2023年10月北海道鉄道旅行5（オホーツク1号に乗って網走駅へ）

2023/10/18 - 2023/10/18

　2023年10月17日から19日にかけて北海道へ行ってきました。
　2024年3月末に廃止される根室本線富良野－新得間に乗りに行こうと、2泊3日で向かいます。
　北海道へは中部国際空港からピーチ便で、北海道内は「Peachひがし北海道フリーパス」を利用しました。
　旅行2日目、「Peachひがし北海道フリーパス」を使って、道東方面へ向かいます。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

　10月18日、快活Club札幌駅南口店を出て、札幌駅へ向かいます。　
　徒歩5分くらい

札幌駅 駅

　改札口
　この時間帯は、
　6:48発「おおぞら1号」釧路行き
　6:50発「オホーツク1号」網走行き
　6:52発「北斗4号」函館行き
と3方向への特急列車が次々と出発していきます。

　こちらは、隣のホームに停車していた「北斗4号」です。

　右の列車が今から乗る「オホーツク1号」、たったの3両編成なので並んで撮れません。

　北斗号のグリーン車はキロ261-1113、ＪＲ北海道のグリーン車両には乗ったことありません。

　オホーツク1号は7番線から

　オホーツク号

　札幌駅6:50　→　網走駅12:12（オホーツク1号）

　2号車指定席に乗ります。

　キハ282-5

　キハ282-5

　座席へ行く前にトイレ（笑）

　指定席車両

　シート倒してみます。

　網棚に荷物はあまりありません。
　乗車率は50パーセントくらいだったかな？

　函館本線を快走します。
　前日宿泊する予定だった岩見沢温泉ほのかの横を通ります。

天然温泉 岩見沢 ゆらら 温泉

　前日乗った室蘭本線が近づいてしばらく並走します。

　岩見沢駅停車、前日も見た木彫りのばん馬の像

岩見沢駅 駅

　駅名標

岩見沢駅 駅

　美唄駅停車

美唄駅 駅

　砂川駅停車、かつて上砂川線、歌志内線が分岐していました。
　このあたりに線路があったような？

　砂川駅停車

砂川駅 駅

　滝川駅停車

滝川駅 駅

　根室本線が分岐していきます。明日乗る予定にしています。

　こちらは前日乗った留萌本線

　深川駅停車

深川駅 駅

　旭川駅に停車

旭川駅 駅

　富良野線が分岐していきます。

　宗谷本線が分岐

　東旭川駅通過

東旭川駅 駅

　田園地帯を走ります。

　紅葉まっさかり

　石狩川を渡ります。
　石狩川は大雪山系から上川盆地、石狩平野を経て日本海に流れる日本で3番目に長い河川とのことです。

　天気は残念ながら曇りです。

　中愛別駅通過

中愛別駅 駅

　旭川紋別自動車道と交差します。
　旭川紋別自動車道は、石北本線とほぼ並行に遠軽まで走っています。それも無料ということで、鉄道へも影響がありそうです。

　上川駅停車、41年前に初めて北海道旅行した時は、この駅で下車して層雲峡へ向かいました。
　また、当時は札幌－網走を結んでいた夜行急行「大雪」号がこの上川駅で上り下り列車が交換するため、宿泊費を浮かせるため折り返す旅行者がいました。
　「上川返し」って言われていたような。そういう私も、41年前に網走－上川－網走の乗継を一度だけしたことがあります。

　ほかにも、利尻号の「名寄返し」、まりも号の「新得返し」とかありました。
　また、私自身は41年前に、小樽駅から函館本線山線上り夜行に乗り長万部駅で室蘭本線下り急行すずらん号に乗り換えたこともあります。
　若かったからできたことでした。(笑)

上川駅 駅

　上川駅から先は、石狩川は大雪山方向へ向かい、石北本線は石狩川の支流の留辺志部川に沿って走ります。

　上川駅の次の駅は白滝駅です。かつては途中に駅がありましたが廃止されてしまいました。上川駅から白滝駅までは37.3キロメートルもあります。
　上川駅から白滝方面への始発列車が今乗っている「オホーツク1号」です。

　途中に信号場は何か所かあります。

　中越信号場通過、2001年までは中越駅として営業していました。

　留辺志部川

　旭川紋別自動車道

　白いものが、上川町では前日初雪だったそうです。

　上越信号場通過

　ここもかつては駅でした。1975年に廃止され信号場となったそうです。
　また、標高634メートルと、現存する北海道内の停車場では最も高い所にあるそうです。

　留辺志部川もだいぶ細くなってきました。
　この先、石北トンネルに入り分水嶺を越えます。

　石北トンネルを出ると、遠軽町に入ります。
　奥白滝信号場通過、ここも2001年まで駅でした。ただし、廃止時は1日1往復のみの停車でした。

　少し開けてきました。

　白滝駅停車です。

白滝駅 駅

　白滝駅

　白滝駅舎

　分水嶺を越え、今度はオホーツク海へ流れる湧別川沿いを走ります。

　下白滝信号場通過

　ここも2016年までは下白滝駅でした。

下白滝駅 駅

　次は丸瀬布駅に停車します。

　丸瀬布駅停車

丸瀬布駅 駅

　ＡＬと昆虫のまち　丸瀬布
　丸瀬布は、旧丸瀬布町でしたが、2005年に遠軽町等と合併し遠軽町となりました。

　立派な駅舎です。
　SL雨宮21号が走る丸瀬布森林公園いこいの森最寄り駅です。一度行ってみたいです。

　瀬戸瀬駅通過

瀬戸瀬駅 駅

　網走駅からの線路が近づいてきて

　遠軽駅停車です。
　この駅でスイッチバックのかたちで進行方向が変わります。

遠軽駅 駅

　瞰望岩

　進行方向が変わります。

　ホームの柱ほとんどに「えんがる」が(笑)

　出発します。

　上川方向の線路と別れ

　安国駅通過

安国駅 駅

　北海道らしい風景が広がります。

　生田原駅停車

生田原駅 駅

　図書館とオホーツク文学館が併設されているそうです。

　常紋トンネルを越え旧常紋信号場を通過します。

　留辺蘂駅停車

留辺蘂駅 駅

　留辺蘂駅舎

　相内駅通過

相内駅 駅

　西北見駅通過

西北見駅 駅

　北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の廃線跡らしきものが見えて

　北見駅停車です。

北見駅 駅

　北見駅から先、しばらく駅間距離が短くなります。
　柏陽駅通過

柏陽駅 駅

　愛し野駅に続き端野駅通過

端野駅 駅

　緋牛内駅通過

緋牛内駅 駅

　緋牛内駅通過

　美幌駅に停車しました。
　かつて相生線というローカル線が分岐していました。

美幌駅 駅

　駅舎内に美幌観光物産協会が入っているそうです。

　西女満別駅通過、女満別空港近くに位置する駅ですが、連絡駅にはなっていません。直線距離で1キロメートル弱、歩いても2キロメートルくらいとのことです。
　女満別空港は何度か利用していますが、次利用するときは(笑)

西女満別駅 駅

　女満別駅停車

　図書館に駅待合室が入居しているかたちになっています。
　無人駅です。
　今から30年前に特急オホーツク号に乗って、深川－女満別（夜行）深川の「女満別返し」をやったことがあります。(笑)

　JR女満別駅

　次は終点　網走駅です。

　呼人駅通過

呼人駅 駅

　網走湖が見えてきました。

　網走湖

　網走湖

　網走湖

　網走湖

　網走湖

　湧網線の廃線跡が近づいてきて

　終点　網走駅に到着です。
　札幌駅から5時間22分乗り通しました。楽しかったです。
　現在、昼行特急で5時間以上走り続けるのは、「にちりんシーガイア号」（博多－宮崎空港）、「スーパーおき号」（新山口－鳥取）、「宗谷号」（札幌―稚内）と、この「オホーツク号」くらいだと思います。

網走駅 駅

　向かいのホームには、網走発遠軽行きが停車しています。
　12:14発です。

　この列車は「大雪4号」旭川行きとして折り返すのですが、「大雪4号」は火～木曜日は運休となっています。