スイス旅15日間～やっとこ帰国でヘトヘト

2023/07/07 - 2023/07/08

長かった海外旅行15日間はお初でした。

10～12日までは過去に有ったけど、２週間を超えるとなると、シニアに入った年齢には厳しい。

勿論個人手配、自分達の体力を加味しながら、ゆっくり工程なら可能かも知れない。

最近流行りの暮らすような旅ならば、なお良いだろうが、アレもコレも見なければの過密スケジュールは、自分達が見たい場所ピックアップで有れば頑張れるが、引っ張り回されるのは、今回ストレスであった。

まぁ～最もストレスフルで有った理由は他に有るが、無事帰国しただけ良かったと思いきや、昨日夕方夫だけがコロナに罹っていた…
夫は既に隔離された…

エリア チューリッヒ(スイス)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: その他

チューリッヒ空港は大きく広かった。
多くの他国の飛行機も来ている。

私は飛行機も飛行場も大好きなのだが、今回の旅は、到着時も帰国時も、時間的余裕が全く無く、走るようにして搭乗ゲートに向かうしか無かった…

これほどの長蛇の列に並ぶのはディズニーランドとシー以外、人生初めてだった。

並んでいただけで、ゆうに1時間半は掛かった。

しかしカウンターのスイスエアーグランドホステスさんは親切だった。

スイスエアーカウンター

エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスは全く同じカウンターで、搭乗２時間半前なのに、恐ろしい長蛇の列だった。

私達夫婦はスターアライアンスゴールドメンバーなので、ひょっとしてら別のカウンターがあったのかも知れないが、スイスは全く初めてだったので、ご案内下さる方について行くしか方法無く（無い訳では無いかもだか、この旅全ては奴隷のように、何か聞いたり訪ねたりしても成らず、意見など言おうものなら１０倍返しで、結局だんだん一言も発せられず全く仕切られ続けていた）

タイ航空にも何度も乗っているが、蘭の花が飾られた落ち着いた機内だ。

ここのプレミアムエコノミーもビジネスクラス席も、おもてなしの笑顔で対応され、気持ち良く乗れる飛行機の一種だろう。

到着時も帰国時もスイスエアーはゲートEで、広い空港内では電車が走っていた。

国際空港では良く有るタイプだが、チューリッヒ空港はスイスエアーの本拠地では無いのだろうか？

大抵の場合、その飛行機の本拠地では、指定の飛行機は一番便利な場所から搭乗するはずだが⁇
この接続便も、東京のラッシュアワーのような混みようだったのには辟易した。

さて、散々並んで疲れ果てて、搭乗出来る。

やっと帰れるのだ～この日を夫婦で指折り待ち侘びていた。

お勧めだと言うプレミアムエコノミーのメニューの表紙

食事の前にスナックと飲み物が配られる。
行きはスパークリングワインを頼んだが、あんまりだったので、帰りは赤ワインにした。
因みにスパークリングワインはプレエコ席以上でないと頼めないらしい。

スイスのワインにかなり期待していたが、色々試す機会が少なく、重くなるので、飛行場で選ぼうと思ったが、話せば長くなるので控えるが、搭乗までにほぼ時間が無かったので、買えなかった。

相対的に言うと、ワインは白が多く、非常にさっぱりしていて、甘い…
赤も有るが、コクが少ないさっぱり系が多かった。

赤ワインは少ない…
百科事典のようなワインリストの有る店も有ったが、見れなかったので、詳しくはお伝え出来ないし、ある意味貴重と言われるスイスワインのようだが、今回の旅ではスイスワインを調べたり、テイスティングする時間も機会もなかったので、残念だった

夫はビール派なので、スイスビールを頼んでいたが、コレもサッパリ系でコクや旨味は薄く、水のように飲めるし、スイスは乾燥地帯？らしく、全てのアルコールはサッパリスッキリ?系が多いらしい。

このビールはごく一般的なビールで、味も匂いも少ない、料金はスーパーでは2.5～3プフラン、レストランでは5～6フランで注文出来る
因みに現在１スイスフラン=￥161 と円安が辛い

１回目のみのメニュー
メインは３種類有るが、豚肉も無く、パスタはベジタリアン専用だからと断られた。

登場時最初の食事は、３種類から選択制だったが、夫が３種類のうちのひとつ、ベジタリアンミールを頼んだら「貴方はベジタリアンなのですか？」と聞かれたので、違うけど、コレを食べてみたい！と伝えたら、数が限られてるから普通食のミートにして下さい。と言われた。ましてや豚肉も無かった・・・

そう言う事なら、３種類から選ばせるのは変だと思った。事前申し込みすれば減塩食、高血圧対応食など注文可能なようだが、他社の飛行機と違って事前申し込みも魚食、フルーツ食などは無かった気がする

飛行機中、食事は楽しみのひとつなのだから、もう少し工夫が必要なのでは？

スイスエアー搭乗23時間前にインターネットチェックインが可能だが、それ以前に座席の指定をしようとするとエコノミーでもプレエコノミーでも席代金が有料となる。これには驚いて当初スイスエアー日本支社に電話した。

実は今回行きの飛行機を私だけビジネス席に有料アップグレードしようとしたが、入札制で落札料金を入れるのに12万円以下が無かった。
恥ずかしい話だが、私のアップグレード予算は当初10万円だったから、122000円で申し込んだが外れた。

当日アップグレードも有ったが、それは片道18万円だったので、行きも帰りもプレエコ席になった。

他の航空会社と違い、座席指定が紛らわしく、事前インターネットチェックインでも競うように席が決まって行くので、行きの飛行機では私達夫婦は離れて座るしかなかった。

帰りの飛行機座席は23時間前、ほぼすぐにチェックイン予約入れたので、2-4-2の2には入れたが、この仕組みはどうして出来たのかが不明…
スイスエアーはじめての人にも、解るような説明が欲しい。

プレエコクラス席で頂いたポーチ

入れ物は再生紙で作った紙製、中身は歯ブラシ、耳栓、アイマスクです。
スリッパは無いので持参がお勧めです。

とてもシンプルでした。

スイスエアー飛行中ープレエコ席は15.６インチのエコノミー席より少し大きい画面でした。

スイスエアーのシートベルトは、まさかの斜め掛け、車の運転席や助手席のようで、窮屈だった。

安全性は有ると思うが、このタイプのシートベルトは過去に30～40社の飛行機に乗っている私でも初めてだった…正直微調整も出来にくく、締め付け感ハンパないのは困った

ヘッドホンはしっかりしたもので、音質は良かった。
音漏れも、し辛い感じだが、長時間使うと耳が腫れる

スイスエアーのプレエコ席は、最近?出来たらしいが、２~４~２配列座席の３列のみ、合計24席

窓際を早めに予約したが、プレエコ全ての窓際席は、完全に飛行機の羽の上で、全く下が見れない。

スイスエアーはビジネスクラス席とプレミアムエコノミー席との間はカーテンで仕切られて居るが、プレエコノミー席とエコノミー席の間にカーテンは無い。

窓の大きさは普通…下界見えず比翼のみ

プレエコの座席内部は充電USBポートとサービスのお水が置かれている。
座席はシェル式で席を倒しても、後ろの人には影響が無いタイプですが、倒れる角度は10度にも満たないので、あまり有効とは思えない。
この形は座席を倒す分前に席が移動するタイプなので、倒さなけれそれなりに広い足元だが、フットレストも付いて居るので、倒しながらフットレストを使うと、隣席の人が全く通れなくなる設計なのは頂けない。

飛行機用の３Dに関しては、此処３年半国際線に乗ってなかったので、他の飛行機会社の進化とは比べられないが、面白い画像で有った

ブランケットはスイス製

食事は着陸２時間前に出たが、２回目はメニューは選べない
飲み物もノンアルコールのみです。

画面～映画も有る、意外だったのが、日本語変換可能な映画は、多い方だと思う。私は席がフラットにならないと眠れないので帰りも３本見た。
お子ちゃま向けにか？アニメもあった。

音楽に関しては、クラシック、洋楽、ポップス、ジャスの配分で無く、ほとんどがスイスエアーお勧めコレクションだった。

エコノミー席でTVゲームしてた人も見たので、ゲームも有るらしい。

成田発スイスチューリッヒ行きは17時間掛かったが、帰国時は14時間だった。帰りは窓際席取れたので、時々窓を開けてみたら、地図上でアジアに入ったあたりから、夜明けの空が少し覗けた。

モニター画面の横について居るハンガーのような物も、羽織りものを掛けるとモニターは見えず、ヘッドホンは大きくてかからない。
何のためのハンガーや出っ張りなのか不明

スイスエアーから見たどこかの国の朝焼け

朝着いて夕方まで、どこかに行こうかと考えていたが、心身ともに疲れ切って居たので、成田第二ターミナルのゴールドカードラウンジに入った

第２ターミナルのゴールドカードラウンジは３階奥に有る

クレジットカードのゴールド会員なら、当日の搭乗券持ってれば、誰でも使えるので、多くの人がいらした。

此処は頼めばビール１本のみサービスされる

ソフトドリンクは無料提供です

時間が余ったので、次は成田JAL国内線ラウンジ

スイスエアーとの接続が悪く、スイスエアーは朝成田着だったが、JALは成田発夕刻になった

最後搭乗は、JAL国際線仕様なので、エコノミーにもモニターは有るが、緊急時の対応説明だけのビデオしか流れなかった。その時の写真は撮っていない

成田から中部セントレアまでは個人支払い個人持ちなのでJALで帰った。

国際線仕様の737~800だが、ビジネスシートは満席でエコノミーで帰宅
飲み物はスカイタイム

今回の旅で写真数は過去最高を記録し、カメラは水中用で画素数が少なく、スマホ２台持ちでも１台ダメに成り、２台目の方でなんとかやってきたが、この先写真が無いのでご勘弁下さい。

この旅行記へのコメント （1）

• toroppeさん 2023/07/15 09:34:53

  はじめまして

  当方の口コミにいいね、ありがとうございました。
  
  スイスは楽しめましたでしょうか。まずはマッターホルンが見られて良かったですね。我が家は初回訪問時は曇天で見られませんでしたから。スイスワインは美味しいのもありますので、次回は色々とお試しください。
  
  ご主人はコロナに感染されたとのことですが、発症する前に帰れて良かったですね。まあ今は外国でも日本でも感染していてもおかしくないので、気にしてもしょうがないと思っています。我が家は正月にスキーでスイスに出かけ、ワクチン未接種のため帰国前日に受けたPCRで引っかかったために、2週間チューリッヒで足止めでした。それでもスイスが大好きなので、また行くと思います。
  
  スイス航空だけでなくビジネスクラスのシートベルトは安全のため3点式ですが、着用マークが消えたら寝る時とかは窮屈なので2点にして使用していました。離着陸時も苦しければ、CAさんのチェックが終わったら2点にしても良いかと思いますよ。