2023/09/18 - 2023/09/19
9位(同エリア47件中)
夏秋さん
この旅行記のスケジュール
2023/09/18
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ケルソアビー
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メルローズ修道院
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この旅行記スケジュールを元に
イギリスロングステイ 34~35日めは、古城ホテルから映画ハリーポッターのロケ地であるアニック城を訪れました。賢者の石での印象的な箒乗りのシーンはこのお城で撮影されました。ダラム大聖堂に引き続き聖地巡礼の旅です。
そしてボーダーを越えてスコットランドのスターリングへ向かいます。
【ドライブ行程】
9/14 バーミンガム→コンウィ(ウェールズ)→チェスター
9/15 チェスター→ヨークシャー国立公園→湖水地方
9/16 湖水地方
9/17 アンブルサイド→ハドリアヌス長城→ダラム大聖堂
9/18 ラムレイ城→アニック城→メルローズ修道院→スターリング
9/19 スターリング→グラスゴー(レンタカー返却)
9/20 グラスゴー→エディンバラ(列車移動)
9/21 エディンバラ
9/22 エディンバラ→バーミンガム(列車移動)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ラムレイ城の幽霊には会えないまま朝がきました。
朝食はパン、フルーツ、チーズ、ハムなどのコールドミールをレストラン隣の小部屋から自由にとってくるスタイルです。
イギリスで食べるクロワッサンはいつも美味しく、はずれがありません。
イギリスの食事で一番美味しいのはパンだと、友人が話していたけど同感です。
ホットミールは個別に頼むハーフビュッフェ形式
よくわからなくて普通のイングリッシュブレックファーストにしてしまったけれど、夫が頼んだオムレツにすればよかった…ラムリー キャッスル ホテル ホテル
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ラムレイ城の敷地には大きなゴルフ場もあります
今日はニューキャッスルを通り越してアニック城へ向かいますラムレイ城 城・宮殿
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1時間ほどでアニックに着きました
塔の上に人がいっぱいいる~(^^♪アニック城 城・宮殿
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お城の前の道路にこんな標識がありました。
うむむ?よくわからないのでお城のエントランスにいた人に聞いてみると、「平日は4時間まで無料で停めてよい」という意味だと教えてくれました。 -
お城の中に入りました。雨風が強くなってきました。
お天気が良いと箒乗り教室や、アーチェリーイベントなどもあるのですが、
今日はやってないみたいです。 -
何故、箒乗りかというと…
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アニック城は、映画ハリーポッターのロケ地だからです。
マダムフーチの飛行訓練のシーンや、「賢者の石」「秘密の部屋」の多くのシーンがこのお城で撮影されました。
ダラム大聖堂と同じく、コスプレしたグループが写真を撮っていましたよ。 -
お城のガイドツアーの話もハリポタ推しでしたが、ハリポタシリーズだけでなく、トランスフォーマー、ダウントンアビー、エリザベス、ロビンフッドなどなど、数多くの作品がここで撮影されています。
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それだけ保存状態がよく中世の世界観を感じられる場所で
ミュージアムもあります。 -
お城は雄大な草原の中に建っていて…
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城内からの眺めは
中世の時代から変わっていないのでしょう -
現在このお城はノーサンバーランド公爵のパーシーさんご一家の住居で、一般公開されるのは、3月下旬頃から10月末までです。
実際に居住されているお城としてはウィンザー城に次いで、イングランドで2番目に大きいお城です。アニック城 城・宮殿
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この騎士はパーシー公爵の祖先、初代ノーサンバランド伯のヘンリーパーシー氏
14世紀百年戦争でも活躍された貴族です。 -
お城の内部は撮影禁止ですが、実際に使われている居室に入れるので、公爵ご一家のキラキラした生活を垣間見ることが出来ます。
なかでもリビングルームが素敵!壁一面が本棚になっていて歴史ある図書室のような雰囲気のお部屋に、最新の大型薄型TVとソファがあり、長い冬の間、ご一家はこの部屋でくつろがれるのかしら~と想像が膨らみました。 -
シンデレラの馬車みたいなキラキラの馬車も展示されていました。
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雨がやんできたので、箒乗りのレッスンが始まりました。
魔法使いさんから直々に、箒で空を飛ぶ授業を受けることができます! -
棟の上に立ってる人を飛び越え、夏秋はハリーのように飛べたでしょうか…
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箒に乗ってお城を飛び出したあとは
少し町を歩いてみます -
アニックはお城を中心にゆるやかな坂が続く
美しく小さな町でした -
遠くからみるアニック城は、ハリーポッターの世界のようでした。
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アニックの町を出て、A1→B6553の道を進み、イングランドとスコットランドの境界を目指します
途中、パンダのような白黒の牛さんに出会いました。 -
イングランドとスコットランドのボーダーです
川が境界になっていてイングランド側を見落としてしまい、慌てて戻って写真を撮りました -
ボーダーの町、Coldstreamです
スコットランドの旗がたくさん掲げられています。 -
Tweed川です。
この川の右岸はイングランド、写真を撮影した左岸はスコットランドです -
Tweed川沿いの穏やかな田園風景
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平原→町→平原→町を繰り返し、、、小さな町に着きました
この廃墟のような建物はなにかしら? -
ケルソアビーです!
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時間があればここにも立ち寄りたいと考えていた修道院ケルソアビーに
偶然にも通りがかったのでした -
更に車を走らせメルローズの町に着きました
この小さな町は廃墟となった修道院で有名です -
メルローズ修道院は、ローマ時代の遺跡のような佇まいです。
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石材の検査中のため、修道院の内部には立ち入ることが出来ませんでした。
そのため、入場料が£7.5→£3.8に値下げされていました。 -
メルローズアビーは、 1136 年にスコットランド初のシトー派修道院として設立されました。
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しかしメルローズはイングランドとのボーダー地域にあるため、修道院は何度も戦争に巻き込まれてしまいました。
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たび重なる戦いで破壊と修復が繰り返され、
1560年の宗教改革まで 修道院として使用されましたが、
現在は外壁のみが残っています。 -
この廃墟となった修道院が有名な理由の1つは、スコットランドの独立を勝ち取った
ロバート・ザ・ブルース王の心臓が安置されているからです。
スコットランドを旅していると、現在でもロバート1世は国民的英雄として人気がある方だと感じることが度々ありました。 -
メルローズの町を出て、エディンバラへと向かいましょう
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ボーダー地方の美しい田園地帯を走り抜けます
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ヨークシャーや湖水地方の景観とも異なり
なだらかな丘陵地帯が続き、北海道の風景に少し似ている雰囲気です。 -
エディンバラの街に入りました
ゴツゴツとした丘は、アーサーズシートと呼ばれ、丘の上からはエディンバラ市街が一望できますが、一般車は進入禁止で上に登れなかったので先を急ぎます。ホリルード公園 広場・公園
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エディンバラ市街を通り、フォース湾へ
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海に着きました
雨が降っていて風も強いです -
降っていた雨は突然止み
信じられない光景が… -
世界遺産のフォース鉄橋に2重の虹が架かります
フォース鉄橋 建造物
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虹の始まりを見たのは初めてかもしれません…
フォース鉄道橋 建造物
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虹の橋を通り抜けて列車は走ります。
なんという幸福な景色でしょう…
でもこの時は、2日後、自分がこの赤い橋を渡ることになろうとは思ってもみませんでした。
それはまた次のお話で… -
今日のお宿はエディンバラではなくスターリング近郊なので、先を急ぎます
大きな馬が顔をだしてて、びっくりしました -
暗くなる前になんとか宿にたどり着きました。
住所を入力しグーグルマップが示す家のパーキングに車を停めたら
中から女性が出てきました
女性「何のごようですか?」
夏秋「ここはホテルですね?予約をしています」
女性「うちはホテルではない、道むこうの家がホテルです」
と100メートルほど離れた建物を教えてくれました。
間違えた旅人がよく訪れるのか慣れた口ぶりでした。
今日のお宿は ヒルヘッドファームレッツ
農場の建物を改装した小さなインです。 -
こちらが宿泊した棟で、私達のお部屋は階段を上がった2階です。
インのオーナーさんが私達の到着が遅いので心配して待っていてくれて
「鍵は部屋のドアについてるので、そのまま入って下さい。
チェックアウトの際は同じように鍵をドアにつけたまま出て行って」
というのです。
(この写真は翌朝撮影しました) -
階段を登るとドアに鍵がぶら下がっています…
これを見て、この町は治安が良いことがわかりました。
誰でもこの家に入ることが出来るのですから。
都会でこんなことしたら、不審者や路上生活の方が入ってきそうだけど、スターリングはそんな心配はいらないのですね。 -
可愛いお部屋です。
お部屋は最近改装されたようで、とても綺麗でした。
しかしシャワーが旧式で使いづらくぬるいお湯しか出ないので困りました。 -
翌朝、指示された通り、鍵をドアに挿したままお部屋を出ました。
スターリングの旧市街へ向かいます。
スターリング駅前の大きなショッピングセンターの下に駐車場があったので、車を停めました。
ここのパーキングは出庫の際に車のナンバーを登録すると料金が表示されるシステムです。パーキング毎に支払いの方法が違うのでとまどいますが、ドライブ旅も今日が最終日、駐車場にもラウンドアバウトにもやっと慣れてきました。
(9時入庫、11時30分出庫で£3.5でした) -
スターリングは静かな古都です。
Golden Lion Hotel ホテル
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イギリスらしい雨が降るなか、傘をささずに石畳の坂を登ります
イギリス人は傘をささないという話は本当で、ほとんどの人が傘をさしていません。 -
ホーリー・ルード教会を見学します。
教会エントランスの受付の方が私達をみて、日本人だとわかったらしく
「私は東京に行ったことがある」と話しかけてくれました。
教会に入るには寄付金として5ポンド必要で定額のようでした。 -
1567年にスコットランド国王ジェームズ 6 世の戴冠式がこの教会で行われました。
ジェームスはスコットランド女王メアリの息子で、この時なんと生後13か月!
そして35歳のときにイングランド王位も継承しました。
ジェームズ王は、スコットランド、イングランドの両国に君臨した初めての君主となりました。
王家の戴冠式が行われた教会で、現在も使われている教会は
ウェストミンスター寺院とこの小さなホーリー・ルード教会だけです。 -
この印象的なステンドグラスは アーガイル ウィンドウと呼ばれるものです。
第一次世界大戦による6000人以上の戦没者を悼み
ケシの花に囲まれたハイランドの兵士が描かれています。 -
*マーズウォーク*
教会を出て石畳をさらに登ると… -
スターリング城です。
ロバート・ザ・ブルースが城を背に、誇り高く建っています。
この方の心臓は、昨日訪れたメルローズ修道院に眠っています。スターリング城 城・宮殿
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お城は一番の高台に建っているので、スターリングの町、そして彼方に広がる平原まで見渡すことが出来ます。
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今日の午後はグラスゴーまで行くので、お城の中を見学する時間がとれません。
石畳の坂を下りましょう。 -
スターリングは、13世紀から14世紀にかけて、独立をかけてイングランドと戦った、「スコットランド独立戦争」の舞台となった街です。
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ウィリアム・ウォレスとロバート・ザ・ブルースの2人の英雄の活躍により、スコットランド軍はこの地でイングランド軍を破り…
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独立を勝ち取りました
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このスコットランド独立戦争については、メル・ギブソンが監督と主演を務め、ウィリアム・ウォレスを演じた映画『ブレイブハート』で描かれています。
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いつの間にか降っていた雨はやんでいました
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お城の周辺以外では観光客の姿も見かけず、とても静かです。
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古都スターリングから、現代の街グラスゴーへ向かいます。
最後までご覧くださりありがとうございました。
グラスゴー旅行記へと続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2024/04/30 07:09:33
- 旅は佳境
- 夏秋さん お久しぶりです。入院中です😅
本筋じゃない話題ですみません。
イギリスの田舎ものんびりしてるんですね。20年近く前のスイスの話です。
到着が7時すぎって電話したら、ルームキーをフロントの机に置いておくから、勝手に入ってと。スイスの田舎町は、日本なみに平和なんだと思いました(笑)
- 夏秋さん からの返信 2024/05/01 09:56:52
- RE: 旅は佳境
- ねもさん こんにちは。
メッセージありがとうございます。
ねもさん、入院中なのですね!?
スイスの田舎のホテル、のどかそうで良いですね〜
ヨーロッパは都会よりカントリーサイドに心惹かれます。
スイスには行ったことがないので、いつか訪れてみたいと思っていました。
病院から旅行記みてくださってありがとうございます。
どうかお大事になさってくださいね。
はやくお身体よくなりますように…
夏秋
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