【東京を自転車で走る旅】(1) たまリバー50km 羽村・福生

2022/04/17 - 2022/04/17

10数年前、多摩川沿岸のサイクリングコースの名前を公募したそうです。
それで付いた名前が「たまリバー50km」とのこと。実際は53kmあります。

西多摩の羽村から大田区の羽田まで続くサイクリングロード 。
これを下流に向かって自転車で走ってみようかなぁと思いました。
53kmを一気に走破できるほどガチ勢ではないので、何回かに分けて。

その初回として、羽村・福生あたりをサイクリングしてきました。
自転車は羽村の観光協会が貸し出している電動アシスト自転車を使用。
羽村はチューリップ祭りの最中で、会場の花畑が賑わっていました。

エリア 福生・武蔵村山(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 2.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自転車

観光協会から自転車で5分ほど走り多摩川沿いに出ると、羽村堰に着きます。
この付近が「たまリバー50km」の上流側、西側の起点になります。
ここから東側がサイクリングロードになりますが、まずは西に向かいました。

サイクリングロードの起点から1kmちょっと上流にある、阿蘇神社を目指しました。
ネットで調べると、この神社をコースの起点としている場合もあります。
その途中、チューリップ畑と水田が拡がるあたりで自転車を停めました。

羽村の根がらみ前水田のチューリップ畑 自然・景勝地

チューリップ畑では祭りが行われ、沢山の鯉のぼりが風になびいていました。

はむら花と水のまつり 祭り・イベント

見晴らし台が設置され、祭の会場を俯瞰で見ることができるようになっていました。

はむら花と水のまつり 祭り・イベント

赤と白のチューリップを使って、上から見ると日の丸に見えるところもありました。

はむら花と水のまつり 祭り・イベント

祭りの会場を出て、多摩川沿いの未舗装の道を上流に向かいました。

鳥居のある石段前で自転車を停め、阿蘇神社の境内へ。

社殿の前まで来ると、その左手奥に御神木が立っています。

御神木の手前に説明があり、その由緒などが書かれていました。
シイの樹の左手は崖になっていて、その下を多摩川が流れています。

阿蘇神社のシイ 自然・景勝地

参拝手順が書かれた板に、自転車の意匠が入っていました。
これを見て、サイクリングロードの起点に相応しい場所に思えました。
ここで今後の安全を祈願してから、来た道を戻りました。

サイクリングロードの起点に向かい、下流に向かって走り始めることにしました。
川沿いの舗装路に出て自転車で走っていると、稼働前のプールがありました。
夏になったらここも人で賑わうものと思われます。

羽村市水上公園 公園・植物園

羽村堰に戻り、何度か来たことのある、玉川兄弟の像の前まで行きました。
この日は兄弟像の横に猫が控えていました。
ここから少し東に向かうと、サイクリングロードの起点があります。

玉川兄弟の像 名所・史跡

サイクリングロードの起点近くに、「たまリバー50km」の案内図がありました。
西は羽村市の羽村堰から、東は大田区の大師橋緑地まで、全長53km。
多摩川サイクリングロードの全体案内図が掲示されていました。

多摩川に架かる羽村堰下橋のたもとに、塗装が剥げた四角い跡がありました。
Googleマップで同じ場所を写真表示すると、たまリバー50kmの里程標が確認できます。
羽村取水堰から0.00km、大師橋緑地から53.0kmの文字が白と緑で書かれていました。

当初は里程標が500mごとにありましたが、現在はほとんど消えてしまっています。
起点からしばらく過ぎたあたりで、「多摩川左岸 海から53K」の石柱がありました。
里程標の53.0kmは大師橋緑地との距離、石柱の53Kは河口からの距離と思われます。

羽村市から始まったサイクリングロードは、福生市に入りました。
田村酒造近くの多摩川沿いに南北に細長い緑地があり、公園になっていました。

多摩川緑地福生柳山公園 公園・植物園

JR拝島駅から出ている五日市線の線路のそばにも、多摩川沿いに公園がありました。
広い芝生の中を舗装路が通り、家族連れが犬を連れて散歩していました。

多摩川中央公園 公園・植物園

福生市と昭島市の境にも公園があり、南端の鉄橋を越えて昭島市に入りました。
今回は神社から9kmほど下流の拝島橋まで行き、ゴールとしました。
今後は、寒い時期とか暑い時期を避けて、不定期に走ってみようかと。

多摩川緑地福生南公園 公園・植物園

レンタルした自転車を返すため、拝島橋から羽村堰付近まで引き返しました。
川沿いから観光協会に戻るため、羽村橋を渡りました。
この付近は、東京を周回する散策路「武蔵野の路」の滝山・草花丘陵コースも兼ねています。

羽村草花丘陵自然公園 公園・植物園

羽村橋の北側に、大きなケヤキの樹が立っていました。
この脇を抜けて坂を登り、観光協会で電動アシスト自転車を返却しました。
今回のコース走行距離は約8km、ゴールまであと45kmほどになります。

羽村橋のケヤキ 自然・景勝地