2023/03/24 - 2023/03/24
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kojikojiさん
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「アタミロープウェイ」を降りて、港からタクシーに飛び乗って出港する直前の「遊覧船サンレモ」に乗り込みました。午前10時30分の出港に間に合わなければ諦めなければならないところでした。出港すると家族ずれの高校生たちがかっぱえびせんを買ってきて、カモメたちにやり始めます。まあものすごい数のカモメが寄ってきて、ギャーギャー鳴き始めます。3週間前に北海道の羅臼のバードウォッチングクルーズではカモメに餌をやると巨大なオオワシとオジロワシがやってきたので、そんな鳥がやってこないか心配になります。北海道の旅で鳥を連写で撮る練習をしたのでカメラをカモメに向けるとなかなか良い写真が撮れました。これが楽しくて周囲の景色はあまり見ないでカモメの写真ばかり取っていました。もちろん妻は上のデッキには上がってきません。沖合まで行くとカモメも減ったので景色も楽しめました。先ほど見た「ホテルニューアカオ」の建物や崖下の洞穴なども見えます。伊豆半島の海岸線を見ているとイタリアのアマルフィーコーストを旅したことやシチリアのタオルミーナ辺りの景色を思い出します。改めて熱海の旅も良いものだと思えました。駅前の混雑には閉口しますが、それ以外はのんびりしています。遊覧船を楽しんだ後は「熱海銀座」で「釜鶴本店」で干物を買い求め、翌日の午前中に駅ビルの中の店に届けてもらうようお願いしました。買い物は本店の方が広くて品物も見やすいので良いのですが、1日ホテルに置いておく訳にもいかないので助かりました。干物屋さんで時間調整した後は熱海の有名な洋食店「スコット」に向かいます。開店直前でしたが1番乗り出来ました。すぐに店が開き2階の奥の席に案内されました。安いコースにしようと思っていましたが、妻から「ここに来たらビーフシチューとアワビのコキュール食べないと」と押し切られてしまいます。ここまで来たらと白ワインも1本開けてしまいました。結果的にはベストチョイスだったと思います。老舗の洋食をいただいて午後の観光に備えます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 タクシー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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「アタミロープウェイ」からタクシーに乗って「遊覧船サンレモ」の乗り場まで移動しました。歩けない距離ではありませんが、歩いていたら間に合いませんでした。ここもクーポンが使えるので実質無料で乗ることが出来ました。
熱海遊覧船サンレモ 乗り物
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余計な話ですがSanRemo(サン・レモ)は本来Sanremo(サンレーモ)の綴りが正解です。イタリアのジェノヴァに近い町の名前で、叔母が住んでいたことがあるので馴染みがあります。
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この船はただの遊覧船ではなく、出港前は海中を見ることが出来ます。
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意外に魚影が濃いのには驚きました。出港してしまうと船に追いつけないので肴は見えなくなるようです。
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妻は1階のシートに座っていますが、じっとしていられない性格なので2階の展望デッキに上がります。新しいカメラでカモメでも撮ってやろうという魂胆です。
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海面から眺める熱海のビルの姿はモナコ辺りに見えるというのは褒め過ぎでしょうか。
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遊覧船が出港するのを知っているカモメたちがどんどん集まってきます。
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同じタイミングで初島行きのフェリーも出港します。どうやらフェリーの方が優先して出港していくようです。
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「熱海城」とフェリーとカモメの3点セットが揃いました。
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高校生の子供連れの家族がカモメにかっぱえびせんをやり始めるとその数はどんどん増えてきます。
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出港するとその後をついてきてホバリングしては左右に散っていきます。
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新しいカメラの連写モードを試すには格好の被写体で、シャッターを押し続けてしまいます。
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3月の初めに北海道へ行きましたが、その前にカメラを買う決心がついていたらと思いました。それでも丹頂もオオワシもオジロワシの写真も撮れたので良かったですが。
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余裕が出てくると背景も考えてシャッターを押せました。
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向いている方向は反対ですが、カモメと一緒に空を飛んでいるような浮遊感を感じます。
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船と同じスピードで滑空して、スピードがシンクロした瞬間にかっぱえびせんに視線を合わせ、もらえないと分かるとふわりと浮かび上がって後方に回り込みます。
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そして再び戻ってきます。
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いくらシャッターを押していても飽きることはありません。
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熱海で見られるのはカモメとユリカモメのようで、足とクチバシの色で見分けることが出来ます。足が黄色い方がカモメで赤い足とクチバシがユリカモメです。
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疲れて来たのか手摺りにとまるものもいます。
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1階のデッキから船内放送で周囲の景色を説明していますが、カモメたちの鳴き声で全く聞こえません。羅臼ではカモメの鳴き声を聞きつけたオオワシやイヌワシが飛んできて驚きましたが、ここではそんなことはありませんでした。
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先ほどまでいた「八幡山」の「熱海城」と「ホテルニューアカオ」が見えてきました。
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ようやくこの辺りで前方を見ることが出来ました。カモメもどこかへ行ってしまいました。
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「錦ヶ浦」の屏風岩の真下の東よりの波打ちぎわに三角形に小さい口を開けているのが「観音窟」だそうです。引潮の時でないと波が高くて中へは入れなく、いずれにしても入口までは船で行かなければならないようです。この洞の奥ゆきは深く今まで誰1人としてその終点まで行きついた者がいない秘境です。
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「熱海城」は海上から眺めると美しい姿だと思います。なかなかこのアングルで天守を見上げることはないと思います。
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ロケーションだけは最高な我がホテルです。
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映画「ブレードランナー」のタイレル社の建物のようなのは「ISHINOYA 熱海 」というホテルのようです。ネットで調べてみると我が家では到底手の出ないお値段のようです。
https://www.youtube.com/watch?v=2wXymtELxlI -
山の上に「地球のはぐれ方」という本で村上春樹がレポートしている「風雲文庫」の五重塔が見えました。
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「ホテルニューアカオ」の建物は岩礁の上に有脚式の基礎を持っています。現在の建築基準法には適法されていないようで、建て替えることは出来ないと船内放送で教わりました。
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「錦ヶ浦」の沖合いで船はスピードを落とします。ここから戻るようですが、このままは対馬まで行ってもらいたいくらいの天候です。
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白い航跡を残して伊豆半島の先から離れていきます。今回久しぶりの熱海を楽しみましたが、学生時代に保養所のアルバイトをして以来行っていない伊東にもどうなっているのでしょう。もう40年以上前の事になりました。
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かっぱえびせんを上げる高校生たちがいなくなってしまうとカモメは1羽もいなくなりました。
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初島からフェリーが近づいてきます。遊覧船に乗っている間に往復は出来ないので別の船なのだと思います。
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ニューアカオを代表する海の上のダンスホール「サロン・ド・錦鱗」には人の姿はありません。スタンリー・キューブリックの映画「シャイニング」の「オーバールック・ホテル」のように夜な夜な舞踏会が開かれているのではないかと思ってしまいます。
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「熱海城」の金鯱がきれいに見えました。せっかく近くまで見に行ったのですが、見上げるような位置からでは全く見えませんでした。
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熱海港の堤防は海釣りの施設になっているようで、たくさんの人が釣りをしていました。
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我々を降ろした遊覧船はまた新しいお客を乗せて出港していきました。
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「あたみ桜」は明治初期にイタリア人によってレモンやナツメヤシと共に、熱海に伝わったと言われているそうです。「あたみ桜糸川桜まつり」が毎年開催されていますが、1月上旬から2月上旬までで、3月の中旬では完全な葉桜でした。
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予定を変更したおかげで「スコット」でお昼が食べられることになりました。開店までまだ30分あるのですが、まだ誰も並んでいないので「熱海銀座」まで行ってみることにします。
スコット(新館) グルメ・レストラン
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こちらの店は現在は使われていないようです。昔のテレビ番組でよく見たのはこちらの店だったと思います。
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「熱海銀座」といっても日中は閑散としていました。夜に営業するスナックやクラブもあるようですが、賑わっているのでしょうか。
熱海銀座商店街 市場・商店街
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妻が来たかったのは「釜鶴」という干物屋さんでした。駅ビルにも入っているのをちゃんとチェックしていたようです。一緒に旅をしていてもチェックしている内容が違って面白いです。
釜鶴ひもの店 本店 グルメ・レストラン
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女将さんと楽しく話をしながら友人宅4軒分と自宅用の干物を買うことにしました。懸念していたのは帰りの電車までどうしようということでしたが、翌朝の午前9時までに駅ビルの店に届けておいてくれるというので助かります。
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駅ビルの小さなお店で買うよりも本店で買った方が気持ちよいですからね。持ち帰った干物はどれも美味しくて、友人たちにも喜ばれました。
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開店10分前に戻りましたが誰もいませんでした。その後3組くらいの方が並ぶ程度でした。
スコット 旧館 グルメ・レストラン
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開店と同時に2階へ案内され、一番奥のテーブルに座りました。壁に飾ってあった版画を見ていると妻が「船越桂よね。」というので一応グーグルで写真を撮ってみると「不規則な休止符」という題名まで分かりました。
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この店は昭和21年の1946年に開店し、2代目の時代に今日のデミグラスソースが出来て、現在は3代目のオーナーが腕を振るっているということです。予約を受けていないので食べたければ早く来るしかないようです。旅行前に電話して午後1時30分に熱海駅に着くと相談しましたが、その時間では無理でしょうということで一度は諦めました。
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昨晩のうちに朝から行く予定だった「MOA美術館」を午後からにすることにより、「熱海城」にも行け、「遊覧船サンレモ」にも乗れ、「スコット」でお昼も食べることが出来ました。
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一番シンプルなコースを注文しようと思ったら「ここに来たらビーフシチューとアワビのコキュールでしょう!」と妻に一蹴されてしまいました。
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注文をした後は料理が出てくるまでアペロを楽しみます。東京にいると妻と外で食事することはあまりないので貴重な時間です。
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さらにワインも1本開けることになりました。「ミュスカデ グラン ムートン 2020」はフランスロワール辛口白ワインです。「神の雫」にも登場しているらしいと後で知りました。
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まずは前菜4品からスタートします。スモークサーモンにムースにテリーヌにカポナータといったところです。
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キンキンに冷えたグラスに冷たいワインがよく合います。
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熱々のパンも続いて出てきます。
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ワインも入って話も弾みます。この日の予定を変更してよかったです。実際は順序を入れ替えて、美術館の滞在時間を短くしただけでこんなランチがいただけました。
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スープは濃厚なコーンポタージュでした。熱々がサービスされますが、飲み終わるまで暑いままなのには驚きました。なんで冷めないのでしょう?
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サラダはちょっと寂しいレタスとピーマンとトマトでフレンチドレッシング。
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妻のメインはビーフシチューです。後半はシェアしましたが、口に入れるとホロリとくずれるほど柔らかく煮込まれた牛肉と特製デミグラスソースが何とも言えません。お皿をなめたくなるほどです。
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こちらはアワビのコキュールです。柔らかいアワビがたくさん入っています。気になったプレートの文字は調べてみると洋画家の佐野繁二郎のものだと分かりました。
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イタリアを旅しているとき各地で名物料理を出すレストランがあり、その店でその料理を食べるとお店のプレートがもらえる「ブオンリコルド(buon ricord)」というレストラン協会がありました。そんな店を求めてイタリア各地を旅したことを思い出します。
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デザートは堅めの焼きプリンとババロアから選べました。
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フルーツの入ったババロアも美味しかったです。
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最後にコーヒーをいただいて美味しい食事の余韻に浸りました。とはいえ忙しい観光客は次の予定に移らなければなりません。怒涛の熱海観光はまだまだ続きます。
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