２０２２年旅の締めくくりは岡山・香川へ・・２日目午前は後楽園・岡山城。

2022/12/03 - 2022/12/05

２０２２年の旅の締めくくりは再び伊丹空港から。
今回の旅の目的は現存１２天守のうち未訪の２天守を訪れること。
２０２０年１１月　高知城
２０２１年９月　　松江城
２０２１年１０月　宇和島城・松山城
２０２１年１２月　姫路城
２０２２年３月　　彦根城
２０２２年１０月　丸岡城
２０２２年１１月　犬山城
今回２０２２年１２月　備中松山城・丸亀城
弘前城・松本城は以前行ったことがあるので
これで１２天守めぐりコンプリート！

１２月最初の週末。
仙台からＡＮＡで飛び大阪伊丹空港へ。
２泊３日の日程で
まずは岡山県の備中松山城
そして翌日は瀬戸大橋を電車で渡り
香川県の丸亀城へ。
めでたく現存１２天守登城を達成しました！

岡山市ではびびパパの叔父に久しぶりの再会。
後楽園と岡山城を案内していただきました。
（これでびびママは偕楽園・兼六園・後楽園もコンプリート）
そして香川県では
行ってみたかった善通寺にお詣りし
高松の栗林公園そして高松城にも行けました。
岡山ではかきおこ
香川では骨付き鳥やうどんも頂き
以前車で渡った瀬戸大橋の電車旅や
特急やくもにも乗車出来て
楽しい２０２２年の締めくくり旅になりました。

１２／３　仙台空港７：５０発ー大阪伊丹空港着９：１５着　
　　　　　ＡＮＡ　７３２便
　　　　　リムジンバスで新大阪駅
　　　　　新大阪１０：３８発岡山１１：２２着　のぞみ１５号
　　　　　岡山１２：０５発備中高梁１２：４１着　特急やくも１１号
　　　　　備中松山城・武家屋敷など散策
　　　　　備中高梁１６：０６発岡山１６：３９着　特急やくも２０号
　　　　　
　　　　　ダイワロイネットホテル岡山駅前　泊　　　　
　　　　　　
１２／４　後楽園・岡山城
　　　　　岡山１１：０５発善通寺着１２：００　南風７号
　　　　　善通寺
　　　　　丸亀城
　　　　　　
　　　　　天然温泉 玉藻の湯 ドーミーイン高松中央公園前　泊

１２／５　栗林公園
　　　　　高松城
　　　　　高松１３：４０発岡山１４：３４着　快速マリンライナー３６号
　　　　　岡山発１４：５３発新大阪１５：３８着　さくら５５４号
　　　　　新大阪からリムジンバスで大阪伊丹空港へ
　　　　　大阪伊丹空港１９：４０発ー仙台空港２０：５５
　　　　　ＡＮＡ７３９便　　　
　　　　　　
航空券：ＡＮＡ　ＨＰから予約
　　　　往復１人２２，２４０円
　　　　スカイコイン＋差額クレカでお支払い

ＪＲ（２人）：新大阪ー岡山　　１２，７００円
　　　　　　　岡山ー備中高梁（往復）　５，１６０円
　　　　　　　岡山ー善通寺　　３，４６０円
　　　　　　　岡山ー新大阪　　１１，８８０円

ホテル：
＊ダイワロイネットホテル岡山駅前
【秋旅セール】5％OFF！岡山駅から徒歩1分！地下通路直結で楽々アクセス【朝食付 ～プレート形式～】
ツイン【禁煙】(ツイン)
一休.comから予約　オンラインカード決済
23,700 円 (サービス料込・消費税込)から
全国旅行支援適用後\14,220[消費税・サービス料込]＋クーポン

＊天然温泉 玉藻の湯 ドーミーイン高松中央公園前
【「新うどん県泊まってかがわ割（全国旅行割）」適用プラン】ドーミーインスタンダードプラン<朝食付>
◇禁煙◇和洋室　26平米　ベッド120×195センチ2台+和布団1組
ドーミーインＨＰから予約　現地決済
23,200 円 (サービス料込・消費税込)から
全国旅行支援適用後\14,220[消費税・サービス料込]＋クーポン
　　　　
この旅行記は１日目夜から２日目午前。
ダイワロイネットホテル岡山駅前に宿泊。
夕食は鉄板居酒屋さんで「かきおこ」を頂きました。
２日目午前は叔父さんに後楽園と岡山城を案内していただきました。
旅好きの叔父さんの話をいろいろ聞きながら
名園・名城を見学出来ました。

備忘録としての旅行記です。
シツコクなるのをお許し下さい

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー ANAグループ JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

夕方１６時半過ぎ岡山駅に戻ってきました。
この日のホテルは「ダイワロイネットホテル岡山駅前」
岡山駅後楽園口（東口）よりすぐ。ビッグカメラのビルの上階に位置しています。
ビッグカメラの店舗入り口とは別にエントランスがあり
専用エレベーターでフロントロビー階へ。

ダイワロイネットホテル岡山駅前 宿・ホテル

ロビーにはクリスマスツリーが！

全国旅行支援適用での宿泊プラン。
受付はなかなか面倒。スタッフさんも大変ですよね。
クーポン（紙）も頂きます。

コーヒーやお茶などはセルフで取る仕組みになっています。

お部屋は７階。
エレベーターはカードキーをかざすタイプ。

客室通路。落ち着いた感じですね。

ツインルーム。
手前にソファーもありゆったりと広め。
赤がインパクトあり。

ベッドサイドに電源あります。
ＵＳＢはなし。

テレビ。
この下に空の冷蔵庫とポット・コーヒーカップなど。

デスクまわり。
鏡があるのでメイクに便利です。
ドライヤーもここにあります。

ユニットバス。
この辺りはちょっと古さを感じますが
カーテンの臭いもないし清潔。

歯ブラシなどのアメニティはここにセット。
タオルなどもこの辺りにセットされています。

ボトルタイプ。

スリッパや身だしなみセットは入口ドア付近にセット。
この上に上着などをかけるハンガーがあります。

ホテルで少し休憩してから夕食へ。
ホテルからも近い「岡山大衆鉄板居酒屋　田田（でんでん）」へ。
「かきおこ」が頂きたくてホットペッパーから予約していました。

ホットペッパーの画面からイメージするよりコンパクトな店内でした。
鉄板居酒屋ってあまりなじみがないのですが
こんな感じなのね～。新鮮です。

まずは生ビール！一番搾りが嬉しいな。
ＱＲコードを読み取ってスマホでオーダーする仕組み。
頑張ってスマホでオーダーしたけど・・
皆さん普通に声掛けオーダーしてたな（笑）
フロアが小さいので声掛けがお手軽？

大衆鉄板 田田 グルメ・レストラン

選べるお通し。
キムチとチャンジャ。

やみつきキャベツ。
ビールが進みます。

鉄板焼き・お好み焼・サラダさらにはお刺身などの生ものも。
メニューが豊富です。

こうやって熱々食べるんだね～。
ビールが進みます（シツコイ）

そして「かきおこ」！
大きなカキがごろごろ入って美味しい。

地元宮城もカキがとっても美味しいのですが
こんな風に食べるのも良いな。

ごちそうさまでした～。
旅行支援クーポンも使えました。

そして翌日・・おはようございます。
岡山市の朝です。

ホテルの窓からは駅前通りが見えます。
路面電車が走っているんですね。

駅前広場も見えます。
ホテルは駅から地下道でもアクセスも出来るようです。
雨の時には便利。

とはいえ
岡山県は「はれの国」
雨の日はあまりないんだよね～きっと。

・・・でもこの日は予報通り曇天＋小雨模様。
残念だな～。

ダイワロイネットホテル岡山駅前 宿・ホテル

朝食は朝７時から。チェックイン時に時間を決めています。
フロント階にあるレストラン「なべや」で。

夜は居酒屋風のレストランなのかな。

セットメニュー＋ビュッフェとなっていました。

セットメニューは「えびめし」に。
これも岡山のご当地メシ。
エビとグリンピースと卵は欠かせない。
エビが大きくてぷりぷりで美味しい。

サラダなど副菜やフルーツ・スープ・味噌汁そしてパン・ごはん・ドリンク類。
こちらはビュッフェ台から自由に頂くことが出来ます。

席は個室になっています。
安心してゆっくりと頂けます。

チェックアウトして駅へ。
ホテルの前にはお供のお猿さんがいらっしゃいました。
雨もあがったみたい。良かった。

駅東口で叔父さんと待ち合わせをしています。
退職後旭川からここ岡山へ移住されてきた叔父さん。
とても久しぶりの再会になります。
最初は夕食をご一緒にという予定でしたが感染者が増えてきたので遠慮しました。
それでも後楽園と岡山城を案内して頂くことに。
旅好きでいろいろ知っていらしてお話も楽しいです。

駅からタクシーで後楽園まで。
あ！猫ちゃんが。

特別名勝「岡山後楽園」
岡山後楽園は、江戸時代を代表する大名庭園の一つです。
今から約300年前に岡山藩2代藩主池田綱政が藩主のやすらぎの場として作らせました。
広い芝生地や池、築山、茶室は園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色を眺めることができるよう工夫された回遊式庭園で
全長約640mの「曲水」が園内を巡り、池や滝になって優れた水の景色を作り上げています。
江戸時代のおもかげを伝える庭園として多くの方に愛され、金沢の兼六園、水戸の偕楽園とあわせて「日本三公園」と称され、今では日本三名園として親しまれています。（後楽園ＨＰより抜粋）

岡山後楽園 公園・植物園

ここで入園券を購入して中へ。
大人４１０円。

後楽園の全景

水が印象的です。
庭園内倹約のために田畑が作られた時代もあったそうです。
今でも茶畑がありました。

鶴がいました！
江戸時代から飼われていた鶴。
鶴は瑞兆（おめでたい）のあかしとして大切にされました。
以前は自由に園内を散策していたようです。
現在は研究員が飼育訓練してお正月などに開放することもあるみたい。

この日はゲージの中に。

芝生が広々。
緑の季節は美しいでしょうね。

水路も美しいです。

庭園最大の「沢の池」に映る岡山城。
絵になります。
大名庭園の醍醐味。

茶畑。
愛でるだけの庭園ではなくこういった側面もあるのが印象に残りました。

再び岡山城。
大名庭園からのお城の姿は美しいです。

園内松もあり梅園ありそして竹林あります。
叔父さんのお話だと
日本三名園で兼六園は松・偕楽園は梅ときてここ後楽園は竹なんだとか。
竹林もすがすがしく美しかったです。

花交の池に注ぐ花交の滝。
この辺りは多種多様な花が植えられ滝によってさらに美しさが増すよう造られています。

名残の紅葉が美しい。

園内点在する建物もアクセントになっています。
「茶祖堂」
もとは利休堂といって千利休を祀っていましたが
今は茶を日本に伝えたとされる栄西禅師を合祀されているそう。

曲水に渡した八橋。
八橋にそえてカキツバタが植えられ周囲には花菖蒲畑。
花の季節はさぞかし。

そして唯心山へ。

６mの築山でそれまで平面的だった庭園に立体的な景観をもたらした場所。

上からは庭園が一望出来ます。
沢の池に浮かぶ島々もよく見えます。

名残の紅葉。

びび家の地元宮城ではこの時期すっかり落葉しています。
この時期も美しい紅葉が見られるんですね。

園内の豊かな水・・現在はポンプで汲み上げていますが
築園時はサイフォンの原理を利用し取水したそうです。
取水口？
鯉がたくさん群がってました。
美味しいものがあるのかな？

南門から出て月見橋を渡り岡山城へ向かいます。

今の岡山城付近には旭川の流域に岡山、石山、天神山という３つの丘がありました。その石山にあった城を手に入れて本拠地とし、岡山の地を戦国の表舞台に立たせたのは宇喜多直家でした。その子の秀家は、岡山の丘に本丸を定め、今に残る岡山城を築きました(1597年天守完成という)。（岡山城ＨＰより抜粋）

月見橋 名所・史跡

岡山城の天守は、豊臣秀吉の大坂城がそうであったといわれるように、外壁は黒塗りの下見板で覆われていて、烏城（うじょう＝「う」はカラスの意味）の別名があります。（岡山城ＨＰより抜粋）

築城時には随所に金箔瓦を用い豊臣政権下の有力大名であることを誇示したとされ
「金烏城」とも呼ばれています。

岡山城 名所・史跡

天守は明治維新後も残りましたが１９４５年に戦災で焼失。
戦後再建され平成の改修ののち令和の大改修を終え
２０２２年１１月３日から公開が始まったばかり。
大改修ほやほやですね！

１６２０年代に築かれた石垣。
「小納戸廊下の石垣」
〇に十字の刻印なども見えます。

「廊下門」
ここは本丸の搦手にある門。
敵を打つための上屋が備えられています。
また城主が本丸内を移動する廊下としても使用されていました。
戦後再建されたもの。

廊下門を過ぎ少し上がると本丸エリア。
岡山藩の政治が行われた御殿「表書院跡」

発掘調査で発見された宇喜多氏築城時の石垣。
江戸時代の改修時に地中に埋め込まれてしまったよう。
身近に見ることが出来るようになっています。

月見櫓
１６２０年代に池田氏が築いたもの。現存です。

手前は表書院跡。

表書院があった中の段から藩主の暮らす御殿や天守閣のある本段へは「不明門」を通ります。
防御のため普段は閉ざされた「不明（あかずの）門」
藩主は先ほどの廊下門を通り行き来しました。
明治時代に取り壊され戦後外観復元されています。

そして本段。天守閣です。

天守台そして１階の平面が不等辺五角形の形をしているのが特徴的。
明治維新後も残り昭和の初めには詳細な図面も作成されています。
戦災で焼失後もその図面をもとに復元。

大改修まもないので中はピカピカ。
入場料は大人４００円。
（後楽園との共通券もあります）

中は岡山城やその城下町の資料が展示されています。

岡山城主は築城時から廃藩置県まで１４代にわたります。
宇喜多氏・小早川氏そして池田氏。
この辺りが重要な場所だったことがわかるな～。

岡山市出身の歴史学者磯田道史氏監修の新展示。
わかりやすく身近にといろいろな新趣向もあって面白かったです。

金のしゃちほこ瓦。

そして金の桃瓦！

岡山だから桃なんだ～と思いましたが
桃は「邪気を払う縁起物」ということで各地のお城にあるものらしいです。
宇和島城や犬山城にもあったみたい。

観るだけでなく体験コーナーなどもあってお子ちゃまたちも楽しんでいました。

再び後楽園を通り抜けタクシーで駅へ戻りました。
束の間の再会の時間。
叔父さんありがとうございました。

駆け足の岡山市でした。
また来ますね！