2023/01/15 - 2023/01/15
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まつじゅんさん
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久しぶりの、とある休日シリーズ(誰も待っていないと思いますが、整理上の区分させて下さいませ。)
関西ローカルの夕方のニュース番組の中で、私が楽しみにしている街歩きのコーナーが2つあります。
その一つが、ABCで火曜日に放送されている「なんでやねん」というコーナーで、ジャニーズのA.B.C-Z河合さんとABC古川アナが、関西エリアの謎を解いていく(賢いのにポンコツの迷回答が楽しい)のですが、神戸エリア、特に阪神電車に関係する問題の採点をする、武庫川女子大学名誉教授の丸山健夫先生が凄くユニークで、先生の登場を楽しみにしています。
その先生の、阪神電車主催で阪神甲子園球場100周年記念事業の一環として、「100年前のボールパーク」知られざる甲子園の歴史、という講演がある事を知りました。
ただ、知ったのが12月中旬で、2回目の講座は満員、申し込みできたのが最後の第3回だけでした。
お話は面白く、講演時間の1時間はアッという間に過ぎてしまいましたが、全く知らなかった甲子園の歴史の一端を知り、阪神電鉄は単に野球だけではなく、壮大な構想で甲子園を作り上げてきたのですね。
何かと阪急と比較され、下町感満載の阪神ですが、野球(阪神タイガース)を大切に思う理由があるのですね。。。
お話に誘発され、久しぶりに阪神電車に乗り、3年振りに開催された「福男ラン」が実施された西宮神社を参拝し、甲子園球場の近くの中華料理屋で夕食を頂き、帰着しました。
プラス奥様の毎年の恒例行事となっている、門戸厄神での新しいお守り購入です。
関西に戻ってきてからは、門戸厄神でお正月の三福詣りとお守りの交換という二つの行事を終えて新たな年を迎えた、という気持ちになります。
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野球開催時は利用できない、球場近くの駐車場に車を預け、目の前の球場に向かいます。
来シーズンに向け、球場も改修中で、ストライク軒 NOODLE STUDIOというお店が出来るそうです。甲子園歴史館 美術館・博物館
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参加料900円(奥様は阪神のファンクラブで800円でした。)を支払い、2階の多目的ホールに向かいます。
ただ、甲子園歴史館の入場券を頂けますので、実質0円です。
100人の定員でしたが、満席状態です。
今回のテーマは「スポーツ王国 ~アメフトからスキージャンプまで~」編です。
お話は前2回の復習から始まり、阪神電鉄が100年前に取り組んでいた、ボールパークのまちづくりや、日本初の野球場として野球界をリードしてきた阪神甲子園球場の、誕生までのいくつもの偶然と奇跡の物語や、テニスコート100面に海水浴場やプールを持つ先進的な遊園地や動物園、水族館等もあったという、甲子園の街つくり等、興味深いお話が聞けました。 -
確かに、甲子園球場は野球だけではなく、今でもアメフト(甲子園ボウル)は有名ですし、昔はサッカー、ラグビー、2万人収容の陸上競技場、夜間照明付きの大プール、センターコートの観客1万人というテニスコートまでありました。
阪神電鉄のYouTubeで、歴史が紹介されていますが面白いです。
https://youtu.be/3ebTtfwF9zc -
丸山先生は、京都大学博士(農学)、武庫川女子大学名誉教授の歴史学者で、作家 や番組キャスターとして、活躍されています。
甲子園や阪神電車の歴史研究の第一人者ですが、この限られた甲子園近辺の範囲に、これだけの歴史があるのかと、認識を新たにした時間でした。 -
丸山先生の話に誘発され、久し振りに阪神電車に乗って見たくなりました。
という事で、十日戎で賑わっていた西宮神社に向けて出発です。
阪神・阪急HDの株主総会で話題になった「口にするのも汚らわしい球団カラー」の電車が走っています。甲子園駅 駅
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特急なら一駅2分、普通でも3駅です。
ただ、西宮ガーデンズ等がある阪急西宮北口駅とは雰囲気が異なり、商業施設はエビスタがありますが、古くからの街の中心と言う感じです。
歴史は古く、1905年の阪神本線の開業時に設置されていて、1980年から立体交差化事業を進め、完成まで20年以上の歳月を要し、2001年両方向共高架駅となりました。
これだけの工事期間を要したのは、宮水の水脈への影響を懸念し、少しずつその影響がないかを確認しながら慎重に工事を進めたためらしいです。エビスタ西宮 ショッピングモール
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阪神西宮駅は、西宮市役所及び西宮神社の最寄駅で、高架工事の際に統廃合された西宮東口駅の代替である東口は「市役所口」となっています。
エビスタ西宮側が「えびす口」で、西宮神社に続く「えべっさん筋」へ続きます。西宮神社(西宮の戎さん) 寺・神社・教会
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駅から徒歩10分弱で西宮神社に到着です。
この神社は、全国に約3,500社ある「えびす神社」の総本社です。
大阪の今宮戎神社より、格は上位なんですね。
旧社格は県社、現在は神社本庁の別表神社です。
(ちなみに、今宮戎神社の旧社格は郷社です。)
正面は表大門、通称赤門と呼ばれ桃山建築の遺構を残し、その左右に連なる大練塀と共に、重要文化財に指定されています。 -
参道が右に折れる場所の左には、南宮神社があります。
この神社は、今でも廣田神社の管轄の境外摂社で、神殿も廣田神社を向いています。
祭神は豊玉姫神、市杵島姫神、大山咋神、葉山姫神です。 -
象徴的な赤い柱が目に入る拝殿と、1841年八馬七兵衛等の奉納と言われる青銅製狛犬です。
また、拝殿横には白鷹酒造の辰馬悦叟氏奉納という、青銅製の馬が一対参拝者を迎えています。
ちなみに、馬の製作者は後藤貞行で、皇居前広場 大楠公像の馬の作者です。
この狛犬と馬は、戦時中の供出も免れたものらしいです。 -
こちらの神社は、1月10日午前6時に行われる、開門神事と福男選びが有名です。
午前6時に太鼓の音と共に「赤門」が開かれると、本殿を目指して走り出す参拝者達の姿は、TVや新聞でも報道され、象徴的な行事ですね。
今年は3年振りに実施されました。
1月10日の午前0時に、全ての門が閉鎖され、神職は居籠りし、午前4時から大祭が厳かに執り行われます。
そして、午前6時に赤門が開放され、約230m離れた本殿への疾走は「走り参り」と言われ、到着順に1番から3番までが、その年の「福男」に認定されます。
門前の順番は、前列は108人で、その後ろは150人、先着1,200人(COVID-19前は1,500人)の中から抽選で決まるそうですが、258人以降は一般参加で並んで入れます。
先着5,000名には、開門神事参拝証が授与されるそうです。
もちろん、女性も参加できますが、いままで3番福までに入った方は聞いた事無いですね。。十日えびす 祭り・イベント
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ルートは、赤門~第一直線~天秤カーブ~福男道~審判の楠~魔物の角&えびす坂、となっていて、左上がスタート地点の赤門、左下が第一直線と進み、右上の鳥居までが福男道と呼ばれています。
スタート位置で有利なのは、門が開くと「右斜め前方へダッシュできる場所」で、ど真ん中のスタート位置は不利、と言われる事と関係しているようです。
ちなみに…ベストポジションは「赤門中心よりやや右寄り」で中央よりプレッシャーを受けず、開門時コースに柔軟に対応できるからだそうです。 -
正月には、娘夫婦も参拝に来たようで、おみくじで大吉を引いた写真が、奥様に送られてきました。
それでは私も・・・、という事で引いてみましたが、末吉でした。 -
西宮神社の周辺をブラブラと歩き、エビスタの阪神百貨店を冷やかし、阪神甲子園駅に戻ってきました。
野球観戦時には、人が多く入れない球場周辺のお店で夕食を頂いて、帰る事にいたします。
甲子園球場の真ん前にあり、いつ見ても阪神ファンで込み合っているお店です。
阪神タイガースの独身寮「虎風荘」が球場横にあった時代から、阪神タイガースの選手やファンに人気のお店のようです。万里 グルメ・レストラン
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どことなく懐かしさを感じてしまう外観と店内の雰囲気。
昭和の町中華って感じの佇まいです。
麺類、ご飯類、一品料理、それぞれに豊富な種類ですね。
加えて、定食やサービスセットという、お腹が空いたときにも安心なボリュームたっぷりなセットメニューもありました。
ディスプレイされたサンプルもボリュームたっぷりで、リーズナブルな価格設定ですね。 -
私はメニューにあれば、必ず注文してしまう「ワンタンめん」720円を発注です。
醬油ベースのスープに、つるりとしたワンタンが美味しいです。 -
奥様は中華丼750円。
どちらも懐かしい町中華の味わいで、美味しかったです。
試合終了後は、餃子、唐揚げとビールの黄金セットで、ファンの方々の俄監督会議の場になるのでしょうね。
まだ少し早いですが、4月からの2023シーズンを楽しみにしています。
(大勢の監督さんの議論で、お店の雰囲気が荒れなければ良いなと思っています。) -
ここからは、恒例の門戸厄神のお守り更新です。
奥様関西に戻ってきて、還暦を迎えての厄払いをこちらで受けたのを機に、毎年節分過ぎに、1年のお礼詣りとお守りの新旧交換に参拝しております。
今年も、無事2月 日に参拝してきました。東光寺(門戸厄神) 寺・神社・教会
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三福詣りの時も見ましたが、可愛い絵馬ですね。
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門戸厄神のシンボル的な中楼門、厄神明王の大きな提灯に龍の天井画が描かれています。
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奥様の、今年と昨年のお守り。
今年は朱色にしたようです。 -
COVID-19対策で触れなかった延命魂も、今回はナデナデできました。
高野山金剛峰寺から頂いたという、樹齢八百年樹高六十mの杉霊木の根っこです。
祈願かえるもナデナデしてきました。
不動明王様、今年もどうか、我々家族一同をお守りくださいませ。
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