2023/06/07 - 2023/06/07
192位(同エリア911件中)
マツーさん
梅雨の晴れ間となった6月初旬、奈良県の長谷寺、岡寺、壷阪寺で同時開催中のイベント「大和三大観音 あぢさゐ回廊」を見るため、長谷寺と岡寺を巡って来ました。
それぞれに趣向を凝らした「紫陽花の回廊」が参拝者を迎えてくれました。
また、各寺では期間限定で特製「紫陽花切絵朱印」の授与と、切絵朱印を納める特製台紙も販売されています。
イベント名 『大和三大観音 あぢさゐ回廊』
開催期間 2023年5月27日(土) ~ 2023年7月9日(日)
開催場所 長谷寺(桜井市)、岡寺(明日香村)、壷阪寺(高取町)
【1】長谷寺(桜井市)と【2】岡寺(明日香村)に分けて投稿いたします。
先ずは【1】長谷寺です。
長谷寺は、桜井市にある真言宗豊山派の総本山で、西国三十三カ所霊場の第八番札所です。
御本尊は「十一面観世音菩薩」。身の丈10メートルを越える大きさを誇り、国の重要文化財に指定されています。
※観音様とご縁を結ぶ特別拝観が下記の期間に開催!
令和5年3月1日(水)~7月9日(日)
広い境内の敷地内には、約20000株以上もの紫陽花が植えられ、見頃は例年6月中旬~7月上旬です。残念ながら、私が行った6月初旬は、露地植え紫陽花の殆んどが色付き前でした。路地植え紫陽花も見たい場合は、紫陽花の色付き情報を確認してから行かれることをお勧めします。
混雑すると思いますが・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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-
●駐車場
長谷寺まで徒歩で約5分の所にある「いせ辻駐車場」を利用。
のんびりと参道を歩いて行くことにしました。
駐車料金:周辺の駐車場はどこも一律500円(普通車)のようです。 -
●門前通り
道路標示のとおりに左折しても、
直進し突当りを左折しても長谷寺の門前にたどり着きます。 -
●長谷寺に到着!
-
●境内入口です。
山の中腹に建てられたお寺なので、広い境内は坂道や石段が多いです。 -
●仁王門
長谷寺と言えば昔話『藁しべ長者』縁のお寺。
貧乏なある男に「最初に触ったものを大事に持って旅に出なさい!」とお告げをしたのが、ここの観音様なんですよ!
もしや、転んで藁しべをつかんだのは、この石段では・・・。 -
●参拝入山受付
入山料:中学生以上:500円 /小学生:250円 -
●登廊(のぼりろう)
仁王門をくぐるとすぐに、重要文化財の登廊が目の前に現れます!
天井には、特徴のある「長谷型の灯籠」が吊るされています。 -
●登廊(のぼりろう)
下登廊・中登廊・上登廊の3廊に分かれて本堂に繋がっています。
総数は399段もあります。
これは仁王門をくぐってすぐの「下登廊」です。
とにかく長~い! -
●登廊(下廊)
段差は低いので歩きやすい。
4月中旬~5月のゴールデンウイークの頃には「牡丹」の花が咲き誇りにます。 -
●登廊(下廊)
境内を歩いていると、よくお坊さんを見かけます。
真言宗豊山派総本山として、多くのお坊さんが日々修行に励んでおられるとのこと。 -
●登廊(下廊)を登りきると「おぉ―っ!」
目の前に坂道(嵐の坂)に飾られた「あぢさゐ回廊」が飛び込んできます! -
●あぢさゐ回廊
鉢植えの紫陽花が、坂道いっぱいに美しく並べられています!
この坂道は歩いて登ってもOK!
他人のカメラが少し気になりますが、遠慮せず登ってみましょう!。 -
●あぢさゐ回廊
人気スポットなので、多くの人がカメラやスマホを構えパシャリ・パシャリ? -
●あぢさゐ回廊
石段を登り切ると、こんな景色です。 -
●嵐の坂
残念ながら、坂道の両端に咲いている路地植えの紫陽花は、まだ色付き前でした。 -
●本堂へ
嵐の坂を登り、次は本堂へ向かいます。 -
●本堂
本堂の前がせり出している「舞台造り」と言われています。 -
●本堂
入母屋造本瓦葺の本堂。
国宝に指定されています。 -
●本堂
左側の正堂と右側の礼堂の間の通路に「拝所」があり、大きな観音様が拝めます。
十一面観世音菩薩立像を見上げると、大きさに圧倒されると同時に、優しさに包みこまれるようです。
〈注〉本堂内は写真撮影禁止です! -
●「本尊大観音尊像 春季特別拝観」開催中
パンフレットより
本尊の十一面観世音菩薩立像は、高さ12.3mを誇る日本最大級の観音様です。
通常は入ることのできない正堂内の入堂が許され、観音様の御足(おみあし)に 直接触れてお参りすることができます。
・会期:令和5年3月1日(水)~7月9日(日)
・拝観料:1000円(一般) 中学生以上/500円 小学生/250円
(特別拝観の時期はホームページなどでご確認ください) -
●鐘楼
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-
●本堂前の舞台
本堂の前がせり出している「舞台造り」と言われています。
制服の学生さんは修学旅行かな? -
●本堂(礼堂側)
ここからも十一面観世音菩薩立像を拝むことができます。 -
●本堂からの眺め
-
●本堂からの眺め
山の中腹に見える大きな建物は本坊です。 -
●本堂からの眺め
舞台の西側の丘に新緑に朱塗りが映える五重塔が見えます。 -
●本堂(東側)
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●登廊(上登廊)
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●繋廊(つなぎろう)から本堂へ
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本堂から本長谷寺、五重塔へ向います。
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●本長谷寺
天武天皇の勅願により、道明上人がここに精舎を造営したことから本長谷寺と呼ばれている。
ご本尊は、道明上人が朱鳥元年(686年)に鋳造した国宝の「銅板法華説相図」 -
●五重塔
昭和29年に、戦後初の五重塔として建立され「昭和の名塔」と呼ばれている。
-
先ほど登ってきた「あぢさゐ回廊」の嵐の坂を下り、下山します。
-
残念ながら、境内の紫陽花はまだ色付き前でした。
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●月輪院(がちりんいん)へ
下登廊の途中の右側にあり「お茶カフェ」が営業されています。
(メニューはお茶菓子セット、ランチ、ドリンクなど)
着物で参拝したい人には、着物のレンタルもされています。 -
●月輪院(がちりんいん)
どんなカフェだろう?!
女性3人グループの後に付いて登って行きました。 -
●月輪院(がちりんいん)
入口に到着。これは趣がある!
窓側のテーブル席からは、四季の花や木々が見え、毛氈に座ってくつろげる席もあります。 -
●月輪院(がちりんいん)
男一人旅ではちょっと敷居が高すぎるなぁ。
中に入るのは諦めました。 -
●総受付の建物
参拝者の休憩所となっています。 -
●参拝者用の長谷寺境内駐車場(入口)
<料金>
二輪200円/普通車500円/大型バス2,000円 -
●桜馬場
長谷寺への参拝者が乗ってきた牛馬を繋いでおく場所であったとされ、近年整備されて憩いの場所となっています。 -
●草餅の元祖「総本舗白酒屋」
よもぎと小豆にこだわっているそうです。
店頭では、威勢の良い掛け声とともに、店員さんによる餅つきが始まりました。
残念ながら写真はありません・・・。 -
しまった、門前を出て最初に触ったのもの・・・といえば、この草餅!
食べずに大事に持っておけば、草餅が高価な物に変わっていたかも・・なんて。
そんな事を思いつつ、草餅をほおばりながら駐車場へ。 -
●昔ながらの雰囲気が残る参道。
草餅のお店が多く立ち並びます。 -
参道は狭く、ゆるやかな上り坂になっています。
それでは、長谷寺を後にして明日香村の「岡寺」に向かいます! -
●ご参考
参道入口の「長谷寺前駐車場」
駐車料金は、長谷寺周辺ではどこも一律500円のようです。
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