2023/05/26 - 2023/05/27
237位(同エリア780件中)
たかぎさん
小学校だったか中学だったか、音楽の授業で
♪夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬遠い空
https://youtu.be/A9RD1v8ix_A
という歌詞から始まる夏の思い出を習い、『なんて素敵そうな場所なんだろう』
そう感じていました
ただ四国の子供には尾瀬がどこにあるのかも知らず、進学・就職してからももう一つの憧れの上高地は訪れる事は叶いましたが尾瀬はハードルが高く行けていませんでした
そうして月日は過ぎ、幾星霜
コロナ禍も2類から5類になったことだしと旅の再開は尾瀬にしました
一番初心者向きのコース
片品村からシャトルバスで鳩待峠
鳩待峠を出発し山ノ鼻→三又→竜宮→見晴 宿泊
見晴→東電小屋分岐→東電小屋→ヨッピ吊橋→三又→山ノ鼻→鳩待峠
という内容
心配していた天気もなんとか持ち(翌日から早い梅雨入り)尾瀬を楽しみました
トップ画像は尾瀬ヶ原から見る残雪の至仏山
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
大清水から尾瀬沼のコースも検討していましたが断念
5/26の朝早くに車で名古屋を出て高速を乗り継ぎ麓の片品村に到着したのが正午過ぎ
シャトルバスが自分たちで定員になるとの事ですぐ出発
20分ほどで鳩待峠に到着
ここで持参していたコンビニ弁当を食べました -
鳩待峠休憩所
この隣に別の棟でお土産屋兼食道があります
裏にはトイレ
トイレ使用は維持管理費として100円が必要です -
鳩待峠出発点
金曜日の13時過ぎなので出発する人は少なく、逆に戻ってきている人はそこそこいました -
尾瀬の自然を守るために足拭きマットで外来植物の侵入を防ぎます
-
鳩待峠を出発するとすぐ下り坂が続きます
初めには石の階段、そして画像のように木の下り坂や木の階段
約200メートルを下ります -
途中には熊よけの鐘が
ちょくちょく月の輪熊が出るらしいので熊よけの鈴もリュックに吊り下げていました
2日間で約2/3の人が熊よけ鈴を付けている感じでした -
水芭蕉の群生地を木道は横切ります
-
川上川に沿って下っていき、初めは遥か下に流れていた川も同じ高さに
まもなく湿原の入り口 -
山ノ鼻に到着
鳩待峠から約1時間でした -
山ノ鼻は十字路になっています
尾瀬ヶ原方面へ進みます -
するとリュウキンカの花が
-
三又には尾瀬ヶ原の生い立ちが看板で出ていました
-
振り返ると後ろには残雪の至仏山
-
一方で正面には燧ヶ岳
見晴の山荘が見えてきました -
山ノ鼻から約2時間、見晴に到着
以前は日光国立公園の一角でしたが今は尾瀬単独で国立公園 -
予約したのは入り口にある彌四郎小屋です
-
チェックイン
画像にあるように夕食は17時半の朝食は6時
消灯は21時
山の人は夜も朝も早い -
宿泊するのは彌四郎小屋の別棟
こちらのほうに風呂があります
部屋は6帖で風呂トイレは共用
押し入れもありません
想定外だったのはコンセントも無い事
宿泊者は共用部分にあるコンセントでスマホの充電 -
夕食
ハンバーグ定食でした
6時間車の運転をして3時間のトレッキングで疲れ果てていました
夕食後に風呂に入りすぐ就寝
『尾瀬は東京より10℃から15℃気温が低い』
そう事前情報でヒートテック下着を持参しました
それでも寒い夜でした -
翌朝の朝食
ヤマメかイワナの味噌煮、卵焼き、豆腐、山芋
けっこう充実していました -
食堂(喫茶コーナー)からは尾瀬湿原がパノラマ写真のように拓けて見えます
-
朝食・夕食時以外は喫茶コーナー
メニューも豊富 -
右には共用電源に群がるスマホ充電
左にあるテレビは地上波は入らないのでBS放送
外にはパラボラアンテナ -
見晴にある案内図
ここから登っていけば尾瀬沼 -
尾瀬小屋は朝早くから大勢の人
-
見晴には6つの山小屋があるようです
-
見晴には綺麗な水がこんこんと湧き出ています
空になったペットボトルに水を補充 -
尾瀬沼コースは又の機会に
尾瀬湿原を2日で周回するコースにします -
平坦な林間コースを歩きます
-
晴れてきました
至仏山が綺麗です -
分岐点
東電小屋方面に進路を変えます -
東電尾瀬橋を渡ります
川は只見川 -
ここにも水芭蕉の群落が
-
東電小屋
画像は写っていませんが土曜日とあってかなりの人 -
ヨッピ吊橋
画像に書かれているように10名の定員制 -
更に晴れて、更に至仏山に近づきます
-
木道に逆さ燧の案内が
-
風が無ければ燧ヶ岳が水面に写り逆さ燧となります
少し風があり、水面がさざなみこんな感じに -
歩荷(ボッカ)さんに遭遇
この方はユーチューバーさんで計画を立てる際に動画がとても参考になりました
昨日もすれ違い今日も会いました
毎日荷物を運んでいるようです
本日の荷物はなんと75キロ!
https://www.youtube.com/@japaneseporter/videos
撮影と掲載の許可を頂きました -
水芭蕉とリュウキンカがワンショットで群生しています
-
まもなく山ノ鼻
朝出発した際には寒くてヒートテックを含めて4枚着込んでいましたが途中から2枚に
快晴になりました -
山ノ鼻到着、見晴を出て約2時間半です
小休止
テント泊の人たちもいますね -
ここからは昨日の逆で200mをひたすら登ります
整備された木道ですがもちろん手すりなんかはありません
すると数人先の人がいきなり右手に転げ落ちました
数メートル転げたものの無事で良かった
右が切り立った崖になっている場所だと大怪我だったでしょう
昨日も湿原内を6人がかりの担架で運ばれている女性を見かけました -
1時間20分ほど登り鳩待峠に到着
山ノ鼻では昨日の降りた感覚から『かなり難儀するかも』
そう覚悟してましたが、そこまででもありませんでした
2日間で歩いた距離は約26キロで歩数は4万歩
雨の日以外は毎夜やっているウォーキングが一時間弱で5~6キロの7千歩前後(足首に1.6キロのアンクルウエイトを付けて) -
シャトルバスは待つほどもなくすぐに出発
さっき転げ落ちた男性と同じバスになりました
お話すると『少し前にも滑落してて、2回連続でどちらも下手したら死んでたよ』
そう笑いながら話してくれました
笑えないです
自分の反省点としては甘く考えていて『リュックサックをわざわざ買うまでも無い』
そう思い街歩き用の簡易な肩紐がきしめんのように平たい紐になっているリュックにしたら肩に食い込みました
念のためと買ったトレッキングポールはとても楽になりました
山は安易な考えよりしっかりとした準備と行動が必要ですね
これで尾瀬の旅日記を終わります
最後まで御覧頂きましてありがとうございました
この後は草津温泉に続きます
→ https://4travel.jp/travelogue/11831537 -
後日談
尾瀬から帰って一週間ほどしてこんなニュースが流れました
報道内の日付を確認すると尾瀬のヨッピ橋を通ったのは同日の2時間ほど前
ちょっとタイミングがずれたら、熊よけの鈴をぶら下げてなかったら・・・
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