2023/04/28 - 2023/05/06
307位(同エリア390件中)
RiEさん
旅行3日目(4月30日)。
チェックアウトを済ませ2泊した下関を離れて、響灘の海岸線に沿って走る西長門ブルーラインと呼ばれる国道191号をドライブ。
10:00過ぎに“福徳稲荷神社”に到着すると、立派な稲荷鳥居の真下あたりから至る所に【ペットの同伴禁止】【参拝時の正中(神様が通る中央)での写真撮影禁止】と掲げてあって境内は写真撮影禁止マークが貼ってあり驚きつつも参拝し、開運鳥居と呼ばれる千本鳥居を散策した。
ランチに“道の駅 北浦街道 豊北”へ立ち寄ったついでに和久古墳を見学した後は、日差しでキラキラ輝く海と角島大橋を展望台から鑑賞してから小さな角島を1周。
そこから1時間ほど移動してツヤツヤな朱色が眩しい123基の鳥居と海へと続く荒々しい大地の組合せが人気を誇る“元乃隅神社”を訪ね、標高333mの高台に広がるふかふかな美しい芝が延々と続く“千畳敷”を散歩した。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2泊した下関を離れて、西長門ブルーラインの海沿いの景色を楽しみながらドライブ。
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犬鳴峠の高台に鎮座している“福徳稲成神社”は車じゃないと行き辛い場所にあり、西長門ブルーラインと呼ばれる国道191号沿いから入ると勾配のキツイ急坂の上にあることから、地元では犬鳴のお稲荷さんと呼ばれ親しまれてる。
立派な稲荷鳥居の前に駐車場があるので車を停めて参道に向かうと、大きな看板で…
【ペットの同伴禁止】
【参拝時の正中(神様が通る中央)での写真撮影禁止】
と掲げてあって境内は写真撮影禁止マークが至る所に貼ってあり、正中とは拝殿前の階段や直前の灯篭・狛犬狐より先という認識をしていたけど、稲荷鳥居の階段手摺にも禁止マークが貼ってあったので、鳥居をくぐってからの写真はない。福徳稲成神社 寺・神社・教会
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千本鳥居には【ペットの同伴禁止】だけで、撮影に関する注意看板は無かったのでようやくカメラを取り出す。
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福徳稲荷神社の千本鳥居は開運鳥居と呼ばれるそうで、段差が緩やかな階段を下りて行くと…
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起伏のある通路に切り替わり意外と距離があった。
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鳥居終点は突然開放的になってパノラマ絶景が広がり、真下には西長門ブルーラインが走っていた。
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ここからの眺めはとても開放的で気持ちが良い反面、境内は興ざめするくらい禁止案内が出ているので神聖な感じよりも厳しい印象が残った。
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11:00前に“道の駅「北浦街道 豊北」”に到着すると、広い駐車場は8割くらい埋まっていて人気の高さが窺い知れる。
道の駅 北浦街道 豊北 道の駅
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道の駅建物入口にもこんな垂れ幕が。
入口手前の屋根がある部分ではメダカや金魚・植物・果物なども販売されていて、建物内部では地産の魚介類・生け簀をはじめ、干物などの加工品・冷蔵品・銘菓・地酒・弁当・惣菜など非常に充実していて何でも揃いそうな勢いだったからレジも大行列。
混雑を予想してランチタイム前に着いたにもかかわらず、道の駅内のレストランは既に蛇のように長い行列ができていたため… -
【角島特産あわびめし】720円
【かあちゃん食堂 うにめし】860円
【長門仙崎産あかもくフライ】280円
【ぶちうまい鯨入りカツ】280円
弁当と惣菜を調達して地産の味を気持ちいい海風が吹き抜ける屋根付きテラスで味わう。
うにめしにはサザエが1匹入りという贅沢に舌鼓しながら、私だけ酎ハイと一緒に楽しんだ。 -
道の駅はますます混雑していき、食べ終わる頃には入庫待ち渋滞が起きていたので早めに来て正解。
道の駅建物横には小高い丘があり、展望台の案内があったので上ってみる。 -
頂上はフラットになっており結構広く、奥に緑が生い茂る小山があったので近づいてみると、これが“和久古墳1号”だった。
和久1号古墳 名所・史跡
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和久古墳は6世紀後半の横穴式円墳。
石室は前室と奥室のある複室墳だったようで推定される墳丘の大きさは直径10m・高さ2.5m程、副葬品には硝子製の玉類・鉄製のやじりや刀や馬具・須恵器が出土していることから。
写真からわかるように封土は既に無くて石室が剥き出しなので、古墳の構造が見やすいのも特徴。 -
ちなみに発掘時は天井石が2個乗った状態だったものの、調査の過程で外してしまったそうで、現在は落ちていた天井石と一緒に並べて隅に展示してあったけど、完成状態でこの並びだと隙間が多い。
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海に面する柵まで行ってみると、遠くに角島大橋をみることができた。
爽やかな海風と直視できない程の眩しい日差しが、初夏の訪れを感じさせる。 -
イチオシ
車で移動し“角島大橋”に近づくにつれて観光客が増え始めたのでキョロキョロしていたら、運よく空いていた橋手前の無料駐車場が停めることができた。
2000年に開通した角島大橋は無料で通行できる。角島大橋 名所・史跡
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橋の右側には展望台に続く坂道があったので上っていくと…
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コバルトブルーのキラキラ輝くか海が見下ろせる釧望台は上段・下段の2箇所に分かれており、GWの日曜日ということもあって大勢の人でごった返していた。
南国感最高!と、ふと横を見たら抱きかかえられた犬も気持ちよさそう。 -
右側に視線を動かすと砂浜になっていて散歩している人もいたけど、あちらは波音しか聞こえないくらい静かだろうな。
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今日は他も観光しながら山口市まで移動する予定だから先を急ぎたい夫と、角島手前まで来たのに角島大橋だけ見て立ち去るなんて勿体ないと思う私。
夫に「ドライブで島を1周するだけ」と説得して、無料で走れる橋としては最長の1780mの長さを誇る角島大橋を出発した。
対向車線のコスプレマリカーをはじめ、クラッシックアメ車イベントもあったようで次から次に面白い車とすれ違う。 -
途中の景色も楽しみたいけど退避場所しかないのでそのまま進んでいくと、青々と茂る緑に包まれた角島が見えてきた。
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角島側には展望台は無く、少し高い場所から橋が見えるけど対岸から眺めたような迫力はない。
角島は沖縄離島の橋でつながった小島のような長閑さで、時折駐車場があるけど島価格の有料パーキングか、ソフトクリームやカフェなどに併設された駐車場しかなかったため… -
言葉通り、角島をドライブして再び角島大橋を通過して本州に戻った。
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混んでて最寄りは停められないと予想し、少し離れた高台にある元乃隅神社第2駐車場(有料)に車を停め炎天下を歩いて“元乃隅神社”に向かったけど、クネクネ山道は元乃隅神社最寄りの第1駐車場への入庫待ちで大渋滞が起きていたので正解だった。
元乃隅神社は道路を挟んで山側と海側に分かれているので第1駐車場に1番近い鳥居をくぐり、最初に神社部分がある山側に向かってしまったけど、正式なルートに気付くのは後のこと。
勾配がキツイ急坂を上っていくと一ノ鳥居の前で人だかりが出来ていて、時折歓声が上がるので近づいてみたところ、参拝客が一ノ鳥居に向かって賽銭を投げあっていた。
一ノ鳥居上部に取り付けられた白いキツネが囲むハート印の箱に入ったらOKという独特の参拝方法で、多くの人が入るまで拾っては何度も投げるから活気付く。元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ) 寺・神社・教会
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投げない人は鳥居右下に鎮座するキツネの石像に預けてもOK。
境内には社務所や授与所などがあるので御朱印も貰えるけど、1番盛り上がるのはこの場所で境内は空いていた。 -
ここ元乃隅神社は、白狐のお告げにより建立された神社らしいユニークなお狐信仰で、参道に沿って奥に進むと当然あるべき社殿がなかった。
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小さな祠を挟むように腰かける夫婦キツネ像の手前には、丸く寝そべるキツネが居る。
「おおきい耳のおいなりさん あなたの願い事を耳に向かってつぶやいて下さい」と案内が書いてあったので旅の安全を願った。 -
背後には上へと続く階段が伸びていたのでのぼってみたけど、私以外誰も興味ないようで独占状態だった。
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上にも鳥居があって、参道の奥に「参拝記念」と書かれた顔出しパネルが設置してあってよく分からず。
左にも小さな階段があったので展望台かと思い、さらに上へ。 -
展望台には違いないけど、これを知っててわざわざ上がる?と聞かれたら否。
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顔出しパネルの真横あたりに一ノ鳥居が見えるので近づいてみると、日本一入れにくいと言われる6mの高さにある賽銭箱めがけて一生懸命投げる人々の姿があった。
なかなか成功しないため、珍しく入ると拍手喝采が起きる。
坂道を下りたすぐ脇に小さな社があったので覗いてみると、外国人グループがセルフィー大会中で占領していたのでチラッと覗いてスルーし、元乃隅神社最大の人気スポットを目指した。 -
イチオシ
2015年アメリカの放送局:CNNが発表した日本で最も美しい場所31選にも選ばれた、元乃隅神社の連続した123基の鳥居が並ぶ光景。
ダイナミックな海と荒々しい大地のコントラストが、朱色の鳥居を一層輝かせる。 -
イチオシ
1987年から10年間かけて奉納された123基の鳥居が100m以上にわたって並ぶ景色は圧巻だった。
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鳥居は急階段に沿って配置されていて…
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どんどん下に下りて行くので歩きやすい靴がオススメ。
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途中、鳥居の隙間から海を見ると打ち上げられた波が白く泡立ち、荒々しい地形が迫ってくる。
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ラストスパートは登り坂。
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鳥居の先頭に到着…この位置からだと元乃隅神社の全容がわかるかも。
ちなみに本殿は鳥居からみて右斜め上の赤い小さな屋根のコンクリート造りの建物で、旅行記に載せれるような写真がなかったため割愛するけど、今思えば小さな手水舎があったから本殿だとわかる。
多くの観光客や参拝客は、第1駐車場に1番近い鳥居から境内に入って神社 or 123基の鳥居に向かってしまうけど、正面の一際大きな鳥居には神社名が書かれた扁額が取り付けられていることから、本来なら第1駐車場から少し坂を下って横階段を降り、この場所から参拝すべきだと気づいた。 -
鳥居の先は荒々しい岸壁になっていて別世界のよう。
この先に行くならヒールのように足元が不安定な靴や、ビーサンみたいに滑りやすい履物は危険。 -
夫はサッサと1人で岩場の高い場所までヒョイっと上がってしまったけど、足元がゴツゴツしてるから歩くのも大変だった。
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角島大橋付近で見た海の色よりも濃く、武骨な岩肌が迫りくる。
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ギリギリまで進んで見下ろすと、日本海の荒々しい波が岩肌に打ち付けていた。
タイミングが良ければ、龍宮の潮吹と呼ばれる岩に打ち付ける波が高く飛んで、潮吹きのように見える珍しい光景も鑑賞できるそう。 -
道を譲ったり譲られながらゴツゴツしている岩肌を歩いて戻ると、流石にまた123基の鳥居の階段を上る気力は無かったので、第1駐車場前下に出られる楽な階段(逆ルート)で戻った。
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15:00前に千畳敷に到着。
千畳敷(山口県長門市) 自然・景勝地
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キャンプ受付も兼ねた小さな食堂の屋根がテラスになっていて、脇に階段があったので上ってみると…
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イチオシ
標高333mの高台に広がる美しい緑の絨毯:千畳敷が一望できた。
日本海に浮かぶ島々が遠くに見えるけど、空と海との境界線が溶けそうなほど曖昧で、風の音しか聞こえなかった。 -
千畳敷の一角にはキャンプ場もあり、タープやテントで寛ぐ人の姿が羨ましく感じる。
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奥に進むと「煌めく平和の灯」と記された巨大な石碑が建っていて…
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その奥に小さな神社が見えた。
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キャンプ用の屋根付き炊事場脇を抜けて開けた場所に出ると、広大な景色が広がっていて自然豊かな山口県を肌で感じた。
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15:20に千畳敷を出発して下道で山口市を目指し、HOTELに向かう前に夜ごはんを調達するため商店街に向かうと、吊り下げられた鯉のぼりが元気よく踊っていた。
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山口市唯一のデパートである井筒屋は商店街に入口があり、地下1階はスーパーとデパ地下の中間のような雰囲気だった。
ちなみに山口県内には山口市の井筒屋と、下関市の大丸しかデパートが無いそうでコンプリートしたことになる。井筒屋 (山口店) 百貨店・デパート
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今夜から5泊するのは“スーパーホテル山口湯田温泉”。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
https://4travel.jp/dm_hotel_tips/15009900
明日は美祢まで足を延ばして吸い込まれそうなブルーの湖面が美しい別府弁天池を鑑賞した後、年間平均気温17℃をキープする日本屈指の大鍾乳洞:秋芳洞を散策する予定。
続きは04へ。スーパーホテル山口湯田温泉 宿・ホテル
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