伊予・愛媛　ＪＡＬどこかにマイルで飛ぶ 松山市街を走る伊予鉄電車を追ってぶらぶら歩き旅―６

2023/10/31 - 2023/11/01

４日目はチェックアウト後、朝の散策としてからご城下の三の丸濠である堀之内から松山城を観に行きました～。

山上に構える本丸の各櫓から一際目立つ大小の天守が松山城の特徴であり難攻不落に相応し勇姿は美しいです。

そのご城下の街並みを背に走る路面電車も風情を醸し出す松山の景観に溶け込んでいます。
個人的には以前のオリジナル塗装の方がしっくりと落ち着いた色合いで合うと思うのですが”ＩＹＯＴＥＴＳＵチャレンジプロジェクト”の一環なので仕方がないですが？…。
その伊予鉄を追って西堀端から大手町・古町と撮り鉄をしてみます～。

夜には空港へ向かうのでその前にスーパー銭湯型温泉で湯ったり湯っくりと天然温泉を愉しんで癒して来ます…。

そして、松山発１９：００ ＪＡＬ２３１０便 大阪/伊丹行きで帰路につきます。

撮影使用カメラ　ルミックスＦX３３・リコーＣＸ３

エリア 松山(愛媛)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

１０/３１（火）　路面電車「南堀端停留場」まで来ました、

市駅方向から２系統環状線 ＪＲ松山駅行　モハ５０００形電車が来ました。

ビルに囲まれた中を走る未来型流線型デザインの電車は都会的な絵に成りますね。

南堀端停留場 駅

本日の宿は利便性が高い「えひめ共済会館」です、

本来は名の如く組合員の共済の為の宿なのですが、実際は誰でも利用出来るビジネスホテルと全く変わりません。

＊詳細はクチコミでお願いします

えひめ共済会館 宿・ホテル

玄関は至って地味で会社のような感じです…、

会館と名が付く様にデザイン的にも色合いやゴージャスなセンスの良さなどは微塵も無く、どう観ても普通のビルに入るような感覚しかありませんね？。

１階のロビーは地味でセンスも悪いが何も無くて広ーい！…、

しかし、言い換えればシンプルで無駄を省く機能的な雰囲気は他では在り得ない素晴らしさと思えば案外に好いもんですよ？。

部屋は６階のエコノミーシングル（アウトバス）です、

しかし、余りの狭さに驚愕です！…、これほど狭いシングルが世の中に有ったとは恐るべし共済会館です？…。

ベッド幅も１ｍも満たない昭和の遺物です…、

しかもデスクも椅子も無い…、座るにはベッドに腰掛けるしかないが、備品は意外にも揃っているのがアンバランスではないか？…。

ＴＶが無いと思ったら壁掛けでした…、良かった！、

荷台はあるが出せば通れない？、椅子も有るがその場所は無い？、それでもカーペットや壁紙に天井もリホームされて清潔感があって気持ちが好いです。

ユニットバスが無い分、洗面台が広くて好い！、

アメニティーも揃ってタオル類も擦り切れたものではなくフカフカなタイプです。

トイレもウオシュレットなので安心の保証です、

しかもユニットタイプではないので前後幅共に余裕なので使い辛く無くて有難いです！。
トータル的に狭さだけを我慢すれば意外にも快適かも知れませんが？。

同フロアーに「共同浴場」が在るので利便性が好い！、

だから部屋にはバスルームが不要と言うことで、昭和の宿のユニットタイプバスと言えば想像がつくほど狭くて使い辛いものなら、手足が伸ばせる共同浴場の方が気が利いてます。

浴室は５名なら十分に利用が可能です、

清潔に清掃がされているので気持ちよく湯に浸かり癒されました～、就寝前にも利用しましたが貸し切り状態でした。

＊誰もいない事を確認して撮影しました

１１/１（水）　９時にチェックアウトして朝の散策です～、

城下の三の丸濠である堀之内から松山城を眺めたところですが、特徴である連立式天守が観えます。

南堀端まで歩いて角から観れば本丸全体が判ります～、

右端の大手に在る隠門続櫓に太鼓櫓、続いて馬具櫓、そして天守と取り囲む各櫓、最後は搦手の乾櫓と成りますね。

では、天守だけをズームアップして撮りました、

天守・小天守・南隅櫓・北隅櫓を四方に配し渡櫓で繋ぐ形式で、防衛力が高く天守防衛の究極の姿であるともいわれその代表が姫路城と松山城です。

松山の風景と言えば町並みを走る「伊予鉄の路面電車」です～、

南堀端通りを行く５系統ＪR松山駅行　モハ５０形電車がガタゴトと好い音です。

＊詳細は伊予鉄道市内線（路面電車）クチコミでお願いします

堀之内地区の「城山公園」内に入ってみました、

随分と広い広場に成ってますが山の上には松山城も観えます～、その下には石垣が積まれた二之丸 多聞櫓が在ります。

地元の高校生達でしょうか？、何やら楽しそうにやってますね！。

城山公園堀之内地区 公園・植物園

やすらぎ広場の並木通りに成っています、

銀杏の木が彩付き始めて季節の移り変わりを感じる頃です～、後一か月もすれば落ち葉舞う頃に変わるのでしょうか？。

同じく松山の風景と言えば町並みを走る伊予鉄の路面電車です～、

「西堀端停留場」にて２系統ＪR松山市駅行　モハ２０００形電車が出発進行！。

西堀端停留場 駅

ここは伊予鉄・高浜線の「大手町駅」です、

そして交差するのは市内線・路面電車の「大手町駅前停留場」が直ぐ近くです。

軌道と鉄道が平面交差（ダイヤモンドクロス）で知られる全国でも珍しいスポットで当駅と古町のみです。

大手町駅 駅

伊予鉄・高浜線は１５分毎に来るので路面電車と合えば観れるのですが？…、

２系統松山市駅行　モハ２０００形電車がダイヤモンドクロッシングの大きな音を立てて通過していきます～。

ダイヤモンドクロッシング 名所・史跡

少し待っていましたが一向にその気配がありませんね？…、

続いて５系統道後温泉行　モハ５０００形電車が同様に通過していきますが音は静かなんですね？…。

高浜線の線路に沿って「庚申庵史跡庭園」に来ました、

が何と水曜日は定休日でした？…、庭園を眺めながら癒されようと思って来たのに残念です、またの機会を楽しみに取っておきましょう！。

庚申庵史跡庭園 美術館・博物館

伊予鉄・高浜線の郊外電車が走って来ました！、

普通電車 横河原行　７００系電車は元京王電鉄５０００系電車を使用中です。

郊外電車までオレンジ単色塗装に変更されてるとは知りませんでした？。

スーパーフジグラン松山店の伊予鉄踏切です、

市内線・路面電車と郊外電車・高浜線が平面交差（ダイヤモンドクロス）するところです。
郊外線に進入する前に信号での停車中のようですね～。

近くまで来ましたので観ることにしましょう！～、

なるほどモハ２０００形電車が左端から右端へと斜めに横切るのがよく判ります！。

子供の頃は大阪市内でも至る所で観られた光景も日本で２ヵ所とは寂しいです。

今度は内回り電車が古町駅前踏切を通過していきます～、

２系統松山市駅行　モハ２１００形は平成生まれの超低床路面電車です。

踏み切りから古町駅構内の「車両基地」を眺めてところ～、

郊外線の車両がスタンバイしている光景は鉄道マニアには堪らなく興奮します！…。

「古町駅」を眺めれば先程のモハ２０００形電車が停車中～、

路面電車停留場と郊外線のホームが同一構内として駅に成ってるようで面白い！、と言うことで市内線は２面２線、郊外線は２面３線なので４面５線と言うことです。

ビルの１階の一部が使用された「古町駅」です、

昭和５２年に新築竣工された３代目駅舎のようで１階にはコンビニも在りました。
しかし、改札も無く駅員も居ない無人駅で合理化・簡素化なのでしょう。

＊詳細はクチコミでお願いします

古町駅 駅

無人なので駅ホームに入りました、

引き込み線には３０００系電車は元京王電鉄の井の頭線３０００系電車とは懐かしい湘南型のオールステンレス車両です。
しかし、塗装が違えば印象も随分と変わるものですね？。

こちらの７００系電車も元京王電鉄５０００電車で懐かしいです、

昭和４４年までの製造されてましたが昭和６２年から平成６年にかけて購入し運用してます。
どれも超ベテラン揃いの老兵は至って元気なようです。

４番線ホームに到着した普通電車 高浜行です、

初めて見ました今風の全面デザインをした電車は６１０系は久々の自社発注車両のようです。
車体にはみきゃんパークの塗装がされてちびっ子達には人気ではないでしょうか？。

市内線の停留場２番線には１系統環状線 ＪＲ松山駅行　モハ５０００形電車です、

各停留場・ホームへは警報機付き構内踏切にて連絡をしているのでバリアフリーで楽チンです。
且つては地下道を利用していたそうですよ？。

引き込み線の向こうは路面電車用車両基地です、

新旧の車両達が体を休ませてスタンバイしているようですが、早朝ならば元気な仲間達で溢れているんでしょうね！。

出番を待つのは２系統 環状線松山市駅行　２１００形電車です、

ＣＯＯＰ共済えひめのラピング塗装されたマスコットキャラクターが可愛い電車。

更に車庫をズームアップして撮りました、

左からモハ５０００形・モハ２０００形・モハ５０形と年代順に並んでますが、修理や点検などをしているんでしょうか？。

駅を出て平和通り沿いから眺めたところです～、

車輌基地がより身近に観えるので鉄道ファンには有難い近さです。

隣にはモハ２１００形、向うにはモハ５０００形も観えますよ。

先ほどのモハ５０形電車の７７番です、

よく見れば前照灯の下、行先表示幕がフルカラーＬＥＤ幕に交換されて最新鋭に変身してます？。
やりますね伊予鉄！、とてもユニークです。時間が経つのを忘れてしまいます…。

目の前の平和通りの銀杏並木も色づいてます、

松山城の北側を道後温泉へ向かって真っすぐ横断する大通りです、ここから西へ延伸すれば松山環状線と接続して利便性もアップしますね。

ＪR松山駅にほど近い「ＪＡえひめ中央 太陽市」に来ました、

市街地に在る利便性と規模が大きいと言うことで人気のＪＡ直売所です。確かに駐車場も広いのでスーパー感覚で利用出来ますね～。

＊詳細はクチコミでお願いします

太陽市 お土産屋・直売所・特産品

店内は広くて生鮮野菜・果物がずらりと並んでます～、

みかんなどの柑橘類はお手の物で種類が豊富～、その他には生花・精肉・鮮魚・加工品・惣菜弁当・製パン・菓子類に至るまで何でも揃ってる感じです。

隣接する複合商業施設「みなとまちまってるＡＴＴＥＲ」です、

一番人気は” おひさま食堂”や”ひなたＣＡＦＥ”のようですね！、お昼前なので利用客も多いです。

えひめ中央おひさま食堂 グルメ・レストラン

近くの伊予鉄バス・竹原中組バス停から乗車します、

５２番・松山空港行で富久口まで向かいます～、１時間に４本もあるので不便さはありません。
勿論、ＪＲ松山駅から来るので５２番の路線バスならリムジンよりも安く行けます。

バス停から歩いて５００ｍほどで「道後さや温泉ゆらら」です、

こちらは”家族の湯＆ホテル”は宿泊が可能ですが日帰り温泉施設の宿としては高いので見合ってるかどうかは疑問です？。

＊詳細はゆらら本館としてクチコミでお願いします

道後さや温泉ゆらら 家族の湯 宿・ホテル

同敷地内の「ゆらら本館」の建物です、

一般的な平屋建ての日帰り温泉施設といった雰囲気の外観で、駐車場も広くて止め易いです。
平日なので利用客も少ないようです。

フロントと券売機にロビーです、

愛想がいいお姉さんに説明を受けて天然温泉の湯をゆっくりと愉しみます～。

浴室の写真や泉質は直接Ｈ/Ｐで確認して下さい！、予想以上に設備も泉質も好かったです！。

こちらは和室の休憩室です、

新聞や雑誌にＴＶなどが用意されてますが、畳なので寝っ転がるのが一番です！。

汗が引くまで２０分ほど涼んで水分補給してから出発しました。

空港通りを歩いて３０分ほどで「松山空港」に着きました、

ほぐれた躰で風に当たりながら歩けば実に健康的で良い運動にも成りました。
では、カウンタ―でチェックインをして紙ボーデイングパスを頂きます。

＊詳細はクチコミでお願いします

松山空港 空港

１階到着ロビーの中央に在るステンドグラスです、

”密柑 ミカン みかん”と愛媛を代表するみかんをデザインした青・緑・黄の三色が代表する３０００枚のガラスピースで作られた７ｍ×４ｍもの作品です。

空港で誰もが知ってる名物と言えば「蛇口からみかんジュース」です！、

小学校の蛇口からみかんジュースが出たＴＶニュースは夢の様な幸せを感じましたが、ここでは￥４００で夢を見られますよ！とマスコットキャラクターのみきゃんが言ってます。

こちらは初めて見た「みかんジュースタワー」です！、

かんきつ王国の愛媛ならではのシンボルオブジェとしてとして登場したようです。

実際には水が流れてるだけでみかんジュースでは無いようです。

３階の「スカイパーク」から２階出発フロアーを観たところ～、

右のレストランゾーンと左のショッピングゾーンに分かれる判り易いフロアー。

面白いものを発見しました！、

ウエルカム愛媛の”みきゃんのＵＦＯキャッチャー”ですが凄いボリュームです。

捕れそうで意外に捕れないのがこのゲームの特徴です。

同じシリーズで”ダークみきゃんのＵＦＯキャッチャー”です、

個人的にはダークみきゃんの方が親しみが持てて好きですね？。

久々にやってみたいような誘惑に負けそうですが？…。

同じシリーズで”こみきゃんの”ＵＦＯキャッチャー”です、

デザイン的には一番可愛い顔で頭の双葉がチャーミングです！。

やってみようか止めようかと思案を重ねた結果…、止めるが勝ちです。

で３階の「松山空港送迎デッキ」へ出て来ました、

無料開放でコンパクトな屋上階のデッキからは正面に滑走路が広がります。

まだ暑いぐらい紫外線が強くて日焼けしそうで誰もいませんね？…。

＊詳細は”松山空港”のクチコミでお願いします

向うは国際線ターミナルと管制塔が観えます、

この先向うへは行けないので国際線利用の際は送迎出来ませんね？、どうせ屋上なんだからもうすこし延長すればと思うのですが駄目なのでしょうか？。

大阪からＡＮＡのＤＨＣ-８Q４００型機が到着しました、

ターボプロップ機では一番好きな旅客機で高翼でＴ字尾翼で垂直安定板を配した双発コミューター機としては最も安全で優れた傑作機ですね。

次に登場するのはＡＮＡのＢ７６７型機です、

しかもＳＴＡＲ ＡＬＬＩＡＮＣＥ特別塗装とは珍しいですが、Ｂ７６７型機は就航４０周年を迎える節目の年に成りますね。

ゲートに停止後、ボーデイングブリッジが接続しました、

松山空港はＡＮＡと共に歩んで来た歴史が強く、今でも一日のフライト数の５３％はＡＮＡで占めていますからね。
初めて松山空港に来た時も全日空Ｂ７２７型機で華々しくタラップを降り立ったものです。

３階に新しく出来た「スカイラウンジ」です、

今までは２階のビジネスラウンジだけでしたが選択幅が増えました。一般有料とゴールドカード優待利用は変わりなく利用出来るので暫し、飛行機を眺めながら休憩していきます。

＊詳細はクチコミでお願いします

松山空港 スカイラウンジ 空港ラウンジ

再度、「松山空港送迎デッキ」へ来ました、

ラウンジから余りにも夕陽が綺麗に観えたので撮影にやって来ました！、皆さんも同様に撮影スポットのように成っていますよ。

＊詳細は”松山空港”のクチコミでお願いします

ギリギリに間に合いました！～、

滑走路の向こう側に、伊予市の方向に夕陽が沈んでいきます…、秋の空を赤く染めながらゆっくりと…、そしてダイナミックに。

ＡＮＡＢ７６７型機を入れて撮影です、

久々にこんなにも赤い夕暮れを観た様な気がします～、夕暮れ時は寂しくてとても一人じゃいられない♪～、なんて歌がありました。

プロペラの音を靡かせて到着したＡＮＡのＤＨＣ-８Q４００型機、

Ｂ７６７型機と比べれば大人と子供以上の違いを感じさせますがそこは貫録の違いなんでしょうか！？。

Ｂゲートからブリッジで搭乗です、

松山発　１９：００　ＪＡＬ２３１０便　大阪/伊丹行きで、２０分前から搭乗が始りましたが混雑も無く終了でした。

座席は前方のＫ５で搭乗率は６０％ほどでしょうか？。

機内ですっかり寝てしまって…、もう伊丹空港に着いてました…、

窓からはＪＡＬのＢ７３７型機が観えていました…、が通常ゲートではなくてどうやら駐機スポット止めですね？…。

＊詳細は以前のクチコミでお願いします

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

バスにて到着ゲートへ向かいます、

搭乗したＪ-АＩＲのＥ７０型機が翼を休めています、お互いにお疲れ様でした。

これにて今回のぶらぶら歩き旅１～６まで終了です、ご拝読有難うございました。