久しぶりのヨーロッパ 【12】ベルギー編　＜美食のブリュッセル＞オランダとの違いは宗教？

2022/10/11 - 2022/10/14

ドイツの息子宅を起点に、ウィークデイのみ３～４泊分の荷物を持ってオランダやベルギー、ドイツへ出掛けました。


今回はベルギー・ブリュッセル編です。
かつて、オランダに併合されていたベルギーですが、独立したベルギーの食の豊かさはオランダとは雲泥の差ですね！
新鮮なシーフードも、オランダで食べるよりベルギーの方が断然美味しい！！

これは、オランダはプロテスタントが多く、ベルギーはカトリックという宗教の違いからくるという話があります。
美食（グルマンディーズ）を追求してきたベルギーはやっぱり食いしん坊の私たちにはたまらない旅先になりました♪

宜しかったらお付き合いください

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブルージュ駅　14:31 発のICでブリュッセル中央駅へ向かいます。
ブリュッセル中央駅到着は 15:30

写真はブルージュ駅
小さな駅ですがブルージュらしいお洒落な駅です。

１時間でブリュッセル中央駅に到着。

HTL Le Dixseptieme ル・ディセッティエムへ

３連泊します。
中央駅から徒歩10分程（迷わなければ５～6分）

入り口はこんな感じで、見過ごしそうな建物です。
お隣はノイハウスです。

”Hello"と入っていくと。。。
『日本語でどうぞ～』とフロントの青い目女性から日本語が～♪

お聞きするとお母様が日本人との事。
お名前も "Naomi "さんという素敵なお名前でした。
びっくりするくらい流暢な日本語で応対して頂きました。

おススメレストランや、ムール貝を息子たちに買って帰りたくて
色々ご相談させていただいたり、
本当に感謝、感謝ですm(_ _)m

それぞれの部屋には、ベルギーの画家の名前が付いているとの事でしたが
私たちの部屋は。。。？？忘れてしまいました(^_^;)

ちなみにスィートルームは " ブリューゲル "だそう。。

３連泊するのにジュニアスィートしか空きがなく、
我が家の予算的にはお高め。。。

ベッドやトイレへは階段があり、ちょっと面倒くさかったです。

ベッドルームから見た、リビングR

嬉しいダブルシンク

バスタブ付きです。
水量たっぷりで問題ありませんでした。

収納もたっぷり

私にはちょっと枕が高かったです。
ベッドルームにも窓があります♪

アメニティはギルクリスト＆ソームズ GILCHRIST ＆ SOAMES

ふかふかのバスローブとスリッパ

先ずは、ギャルリー サンチュベールへ
ホテルから徒歩5分ほどです。

ヨーロッパ最古のアーケード商店街
アールヌーボー調の装飾、洗練されたディスプレイ
懐かしいような居心地の良さを感じます。

1847年完成、ジャン・ピエール・クリュイズナールの設計だそう。

"Corne 　Port-Royal Chocolatier" コルネポートロイヤル・ショコラティエ

ホテルの "Naomi "さんから教えてもらったオススメレストラン
「Taverne du Passage」は、このサンクチュベールにあります。

Délices du Roy デリス・デュ・ロイ
ベルギーらしいチョコレートのお土産を買うのにぴったりなお店

ギャルリー サンチュベールを出たら「小便少女」のところに来ちゃいました。。
サンチュベールを出てすぐです。

小便少女「ジャンネケ・ピスの像」
名前まで付けてあるのが可哀想な感じがします。

ブリュッセルでは絶対外せないレストラン　「Chez Leon」
Naomi さんのオススメメニューと一致

まだ早い時間なので下見がてら場所の確認。
ん～、なかなか期待できそう～♪

小便少女からも直ぐです。

一旦、グランプラスへ戻ります。

かのヴィクトルユーゴーをして「世界一番豪華な広場」と言わしめた、
あまりにも有名すぎる「グランプラス」

美しい～～♪
王の家です。

王の家は、市庁舎と広場を挟んで反対側にある重厚な建物。
王の家と呼ばれていますが、実際に王様が住んだことはないそうです。

現在は改築され、市立博物館となっている。1階にはピーテル・ブリューゲルの“結婚式の行列”が展示されており、3階には有名な小便小僧の衣装コレクションが飾られています。

ブラバント公爵の館

サクッと様子みて、夕食のレストランへと向かいます。

「夜のカフェテラス」by Gogh　ではなくて,
突き当たり正面が レストラン Chez Leon　です (*^^*)

夕食は、勿論 「Chez Leon」シェ・レオンへ

ムール貝のマリニエール
美味しすぎるっ♪(´ε｀ )
オランダで食べた ムール貝より断然おいしい～～♪

ところで、、、
12歳以下の子供は食事代が要らないって事、ご存知ですか～？
なんという太っ腹！

シェ・レオンのパスタ

ムール貝とパスタ、ベルギービール　合計　51,40ユーロ

シェ・レオン
人気のムール貝のグラタン、絶品でした～♪

2日目の夕食で行ったレストラン「Aux Armes de Bruxelles」

なんと！シェ・レオンの真向かいでした。笑

この辺り賑わっていますが、時々住居を持たない人たちが路上に横たわっていたりしていて複雑な気持ちち。。。

夜のグランプラスへ戻ってきました。

昼も人が多いですが、更に増えています。

観光客が多いので、物乞いする少年たちもいました。

グランプラスの広場を囲むギルドハウス

夜のギルドハウス
ギルドとは、同業者組合のことで、当時のブリュッセルで各組合の寄合所のようなものとして建てられたそうです。
ギルドは解体されてしまいましたが、今もそれぞれのギルドを象徴する紋章を建物に見ることが出来、紋章を探すのも楽しいですよね♪

グランプラス北西側のギルドハウス。中央、緑のドームに金色の彫刻が美しい建物が「スペイン王の家」

こんな素晴らしい眩い世界遺産を持っているベルギーの人々が羨ましいです。

市庁舎の前では、夜遅くまで大学の卒業式が行われていました。

一体どれほどの人々が祝福されるんでしょう。。。
昼間からず～っと入れ替わり立ち替わり様々な人たちが祝福されています。

グランプラスで最も古い館のひとつ「星の館」の壁にある
セルクラースの像を触ってからホテルへ戻ります。

セルクラースは、1356年ブリュッセルの街をフランドル軍から守った英雄
皆に触られて光っています。

翌朝
ホテルの朝食会場です。

ホテルの雰囲気からでしょうか。。。
皆さん、とても静かに召し上がっています。

ご馳走さま、美味しかったです。

朝食の後、ホテル内を散策

優美な階段手すりとマッチした絵♪

天窓から差し込む日差しが明るい！

外の喧騒は全くと言っていいほど感じられません。。。
手前に長椅子も備え付けてありました。

居心地よいのですが、そろそろ出かけましょう♪

朝食後、徒歩で向かったのは
「聖ミッシェル・エ・ギュデル大聖堂」

ブリュッセル中央駅から徒歩数分のところにある
ゴシック様式の巨大な聖堂です。
全容を収めるのは大変です!!

聖ミッシェル・エ・ギュデル大聖堂

聖ミッシェル・エ・ギュデル大聖堂

使徒12の彫像を飾った円柱が並ぶ身廊と側面にはパイプオルガンがあります。

聖ミッシェル・エ・ギュデル大聖堂
王室との関係が深く、王室の宗教行事を司っているそうです。

聖ミッシェル・エ・ギュデル大聖堂

聖ミッシェル・エ・ギュデル大聖堂

素晴らしく綺麗なステンドグラス

ペトリ・ジョゼフ・トリエステの碑

聖ミッシェル・エ・ギュデル大聖堂から徒歩で「ベルギー王立美術館」へ
私たちは大きな車道を行きましたが、芸術の丘を登って行った方が良かったかも。。。

ベルギー王立美術館は「マグリット美術館」「世紀末美術館」「古典美術館」など
複数の美術館で構成されていて、地下で繋がっていました。

手荷物検査があり、大きな荷物はロッカーに荷物を預け、
地上階（レベル０）でチケットを購入

全館共通のコンビチケットを購入　　15ユーロ／１人

マルグリット→世紀末→古典美術館の順で見学しました。
世紀末を見たところで、ランチ休憩。
15時過ぎまで見学しました。３～４時間は必要かもしれません。

「スフィンクスの愛撫」フェルナン・クノップフ／世紀末美術館

クノップフの最高傑作と言われている作品。
男性にも女性にも見える中性的な人物とスフィンクスが描かれていて
妖しげな雰囲気が漂っています。

PETER PAUL RUBENS

「古典美術館」１５～１８世紀のフランドル絵画を中心とした作品が展示され、
ルーベンスの間にあった作品です。

「ベツレヘムの人口調査」ピーテル・ブリューゲル（父）　／古典美術館

「鳥罠のある冬景色」ピーテル・ブリューゲル（父）

「ピエタ」ファン・デル・ウェイデン／古典美術館

最後に見逃せない「小便小僧」
ジュリアン君に会いに市立博物館（王の家）や衣装博物館へ。
彼の外交のご功績や衣装にまつわる興味深い話など、
世界三大がっかりなどと揶揄できないジュリアンさまを知ることができました。笑

最終日は、中央駅からメトロに乗ってストッケルへ
30分程で着きました。

ストッケルへ行った目的は、曜日によって市場が開催されるので、新鮮なムール貝や果物を買いたかったから。。。
でも、ムール貝は時期が違ったのかなぁ～(;_;)
結局、ムール貝はスーパー・テレーズで冷凍物を購入

スーパー・テレーズでは、朝食に必要なものを買ったり
色々お世話になりました。

ブリュッセル北口へ移動し、FLIX バス（ルールモンド経由）で
デュッセルドルフへと帰りました。

「久しぶりのヨーロッパ」 編は、これにて完結です。
お付き合いいただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• ドロミティさん 2023/11/18 21:54:17

  美食の国☆彡

  Funky travelerさん、こんばんは
  
  ブリュッセル編を懐かしみながら拝見しました。
  Funky travelerさんの旅行記はどのお写真も素敵ですが、今回は特に
  夜のグランプラスがとても綺麗で拡大して見ました^^
  旅行記を拝見していて小便少女の像、私が泊まったホテルのすぐそばに
  あったことに気づきました@@;　まあ、元々見学するつもりはなかったと
  思うけどこんな目と鼻の先だったなら見ておいても良かったかな、、なんて^^;
  
  ベルギーに行ったらレオンは外せませんね。
  ムール貝のグラタン、今度行く機会があったら絶対に注文したいわ～
  ベルギーはお隣のフランスよりも美食の国かもしれませんね。
  高級チョコレートに本場のワッフル、シーフード料理、、舌鼓が打てそう☆彡
  
  ご子息へのお土産に新鮮なムール貝を購入できなかったのは残念でしたが
  冷凍でも喜ばれたことでしょう！
  ブリュッセルからデュッセルドルフまではバスで所要時間どのくらいでしょうか？
  
  昨年の久しぶりのヨーロッパ編が完了されて一区切りですね。
  次は今年の中欧編でしょうか？　楽しみにお待ちしておりまーす♪
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄﾞﾛﾐﾃｨ
  

  Funky travelerさん からの返信 2023/11/19 22:46:59

  Re: 美食の国☆彡

  ﾄﾞﾛﾐﾃｨさん、こんばんは～
  
  いつもありがとうございます。
  ﾄﾞﾛﾐﾃｨさんが白馬の騎士に案内して貰ったホテルはサンクチュベールを出てすぐ、つまり小便少女の像のすぐそばだったんですね！
  まぁー、見なくても良かったかもしれません。名前まで付けられた少女は気の毒な気がしました。笑
  
  ﾄﾞﾛﾐﾃｨさんの旅行記で知った、ゴディバファクトリーも私のリストに入っていたのですが。。。
  実は本場ベルギーの方にはGODIVAは不評の様でして、ホテルスタッフのnaomiさんには他のお店を薦められました。
  ま～、私もお安く買えれば良いだけのことでしたが。。。
  
  ムール貝のグラタンは、結構いろんな方が注文しているのを見て、私たちも頼んでみました。これがまた絶品◎◎オススメです!!　ぜひ、次回お試しあれ♪
  私も HTL METROPOLEの「トリュフとホワイト＆グリーンアスパラ添えの蟹のラビオリ」を食べてみたいです❤︎
  あ～、今すぐにでも行きたいです（胃袋が呼んでます＾＾；）
  
  
  ＞ブリュッセルからデュッセルドルフまではバスで所要時間どのくらいでしょうか？
  　
  　所要時間は、ちょうど３時間でした。途中、オランダの素敵な街ルールモンドを経由しましたが、安くて乗り換えなしで、乗ってしまえば楽チンでした。
  （列車は、遅延や直前ホームの変更などあるので）
  バス停やバスの表示がわかりにくいという欠点もありますが、FLIX Bus は、便利で好きです。
  
  ようやく、久しぶりのヨーロッパ編を終えました。フゥ～
  ﾄﾞﾛﾐﾃｨさんも、来年の旅の計画で楽し＆お忙しい事でしょうね～♪
  旅行記を綴っている間に、次の旅が気になるFunkyです。
  
  気温の変化が著しいですね。どうぞご自愛ください。
  
  Funky traveler