2022/10/06 - 2022/10/06
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Funky travelerさん
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この旅行記のスケジュール
2022/10/06
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電車での移動
ケルン中央駅 9:56発 ブリュール駅 10:12着
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10:50 アウグストゥスブルク城 ガイドツアーに参加 12:00 ガイドツアー終了
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ブリュール駅隣接のレストランでランチ
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シュロス庭園へ
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ファルケルスト城見学
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電車での移動
ブリュール駅発 15:45 ケルン中央駅着 16:02
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この旅行記スケジュールを元に
コロナ禍で3年間海外へ出かけることができず、人生の目標を失ったような喪失感。
昨年予約していたクロアチア&スロベニア旅行も泣く泣くキャンセルしました。
ようやくコロナ72時間以内の陰性証明が必要なくなった事もあり、ドイツに赴任中の息子家族への物資の補給という口実をみつけ行く事にしました。
基本的に週末のみ息子の所、ウィークデイは3~4泊分の荷物を持ってオランダやベルギー、ドイツへ出掛けました。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
今回はケルン近郊にある世界遺産「アウグスツゥスブルク城」への日帰り旅。
ケルン大司教だったクレメンス・アウグストにより夏の離宮として建てられたドイツで初めてのロココ様式の傑作。
1944年まで迎賓館として使われたこともあり、現在でも夏の夜のクラシックコンサートが行われているアウグスツゥスブルク城。
あまり知られていませんが、ケルン近郊でぜひオススメしたいお城です。
よろしかったらお付き合い下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ケルン中央駅 RE 09:56発(コブレンツ行) - 10:12 ブリュールBrühl着
DBのアプリで購入 45,7ユーロ/2人往復
片道15分の乗車なのに 11,4ユーロとは!!(約1600円)
当日購入したのでとっても高かったです。 -
ブリュールBrühl駅を出ると
世界遺産「アウグスツゥスブルク城」へ続く道♪ -
「アウグスツゥスブルク城」
クレメンス・アウグストの夏の離宮として建てられたそうです。 -
左右シンメトリーのウィング
右の建物の1階に入口があり、インフォメーションでチケットを購入します。
日本語のオーディオガイドを借りました。
こちらは、ツアーのみで約1時間の見学となります。
ロッカーに荷物を預け、リュックなどは前掛けにします。 -
アウグスツゥスブルク城と別邸ファルケルスト城のコンビチケットを購入
11,5ユーロ/シニア料金、1人分
両方とも日本語のオーディオガイド付きですが、
別邸ファルケルスト城はツアーではないので、オーデオガイドで自由に見学できます。 -
10:50からのツアーを予約できたので、時間まで庭園を見学
-
ツアー参加者は20名ほど
ドイツ語のみのガイドですが、他言語の方もチラホラ。。。
私達を含め他言語の人はオーディオガイドを聴きながら一緒にまわります。 -
シンプルな建物の外観とは打って変わって
一歩中に入ると、まず華やかな大階段♪♪
有名な「階段の間」
写真右手前の碧玉をはめ込んだ大理石の石柱もきれい♪ -
イチオシ
天井のフレスコ画は平面図に描かれた騙し絵
カルロ・カルローネが13日間で一気に仕上げたそうです。 -
館内はカメラでの撮影は禁止ですが、スマートフォンでの撮影はOKでした。
ガイドさんが写真スポット教えて下さり、撮る間待っていてくれます♪ -
私たちのツアーには車椅子のご老人を健気な孫たち(10代後半かな?)がお世話しながら見学するので
とってもゆっくり観ることができました。
この孫3人とご老人ご夫妻とは、その後もランチで入ったお店やファルケルスト城でも一緒になりました。 -
この階段の間の美しさに、皆スマホで写真撮りまくっていました♪
ロココ調のエレガントな美しさ。。。 -
豪華。。。
ため息が出ます。。。 -
この階段の間の雰囲気。。どこかで見た様な。。。
-
そうです!
あのヴュルツブルクのレジデンスと同じバイタザール・ノイマンが手がけたのだそうです。 -
この写真はHPから拝借した物ですが、本当にため息ものです♪
-
この城を依頼したクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンは、
バイエルン選帝侯ヴィッテルバッハ家の出身でケルン大司教の地位にあり
名族中の名族の出でありながら、政治にも聖職にも関心を示さず
愛妾を囲い狩猟にかまける生活を送っていたそうです。 -
60歳で亡くなるまで地位を失うことはなかったものの、
彼の放蕩による政治の停滞は、領民に大変な負担を強いるものだったそうです
/ネットより -
彼の放蕩の(お陰で?)で当時の技術と芸術の粋を極めた宮殿が
出来た事になります。。。 -
「謁見の間」
-
ムラーノガラスのシャンデリアや刺繍を施したタペストリー♪
-
「謁見の間」にはシュロス庭園に面した大きなバルコニーもあります。。。
が、外には出られません。。。 -
こちらは食堂
夏の離宮なので、目にも涼しげな青と白で統一♪ -
この食堂にブリュールの領民を招待し、豪華な食事を楽しむ様子を見学させたのだそうです。
ご馳走を振る舞ったのかというと。。。
そうではなく、ただ見せ付けて権力を誇示していたのだそうです。。。 -
オランダ風ロッテルダムタイル
-
赤い服の女性
ウエストの細さにご注目! -
お気付きですか??
こめかみの黒い貼り物。。。
37cmのウエストを維持する為にコルセットできつく締める為、頭痛がひどく
頭痛止めをこめかみに貼っているのだそうです。。。ご苦労様です苦笑。。。^^;
オーストリアの皇女シシィはwaist 50cmでしたっけ? -
この当時、入浴することは身体に良くないとされ
入浴するには医者の許可が必要だったとか。。。 -
その為、シラミやノミが発生し、退治する為 !?に
使われていた "櫛” や香水の瓶などが描かれています。
香水を1日に何本もの香水の瓶を開けていたとか!(◎_◎;)
ケルンの香水はこうして守られ、受け継がれてきた。。!? -
ツアーが終了したのは、ほぼ正午だったので別邸ファルケルスト城へ行く前に
ブリュール駅隣のレストランで軽くランチ
期待した "牛肉のカルパッチョ" ちょっと残念なお味。。。
夫はカレーブーストと大量のポテトと共にお腹を満たす。 -
ランチを終え、別邸ファルケルスト城へ行く為に
アウグスツゥスブルク城へと戻ります。
目の前で結婚式でしょうか。。。縁起が良いわ~♪ -
庭側からアウグスツゥスブルク城を見上げます。
-
イチオシ
シュロス庭園のお花も入れて♪
-
この時期、ダリアとカンナに彩られていました♪
-
バロック様式の庭園とシュピーゲル池
アウグスツゥスブルク城、ファルケンルスト城、そしてこれらを繋ぐ
シュロス庭園は1984年に、世界文化遺産に登録されたのだそうです。
写真には入っていませんが、両サイドには手入れされた小径、
ファルケンルスト城へ続く森の中を蛇行する川など、
地元の人がお散歩する姿もあります♪ -
シュロス庭園を抜け、森の中を進み~
-
田園風景の中をひたすら歩く事40分。。。
-
ようやく辿り着いた可愛いお城、別邸「ファルケンルスト城」
狩猟用の館(よりプライベートな)として建てられたそうです。 -
今朝購入したコンビチケットを見せて
オーディオガイドを受け取り、回覧します。
アウグスツゥスブルク城と比べて規模が小さくシンプルな創りです。 -
吹き抜けの天井
-
鷹狩りの後、より親しい人達とファルケルストのサロンに集まり
夕食を取ったり会話やゲームに興じたそうです。
アウグスツゥスブルク城との違いは、”より親しい人”との時間を過ごす為だったとか。。。 -
吹き抜けの階段から見おろしたところ
-
「漆の間」
クレメンス・アウグストゥスの好みを反映したシノワズリ(中国趣味)の部屋 -
壁にかかった中国茶碗を持った大司教の肖像画
-
シノワズリとロココ様式が共存
狩猟用の館と言っても、なかなか凝っています。 -
1階は来客用として、2階は大司教が使っていたそうです。
-
ファルケンルスト城からブリュール駅まで同じ道を帰ります。
途中、鉄道の高架下も通るという長い道のり。。
ちょっと疲れました~^^; -
ブリュール 15:45発の列車でケルンへ戻ります。
もうすぐ冬だというのに向日葵が咲いているのをみて元気を貰いました~♪
アウグスツゥスブルク城と別邸ファルケンルスト城はおしまいです。
お付き合いくださりありがとうございました。
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