2022/12/23 - 2022/12/24
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まつじゅんさん
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この旅行記のスケジュール
2022/12/24
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朝食を終えアオアヲナルトリゾートを出発し、先ずは鳴門公園に向かいます。
大鳴門橋架橋記念館では、有名な鳴門の渦潮の原理や、大鳴門橋架橋について知識を深め、奥様からは、また罰ゲームと言われながら、大鳴門橋の下を通る渦の道から、タイミング良く干満の時間帯で、渦潮の迫力ある流れを上から見る事が出来ました。
次に鳴門市内に移動し、娘お勧めの道の駅で、買い物とランチ&スィーツタイムとなり、帰るにはまだ早いかなと、気になっていた県西部の脇町にある「うだつの街並」を見に行きました。
思っていた以上に移動時間は掛りましたが、こじんまりとした街道筋は、伝統的建造物保存群で街並を散策する事が出来ました。
奥様は、罰ゲームのような高い所や、マニアックな建築景観に若干不満もありそうでしたが、付き合ってくれました。
徳島まで戻ると、帰りは一本道。
1時間少しで川西に帰着、徳島も東部は近いですね・・・。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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ホテルから10分足らずで、鳴門公園駐車場に到着です。
鳴門公園は、四国と淡路島の間に浮かぶ大毛島の最北部に位置していて、徳島や鳴門からは小鳴門橋、淡路島からは大鳴門橋と、橋梁が唯一の交通手段となっています。
国の名勝に指定されていて、一説では「鳴門」=「鳴り響く狭い戸」に由来するとも言われていて、鳴門海峡の渦潮はイタリア メッシーナ海峡、カナダ シーモア海峡と共に「世界三大潮流」と言われています。
駐車場から、徒歩で大鳴門橋と渦潮の鳴門海峡を眺めながら、県立の大鳴門橋架橋記念館に向かいます。鳴門海峡 自然・景勝地
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この施設は、大鳴門橋の架橋を記念して1985年に設置された施設で、愛称はエディと言うらしいです。
大鳴門橋架橋の意義を後世に伝え、鳴門公園地区の優れた自然や県の自然・歴史・民俗・産業等を紹介することが目的のようです。
老朽化等で2018年にリニューアルされたようですが、建設された時は淡路島出身の俳優 山口崇が映像ナビゲーションされていたような記憶が朧気にありますが、中に入るのは初めてだと思います。
4K360°シアター「awa」や、体験型デジタルアトラクション「Play the Eddy!」、VR観光体験「とくしまTrip」等の最新映像技術に加え、渦のメカニズムや大鳴門橋の構造解説等、結構見どころのある展示でした。大鳴門橋架橋記念館エディ 美術館・博物館
-
こちらが、LEDとプロジェクションマッピングを使った体験型デジタルアトラクション「Play the Eddy!」です。
渦潮がテーマで、壁に触ったり、メガホンに向け音を出したりすると、渦の映像が流れ、光と音楽が共鳴して部屋全体に渦が映し出される仕掛けになっています。
結構面白く、楽しませて頂きました。 -
次に向かったのは、エディとのセット券があった渦の道です。
鳴門海峡に架かる大鳴門橋の車道の下(橋桁内)に造られた海上遊歩道で、海上45mにあるガラス床から渦潮を見る事が出来ます。徳島県立渦の道 自然・景勝地
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渦の道は全長450mの遊歩道で、先端には回遊式の展望室が設けられていて、太平洋や瀬戸内海の雄大な風景を見渡す事が出来ます。
奥様、途中のガラス張りの床や、強風が吊り橋の構造に悪影響を与えないようにするため、外部との仕切りが殆ど金属の網で、風が通る構造となっているので、吊り橋同様に、怖い怖いと叫んでいます。 -
1985年6月8日に開通した大鳴門橋は、鉄道道路併用橋ですが、1985年8月27日に、明石海峡大橋が道路単独橋に計画変更され、鉄道敷設の予定空間であった橋桁下部を活用し、渦の道が2000年4月22日に開業しました。
現在、桁下空間に渦の道を残した形で淡路島へ渡ることのできる、自転車歩行者専用道路「大鳴門橋自転車道」の整備計画があり、2023年度中の事業化が検討されているようです。
完成すると、淡路島へ自転車、徒歩で渡る事が出来るようになるそうです。 -
鳴門の渦潮の原理は、瀬戸内海と紀伊水道の干満差により発生する「自然現象」です。
特に、春と秋の大潮時には、最大直径20mにも達する渦潮が発生する時があり、大きさは世界一といわれているようです。
丁度私達が訪れた時間は、1日のうちで潮流が最速となる時間帯で、迫力ある渦潮を見る事が出来ました。 -
渦の道から見た渦潮↓
https://youtu.be/dAd8mOpea_M
https://youtu.be/Q7O6ljC5kic
凄い迫力ですね。。。。渦潮 自然・景勝地
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渦の道から駐車場への道すがら、気になった光景がありました。
大鳴門橋の鳴門側にあるバス停で、鳴門公園口です。
神戸淡路鳴門自動車道本線上にある高速バスの停留所で、鳴門方面へ向かう車線にのみ設置されていて、京阪神方面へ向うバス停はありません。
高速道路上に出られるという、ある意味レアな場所ですね。大鳴門橋 名所・史跡
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鳴門公園を出て、市内に向け進みます。
こちらが、四国最大級の道の駅「道の駅くるくる なると」で、2022年4月29日オープンという、出来立ての道の駅です。
全国に鳴門の魅力を発信するため、地域特産物の市場や、名産品を使った食事やスイーツのお店があり、体験型食のテーマパークとなっていて、凄く賑わっているようで、休日等は駐車場に入るのも大変なようです。道の駅 くるくるなると 道の駅
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四国地方で89番目、徳島県で18駅目となる道の駅です。
鳴門金時やれんこん、鳴門鯛等の地域特産物を使った体験型食のテーマパークと言うだけあって、色々なお店があります。
私達はちょっと遅めのランチをこちら、「ホレタテキッチン」で頂く事としました。ホレタテキッチン グルメ・レストラン
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このお店は、鳴門金時をはじめとした鳴門産の食材をメインに使用した料理を提供しているようで、オムライス、パスタ、サラダビュッフェ、パンケーキ等、色々用意されています。
私は、朝食をしっかり頂いたので、軽めのカレー(どこが軽めだ?)を発注です。
スパイスがしっかり効いた本格的なカレーで、期待以上に美味しかったです。 -
奥様はシラスのパスタ。
凄い量のシラスが入っていて、こちらも中々のお味でした。
このお店美味しいです。 -
となると、スィーツも美味しいはずと、奥様パンケーキを発注です。
てっぺんに載ったお芋さんがアクセントですね。
軽くのつもりが、しっかりとデザートまで頂いたのでお腹一杯です。
こちらのお店では、クーポンは使用できなかったので、隣接の物産館で野菜等を購入、徳島県は飲食店だけでなく、このようなお店で使用できるのはありがたいですね。 -
「道の駅くるくる なると」って、渦潮を連想させる名前ですが、多くの人が出会い、交流し、笑顔を広げ、元気うず巻く施設でありたいという想いも込められているそうです。
今回はパスしましたが、屋上には鳴門市を見渡せるジップラインやデッキがあり、レンタサイクルもありますので、ここを起点に1日楽しく過ごせそうですね。
ただ、物産店だけでなく飲食店の閉店時間も早いので注意ですが、トイレは外部にあるので、24時間利用できます。
高速道路からも近いので、徳島観光の起点になりそうな施設ですね。
鳴門の特産物を扱う農産物マルシェ2022年(令和4年)4月29日に開駅[6][10]。徳島県内では18番目[10]、四国では89か所目の道の駅として開業した[7]。駅名となっている「くるくる」とは、鳴門海峡で見られる渦潮と千客万来の意味が込められている[4][6]。
施設のコンセプトは「(体験型)食のテーマパーク」[7][10]。鳴門市特産のさつまいも「鳴門金時」などの地元特産品が販売されている[10]。また、施設の入口にはさつまいものオブジェが設置されている[8]。
施設
駐車場 171台 - 開業後渋滞が発生していることから、2023年度に増設を予定している[10]。
普通車:152台[8]
大型車:16台[8]
身障者用:3台[8]
トイレ 24器
物販施設 -
時間は15時過ぎ・・・。
まだ帰るのには早いし、何処かに寄り道したい気持ちです。
という事で、気になっていた「うだつの街並」のある、脇町に向かう事としました。
ナビでは47km、1時間程という事でしたが、途中工事渋滞もあり少し掛かって90分程で到着です。
脇町は、吉野川北岸の主要街道である撫養街道と、讃岐への街道が交差する交通の要衝で、脇城の城下町として形成され、藍の集散地として賑わった街です。
1988年に、全国で28番目に重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。(現在43道府県の104市町村、126地区が指定されています。)美馬市脇町南町地区 (うだつの町並み) 名所・史跡
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街並みは、明治時代頃の建屋を中心として、江戸中期~昭和初期の85棟の伝統的建造物が建ち並び、近世・近代の景観がそのまま残されています。
この街並みの特徴は、町家の両端に本瓦葺きで漆喰塗りの「うだつ」が多くみられることから、「うだつの街並み」よ呼ばれています。
「うだつ」とは建築用語で、隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁で、造るには相当の費用が必要なため、裕福な家の象徴的な構造物とも言えます。
ここから「うだつが上がる。」というのは富の象徴であり、日常会話で見聞きする「うだつが上がらない。」という、「出世できず金銭的にも恵まれない」、「ぱっとしない人」等の「家を建てられない甲斐性無し」に繋がっていると言われています。
もう一つ建築的な意味があるのですが、木造建築物の屋根構造の話となるので、別の機会に‥‥。(そんな機会あるかは分かりませんが。)
各家々の「うだつ」は、家紋や細工が施さた豪華なもので、商人の権威を表すと共に、見事な芸術品となっています。 -
江戸中期、藍に沸き、繭に栄えた脇町。
一時は100を超える藍商人達が、栄華を極め、ありし日の豪商たちが隆盛を顕示した「うだつ」が、今も当時の隆盛を物語っています。
脇町にある最古の「うだつ」としては、1707年につくられたものが確認されているようです。 -
イチオシ
脇町に残る「うだつの街並み」の特徴としては、街並が面する東西のメイン道路は約430mあり、指定地区の面積は5.3haの広さがあります。
伝統的建造物は85棟、石垣や井戸等の環境物件は65件、母屋、塀等の修景物件94件という規模です。
ただ、認定当初は伝統的建造物は88棟でしたが、建物の劣化、倒壊により3棟減となったようで、維持管理の費用面や活用等、色々難しい課題がありますね。
(平成24年11月追記)
通りに面した母屋のうち、伝統的な町屋は50戸あり、そのうち22戸が間口四間半(9メートル)以上の規模となっています。敷地の奥行きは間口に比べて深く、80メートル以上のところもあります。
建物の特徴は、屋根は本かわらぶきであり、2階の窓は防火に重点をおいた「虫籠窓」となっています。2階の屋根の両端にしっくい塗りの「うだつ」があります。
建物で最古のものは、1707(宝永4)年の棟札は確認されています。保存計画では、昭和のものまで含めて母屋の7割となっています。 -
通りに面した伝統的な町屋は50戸あって、22戸の間口は4間半(9m)以上の規模を有しています。
敷地の奥行きも間口に比べて深く、80m以上のところもあります。
この辺りが、京の町家との違いですね。 -
美馬市のHPに、PR動画がアップされていました。
https://www.youtube.com/watch?v=j-isy3VqURs&t=11s
街並みの雰囲気が良く解りますので、お勧めです。 -
「うだつ」の他にも、虫籠窓、格子造り、蔀戸等の、旧家ならではの建築風景が残っていて、町家の前に案内が掲示されているので、建築知識が無くても分かりやすいと思います。
歴史や文化に触れながら、落ち着いた雰囲気を感じつつ、街歩きが出来る通りとなっています。 -
鳴門市内は青空が広がっていましたが、西に進むにつれ雲が厚くなり、道にも昨日の積雪が残っていました。
17時前の街道筋には、行燈風の街灯が街並みを照らしています。
この街灯の高さは、80cm程で石の上に載せてのせてあり、街並みの軒先や庭先に15m置きに5カ所設置されています。
仄かな明かりが、歴史ある街並みを悠然と照らし出していました。
駆け足でしたが、「うだつの街並」脇町も歩く事ができ、川西に向けて出発です。
時間があれば阿波の土柱にも立ち寄りたかったのですが(←奥様盛り込み過ぎと言っています。)鳴門まで1時間程の間にすっかり闇の中となってしまいました。
鳴門ICから大鳴門橋、明石大橋経由で新名神川西ICまで、アッと言うまに無事帰宅です。
ただ、ナビでは、脇町からは瀬戸大橋経由を案内したのですが、距離感が良く解りませんでした。
今回、これまで。
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