2023/10/22 - 2023/10/23
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ぱくにくさん
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10/21-23の3日間で、山形・宮城の紅葉を見に行きました。
10/21は雨予報で、実際気温がいきなり大きく下がった中での冷たい雨。
この雨が山に雪を降らせ、かつ翌日はそれなりに晴れたため、10/22は猛暑と残暑で遅れた紅葉に雪が重なり、蔵王や湯殿山はなかなか見れない景色。
旅行記では、そんな紅葉と雪景色を双方楽しんだ蔵王と湯殿山訪問を中心に書いています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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10/21の夜は「ステイインホテル上山」に宿泊しました。
材木店として100年の歴史がある材木商が開いたホテルで、新しくビジネスホテルのようなリノベーションがされてオープンしました。
施設内も木の香りが豊富である一方、数段の階段が多いのでそこはご注意ください。意匠としては良いのですけどね。
1階の温泉のヒノキ風呂も良かったです。ステイインホテル材木栄屋 宿・ホテル
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2日目の朝は、少し出かける前に上山温泉街を歩いてみました。
前日、山形の平野部で7度とか8度で結構な雨。
標高の高い蔵王高原に行く予定があり、早い時間は雪の影響が凄いのかなと思って、微妙に出発時間を遅らせて、その分歩き回ってみました。
(といっても、9時に出ましたけどね)
こちらは、新湯の足湯です。新湯通りの一角にあり、新湯の観光駐車場の近くです。新湯の足湯 温泉
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新湯から少し上がった所(湯町との間)に武家屋敷が4軒あります。
武家屋敷 名所・史跡
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いちばん湯町寄りの武家屋敷・旧曽我部家。
古い雰囲気をかなり残した茅葺屋根の家屋です。 -
武家屋敷を抜けて湯町に出て、「鶴の休石」。
旅の僧・月秀が、鶴がお湯に脛を浸けているのを見て温泉を発見したのが温泉の起こり。今でもこの鶴の休石の位置には源泉が湧いています。鶴の休み石 湯町の足湯 名所・史跡
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上山温泉から見た蔵王連山。
山の上の方は、誰がどう見ても雪が積もっています。
果たして、山形蔵王まで行かれるのでしょうか・・・ -
慰めに、事前にライブカメラを見て、雪がないことを確認して向かいました。
蔵王中央ロープウエイの駅までは、路面に雪もなく普通に行かれました。
ただ、向かいたかったのはこのロープウエイではなく、少し南にある「蔵王ロープウエイ」だったことに、乗ってからもう1本ロープウエイがあるのを見て気付きました。
「蔵王ロープウエイ」の方は、一度冬に樹氷を見に行ったことがあります。(結局混雑でバスで帰れなくなるため断念)
その時の雰囲気と違うなと思ったのですが、あまり深く考えずに乗ってしまったんですね。
結果としては、十分良い景色を見れたので良かったと思いますし、本来乗りたかった方のロープウエイだとさらに雪の中の感じでした・・・蔵王中央ロープウェイ 乗り物
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写真左上の、鳥兜山の山頂まで行きます。
山頂部は雪が積もっているようです。
天気予報で寒気が入ると知らされていたため、念のため冬でも関東ではめったに着ない厚手のジャンパーと手袋を車に積んで向かいました。
天気が良く、持って行かないでもいいかなーと最初は考えたのですが、下でも風が当たると寒いので、持参しました。
山頂はもう寒くて寒くて。持って行って正解でした。 -
山頂部はマイナス1度に、時々雲を流す風が吹きつけていました。
ジャンパーも、面倒で(というより最近まで夏で慣れてなかった)前は開けてたため、おなかが冷えて半ば腹痛のようにもなりました・・・ -
ロープウエーからの景色です。
紅葉と雪が一緒に見れると、ホントキレイですよね。 -
鳥兜山の山頂駅で降り、展望台までの階段を登って展望台です。
登る階段には雪が積もっており、みんなが踏み固めてしまうためアイスバーンになっており、降りるのは恐怖でした。
さすがにスノーブーツの持参までは頭が回ってなかったのですが、持って来ればよかったなと思いました。 -
鳥兜山の山頂の碑。
鳥兜山 自然・景勝地
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山形盆地方面の景色が開けていました。
ロープウエーを降りるぐらいの頃にはもう少し晴れてきて、遠くに雪化粧した月山などの山々も見渡せました。 -
ZAOののモニュメントと、癌化の蔵王中央高原。
帰りに改めて180度ぐらい景色を見ました。
虹のように山の下から上に色が変わっている山や、紅葉を一気に飛び越えて雪化粧している山など、美しかったです。蔵王中央高原 自然・景勝地
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中央第一ペアリフトで、ドッコ沼の方に降りてみます。
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リフトのすぐ横から。
奥に紅葉の色の変化が美しい山が見えています。 -
リフトからの景色。降りる時は、目の前の美しい山がずっと見えていて、そちらに気を取られていました。
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雪と紅葉のドッコ沼です。
今年は夏が長く、10月に入ってから短い秋を挟んで一気に冬がやってきた感じで、このような混在した景色になったのでしょうね。
日本には四季があると言いますが、最近は夏夏夏冬みたいな印象・・・ドッコ沼 自然・景勝地
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リフトの戻りの景色です。
スキーのコースが完全に雪に覆われています。 -
リフトで登る時は逆に、左手(蔵王ロープウエイの経路)の地蔵山方面が完全な雪化粧なことに気付きました。
少し場所と標高が違うだけで、ここまでのグラデーションが出るのですね。 -
もう1かいZAOモニュメントを見て、景色を心とスマホに刻んで、下山しました。
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乗るはずだった蔵王ロープウェイの方にもちょっと顔を出しました。
蔵王ロープウェイ 乗り物
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ロープウエー乗り場の脇からの景色です。
手前が紅葉、奥が雪です。 -
国道13号から蔵王温泉に向かう道が出る交差点脇に、「食の駅 山形蔵王店」を含む「ぐっと山形」があります。
食の駅 山形蔵王店 お土産屋・直売所・特産品
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少しランチに早いぐらいの時間ですが、この後月山方面に行くつもりだったのでランチにしました。
ランチは米沢・山形牛などもありましたが・・ -
山形牛コロッケと唐揚げの、普通の定職にしました。
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山形のお土産を扱うお店としては、ここまで広いお店はなかなかないのではないでしょうか。
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山形の洋菓子店・シベールの出店もありました。
なお、シベールの工場は13号を挟んで反対側。
いつか平日に訪れて工場見学したいですね。
ラスクを買いました。シベール メゾン分店 グルメ・レストラン
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ぐっと山形のすぐ脇が、東北中央道の山形上山IC。
そこから高速に乗り、一気に月山方面へ。
途中の寒河江サービスエリア。
一通りの施設が揃っているものの、やや小ぶりなSAで、最上川総合公園内のハイウエイオアシスにも接続しています。寒河江サービスエリア グルメ・レストラン
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いよいよ月山が見えてきました。
前日の寒い天気の中の雨。
標高の高い山は軒並み雪で、雪をかぶった山々が所々に見えて綺麗でした。月山 自然・景勝地
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向かったのは、湯殿山神社。
湯殿山の紅葉を見て、アクセスが良好なら湯殿山神社まで向かおうと思っての移動。
112号バイパス(月山花笠ライン)からアクセスします。
なお、バイパスができる前の旧道は、昔は国道だったのでしょうけど。
酷道と言うにふさわしい道でした。
月山花笠ラインの途中でも紅葉の綺麗な場所があったのですが、車を停められないため撮影は断念。 -
湯殿山有料道路(往復400円)は、だいたいこんな感じの道です。
所々道は狭いですが、すれ違えないような場所はないです。 -
湯殿山有料道路の終点が、湯殿山神社の大鳥居や参籠所のあるエリアです。
山の中ですが、広い駐車場が準備されています。湯殿山神社 寺・神社・教会
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ここからどうやって湯殿山神社に行くのだ?と鳥居の向こうまで行って探し回っていたら、このバスが山の方から戻ってきました。
バスの乗車券は、駐車場脇の湯殿山レストハウスから出発します。往復券もレストハウス内で売っています。(間に合わない場合は現金でも払えました)
駐車場から徒歩なら上り坂を30分程度。
バスだと往復400円で、5分少々の道のりです。 -
当然バスに乗り、湯殿山神社の本宮へ。
バスを降りてから5分少々、アップダウンのある道を歩きます。 -
湯殿山の御神牛の案内。
湯殿山の開山が約1400年前の丑歳丑日であったことから、牛が神様の化身としてあがめられているとのことです。 -
湯殿山の神域は撮影禁止なので、写真はその手前まで。
なーんの調査もしないで行ったので、簡単な情報だけ。
・ご神体は温泉の湧き出る赤色の巨岩です
・ご神体までは手前で靴を脱いで裸足で向かいます。(なのでタオルがある方が良い)
・ご神体に行く前にお祓い料500円を払い、神主さんにお祓いを受けてご神体に向かいます。
・最後に足湯に入れます。
温泉は鉄分を含む塩化物泉なのかな。特ににおいはしないので、硫化水素系の臭いがダメな自分でも大丈夫でした。 -
帰りもバスで降りました。
帰りはずっと下りなので、紅葉を見ながら歩いても良かったかな。 -
だってこんな景色ですよ。
蔵王と同じく、紅葉と雪の同居。 -
バス停から麓の方の景色です。
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バスを降りて、即身仏を見て帰路に着くまでがコース。
(バスを降りた場所で、無料で見られます)
厳しい修行の果てに涅槃を目指したミイラ仏。
特に明治以降に神社神社した所はただひたすら薄っぺらい歴史しか感じないのですが(橿原神宮とかね)、ここはそういう神社と一線を画した歴史と重みを感じます。
神仏習合時代の名残を強く感じるからですね。
元々真言宗のお寺だったことが、このあたりで分かります。
明治維新って罪深いよね・・・ -
湯殿山の鳥居、紅葉、奥の月山のセットです。
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山形市方面に戻り、月山湖へ。
到着が3時僅かに前で、ちょうど噴水のタイミングに出会えました。月山湖大噴水 名所・史跡
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酷道112号線、月山花笠ラインの碑もここにあります。
月山花笠ラインは、山形道の未開通区間を結んでいますが・・
結構な高規格道路ですし、このまま山形道は開通しないかもですね。月山花笠ライン 自然・景勝地
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月山湖の水をせき止めているのが寒河江ダムで、噴水の東側には展望広場があり、ダムも見渡すことができます。
寒河江ダム展望広場 名所・史跡
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寒河江市に入って、少し観光。
道の駅・寒河江チェリーランド。
改築していますが、かなり大きな道の駅で、特に物販系は充実です。道の駅 寒河江チェリーランド 道の駅
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寒河江で寄りたかったお店がこちら。
自家焙煎カフェ クルミーノ。
寒河江市のふるさと納税で返礼品として頂ける、ラテベースを売っているお店。
ラテベース買って、コーヒーいただいて帰ろうと思ってたのですが、この日は青森で行われているコーヒーフェスに出ていてお休み。
またふるさと納税で注文します! -
寒河江公園から、東側(蔵王方面)の景色を眺望しました。
寒河江公園 公園・植物園
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寒河江公園から少し細い道(車がすれ違うのもギリギリぐらい)を降りて、旧西村山郡役所。
既に閉館している時間で、中は見られませんでした。
屋根など一部改築をしているものの、1878年建造の建物を移築保存しています。旧西村山郡会議事堂 旧西村山郡役所 名所・史跡
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同じく、旧西村山郡会議事堂も移築されています。
明治時代の西洋かぶれと言えばそれまでですが、この手の建物が多い所は明治時代から教育水準の高い場所で、今も進取究明の精神が息づく場所であるというのが僕の勝手な持論です。
異論反論は認めますw -
夕食は迷ったのですが、天童で食べることにしました。
少し時間があったので、駅前でのんびりと。
将棋資料館には、藤井聡太さんの8冠記念の垂れ幕。
着いたのはご飯には少し早めの17時少し前。天童市将棋資料館 美術館・博物館
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天童市観光情報センターの建物でお土産を見たりして時間を潰しました。
17:30になると、前回行ったお店が開くはず。天童市観光情報センター 名所・史跡
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その前回のお店とは、天童に来た時に安くておいしくてボリュームもある夕食が食べられた「國丼」さん。
17:30から開店とあったのですが、17:30になっても明かりが付かず、今日は営業しないのかなと思って帰りに車で通ったら付いていて。
でも看板は「準備中」。
客が一人入っていったので、自分も入ったら大丈夫でした。
いや、いい意味でテキトウというか力が抜けてるというか。國丼 グルメ・レストラン
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注文したのはスタミナ丼。
牛のたたきがたっぷり乗った丼ものですが・・・
これなんと900円(笑)
いや、いい意味でテキトウというか力が抜けてるというか。 -
宿泊は、東根のスーパーホテル。
翌日、午前中ワーケーションの後午後に紅葉を見ながら帰るため、お昼まで滞在できるホテルを選びました。スーパーホテル山形 さくらんぼ東根駅前 宿・ホテル
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翌朝は、少しお散歩で新幹線のさくらんぼ東根駅に行ってみました。
周囲はある程度のお店などが揃った街(イオンとかもあります)ですが、新幹線駅は観光案内所とコワーキングプレース程度です。さくらんぼ東根駅 駅
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東根は、サクランボの街として有名。
山形は果物がいいですねぇ。 -
サクランボのオブジェも駅前にありました!
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旧羽州街道(さらに言えば旧国道13号)沿いの松並木の名残。
江戸時代は松並木のとおっりだったのでしょうね。
こういうものを開発優先でバッサリやっちゃうのが、悲しいかな日本の近代化だったのかなと思いました。
今でも神宮外苑の木を切っちゃう東京都、御堂筋の木を切っちゃう維新、お店の前の木をバッサリやっちゃう某中古車販売業がこの文化を引き継いでいます。 -
午前中はホテルでテレワークをし、とん八さんでランチをして次に向かいました。
(お仕事は午後半休)
とん八さんは、山形の平田牧場の豚肉を使った、手頃なお値段で食べられるとんかつ屋さんで、山形に行くと必ず食べてますね。とん八 さくらんぼ東根駅前店 グルメ・レストラン
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駐車場からは、月山が見えました。
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ヒレカツに大根おろしを添えたヘルシーなランチにしてみました。
キャベツも食べ放題!(ご飯も味噌汁もです)
とん八に行けば、ハズレはない感じですね!
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