2023年 神奈川出張2 (4 days) =Day 1= 鎌倉＋横浜

2023/09/26 - 2023/09/26

9月26日：鎌倉＋横浜
9月27日：鎌倉
9月28日：海老名⇒小田原⇒箱根
9月29日：箱根⇒小田原

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: その他
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: その他

前日まで東京で仕事を済ませ、本日から神奈川の旅行関連のお仕事。

JR東日本ホテルメッツ プレミア 横浜桜木町 宿・ホテル

朝食はホテルと同じビルのレストランでバフェ。
横浜という土地柄か小籠包もある。

その同じビルの中に明治初期の横濱停車場のミニチュアがある。

日本初の鉄道駅で外国人居留地に隣接する現在の野毛地区(＝ホテルの場所)に建てられたということで、ミニチュアが展示されている。

そしてその鉄道駅にちなんで・・・

110型の機関車も展示されている。

1872年にイギリスから輸入された蒸気機関車。

9:50過ぎに北鎌倉駅に到着。

北鎌倉駅 駅

周辺の地図。

本日最初の訪問地は円覚寺。

円覚寺 寺・神社・教会

階段を上り、総門をくぐると・・・

・・・再び階段があり、その上には山門がある。

山門は2階建てで、屋根が二重についているので、二重門、二重楼門とも呼ばれているそうです。

柱は丸い礎石に乗っているだけで地面に打ち込まれているわけではない。

天井部分には一切派手な装飾はない。

山門を抜けると仏殿がある。

仏殿は昭和38年に建てられたとのこと。

仏殿に鎮座している本尊は宝冠釈迦如来坐像。

普通、釈迦如来像は冠含めて装身具を身に着けていないが、ここ円覚寺の像は観世音菩薩のように装身具を身に着けている。

天井には立派な龍の絵が描かれている。

続いてはこちらの選仏場。

選仏堂は円覚寺の中では室町時代建立の舎利殿に次ぐ江戸初期の古い建物。

中には3体の像が設置されている。

中央の仏像は光輪が眩しい！

続いて訪れたこちらの建物は・・・

・・・方丈という建物で、本来は住職の居住する場所なのだが、現在は行事の中心的な場所として使用されいる。

方丈の後ろには庭園があり・・・

・・・方丈から眺める庭園は紅葉の季節は？と想像を掻き立てられる。

方丈の内部は大きな空間が広がっている。

奥には屏風に筆で描かれた文字が飾られている。

上部には授戒を受けた人々の名刺がたくさん並んでいる。

そして自分が訪れた時は国指定重要文化財でもある五百羅漢図が展示されていた。

こちらに五百羅漢図の説明が書かれている。

こちらの作品名は「月からの飛来」。
五百羅漢図のうち第二十八幅。

こちらの作品名は「亡魂救済」。
五百羅漢図のうち第四幅。

こちらの作品名は「双龍」。
五百羅漢図のうち第二幅。

こちらの作品名は「竹林致琛」。
五百羅漢図のうち第二十七幅。

こちらの作品名は「仏涅槃図」。

その説明書き。

確かに仏が寝ている・・・。

方丈の中央部分にも・・・

・・・黄金の仏像が設置されている。

続いて訪れたのがこちらの佛日庵。

門をくぐると赤い布をかぶせた椅子が並んでいる。

こちらが佛日庵のメインの建物。

茅葺屋根のこちらの建物は・・・

・・・仏様ではない像が納められている。

そしてここ佛日庵ではお茶を楽しむことができる。

お茶の向こうに見える木は・・・

・・・昭和8年に中国の小説家・魯迅より寄贈された泰山木。

円覚寺の見学を終え、北鎌倉の裏道を歩く。

12:45に英勝寺に到着。

英勝寺 寺・神社・教会

英勝寺は1636年に創建した鎌倉唯一の尼寺。

そしてこの時期は彼岸花が咲き誇る庭で有名なお寺でもある。

英語ではSpider Lilyと呼ばれ・・・

・・・直訳するなら蜘蛛の百合。

そんな蜘蛛のようにも見える彼岸花が庭に咲き誇っている。

赤い彼岸花が多く咲いているが、中には・・・

・・・白い彼岸花も咲いている。

江戸時代は水戸徳川家の庇護を受けていたとのこと。

そのため今日でもお堂などに三つ葉葵の紋を見ることができる。

立派な山門。

境内の南西端には・・・

・・・階段を上ったところに小さな祠がある。

そして鎌倉石の採石場にもなっていて、洞窟がある。

洞窟の天井部分には当時の採掘の跡が生々しく残っている。

洞窟の中はこんな感じでかがんだ状態で進む感じ。

こちらが英勝寺の仏殿。

扁額の文字は読めない・・・。

先ほど訪れた円覚寺と同じように天井には龍が描かれている。

中央には3体の像が設置されている。

英勝寺の境内の階段を上った部分は竹林となっている。

そしてその竹林にも・・・

・・・彼岸花が咲いていた！

竹林の間に小さな仏塔もある。

そして竹を這うようにして伸びる・・・

・・・植物もある。

上を見上げると光が当たってなんか素敵な雰囲気！

もう少し光が差し込んでくれたらもっと良い雰囲気なのだが・・・。

続いてすぐ近くの寿福寺に13:20に到着。

源頼朝が没した翌年の1200年に北条政子が頼朝の父、義朝の旧邸跡に創建。

寿福寺 寺・神社・教会

石畳の参道に苔むした感じがとても素晴らしい！

中国に二度渡った栄西が59歳で鎌倉にやって来て、源頼家や北条政子、その子源実朝が栄西を歓迎し、禅宗の寺院となった。

山門前から左の小径を登ると墓地があり・・・

・・・墓地の山側にはやぐらが並んでいる。

その中に北条雅子の墓がある。

こちらがそのお墓。

中には供養の五輪塔がある。

その北条政子の墓のすぐ側には・・・

・・・政子の子供・実朝の墓もある。

こちらがその源実朝の墓。

鎌倉地方特有の横穴式墓所を「やぐら」と呼ぶらしく、最初その名を聞いた時は将棋の「矢倉」を想像してしまった・・・。

13:45過ぎに鎌倉駅に到着。

鎌倉駅 駅

電車を乗り継ぎ、桜木町に15時前に到着。

ランドマーク・タワーの中を通り、本日のホテルを目指す。

横浜ランドマークタワー 名所・史跡

こちらのオブジェの作品名は「モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨー」。
たなびく雲をイメージした作品とのこと。

モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨー 名所・史跡

そして本日の宿泊先である横浜ベイホテル東急に15:15に到着。

横浜ベイホテル東急 宿・ホテル

フロントが2階部分にある。

部屋はかなり広く・・・

・・・当然バスタブもある。

部屋からはインターコンチとコスモワールドが見える。

部屋でメールをして、19時前にラーメン博物館へ。

中に入ると日本全国のご当地ラーメンが出迎えてくれるのだが・・・

新横浜ラーメン博物館 テーマパーク

・・・名古屋ラーメンというのは愛知県に住んでいながら初めて聞いた、笑。

日本地図にラーメンの食品サンプルを配置するという外国人が見たら喜びそうな展示方法が素敵！

地上から地下に降りていくスタイルで地下の部分が「ALWAYS 三丁目の夕日」さながらの昭和時代の日本が再現されていて、とても良い。
道路の上に輪っかが描かれていて、ケンケンパで遊んでいた当時の面影を今に伝えてくれている。

新横浜ラーメン博物館 テーマパーク

昭和の時代を思い起こさせる地下の造り。

新横浜ラーメン博物館 テーマパーク

これを地上ではなく地下に作っているというのがまた凄い！

たばこ屋も再現されている！

黒澤明監督作品「隠し砦の三悪人」が次週上映という映画館のディスプレイも再現！

でもって本日の夕食がこちら！

北海道の利尻ラーメン味楽。

夕食を終え、ホテルに戻り、インターコンチの夜景を眺め・・・

・・・残っている仕事を片付け25時半就寝。