南フランス＆北西イタリア★ドライブ旅行33日間【18】８日目-3　9日目-1　港湾都市☆マルセイユ

2023/07/11 - 2023/07/12

マルセイユはフランスで最大の港湾都市。
港町として貿易で発展してきました。
マルセイユでの滞在時間は半日です。
ゆっくりと観光できませんでしたが、ノートルダム寺院の丘の上からの
マルセイユの全景の景色は絶景で感動しました。

　※この旅行記
7月11日(火)　マルセイユ泊
7月12日(水)　マルセイユ観光

　日程
7月04日(火)　ポートランド　→　シカゴ経由　→　（機内泊）
7月05日(水)　ミュンヘン経由　→　ニース泊
7月06日(木)　ニース　→　ヴィルフランシュ＝シュル＝メール　→　ニース泊
7月07日(金)　ニース泊
7月08日(土)　カーニュ＝シュル＝メール　→　アンティーブ　→　マンドリュー・ラ・ナブール泊
7月09日(日)　サン＝トロペ　→　ラマチュエル　→　ガッサン　→　ボルム＝レ＝ミモザ泊
7月10日(月)　イエール　→　ル・カステレ　→　ラ・キャディエール＝ダズール　→　ラ・シオタ泊
7月11日(火)　カシス　→　マルセイユ泊
7月12日(水)　エクス・アン・プロヴァンス 泊
7月13日(木)　アンスウィ　→　ルールマラン　→　ボニユー　→　ラクスト　→　メネルブ　→　アプト泊
7月14日(金)　セーニョン　→　ラベンダー畑巡り　→　ヴァロンソル 　→　ムスティエ＝サント＝マリー泊
7月15日(土)　モンブリュン= レ=バン　→　ソー　→　ヴナスク　→　カルパントラ泊
7月16日(日)　リル＝シュル＝ラ＝ソルギュ　→　フォンテーヌ＝ド＝ボークリューズ　→　セナンク修道院　→　ゴルド　→　ルシヨン　→　カバイヨン近郊泊
7月17日(月)　カバイヨン　→　ヴィルヌーヴ＝レザヴィニョン　→　アヴィニョン　→　アヴィニョン近郊泊
7月18日(火)　サン＝レミ＝ド＝プロヴァンス　→　レ・ボー＝ド＝プロヴァンス　→　アルル泊
7月19日(水)　シルヴェレアル泊
7月20日(木)　オルニトロジック・デュ・ポン・ド・ゴー公園　→　サント＝マリー＝ド＝ラ＝メール　→　エーグ＝モルト　→　ニーム泊
7月21日(金)　ユゼフ　→　ポン・デュ・ガール　→　シャトーヌフ＝デュ＝パプ　→　オランジュ泊
7月22日(土)　セギュレ　→　ヴェゾン＝ラ＝ロメーヌ →　グリニャン　→　ラ・ガルド＝アデマール →　ミルマンド　→ バランス近郊泊
7月23日(日)　サン＝タントワーヌ＝ラベイ　→　グルノーブル　→　ラ・グラーヴ　→　ヴィラール＝ダレーヌ泊　
7月24日(月） トリノ泊
7月25日(火） トリノ泊
7月26日(水)　エントレヴェス泊
7月27日(木)　アオスタ泊
7月28日(金)　ブレウイル＝チェルヴィナイア泊
7月29日(土)　トリノ近郊　→　モンドビ近郊泊
7月30日(日)　モンドビ　→　ノーリ　→　チェルヴォ　→　サンレモ近郊泊
7月31日(月)　サンレモ　→　サンタニェス　→　マントン　→　ロクブリュヌ＝カップ＝マルタン　→　モナコ　→　ペイヨン泊
8月01日(火)　ラ・テュルビー　→　エズ　→　Villa Kérylos　→　ロスチャイルド邸　→　トゥレット＝シュル＝ル近郊泊
8月02日(水)　サン＝ポール＝ド＝ヴァンス　→　ヴァンス　→　トゥレット＝シュル＝ル　→　グルドン　→　グラース　→ ムアン・サルトゥー泊
8月03日(木)　ムージャン　→　ヴァルボンヌ　→　ヴァロリス　→　ビオット　→　ヴィルヌーヴ・ルベ泊
8月04日(金)　ニース　→　ニューヨーク経由　→　ニューヨーク近郊泊
8月05日(土)　ニューヨーク　→　ポートランド自宅

エリア マルセイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: レンタカー

マルセイユの高速道路をレンタカーで走る。

高速道路をおりて
凱旋門がある広場を通過します。
この辺りは治安が悪そうです。

フランスに行く前に警察の発砲事件があって
デモが全仏に広がって
マルセイユでは暴動があったので治安が不安。
この辺りも治安に不安を感じる雰囲気。

今夜のホテルは「東横INN」
日本のホテルチェーンがフランスにあります。
2018年5月18日にオープン。

ホテル専用の駐車場が地下にあります。
台数には限りがある。
ホテルの周辺は治安がよくないので
地下の駐車場に車を停める事が出来たのでよかったわ。
駐車場代金は１泊１０ユーロ。

フロントには日本語を話せるフランス人もいたという
口コミがありましたけど、
今夜のスタッフの人は、日本語は話せないけど感じのよい接客でした。

エレベーターには日本語の案内もありました。
嬉しいですね。
館内には洗濯機は2ユーロ、乾燥機は３０分１ユーロ、
これは安いなあ。

部屋。

これぞ日本のビジネスホテルって感じの室内。

トイレはウォシュレットだわ～。
これも日本のホテルって感じ。

部屋の窓からの景色。
外は日本ではないと実感する。
サンシャルルの駅と地下鉄の駅に近い。
鉄道で移動する人には便利な場所だと思います。
しかし、治安の悪さを感じる。
外に出るのはやめよう。

夕飯です。
近くにレストランがないという口コミもみたし
移動の途中にあったスーパーで食材を買っといてよかった。
スモークサーモンの入ったラップサンドがなかなか美味しかった。

今日は長時間のハイキングで身体がガタガタ。
日本式の深いバスタブが嬉しい。
家から持ってきた入浴剤を入れて
今夜はゆっくり湯船に浸かる。

7月12日(水)　

ホテルは朝食付きです。７時から９時30分まで、
コンチネンタルブレックファースト。
ベーカリー類やチーズ、ハム類はスタッフの人がお皿に入れてくれる仕組み。
ドリンクも注文式。
コロナ対策？

日本のホテルなので
ご飯にみそ汁、焼き魚、納豆、海苔、お漬け物等などが
あったらよかったのになあ。ありませんね。
フランスでそこまで無理でしょうね。

チェックアウトをし
車で目的地の「マルセイユ大聖堂Cathédrale La Major」に
近い地下駐車場に車を停車します。

駐車場のすぐ近くにある
「ヨーロッパ・地中海文明博物館（MuCEM）
Mucem - Musée des civilisations de l'Europe et de la Méditerranée」
今日は火曜日で休館。

「Teddy Bear Statue」
あら、可愛いクマちゃん。

階段を上がって、

「マルセイユ大聖堂（Cathédrale La Major）」

10時からオープンでまだ開館前だったので、
先に周辺を散策します。

「ル パニエ地区」を散策します。
旧港地区の北側にあります。

このエリアはマルセイユの下町と言われ魅力いっぱいの地区。

ぶらぶら散歩するにはとても楽しいところだわ。

個性的な小さなショップやカフェ、
アートギャラリーなどもあり、
流行のスポットになっています。

「旧施療院(Centre De La Vieille Charite)」
入り口で荷物検査がありました。

1670年に恵まれない人々を保護するために建てられた「旧施療院」。

中庭や回廊などは無料で歩けます。
イベント会場の準備をしている人達がいてた。

バロック・ローマ様式の中央礼拝堂。
美術館になっていて中に入るのは有料だった。

路地の壁に描かれたストリートアート巡りをします。
落書きではないですよー。

タコだよね。

いたるところに
このように壁に絵が描かれてます。

アートの盛んなマルセイユの一面を垣間見ることができますね。

あら、日本の侍もいるわ。

これもアート作品のようなデザインね。

石鹸のお店だわ。
マルセイユといえばマルセイユ石鹸は有名。
工房もあるのでここで作られてるのね。

マルセイユ(Marseille)地方で生まれた、
伝統的な製法を守りながら作られている石鹸をマルセイユ石鹸といいます。
無着色・無防腐剤の100％天然植物で作られている。
友達のお土産も含めて10個購入しました。

「Vieille tour」

「マルセイユ大聖堂」
正式な名前は「サント・マリー・マジョール大聖堂」。
全長142メートル、主塔の高さは70メートル。

ビザンチン様式のローマカトリック教会。

ちょっとイスラムチックな感じもする。

フランス最大規模を誇る大聖堂です。収容人数は 3,000 人。
内装も素敵です。

主祭壇

後ろを振り返る。
ネオロマネスク様式の祭壇回廊。

天井のドームをチェック。

ローマ様式、ゴシック様式、ビザンチン様式と
それぞれの要素が取り入れられた大聖堂。

駐車場に戻って次の目的地へ車で移動します。
駐車場代金は5.6ユーロ。

ピンクの可愛い観光バスが走っている。

「サン・ヴィクトール修道院」の手前の有料駐車場に停めます。
11時4０分。
マルセイユは車上荒らしが多いらしい。
在住しているポートランドで、
車上荒らしにあった事のある私達は慎重になります。
ここは目の前がレストランで人もいるので大丈夫かな。

「サン・ヴィクトール修道院（Abbaye Saint-Victor）」へ。
5世紀に設立された修道院。
この場所はかってギリシャ時代には石切り場であったそうです。

シンプルな内装。
漁師の守護聖人である聖ヴィクトルを祀っています。

地下のクリプトには多くの石棺が並んでます。
クリプトは有料です。
見学せず。

お土産屋さんでキーフォルダーを購入しました、

修道院前の展望からの景色は港が一望できます。

「サン・二コラ要塞」もよく見える。

地球の歩き方に掲載されている
修道院の近くにあるベーカリー屋
「フール・デ・ナヴェット（Four des Navettes）」へ。
1781年以来、マルセイユで最も古いパン屋さんとして街の名産品であるナヴェットを作り続けています。

マルセイユの伝統菓子ナヴェットの袋入りを購入しました。
６ユーロ。

硬めのオレンジの風味のクッキーですね。
長期間の保存ができるので旅行中に小腹が減った時に食べました。
懐かしい味がした。

港へ。

たくさんのヨットが港には停泊してます。

「マルセイユ石けん博物館
（Le Musée du Savon de Marseille）」

博物館はとても小さいです。

入場料金は1人2.5ユーロ。

石鹸の製造道具が展示されてます。

マルセイユ石鹸は「王家の石鹸」とも呼ばれています。
ルイ１４世治下のフランス王家にも愛用されました。

マルセイユ石鹸は帰国した後に使用してるけど、
とっても気に入ってます。

追加料金で自分だけの石鹸を作ることができる体験ブースも隣にあります。

博物館の入場料金は、
隣のショップで販売されている2ユーロの石鹸も含まれてます。
ラベンダーとミモザの香りの石鹸を選択しました。

港周辺ではレストランやお土産物店が立ち並んでます。

「マルセイユ」で最も有名な料理はブイヤベース。
この辺りのレストランでも食べれるのかな。
半日の滞在なので
ゆっくり食事をしている時間がないのでパス。

マルセイユは兵庫県神戸市と姉妹都市です。

L'ombrière du Vieux Port

天井にある鏡。

遊び心で写真を撮るスポット。

港、
海の匂い～。

フィッシュマーケットが出てますね。

新鮮な魚介類が並び、
売り買いされ活気ある様子がみれた。

冷やかし客だけではなく、
魚を買ってる人も多かった。

この魚は何かな？

Église Saint-Ferréol les Augustins
教会。

マルセイユは素敵なところだなあ。
滞在時間は半日しかない。
最初の予定では2泊する予定だったけど、
今回は治安の問題もあって滞在時間を短くしたけど
見所はたくさんあるし
また再訪したいと思った。

マルセイユの一番行きたかった
丘の上にある「ノートル ダム ド ラ ガルド寺院」が
ここから見える。

ジャン・パーラル広場。

「Pizza Capri Marseille」
小腹が減った。
ピザを販売している店があったので購入します。

マルガリータとチーズ３種類の１ピースを購入。
２つで6.8ユーロ。

駐車場に戻ります。

駐車場近くにベンチがあるので、ここで食べよう。
ピザはサクサクで美味しい。

景色は雄大で美しい。

移動します。
「サン・二コラ要塞」の下のトンネルを走る。

「マルセイユ大聖堂」を通過します。

さきほどいた港も通過します。

「ノートル ダム ド ラ ガルド寺院(Basilique De Notre-Dame-De-La-Garde) 」
1853 ～ 1864年の間にネオビザンティン様式で建てられた
巨大な教会です。

駐車場はプチトレインの停車でもある。
駐車場代金は無料です。

教会の見取り図。

あちこちに展望台があります。

素晴らしい展望が見れる。

３６０度のパノラマが一望できる。

こちらはサッカースタジアムが見えます。

塔の上には、航海に出る船乗りたちを見守り続けてきたマリア様。

ドーム。

金色の聖母マリアの腕にはイエス・キリストが抱かれています。

パネルもある。

港方面です。

さっきまでいてた港。

こちらのパネルは島方面。

イフ島やフリウル島。

港からフェリーに乗って見学できます。

「イフ城塞(Chateau D'if) 」。
フランスを代表する作家、アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」の舞台となったイフ島の「イフ城塞」。

マルセイユ旧港の入り口にある「サン・ジャン要塞」
と「サン・二コラ要塞」が見えます。

「サン・ジャン要塞」

午前中に訪問した「マルセイユ大聖堂」

宿泊した「東横INN」も見えます。

では、大聖堂に入りますか。

入口のモザイクにも注目しました。

わあああ。
すごーい！荘麗な聖堂内の装飾！

金色を使用した美しいモザイク画が壁面や天井を埋め尽くしてる。

白とレンガ色の大理石を使った縞模様をなす柱やアーチが並び、
金色のドームは壮麗そのもの。

柱や壁は２色の石を利用した縞模様です。
スペインのコルトバのメスキータを思い出す。

マリア像は銀色ですね。

天井も見逃せません。

地元の船乗りたちの為の寺院とも言える神聖なスポットとなっています。
天井からはいくつもの船の模型がつりさげらてます。

壁一面には、大小さまざまな船の絵が掛けられています。

キラキラ！

ここにも船のマーク。

駐車場に行きます。

後ろを振り返る。
内装も外観も景色も素晴らしかった！

後ろ姿がキュートな子供の像。
次は「エクス・アン・プロヴァンス 」へ。