルを持っていれば、気持ち良く疲れた足を癒やせそうでした。
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奥には、お湯かけ地蔵さまが立っていました。
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この一畑電車は、通称「ばたでん」と呼ばれ、出雲大社と松江城を結ぶ路線だそうです。ちなみに、出雲大社へは徒歩10分、松江駅にも20分で行けるそうです。
島根を舞台にした映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台となったのはこの一畑電車だそうで、そのロケ地巡りをしたり、島根のレトロな風景を楽しむ旅ができるのだとか...。 -
駅でお得な「フォーゲル&フリーチケット」(2,200円)を購入。一畑電車全区間が1日乗り降り自由のフリー乗車券と花と鳥の楽園、松江フォーゲルパークの入園券がセットになったお得なチケットです。
少し駅周辺で時間調整をし、13:36発の電車に乗り込みました。 -
車内に入ると、美しいお花のフロアラッピングと吊り広告が目に入りました。
"AGEBILITY"という言葉は、POLAが年齢(AGE)がもたらす経験を未来の可能性に転換する能力(BILITY)を『AGEBILITY(エイジビリティ)』と名付け、その能力が全ての人に備わっているという考え方として提唱。
人はいつでも大胆に可能性を開花させることができるという意味を込め、「栄華」という花言葉をもつダリアの花を、AGEBILITYのシンボルとして掲げ、そのメッセージを伝えるためにこの一畑電車が選ばれているのだとか。 -
そのサイトには、次のようなことも書かれていました。
いい歳をして。
いい歳なんだから。
誰かがつくった「いい歳」の中で、
私たちは生きている。
けれど、今日まで重ねてきた時間は、
その経験は、誰のものでもない。
私だけの未来を変える力。
年齢は、誰かの常識では測れない。
「いい歳」を、裏切れ。
過去があるから、今を輝ける。
経験してきたすべてを可能性に変えて、
ここからまた、挑戦できる。
元気がもらえる素敵な言葉ですよね!よく私も自分で「いい歳をして...」と思うことがありますが、年齢にとらわれず「いい歳」を裏切って、これからも挑戦する心を忘れないでいよう、と思ったのでした(*^^*) -
電車は宍道湖の北側湖畔沿いに進んで行きました。
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そして15分ほどで『松江フォーゲルパーク』に到着。駅直通ですが、エントランスはかなりシンプルなものでした。
この一畑電車を時刻表を見ると、夕方宍道湖の夕日を見るためには、14:57の電車で戻らなければならず、滞在時間わずか1時間弱というタイトなスケジュールでした(苦笑) -
松江フォーゲルパークは、宍道湖湖畔の丘陵地に広がる 広大な敷地に4つの展示温室 や展望台が屋根付きの歩廊で連結された「全天候型」 のパーク。フォーゲル(Vogel)とは、ドイツ語で「鳥」のことで、ここは鳥と花を楽しむことができるテーマパークなんだそう。
滞在時間1時間をどう使うかが問題で、本来なら、エントランスを入ったところから順に写真を撮っていくところですがパスし、まず14時から行われる『ペンギンの散歩』が見たくて、高台まで続く動く歩道をかなりのスピードで上がっていきました。 -
園内マップをお借りしたいところですが、最近著作権の問題で勝手使用できないとかで、簡単にマップを作成。
まずセンターハウス①から歩く歩道②を駆け上がり、一番遠い③のペンギンの散歩が行われる「トロピカル エイビアリー」まで早足で向かいました。 -
少し遅れましたが、なんとかよちよち歩くペンギン達の散歩を見ることができたのでした^ ^
4匹のケープペンギンは季節によって着るものが変わるそうで、この時はハロウィンの服を身に付けていました。赤いシャツを着た飼育員さんに導かれ、歩く姿がなんともキュート。 -
ケープペンギンは、真っ白のお腹に黒い斑点と、顎の下には黒いラインが1本ある白黒はっきりとわかれた模様が特徴なんだそう。
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広場では多くの子どもたちが見守るなか、囲いの中に入ってちょこちょこ自由に動き回っていました。
見かけは愛らしいペンギンですが、近づくと嘴で攻撃してくることがあるらしく、飼育員さんがむやみに近づかないように注意されていました。 -
ここフォーゲルパークでは、可愛らしいペンギンや人気のフクロウ、カラフルなオオハシなどをはじめ、約90種類400羽もの珍しい鳥たちに出会えるんだそうです。
ペンギンたちがいる「トロピカルエイビアリー(熱帯鳥温室)」は、熱帯のジャングルを思わせる温室で、熱帯に住む不思議な鳥たちとの遭遇体験が楽しめるとのことでした。 -
これは、お隣のパラダイスホール(ふれあい温室)で、南国をイメージした緑の楽園。ここには大きなくちばしが特徴のオニオオハシなどの鳥たちがいて、鳥たちとふれあい、餌やりなどが体験できるそうです。
ここではインバウンドの中国(台湾?)のグループの人たちがオニオオハシを腕にとまらせたりして体験を楽しまれていました。 -
近くに止まり木があり、そこにとても愛らしい鳥がとまっていました。
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これがその鳥、名前はアカガシラエボシドリ(赤頭烏帽子鳥)。全長約40cmで、アフリカのアンゴラとコンゴ南西部に分布し、深い森林に生息していて果実を食べるんだとか。
まん丸い目が可愛くて、頭の赤い烏帽子のような鶏冠も美しくて思わずじっと見つめてしまいました。 -
この日、急いで一番奥のトロピカルエイビアリーまで来たので、途中のウォーターフォールエイビアリーに戻ることにしました。
2つの温室を繋ぐ通路にとても珍しいハシビロコウがいて、人気でした。このハシビロコウは日清紡グループのTV CMで登場していて、こんな面白い鳥がいるんだと思っていたのでした。 -
ハシビロコウはアフリカの中部の湿地帯に棲息し、水辺で獲物を狙い、じっと動かず数時間を過ごすこともあり「動かない鳥」として知られているとか。体長は約120cm、翼を広げると230cm以上にもなる大型の鳥。 英名は"靴のような嘴"の意味だそうで、確かに木靴のような嘴でした。
現在自然に生息しているのは6,000羽程度で、「絶滅危惧種」に指定。世界の動物園などでの飼育数は40~50羽で、そのうち12羽が日本の動物園で飼育されているんだとか。 -
ウォーターフォールエイビアリー(水鳥温室)にやってきました。
水鳥が住む鳥舎(Waterfowl Aviary)の名前の通り、水辺に住む美しい羽色を持ったたくさんの水鳥たちを目の前で見ることができるんだそう。
多くの鳥の中でフラミンゴが一番目立っていました。フラミンゴの解説版があって「フラミンゴは寝る時、長い首を背中にのせて片足立ちのポーズをしています」と書いてありました。あとで知ったことですが、片足立ちの方が体のバランスがとりやすいんだそうです。 -
水辺に多くのフラミンゴが!フラミンゴがキレイなピンク色をしているのは、エサとなる藻類や小エビなどの甲殻類に赤色色素がたっぷりと含まれているから、なんだそうですね。
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遠くからフラミンゴを見たことがありますが、こんなに間近でフラミンゴを見たのが初めてで、とても美しくて、長い首を動かす動きがとても面白かった(^^)
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この白い鳥はシロトキ(白朱鷺)。北米~南米の海岸やマングローブ林に生息し、体長は70cm程で体色は白くて脚色はピンク色。 嘴色も赤っぽくて形は長くて湾曲していました。
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「ホオジロカンムリヅル」は調べてみると、"和名の通り頬の部分は白っぽく、頭には特徴的な冠羽があります。しかし繁殖期になると頬の白い部分は赤く染まります" という情報が...。この左の鳥の頬は真っ白ではなく、ピンクっぽいので繁殖期なのかも。
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エサをもらいにきているのはショウジョウトキ。猩猩(しょうじょう)色といわれる鮮やかな赤い羽根をもつトキの仲間ですが、ヒナのときは黒く、だんだん色が変わって、2年目になると親と同じようなあざやかな色になるんだとか。
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木の上に集団でとまっているのがわかるでしょうか?まるで大きな花が木に咲いたように見えていますが、ショウジョウトキがとまっているのでした。
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次にまた順路を戻って「くにびき展望台」の最上階までやってきました。標高53mの展望台からは、宍道湖の大パノラマを眺めることができるようになっていました。
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東西に長い宍道湖で、こちらは西方面の風景が広がっていました。
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こちらは南方面。宍道湖の大きさが一目瞭然。大きさ的には国内7番目で、真水と海水の混ざりあった汽水湖なんだそう。
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こちらは東方面。
この時点で、入園してからもう40分ほど経っていて、エントランス方面に戻らなくてはいけない時間になっていました。 -
またまた同じルートを戻り、高台から水鳥池が見えるところまで階段を下ってきました。
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そしてセンターハウスの中に!
ウェブサイトによると、このセンターハウスは国内最大級の花の展示温室で、ベゴニア・フクシア・コリウスなど世界の代表品種約1万株を常時展示。温室の広さは約8000平方メートルあり、展示温室としては国内最大級で、常に20℃前後に保たれた室内で、季節を問わず一年中いつでも一面満開の花を咲かせているのだとか。 -
春の花が咲く頃は、天井から吊るされたハンギングフラワーも咲き誇って美しいのでしょうね。
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島根県のご当地キャラ『しまねっこ』がいました!しまねっこは招き猫をイメージした黄色の猫で、頭には大社造りの帽子を被り、首にはしめ縄のマフラーをしているのだそうです。
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これは、フォーゲルパーク内にある縁結びスポット『幸せのハート』。この時はハロウィン仕様になっていました。
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大きな温室は至るところ、このようなお花で飾られていて...
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見るアングルによって、このように見えていました。10月末なのでそれほど期待はしていなかったのですが、これだけ見られれば大満足.:*☆*:.
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園内で展示されている代表的な花は、ベゴニア・フクシア・ペラルゴニウム・ストレプトカーパス・ブルグマンシアなどだとか。
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上から吊るされている色とりどりの花は球根ベゴニアですね!
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イチオシ
そしてこれがフォトスポットとなっているところでした。この見事なお花の空間が見たかったのです(^^)♪ まさに『花と鳥の天国』で、電車に乗って来た甲斐がありました(((o(*゚▽゚*)o)))
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センターハウスで見事なお花空間を見て感動したものの、ゆっくり余韻に浸る時間もなく、大急ぎで駅に戻り、予定していた14:57の電車になんとか間に合いました!
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松江しんじ湖温泉駅まで戻り、バスで松江駅まで乗車。ホテルに行くと、荷物はお部屋に運んでくれていて、部屋でしばし休憩。
その後、宍道湖の夕景を見に島根県立美術館までやってきました。(2日間有効のバス「松江乗手形」はとても役にたちました^ ^) -
宍道湖の畔に立つ「島根県立美術館」は水の都・松江を象徴するスポットのひとつ。展示されている作品だけでなく、“水と調和する美術館”として、随所に光る計算された建築技法、建築美も見どころなんだとか。
ここは「夕日の見える美術館」としても有名で、ロビーの西側をすべてガラス張りにし、夕日観賞のために一般開放されているのだそうです。また日没30分後に閉館するという全国的にも珍しい"夕日推しの美術館"でもあるとのこと。(HPに、2023年4月~2024年3月 日没時刻と閉館時間の一覧表も掲載) -
ガラスのエントランスからも宍道湖が見えていました。
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穏やかな波状のカーブを描く天井を持つロビー空間に足を踏み入れると...
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目の前に美しい湖の景観が広がります。美術館のウェブサイトによると、「風景と一体化したような優美な建物の形態は、水面と大地をつなぐ"なぎさ"をイメージしたもの」なんだそうです。
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ゆるくカーブを描くガラス越しに眺めた宍道湖。
ロビーから風景を見るのは無料で、ロビー奥のドアから外に出ることができました。 -
外に出ると芝生広場があり、そこには縁結びスポッとしても人気の「宍道湖うさぎ」がお出迎え。12羽の「宍道湖うさぎ」のうち、湖から2番目のウサギに西を向きながら触ると幸せが訪れるという噂があるんだとか。
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現代アートの野外彫刻もいくつかありました。
この作品は『WAVING FIGURE』で、曲面の金属板を3本の丸棒が支えているように見えていました。 -
これは『会話』と言う作品。何が会話か分かりませんが、親指と人差し指で輪を作っている!?その空間に何かありました。
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これは、先に撮影していた人が置いた小田和正さんのマスコット人形でした。なんだか可愛くて、便乗させてもらったのでした。
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宍道湖は「日本の夕陽百選」にも選ばれている夕日スポットで、"SUNSET THEATER" というキャッチフレーズの看板が!
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このユニークな小屋風建物は、『宍道湖 SUNSET PARK & Cafe』で、夕日の美しい日のみ営業するというテイクアウト式カフェ。
ウェブサイト:https://shinjiko-sunsetpark.chiikiokoshi.co.jp -
イチオシ
建物は2つあり、こうして並べて撮影すると絵になる風景が.:*☆*:.
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このブースは『夕空メッセージ』という宍道湖の夕日AR(拡張現実)の受付でした。実在する風景に視覚情報を重ねて表示するもので、QRを読み取って、スマホを宍道湖の夕空に向けると、夕日からのメッセージが届けられるんだそうです。
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夕空メッセージもやってみたいと思いましたが、まもなくサンセットで、ドリンクと夕景の写真を撮りたくてカフェに立ち寄りました。
映えドリンクは3種。ブルーは「ブルーアワー ジンジャー」、イエローは「サンセット マンゴーティーソーダ」、ピンクは「マジックアワー レモネード」。迷いましたが、ブルーのジンジャーに決定(*^^*) -
これが、ブルーアワージンジャーと夕日のコラボ☆彡
雲が多くてスッキリした美しい夕焼けではなかったですが、よしとしましょう(笑) -
湖畔に続く道を進んでいくと、「袖師地蔵」が立っていました。このお地蔵さんは、その昔、嫁ケ島沖は難所であって、ここを通過する船はたびたび遭難し、この水難者を供養するために建てられたと伝えられているそうです。
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イチオシ
夕日を拝むように立つ「袖師地蔵」
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「嫁ヶ島残照」という案内板がありました。
嫁が島は宍道湖に浮かぶ唯一の島で、水面を赤く染め宍道湖に沈みゆく夕日と嫁が島のシルエットが大変美しく、その景色を見るために多いの人が訪れるとのことでした。 -
嫁ヶ島は東西に長く、全長110m、幅約30mの扁平な形をしています。沈みゆく太陽の光の筋が海面に映り、不思議なことに横にも筋ができて十字架のように見えていました。
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イチオシ
島には立派な松が植わっていて、弁天様を祀る竹生島神社の小さな祠もあるそうで、鳥居も立っていました。
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夕日が沈んだ後、湖に静かに佇む嫁が島。
この景色を見て宍道湖の夕日鑑賞は終わり。雲が多めの夕景でパーフェクトではなかったですが、ピンクがかったオレンジ色の夕焼けは美しくて感動的でした。 -
松江には市街地と近郊の主要観光スポットを結ぶ、松江めぐりに便利な「レイクライン」という周遊バスがあって、夕日の時間帯には『夕日鑑賞ルート』のバスも走っています。「夕日公園前」からレイクラインバスに乗って、松江駅方面に戻っている時、京橋川あたりの夜景が綺麗だったので、「大橋北詰」でバスを下車。
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バス停の近くのお店のシャッターに、松江を代表する小泉八雲と宍道湖の夕景の絵が描かれていました。
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京橋川まで歩いてくると、橋のところに小さな展望広場があり...
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川沿いに遊歩道が整備されていました。
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川の向こう側には、堀川めぐり遊覧船の「カラコロ広場乗船場」があり、その背後には和菓子店などのショップが... 。
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京橋川に架かる「京橋」
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橋を渡ったところに「珈琲館 京店店」がありました。川のほとりにたたずむレンガ造りの建物で壁面にツタが這っている素敵なカフェで、時間があれば行きたいと思っていたのでした。
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もうすでにお店は閉まっていたので、脇の通路を進んで行くと...
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川沿いに続く護岸に、とっても長い木製のカウンターが設置されていました。ベンチもあり、ここで川や対岸の景色を楽しみながら飲食ができそうでした。
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夕飯時で、Google Mapで近くのレストランを検索してみると、松江名物カツライス発祥のお店として有名な老舗の洋食店「西洋軒」が表示。ここはガイドブックにも載っているお店だったので、行ってみることにしました。
ところが行ってみると、閉まっていたのでした(>_<) がっかりしていると、2軒手前に「8百万」という薬膳スープカレーのお店があって営業中でした。 -
旅行前に松江駅周辺で調べたお店がいくつかあったのですが、またバスで戻って探すのが面倒になって、ここで食べようと決めたのでした。
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ここがお店の入口でした。店先に薬膳スープカレーの看板が立っていて、「八百万の神々が集う。その地完成した究極の薬膳スープカレー」とありました。カレーは好きなので、期待大!
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店内はこのような感じでした。先客がいたのですが、すぐにお店を出られたのでお店に一人状態。薬膳カレーに使われるスパイスがカウンターに並んでいました。
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カレーの食べ方もこのように! スタッフの方が色々お話してくれ、このスープカレーに約40種類のスパイスが使用されているとのことでした。
メニューを見て、1番人気の野菜赤&ポーク黒のハーフ&ハーフ(1,500円)を注文。 -
ハーフ&ハーフセットが出てきました。
左の赤カレーはスパイスや食材が熟成される前のもので、若々しくストレートな味わいが特徴。右の黒カレーは低温で熟成されたもので、同じスープが熟成により黒っぽくなり、味はまろやかで濃厚な味わいになるんだそうです。
食べてみると、確かに赤カレーはさっぱりした薬膳が引き立つお味で、黒カレーにはトロトロのポークがごろっと入っていてより濃厚な味わいがしました。両方とも身体に優しいと思えるカレーで、綺麗な色のピクルスもカレーにぴったりで美味しくいただきました。 -
追加注文の食後のデザートは、「黒胡麻ジェラート」
黒胡麻がたっぷり使われたジェラートはバナナも入っていて、甘さ控えめの甘みはバナナからのみだそう。
松江でカレーを食べるとは思ってもいませんでしたが、身体に良いものを食べられて満足でした。 -
お店を出ると、すっかり暗くなり、京橋川沿いに設置されたテラスに『MATSUE WATER TERRACE』という文字があるのに気づきました。誰もいないのがもったいないくらい素敵なスポットで、前にライトアップされた旧日本銀行松江支店の幻想的な景色が楽しめるようになっていました。
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水面に映り込んだ旧日本銀行松江支店♪
このあと、またバスで松江駅に戻りホテルへ直行し、初日の観光は終了。 -
ホテルでたっぷり時間があったので、この一日を思い返しスマホで撮った写真を使って思い出のコラージュをいくつか作ってみました。
そしてこれが一番気に入った宍道湖での夕日鑑賞のコラージュ。フォーゲルパークのお花に包まれた空間もとても綺麗でした.:*☆*:.
翌日はずっと行きたいと思っていた由志園へ行くことになっていて、お風呂に入って疲れを癒したあと... ワクワク気分で眠りにつきました。
~続く~
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