2010GWスペイン旅行 バルセロナ、アンダルシア、マドリッド５：アンダルシアドライブ セビリア->ロンダ

2010/04 - 2010/05

さて、本日からはレンタカーを借りてアンダルシアをドライブです。
ヘレスも訪問したかったのですが、２輪世界ＧＰ開催で渋滞しているだろうと、泣く泣く避け、白い村のオルベラ、サアラ・デ・ラ・シエラ、グラサレマ、を訪れ、ロンダへ到着。

初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10457399/

エリア ロンダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

朝８時に、Renfe(スペイン国鉄)セビリアのサンタフスタ駅へ。駅構内にあるハーツレンタカーでレンタカーを借ります。

駅のプラットホームはこんな感じ

駅の入り口を入って、右側に、、、ありました。ハーツのオフィスです。で、私の借りる車は、駅の構内を200mほど歩き、外に出た駐車場の12番にあるとのこと。キーを受け取りました。

で、行ってみるとハーツの駐車場は10番まで。ん？
あぁ、そう言われてみると「10番以降はちょっと離れている」と言っていた。で、周囲50mぐらいを探してみたが、それらしいものは見つからない。
仕方ないので、ハーツオフィスまで400m程歩いて戻る。
私「探したけど、見つからない」
ハーツ「離れていると言っただろ」
私「何ｍ？」
ハーツ「20mぐらいだろ」この言葉にカチンと来た。
私「50mは探したけど無かったゾ」
ハーツ「じゃあ、100mだ。とにかく同じラインをずっといけば絶対12番があってそこに車が停まっている」
私「それを保証できるのか？再度無駄足は踏みたくない」
ハーツのおっさん(朝だから？一人勤務)やおら事務所の鍵をかけて、じゃあ着いて来い。と歩き出した。

10番から150mぐらい歩いただろうか？
そこに12番はありました。どうだ！と得意気のおっさんに、「100mじゃねぇだろ」と毒づきたかったが、もう面倒くさいのでやめておく。
SKODA(シュコダ＝チェコ自動車メーカで今はＶＷ傘下)のFABIAというクルマです。調べてみるとＶＷのポロベースとのこと。

欧州なので、安いクルマは殆どマニュアルです。
で、運転前にシフトレバーを確認。写真ではちょっと見えにくいですが、リバース(Ｒ)はファースト(１)の左にあります。試しに入れようとするがＲには入らない。欧州のクルマにはシフトレバーにリングが付いているものがあって、それを引っ張り上げながらＲに入れるものもあるが、そのリングも見つからない。何度かの試行錯誤の後、まずレバーを下にぎゅっと押し込んでからＲに入れることが分かりました。

クルマを運転するのは２年ぶり。そして左ハンドル、かつマニュアル車となると誰もが不安になるのだろうが、私はとってもワクワク。根っからの運転好きなのでしょう。
スペインは、市街に出てしまえばとっても走りやすいのだが、市内はちょっと大変。通りの名前の表示が少ないし、行き先表示の標識も少ない、あっても急に出るので対応しづらい。自分がどの通りを走っているのかの確認すら難しい。おまけに一方通行もあるので、思った方向に行けないことも多々。
ちょっと疲れたけど３０分ほどで、セビリア市街を脱出。郊外に出ました。こうなればこっちのもの。

スペインには注意喚起？で、でっかい牛のシルエットが出ます。
日本のパトカーのハリボテと同じ意味合いなのでしょうか？
と思っていたが、お酒の会社の宣伝という説もあります。

車窓風景は、ほとんどずっとこんな感じ。

これは何の花だろう？

あっという間に、本日の最終目的地ロンダまで77km。

ある地点のＴ字突き当たりを左折してからは、対抗車線が２輪ＧＰ開催するヘレス方向となるので、そこに向かう２輪車が異常に増加。

休憩中？の２輪チーム

本当に凄い数の二輪車とすれ違います

ロンダに行く前に、幾つかアンダルシアの白い村へ寄り道します。まずはオルベラ。敵からの襲撃を防ぐため、白い村の多くは高台などにあり、アクセスが簡単ではありません。

長い坂を上り、塔と白い家群が見えてきます

綺麗な街なみです

塔に登ります。２ユーロ。教会の眺め

美しい白い街並みです

遠くにも白い村が見えます

塔の脇には昔の砲台跡もあります

次は、サアラ・デ・ラ・シエラを目指します。
一部、来た道を戻る、つまりヘレス方面へ向かうので、世界ＧＰ観戦を目指すライダー達がバンバン追い抜いて行きます。

貯水池の向こうに見えるのが、サアラ・デ・ラ・シエラ

16世紀の鐘楼、時計の塔

グラサレマへの山道からの風景

こんな曲がりくねった峠の山道をどんどん登ります。
嫁はんが若干車酔いでピンチ。

グラサレマに着きました

まずは広場へ

広場に程近い、バルの集まる地域

昼食は、英語メニューもあるこの店に決めた！
バル「La Posadilla」

イカの揚げ物

オムレツｘ２

チョリソ。ビールも飲んで、11.3ユーロ。安っ！！

ここも白い街並みが本当に綺麗です

さようなら、大自然に抱かれた白い村グラサレマ！

グラサレマから約30分でロンダ。本日の宿、旧市街にあるサン・ガブリエル。

ミシュランガイドにも載っている４つ星ホテルです

家族経営らしく、皆がくつろげるリビングがあります。経営者のおっちゃんもごっつフレンドリーで良い人です。

階段はこんの様な吹き抜けです

部屋はこんな感じ

バスルームも綺麗です。が、唯一残念だったのはとっても下水臭かったこと。これ以外は満点なので本当に玉にキズでした。ミシュラン覆面採点員は、下水臭く無い部屋に泊まったか？

経営者はかなりの映画好き

ホームシアターあり。ＤＶＤで好きな映画を観られます。コレクションは、私の琴線に触れる名作クラシック多し。

サンタ・マリア・ラ・マヨール教会。
ホテルの周りは狭い路地なので、ホテルから100mほど離れたこの教会向かいの公の駐車場に停めます。一日９ユーロ。

さて、街歩き。旧市街と新市街の境目、断崖絶壁のヌエボ橋へ。

ヌエボ橋。おぉ、絶景かな！！

小さな街なので、断崖の先は荒野です

断崖の上にも白い家

橋の上はこんな感じ

橋を渡っても、やはりこんな絶景です

国営の高級ホテル「パラドール」(左)は、やはり一等地！

こんな小さな街にもやはりあります、闘牛場。かなり小ぶりですが、ロンダからかなり有名な闘牛士を輩出しているらしいです。

新市街を下って行った展望台から。またまた絶景。

夕食は、宿のご主人お薦めバル「El Socorro」へ

まずはタパ。ビールCruzcampoとワインで乾杯。

店内はこんな感じ。イベリコ豚の生ハムが豪快にぶら下がります。

柔らかくてジューシーなポークでお腹いっぱい。締めて27ユーロ、大満足。

スペイン旅行　バルセロナ、アンダルシア、マドリッド　６：アンダルシアドライブ　ジブラルタル
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に続く