久しぶりのヨーロッパ：オランダ編　【９】　ザーンセ・スカンス、風車村へ

2022/09/30 - 2022/09/30

ドイツの息子宅を起点に、ウィークデイのみ３～４泊分の荷物を持ってオランダやベルギー、ドイツへ出掛けました。

今回は、オランダのシンボル・風車のある風景を求めて「ザーンセ・スカンス」へ。
滞在中のアムステルダムから日帰りで行ってきました。
風車のテーマパーク、日本の明治村の様な感じでした。
アムステルダムからのアクセスも楽なので風車とオランダの懐かしい暮らしを見たい方にはおすすめです !!

宜しかったらお付き合いください。

エリア ザーンセ・スカンス(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

アムステルダム中央駅からザーンセ・スカンス行きバスは、391番

バスターミナルは、アムス中央駅の反対側（フェリーの発着する側）２Fにあります。
駅構内はチケットがないと入れなくて焦りましたが、
両脇にある自由通路を見つけ無事通過^^)

ザーンセ・スカンスへは、鉄道でも行けますが、
バスは風車村の入り口まで行くので近いです。
鉄道駅は少し離れた所にあるので歩くようです。

GVBのフリーパス（トラム）しか持っていなかったので
バスの運転手から１dayバスチケットを購入　11,5ユーロ／１人

40分ほどで終点のザーンセ・スカンスに到着。

入り口のマップで確認

ザーン川沿いにショップや風車があるので分かりやすいです。

マップを確認したら、風車村入り口へ～♪
中央奥の白い跳ね橋の様なところから入ります（無料です）

入り口付近のショップ
帰りに寄ることにします。

入り口付近からの景色です。

この地域はかつてザーンストレークZaanstreekと呼ばれる、西ヨーロッパ最古の工業地帯で、１８世紀には600基以上の風車があったそうです。
現在は12基ほど。

入り口付近からの景色です。

風車や建物をこの風車村へ集め、
現在は17～18世紀頃の暮らしを再現したテーマパークの様になっています。
明治村みたいな感じですね。

まず風車の方へ行きます♪

チーズ工房
帰りにたくさん買って帰りました。
濃厚でとっても美味しかったです。
（種類は覚えていませんが、金の延べ棒の太いやつ）( ??'ω')??

オランダらしい長閑で美しい風景です。

風車の内部に入ってみました。
入り口で入場料を払います（５ユーロだったかな）

風車の装置の巨大さに驚きました。
オランダの産業を支えていたんですね～！

チャップリンのモダン・タイムスを思い起こします。。。

海抜より低い土地、強い風の吹くオランダ。
そんな地形的な特徴から風車を動力源として活用。
排水や灌漑、石臼をひいたり機械を動かして
小麦粉や絵の具の原料・香辛料などの製粉、材木や油などを製造しているのだそう。

自然のエネルギーを巧く活用して素晴らしいな !!
過去形にするには惜しい !!

風車の力で砕いて作られた絵の具

風車の模型がありました。
羽根の下に展望デッキがあるようなので上がってみます。

風車の羽根のすぐ下、中段にあるデッキに上がってきました。

風車のデッキから見上げたところ。
デッキまではちょっとしか上がっていないのにすごい風が吹いています。

残念ながら羽根の帆は仕舞われた状態でした。

風車のデッキからの眺め
風が強かったけれど、綺麗な景色を飽きることなく堪能♪

風車の展望デッキからの眺め
対岸の美しい建物

風車の展望デッキからの眺め

風土の特徴を活かし、巧みに利用してきたオランダの人々の
知恵と工夫に魅せられました。
この景色がその自信の証の様に映ります。

対岸へ渡る船着場でしょうか。。。

風車小屋を全て見終わり、Uターンの途中に見た景色
あまりに綺麗だったのでパチリ！

先ほど訪れた風車群を振り返ります。

コロナでC國などは渡航禁止の状態。
観光客が少なく静かです。

ベーカリー ミュージアムや食料品店が並ぶエリアの筈なのですが。。。
コロナ禍の影響でしょうか閉まっているお店が多かったです。

ベーカリー博物館では、ワッフルやアーモンドクッキーを楽しみにしていたのですが
残念(/ _ ; )

綺麗にペイントされた壁にも木靴（クロペン）が♪

古き良きオランダの暮らしぶり
素敵です♪

のんびり、ほぼ一周してきました。

風車と跳ね橋と羊

最後にオランダ伝統の木靴「クロペン」Klompenの博物館へ
入場無料です。

入り口の壁に飾られたクロペン

大きなクロペンと遠くの風車

シンデレラのクロペン（木靴）!?（笑）

60年前の機械を使ってクロペンの製作工程を披露しているそうですが
私たちが訪れた時は職人さんもいなくて。。。

こんな木を彫り出して作るんですね。

昔のクロペンが並べられています。

実際に履けるクロペンが沢山並んでいます。
歩きにくそう！！と思いますが、
低湿地のオランダでは、この靴が実用的なんでしょうね～

お土産品もたくさん並んでいます。

綺麗にディスプレイされてる♪

かさばるので買わなかったけれど、
お土産に素敵です♪

大小、色とりどり。。。
見ているだけでも楽しい♪

木靴クロペン博物館＆ショップは入り口（出口）にあるので
最後に買って帰るのも良いですね。

出口付近でミッフィーに出会えました。
ユトレヒトから出向いてくれたのでしょうか♪(´ε｀ )

ゆっくりザーンセ・スカンスを見て周ったけど、まだ13時です。
タイミングよくアムステルダム中央駅行きのバスが来ました。

明日はいよいよ楽しみにしていた「クレラー・ミュラー美術館」へ行きます。

お付き合いくださりありがとうございました。