2023/05/10 - 2023/05/10
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kiyoさん
この旅行記のスケジュール
2023/05/10
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用瀬パーキングエリアでトイレ休憩
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土産物店「らくだや」で買い物
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砂丘センター 見晴らしの丘で昼食
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上月パーキングで休憩
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この旅行記スケジュールを元に
数年前から行きたかった「鳥取砂丘 砂の美術館」。しかも、今期のテーマは私が大好きな「エジプト」。夢中になって見学してしまい、思っていた以上に時間を取られ、この後の予定を大幅修正することとなりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
PR
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「8)砂の美術館〔2〕
https://4travel.jp/travelogue/11843726」からの続きです。
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上の砂像は「イスラムの時代」。
中央にいる人物は、サラディーン。
第3回十字軍を打ち破った英雄で、アイユーブ朝の創始者です。
この砂像を見ていて思い出したのが、 -
昔、ダマスカスで見かけたサラディーン像。
砂像と同じく、とても勇壮な姿で表されていました(画像は、昔、シリアのダマスカスで撮影)。 -
この砂像。
角度によって、見え方が変わります。
今にも飛び出してきそうだけれど、 -
真横から見ると、こ~んなに平べったい(^^)
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サラディーンの隣には「ナポレオンのエジプト遠征とロゼッタストーンの発見」の砂像。
1798年、ナポレオン率いる遠征軍がエジプトに侵攻しました。その時、150名以上の学術調査団も引き連れていきました。調査団の記録は「エジプト誌 Description de l'E'gypte」全22巻にまとめられています。
この本がすごいのです!
サイズは縦 45-110センチ、横 29-71センチという超大型本。 -
そんな大型本、簡単に閲覧できないじゃないか。
と、がっかりしたことがあります。
しかし、縦 19.3センチ、横 13.8センチという小型版も出ているのです。厚さは5センチもあって、ずっしりと重みのある本です。
私は近所の本屋で見3,810円(税別)で購入しました。カラーページは少なく、大半はモノクロ。値段が高いので悩みましたが、これも購入しちゃいました(^^)
本の中身を写した画像は掲載不可とのことなので削除しましたが、文章による説明は、ほとんどありません。遺跡名や場所などの記載があるだけで、大半は絵で占められています。
古代エジプトの遺跡から、当時の日常生活や建築物の詳細。昆虫標本かと見まがうような動植物のスケッチなど、あらゆる分野を網羅しています。
当時を知る上で、ナポレオンがエジプトに遠征し、こうした記録を残してくれた功績はとても大きいと感じました。 -
そのナポレオンの遠征の右にある砂像は「ロゼッタストーンの発見」です。
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1799年、ナイル川の西支流の河口の村エル・ラシードで、要塞の補強工事をしていて見つかったのが、ロゼッタストーン(画像は、昔、大英博物館で撮影)。
この石に刻まれた王の名から、ヒエログリフの解読が進み、古代エジプトの歴史が人々の知るところとなりました。
もし、ロゼッタストーンが見つからず、ヒエログリフが解読されていなかったら…。そう考えると、この発見は非常に重要な出来事だったわけです。見つけてくれて、解読してくれて、本当にありがとうと思わずにはいられません。 -
これで2階の展示は、ほぼ見終わりました。
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最後のひとつは「女神バステトの砂像」。
ネコ、もしくは雌ライオンの頭部を持つ豊穣や安産の神様です。 -
その女神バステトの向かい側には、一番最初に見た「ルクソール神殿」の砂像があります。先ほどは気づかなかったけれど、
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左足にひび割れが(@@)
これは、わざと?
それとも、劣化?
展示は、17か月以上にも及ぶ長丁場。
他にも、ひび割れている箇所を見かけましたが、作って完成したから終わりではない。その後のメンテナンス作業も大変そう…。 -
あれ、こんなものまで砂でできている (゚Д゚ ;)
砂の美術館のQRコード。
読み込めるのか、試してみなかったことが悔やまれます (^_^; -
三階に上がると、二階の展示室が見渡せました。
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おや(0_0)あのライト。
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青から、
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赤、そして、
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紫色へと変化しています。
夜明け、日中、夕暮れを表しているのかな? -
三階から眺めてみると、ルクソール神殿の塔門の奥に女神像を見つけました。
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翼を広げているからマアト女神?
でも、頭上にあるべき駝鳥の羽がない。となると、ハトホル女神か、はたまたイシス女神なのか? う~ん、判別できません。 -
三階には、これまでの展示履歴も掲示されていました。
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2006年のイタリア ルネッサンスに始まり、
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2020-2021年 チェコ & スロバキア編まで全13期に渡る展示作品の写真です。
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2015年のドイツ編「ノイシュバンシュタイン城とホーエンツォレルン城とライン河畔古城」の砂像。見てみたかったな。
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昔、5月のGWにドイツを旅した時。
まだ雪が残る山道 (というか獣道!?) を登ると、ノイシュバンシュタイン城が足元に見えました。砂像の写真を見ていると、その時の感動が甦ってきます(画像は、昔、フュッセンで撮ったものです)。 -
2016年は南米編。
空中都市マチュピチュの砂像は、恐ろしいほど細かい造り込み(@@) -
昔、マチュピチュで見た景色が思い出され、また行きたくなってしまいました(画像は、昔、マチュピチュで撮ったものです)。
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2020-2021年は チェコ & スロバキア編。プラハ城とカレル橋とブルタヴァ川の砂像。なんてクオリティの高い完成度!
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カレル橋とプラハ城。
私の大好きな場所のひとつです。
この砂像、見てみたかったよ~(><)
(画像は昔、撮ったプラハ城とカレル橋です) -
これほど手の込んだ砂像も、会期が終われば壊されてしまう。
もう二度と見ることはできません。
そう考えると、今回、とても貴重なものを見たのだと感じました。そうして、最後は3階のミュージアムショップへ。 -
スカラベや香水瓶などエジプトの定番土産にまじって、異彩を放っていたもの。それは「とーとつにエジプト神 砂の美術館 ゴーフレット」。
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アニメ作品とコラボしたオリジナル商品。13種類のエジプト神がプリントされています。
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それから「すなびガチャ」。
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ガチャガチャは人気があるけれど、こんな所にまで進出しているとは。クリップ付き缶バッチが2個セットで200円。展示されている砂像が13種類と、シークレットが1種類。さ~て、何が出るのかな。
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15時過ぎ、砂の美術館の見学終了。
足早に見たつもりが、1時間半ほどかかりました。
う~ん、予定より遅くなった(~~;
今夜のホテルは、岡山市街。
その前に、はわい温泉で足湯につかるつもりでした。
が、時間的に無理なので、足湯は断念(T_T)
近くで、何かないかな。
そうだ、鳥取と言えば「すなばコーヒー」!鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館
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カーナビで最寄り店を調べ、やって来たのは「とりぎん文化会館」に隣接する「アートプレイスすなば珈琲」。
しかし、文化会館の無料駐車場に車を停めたはいいが、店の入口は一体どこ? 場所を探し、ぐる~っと歩いて反対側へ出ると鳥取県庁が見えてきました。 -
その鳥取県庁の後方の山の上。
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鳥取城跡が見えました。
修復箇所がとても多いため、昭和34年から現在にいたるまで修復作業がず~~~っと続いているとか (゚ロ゚)
なんとも気の遠くなるようなお話です。
そして、ここには国内唯一の「巻石垣(まきいしがき)」があると聞いたのですが、あの半円形が巻石垣でしょうか? -
…などと見入っている場合ではありません。
時間がないから急がなくちゃ(^^;) -
”県民の建物100選”の「箕浦家武家門」を抜けると、
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アートプレイスすなば珈琲がありました。
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店内には、他にお客さんが一組いるだけ。
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ここ、すごく落ち着くね~。
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お水の入ったグラスも綺麗。
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さて、何を頼もうか。
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ウエイトレスのおばさま直筆だというメニューには、店内揚げたてカレーパン、あんこ入りドーナツ(各380円)、珈琲フロート、アイスティーフロートキャラメルソースがけ(各600円)などが並んでいますが、
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やはり、ここは王道でいきましょうか。
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「砂焼きコーヒー(440円)」を注文しました。
それから「チーズケーキ(440円)」は、姉と半分こ。
私はコーヒーには詳しくないのですが、やはりサイフォンで入れると味が違うのか。飲む前に、じっくりと舌の上で味わいたい。そんな奥深い味がしました。チーズケーキは、とってもまろやか。
う~ん、美味しい (*^-^*)
しかし、この時、食欲もないのに食べたのがいけなかったのか。それとも、旅の疲れが出たのか。この後ずっと胃の不調に悩まされることとなりました…。
以上、ご覧いただきありがとうございます。
この後は「10) 大好きな岡山銘菓」 https://4travel.jp/travelogue/11848458へ続きます。アートプレイス スナバコーヒー グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (2)
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- ohanaさん 2023/09/18 19:19:16
- 神殿
- kiyo様
こんばんは
エジプトのピラミッドにまつわる伝説?
根拠があって証明されていると思いますが、あの時代にと驚くことが多いです。
砂像、Hawaiiでも原宿でも見かけますが、それよりも成功にできている感じです。
砂の乾き具合など湿度管理が大変なのか、何かを混ぜて砂像を作っているのか知識はありませんが凄い芸術と思います。
マチュピチュも魅力的ですね。
その時代を制覇した方々の偉大さに脱帽。
私はHawaiiの文化は詳しいですが、kiyoさんや他の方の史跡の日記拝見するたびに、もっと早くに文明に気づけばと思っています。
そのように言いながら我が家もアレを来月考えています。
H行きますと宣言したくても色々な環境を乗り越えての計画。
なんたって前回のHの出発の前日に義父の救急車騒ぎ!!それから5年さらに高齢。
私もシニア割引きの年齢に(笑)
ですのでアレなんです~
少しずつアレに向かい計画中です。
私事書きましたが~我が家の旅行は過去3年旅程が重なった日なんです。
今年も重なっています。
きっと安い時期なんですね~
ohana
- kiyoさん からの返信 2023/09/19 17:00:22
- RE: 神殿
- ohanaさま、こんにちは。
いつもありがとうございます。
私はエジプトには子供の頃から漠然とした憧れはあったのですが、詳しい知識はゼロでした。
それが初めてツアーでエジプトに行った時、巨大な遺跡を目にした時の衝撃はものすごかったです。
エジプトが大好きになり、翌年もツアーでエジプトへ行き、そのままエジプトにどっぷりハマりかけました。
ところが、当時、職場に海外旅行(特に遺跡方面の旅)の達人のおばさまがいて、「エジプト以外の国も見たほうがいい」とアドバイスしてくれたのです。
当時、勤めていた職場にはアジアやアフリカ、中南米など海外出張へしょっちゅう出かけるエンジニアさんが大勢いたので、現地の珍しい話を聞けたことにも、かなり影響を受けました。
そう考えると、あの会社に勤めていなかったら、エジプト一辺倒になっていたかもしれません。
職場の方たちとは、会社を辞めた後も交流があり、大事な家族のような存在です。
ohanaさんの、アレ。
来月ですか。楽しみですね。
無事に出発できることを心から祈っております。
kiyo
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