2023/03/24 - 2023/03/24
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kojikojiさん
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1泊した翌朝は相模湾の日の出が楽しめ、前日とは打って変わって天気は良くなりました。港に出入りする初島航路や伊豆大島香炉の船を眺め、温泉に入った後は部屋で朝ごはんをいただきます。目の前でアジの干物が焼けるのを待つのは伊豆に来た感じがしてよかったです。それ以外はいたって普通のメニューでした。営業前の「遊覧船サンレモ」が港の先まで様子を見に行って戻るのを見ていて、予定を変更して乗ってみることにします。MOA美術館でお昼も食べる予定でしたが、それも変更して「アタミロープウェイ」にも乗って熱海城の周りの桜も見に行くことにします。ホテルから歩いて10分ほどの距離にある「アタミロープウェイ」の乗り場から「秘宝館」の看板が恥ずかしい山頂駅まで登ると視界が開けて、熱海の絶景が広がってきます。山頂のテラスで眺望を楽しんだ後はさらに坂を登って「熱海城」まで登ってみます。ちょうど桜が満開できれいな姿を見せてくれました。予定変更をやりくりしても城に入っている時間は無さそうなので、周囲の眺望を楽しむだけにします。城のある岬の先に子供の頃から有名な「ホテルニューアカオ」の姿と赤い看板を見たときは感慨深いものがありました。ここにも古き良き昭和が残っている気がしました。ロープウェイで港まで降りると考えていた「遊覧船サンレモ」の出港迄10分しかありませんでした。歩いていたら間に合わないので港で客待ちしていたタクシーに飛び乗ります。何とか間に合いチケットを買って遊覧船に乗り込みます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 タクシー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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夜中には窓ガラスを震わすほどの雷鳴が鳴り響きましたが、明け方には雨も上がりさわやかな夜明けになりました。
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東のにあたる真鶴半島の方向は赤く染まっています。
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その朝明けは初島の方向まで広がっています。
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真鶴半島の辺りから太陽が昇るのかと楽しみにしていました。
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ところが太陽は真鶴半島と初島の間から昇ったようです。
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太陽が昇ると初島の周りもキラキラ輝いて浮かび上がってきます。
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このところ調子の悪かったSONYのα6000からα6400に変えて初めての旅行なのでいろいろ試したくなりますが、基本的な操作はあまり変わらないのでその違いは分かりません。
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初島はまだ眠りについたままのようです。
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湾内のカモメはすでに目覚めているようです。
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天気が良ければ「熱海城」の辺りまで行ってみようかと考えます。当初は予定していませんでしたが、部屋からこのロケーションを見てしまうと「八幡山」の山頂へ行ってみたくなります。裏側にある「錦ヶ浦」というと昔は良いイメージではない場所でした。
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ようやく太陽が顔を出してきました。
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昨日も停泊していた海上自衛隊の「えのしま」は何やら忙しそうなので出港するみたいです。この船の船体がガラス繊維強化プラスチック(GFRP)で出来ているとは信じられません。
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目の前に停泊している「遊覧船サンレモ」も乗る予定にしていませんでしたが、頭の中でスケジュールを組み替えてみます。
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ジャンプのタイミングはばっちり合っていましたが、上手くハート型に写真は撮れたのでしょうか。
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汽笛を上げて午前7時30分のフェリーが初島に向けて出港していきます。
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相模湾は波も立たない静けさです。その中を航跡を残してフェリーが進んでいきます。
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「えのしま」も出港しました。黄色いのはS-10 (水中航走式機雷掃討具)で、白いものはオロペサ型係維掃海具というもののようです。
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ビートルズの「イエローサブマリン」が頭に浮かんだのは言うまでもありません。
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初島行きのフェリーもどんどん小さくなっていきます。朝のお風呂は屋上に行ってみましたが、ジャグジーが1つ置かれているような感じで、裸で誰かと入るにはちょっと小さいです。焼津から毎年来ているという方と少し話ができました。
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朝ごはんの前には布団を上げていただき、朝ごはんも部屋食なのが嬉しいです。
熱海温泉 熱海玉の湯ホテル 宿・ホテル
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格安のツアーなのでちょっと寂しいメニューですが、昭和の旅館はこんなものでした。
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目の前でアジの干物がジュワっと焼けていくのは嬉しいです。
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卵焼きと海苔。
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那須の煮びたし。シンプルなおかずですが美味しかったです。
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かまぼことワサビ漬けと焼きのり。改めて朝ごはんはこれくらいでいいんだよなと感じます。ご飯はお代わりしましたが。
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風を受けた船尾が風下に向けて安定させる為のスパンカーを張った漁船が見えました。1艘だけだったので釣り客のための遊漁船なのかもしれません。
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午前9時前なのに「遊覧船サンレモ」が出港していきます。営業には時間が早いです。
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お客さんは誰も乗っていません。それでもカモメが後をついていきます。
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真鶴半島の先端の「三ツ石」がきれいに見えました。海岸から200メートルにわたって続く岩礁の先にあり、干潮時なら歩いて渡ることができるはずです。与謝野晶子は「我が立てる 真鶴崎が二つにす 相模の海と伊豆の白波」と詠んでいる伊豆側にいると実感します。
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少し前に行った天草半島も「十三仏海岸」にも与謝野晶子の歌碑がありましたが、同じことが日本各地で同じことを感じます。温泉好きだった与謝野晶子は日本中を旅しています。
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「遊覧船サンレモ」は運行前の安全点検で出港したようで、堤防の先まで行って波を確認した後はすぐに戻ってきました。そして昨日の夕方に入港していた「セブンアイランド大漁」が伊豆大島に向けて出港していきます。
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港を出ると「セブンアイランド大漁」はジェットエンジンを全開にします。
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高速ジェット船の正式名称はジェットフォイルで、アメリカの航空機メーカーが開発した船です。ジェットエンジンで海水を吹き出し、空気のかわりに海水から揚力を得て飛ぶ「海のジェット機」です。
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あっという間に飛び去って行きました。伊豆大島には1時間45分で到着するはずです。
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外出する前に山側の景色を見ると、以前に行った来宮の「マリーズキッチン&ライブスタジオ」を見つけることが出来ました。ここを設計したアメリカ人の友人は国に帰ってしまいましたが、一緒に京都を旅したり、スキーに行ったりたくさんの思い出があります。ここから眺める相模湾は本当にイタリアのアマルフィの景色のようでした。
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ホテルからぶらぶら歩いて漁港の方に進みました。のどかな小さな漁港といった風情ですが人の姿はありません。
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誰もいませんが漁師さんが楽しく過ごしている姿が目に浮かびそうです。
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「アタミロープウェイ」の乗り場に着きました。ここでトラブルがあり、料金を静岡県のクーポンで支払ったのですが、読み取れないということで2回チャージされてしまいました。画面を見せて返金をお願いしますが、こちらの問題ではないので運営しているところを調べてくださいの一点張りでした。後で調べてみるとリージョンペイのシステムトラブルだったようで、アマゾンの商品券で返金するとありましたが電話は通じません。詐欺みたいな話でした。
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「アタミロープウェイ」は東京ドームの関連会社で、山頂の「秘宝館」も「アタミロープウェイ」の経営だそうです。つまり東京ドームが「秘宝館」を経営しているわけですね。
アタミロープウェイ 乗り物
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高低差96メートルを3分で昇ります。
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「八幡山」への山麓は桜が満開です。
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何ともレトロなゴンドラです。
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「秘宝館」へ行く訳ではないのですが、どう考えてもそう見えて試合ます。
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「あいじょう岬展望台」は標高273メートルです。ウッドデッキの新しい展望台はおしゃれな感じがします。雰囲気で言ったら富士フィルムとかの広告が背もたれに入った長椅子が並んでそうなのですが。
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熱海といえば市内中心部を流れる「糸川」で早咲きの「あたみ桜」を観る桜祭りが有名ですが、3月15日で終わっています。「八幡山」の山頂ではソメイヨシノが3月23日で満開でした。
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宿泊している「玉の湯」の茶色いビルが見えました。立地も良いので部屋をリニュアルしたら格安ツアーで使われないだろうにと思います。ホテルのスタッフの方はフロントも接客係の方々も親切で気持ち良いです。
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「熱海城」の周辺にもソメイヨシノが200本植えてあるようなので行ってみることにします。
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「八幡山」の裏側には「ホテルニューアカオ」の建物が隠れていました。1973年に開業したホテルで、当時はテレビコマーシャルも放映されていました。コロナの影響で2021年に閉館していましたが、今年には経営も変わり再開されるようです。
熱海温泉 ホテルニューアカオ 宿・ホテル
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日本ジオパークにも認定されている熱海・錦ヶ浦の絶壁に建ち、ダイナミックな景観が特徴で、岸壁にせり出した唯?無二の構造は壊してしまうとこの地で再現できないようです。
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ここまで来るとようやく伊豆大島が姿を見せてくれました。昨年の夏には地元の友人たちと島を1周したのが懐かしく思えます。幼稚園の友達は60歳を過ぎても変わらないままです。
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カメラとスマホを置く台があったので記念写真を1枚撮りました。
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エロスと幻想のパビリオン「熱海秘宝館」へは入りませんでした。昭和55年の1980年にオープンしたという「熱海秘宝館」ですが、社員旅行など団体旅行が全盛だった1970年代後半から1980年代頃には日本中に秘宝館があったと思います。特に伊豆半島では山中でよく見かけた気がします。
熱海秘宝館 美術館・博物館
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人魚と記念写真を撮りました。シンガポールの胡文虎の虎豹別野(ハウ・パー・ヴィラ)を思い出します。三島由紀夫が「美に逆らうもの」と書いた香港のタイガーバーム・ガーデンはもうありません。
虎豹別野:https://4travel.jp/travelogue/10897371 -
「熱海城ん」に向かうと熱海の町が一望できました。
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ようやく「熱海城」までやってきました。外観5重で内部は9階の日本の城郭の天守を模して造られた鉄筋コンクリート造建築です。実際にここに城があったわけではありません。
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金鯱は浅野祥雲作によるものです。「タモリ倶楽部」にも取り上げられた浅野祥雲は明治から大正にかけての日本のコンクリート像作家で、758体の作品が現存するようです。「唯一無二のコンクリ仏師」と称される祥雲の作品は東海地方に多いので、近い将来見に行きたいと思っています。
熱海城 名所・史跡
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飛行機から眺める伊豆半島もきれいですが、俯瞰する伊豆半島も美しいです。映画「グランブルー」を観て旅したシチリアのタオルミーナにある「カポ・タオルミーナ」というホテルを思い出します。エンゾがボンゴレを食べているとママがやってきて、慌ててジョアンナの前に皿を差し出すシーンのレストランがあるホテルです。
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眼下を「遊覧船サンレモ」が港に戻っていきます。次のクルーズに乗る予定にしているのでそろそろ戻らなければなりません。こんな高台から海を眺めるロケーションもカプリ島とかを思い出します。やはりこの辺りの風景はアマルフィー・コーストに似ていると思います。
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急いで下りのゴンドラに乗り込みます。下りは貸し切り状態でした。
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降りた後はタクシーに乗らないと間に合いそうもありませんが、フェリー乗り場まで行かないとタクシーはいなさそうです。
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天気も良いので「八幡山」へ昇る人も増えて来たようです。
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ロープウェイを降りた後はフェリー乗り場まで急いで、タクシーに乗って「遊覧船サンレモ」を目指します。のんびりするはずの熱海旅行は慌ただしくなってきました。
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