
2023/04/07 - 2023/04/10
794位(同エリア1566件中)
たかぎさん
ピーチの格安航空券が取れたので、まだ訪れた事が無かった奄美大島へ行きました
名古屋から地下鉄→近鉄→南海と乗り継ぎ14年ぶりの関西国際空港
空港でレンタカーを借りて初日が名瀬、二日目が瀬戸内町、三日目が宇検村と宿泊
あまり綿密には計画せず、大雑把に行きたい所とセグウェイ・SUPの予約を決めて出発
飛行機に乗っている際に寒冷前線を通過し、小雨の奄美は二日目から快晴のいい天気
とっても楽しめました
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
久しぶりの関西国際空港
調べてみたら14年ぶりでカタール航空ドバイ経由のウィーンでした
https://4travel.jp/travelogue/10337949
今回はその時には無かった第2ターミナルから -
到着しました、奄美空港
レンタカー会社は空港の目の前に複数あります
近いですがマイクロバスで送迎してくれます奄美空港 空港
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サイトで検索して一番お値打ちだった奄美レンタカーで軽四を
日産のデイズになりました
レンタカーの軽で日産車は初めてです -
この日の奄美の行程
空港から奄美パーク(空港からすぐ)
そしてトンネルを抜けて名瀬のホテルへ -
奄美パークへ入ります
鹿児島県奄美パーク テーマパーク
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床がガラス張り
奄美の海が再現されています
色鮮やかな魚が
イラプチャー? -
展示品、パネル説明、液晶画面での案内と分かりやすくなっていますね
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等身大の人形が
奄美の女性の働きぶり、子供の遊び、そしてこの縁側でくつろぐおじい
おじいの横にタブレットがあり、タップするとおじいが島言葉でそれぞれの説明をしてくれます -
併設されている田中一村美術館にも入ります
館内は撮影不可
初めて知った画家さんですが、この入り口の案内にあるような内容の南国の絵が多くありました -
名瀬のホテルにチェックイン
旅行支援が使えて駐車場のある奄美ポートタワーホテルを利用
ごく普通のビジネスホテルですね奄美ポートタワーホテル 宿・ホテル
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部屋からの眺め
ポートタワーホテルの名前通り名瀬港の前 -
ホテルから車で5分ほどの繁華街へ
島唄ライブがあるこちらの吟亭へ吟亭 グルメ・レストラン
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車で来ているのでノンアルコールビールで
料金はセットで飲み物・食事・ライブ・消費性全部含めて4千円とお値打ちです -
今夜はいつもの三線奏者の方が本土で公演中
なので女学生二人が助っ人との事です -
ライブは19時からスタート
初めは奄美民謡を聞くだけ
途中から一緒に唄い、後半は一緒に唄い踊ります
本日のお客は全員が本州からの人でした -
店は屋仁川通りという夜の繁華街に
鹿児島県で二番目の歓楽街なんだそうです -
ホテルの朝食
一般的なもの
生卵は苦手なので目玉焼きにしてもらいました -
二日目の行程
名瀬から黒潮の森マングローブパーク道の駅奄美
ホノホシ海岸経由で瀬戸内町 -
45分位で黒潮の森マングローブパーク到着
奄美大島は中央に山があり昨日も東から西へ、今日も西から東へとそこそこの長さのトンネルを幾つも抜けていきます黒潮の森マングローブパーク 公園・植物園
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マングローブパークで開催されているセグウェイツアーに参加
ツアーと言ってもこの日は自分一人でマンツーマン
セグウェイは以前に何度か乗っているので感覚を取り戻したら後は大丈夫
自転車よりも簡単だと思います -
黒潮の森マングローブパーク道の駅奄美は来場者が10万人を突破したそうです
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南へ移動し始めると特別天然記念物のアマミノクロウサギに注意の標識
注意標識を画像に収めるのも旅の楽しみ
沖縄本島での『カニ注意』『ヤンバルクイナ注意』、西表島の『イリオモテヤマネコ注意』など -
海辺にはハイビスカスが
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ホノホシ海岸に到着
ホノホシ海岸 自然・景勝地
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ホノホシ海岸は丸く大きな石がごろごろとある、他ではちょっと見ない景観です
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次にマネン岬へ
マネン崎 展望所 自然・景勝地
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マネン岬の看板
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正面に見えるのが加計呂麻島
青空に透明な海、濃い緑の木々
癒されますね -
せとうち海の家に到着
入り口近くには幸福の鐘が
海の家と更に離島に渡るフェリーや船の切符販売や待合室になっています -
昼をせとうち海の家の一階にある魚料理の店で
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こちらが食べたマグロのカツ丼定食
美味しい! -
間に海峡があるので瀬戸内で瀬戸内町
自分は本土の瀬戸内沿岸で生まれ育ったので(愛媛県)瀬戸内繋がりで親近感 -
高知山展望台へ
整備された山道ですがハブに注意高知山展望台 名所・史跡
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10分ほど登ると展望台が
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展望台からの瀬戸内町中心地の街並み
そして海の向こうは加計呂麻島 -
それを5倍ズームで
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こんなサンゴの石垣で出来た民家もちらほら
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この日に泊まったサンフラワーシティホテル
画像は公式サイトからサンフラワー シティホテル 宿・ホテル
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泊って知りました
ここは山田洋二監督のお気に入りの宿
男はつらいよの撮影拠点ともなったようです -
なのでホテルのエレベーターにも寅さんが
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夜は旅行支援のクーポン券が使える所をあてにしたのですが瀬戸内町にはやっている店がこの日はありません
なのでカレー店でベジタブルミックスキーマカリー
これはこれで美味しい -
翌朝のホテル朝食
至って普通でした -
三日目の行程です
朝イチのフェリーで加計呂麻島
昼から清水でSUP
幾つかを見て夕方に宇検村へ -
瀬戸内町フェリー乗り場前にはこんなでかいモニュメントが
-
昨日は気付かなかったのですが海の家の一画にはコミュニティFMのブースが
レンタカーではAMの入りが山間部が多くて悪く、FMだと綺麗に受信できます
驚いたのは奄美市単独だけでなく瀬戸内町もそしてなんと宇検村単独のコミュニティFMがあり、パーソナリティが島言葉を交えておしゃべりして奄美に関係した音楽を多めに流しています
島の道の歴史を古老が語る、というのをたまたま聞きました
「昔は集落から集落へ行くのに山越えで馬で行き来した」
「戦後にくねくねした道が出来た」
「平成になり長いトンネルが幾つも出来てとても便利になったが昔の面影は無くなった」
そんな貴重な話が聞けました -
朝8時10分のこのフェリーに乗ります
-
フェリー内部
日曜日ですが乗船率は5%ほど
ほとんどが観光客っぽい人でした -
加計呂麻島まで約15分
生間港に近づいてきました -
着いた港には加計呂麻バスが3台待っていました
加計呂麻島も起伏に満ちていて車移動が基本
レンタカーはフェリーに乗るのは禁止(以前にはそうでも無かったと思うのですが)
加計呂麻島で別のレンタカーを借りるかこのバスか
後は最近始まった電動アシスト自転車のレンタル -
港の待合所
ここで電動アシスト自転車を借りることにします -
借りた電動アシスト自転車
半日で2000円でした
電動アシストが3段、ギアも3段付いています -
低い峠を越えて加計呂麻島の南側、諸鈍集落へ来ました
ここは山田洋二監督の男はつらいよのロケ地となった場所です -
リリーの家
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諸鈍集落には海辺にデイゴ並木が
デイゴが咲くのは5月
4月初旬なのでツボミも確認できませんでした -
デイゴ並木の説明文
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代わりに小さな橋の欄干にあったデイゴのモニュメントを記念撮影
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諸鈍からまた今度はそこそこの峠を越え安脚場(あんきゃば)集落へ
こんな坂道が続き電動アシスト自転車+ギアも調整してもきつい -
安脚場集落には先の戦争の遺跡があります
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戦争遺跡から見る奄美大島
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日露戦争で活躍した東郷元帥の上陸地もありました
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生間港へ戻ります
安脚場からの県道はこんな亜熱帯の密林の中を進みます -
諸鈍集落からアプリのスーパー地形計測スイッチを入れました
電動アシスト自転車で走った距離は13キロほどでしょうか -
高低差は130メートル
そして坂が急 -
帰りの船
ウェブサイトには定員14名で島民が優先(島民が14名いたら観光客は乗れない)
と出ていてびくびくしてました
なんの事はない、乗客は自分以外は地元の人が2人、後はプロパンガスボンベが乗りました -
定員14人ですがプラスチック製の固定されていない椅子が7つだけ
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車で10分ほど走り清水ヴィラへ
ここは宿泊もやっているようです -
清水ヴィラでSUPに初挑戦
初めは中腰で櫓を漕いでいきます -
で、ボードの上にゆっくりと立ち上がります
-
難しくはありません
ただ風の影響をかなり受けます
寒冷前線が通過した後で風が残っていて、そこに海峡を抜ける突風も吹いて3回海に落ちました
海は思っていたよりずっと温かく、ずぶ濡れになって震えるという事はありません -
SUPが終わり温かいシャワーを浴びて着替え
持参していたラッシュガードは温水洗いして脱水機にかけておしまい
宇検村へ向かいます
宇検村入り口の看板 -
天然記念物ケナガネズミに注意の標識
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途中にあったアランガチの滝
すぐ近くまでレンタカーで行けます -
やはり途中にあった湯湾岳公園
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湯湾岳公園の展望台へ登ります
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湯湾岳公園展望台からの眺め
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湯湾岳公園へ行く途中の道路沿いにはこんな籠が幾つも
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レンタカーを停めて見てみると、奄美の在来種の動物を外来のマングースやネコから守る設備のようです
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三日目の宿泊はやけうちの宿という施設
ここも旅行支援で選びました -
部屋はツインでこの3日間で一番いい部屋でした
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そして部屋からはオーシャンビュー
目の前が海です -
やけうちの宿にはこんなコテージタイプもありました
自分が宿泊したのは普通の鉄筋コンクリート造の建物 -
この宿泊だけ1泊2食付きにしました
夕食のメニューです
充実してとても美味しい夕食でした -
翌朝の朝食
ごく普通ですね -
3日目の行程です
宇検村から名瀬、そして北端の笠利岬、少し戻ってあやまる岬など -
宇検村のシンボルのがじゅまるの木
バス停にもなっています -
がじゅまるバス停は田検というバス停
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今里立神さんを峠道から
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集落にはこんな施設も
相撲の土俵かな
そう思っていたら宗教的なものだそうです -
得浜の断崖
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得浜の断崖の階段を登ると綺麗な景色が広がります
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得浜の断崖
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道を進むとユースホステルの看板が
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車を停めて見てみました
あまみユースホステル
学生時代にユースホステルの旅をしてたので懐かしい -
奄美の名瀬で昼食を
そう思って車を進めていると奄美博物館の案内が道に
せっかくなので寄ってみる事にします
ここらがレンタカーやきっちり計画を決めていない良い点です -
集落の名前は元々は島言葉での呼び名があり、それを後に漢字を充てたようです
本土の事を同じように内地と呼ぶ北海道と似ていますね -
島言葉の説明
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ウミガメの剥製の展示
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ハブの剥製の展示
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昔の奄美は独立した国家だったとの事です
-
それが琉球が統一されて、その琉球に攻められて併合された
ここの部分は知りませんでした -
三国で争っていた琉球が一つに統一されると徳之島や奄美大島、西南諸島の宮古島や石垣島も琉球が攻め込んで支配下になります
-
しかし、その琉球ごと奄美も江戸自体初期に薩摩藩に攻め入られます
琉球は表向きは独立国家のままですが、実態は薩摩の支配下
そして奄美は薩摩の直接統治下なんだけれど江戸幕府には琉球内
そんな立場に -
そこいらの範疇について
-
戦国時代の薩摩は勇猛果敢
その勢いで攻められた奄美や琉球はこんなにも短時間で制圧されてしまいます -
そして薩摩藩の中でこんな差別が
そういえば学生時代に鹿児島県から来ている同級生がいて、彼が三文字のちょっと変わった苗字
それを言うと彼は『三文字の漢字の苗字は鹿児島県では位が上、離島だと一文字漢字の苗字』と言っていたのを思い出しました -
やがて明治新政府となり、奄美は鹿児島県に編入
琉球は沖縄県に
先の戦争で日本が負けると一旦は全てアメリカの支配下に置かれます -
戦争では市街地が空襲を受け90%が被災
-
そして順番に日本に返還
今年令和5年は奄美が日本に復帰して70周年の年なんだそうです -
奄美大島の最北端へ来ました
-
最北端の手前にはこんな夢をかなえるカメさんがいます
-
そしてこんな注意書きが
ハブは滅多に出逢わないけれど毒クラゲはかなり多いそうです
そして死んで海岸に打ち上げられているものに触れても危険
この注意についてはFMでも何度も聞きました -
風光明媚なあやまる岬
高台にあります
あやまる岬は謝るのではなくて、綾まる岬との事 -
貝塚記念館
入ろうとしたら月曜日で休館
残念でした -
地図に泉家住宅というのが出ていたので訪れると
その隣にはこんな小学校が -
泉家住宅の説明文
-
高床式の穀物庫
そして真っ赤な花 -
あまりにも鮮やかな赤い花
ハイビスカスは木ではないので、この花の名前が分かりません
そうだ、と思いついてアプリのグーグルレンズで画像を調べると一発回答
テリハイカダカズラ、漢字だと輝派筏葛 -
レンタカーを返却、3泊4日で285キロを走りました
-
空港で旅行支援のクーポン券を消費
旅行支援のクーポン券が使えるのは泊まった日とその翌日だけ
黒糖饅頭を買った残りで宇検村の名前の付いたバニラアイスを
濃厚な味でした
これで奄美の旅日記を終わります
最後までご覧頂きましてありがとうございました
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