大変だ！マイルの失効が近づいている！というわけで「どこかにマイル」で長崎へ（その7：行っておかないとならない長崎のもう一つの面）

2023/01/30 - 2023/01/30

長崎は今でこそちゃんぽん、カステラ食べ歩きをして、時間があればちょっと沖合の世界遺産の島に行って‥。

と、何かと話題に登りますが、それだけでなく、どうしても外せない話題があり、日本人として一度は行っておかないといけないところなんだろうな‥

と思いながら、今まで広島も含めて一度も行ったことなかった平和公園に行ってきた。


まずは長崎から。

広島はいつ行かれるか…。

エリア 長崎市(長崎)

オイラの体内時計はどこにいても作動しているみたいで、前日のハードスケジュールであっても、日々の生活のリズムになっているようで、いつも起きる時間になると目が覚める。

今日は非日常なので、ゆっくり朝風呂入り、朝6時。かみさんをたたき起こして…。

朝食を食べに行きます。

函館では朝食の豪華さが有名なラビスタと同じ経営母体ですが、ホテルのブランドが違うので、豪華朝食ではないですが、ホテル名物のメニューははあるようです。

さっそく朝食です。

若いころのようにがつがつ食べられるわけではないので、どこでも食べられるものはなるべくパス。

長崎と言えば、ちゃんぽん、皿うどん

今日の朝食では皿うどんのみでした。
ちゃんぽんはこういうスタイルでは提供が難しいかな‥。

夕べは太麺皿うどんを食べたので、朝は細麺の皿うどん。
関東で一般的に食べられる皿うどんです。

続いてはこちら

手前②は角煮とすぐにわかりますが、①も長崎名物の「ハトシロール」というものです。

「ハトシ」とは食パンの間にエビなどのすり身をはさんで、油で揚げた料理。主に東南アジアや日本の長崎で食べられている。カステラ、ちゃんぽんに隠れた長崎の名物です。

本来のハトシはエビのすり身をつかったものですが、魚のつみれ、豚肉や豚角煮など、別の材料を使ったハトシもあるそうです。

こちらはかまぼこ、はんぺんの風味がしたので、魚のつみれのハトシのようです。

これ、おすすめです。

最近のホテルの朝食では当たり前になっているライブクッキングですが、ここでも小規模ながらやっていました。

オイラ、こういうものがあると必ず頼んでしまう。

ここはオムレツでした。

ドーミーインPREMIUM長崎駅前の名物メニューはこちらだそうです。

アジ丼

専用のたれをかけて食べたらおいしかった～～。

デザートは「お約束」のカステラ。


朝から満腹です。

いいんです。食べることも目的なので。

朝食食べたらすぐにチェックアウトしました。

今更ですが、ホテルは無料Wi-Fi完備。

チェックイン時に渡されたパンフレットにIDとパスワードが表示されていた。

つながりは比較的良好でした。

さて、ホテルは11時チェックアウトなんですが、我々は午前中はちょっと観光して、午後は2回目の軍艦島ツアーと、もうホテルの部屋でのんびりする暇はないので、朝8時ですがチェックアウトして、荷物を預かってもらうことにしました。



午前中の観光はかみさんの希望で平和公園に行きます。

毎年8月9日にテレビ中継で映る公園です。

平和公園へは市電が便利。

長崎駅前からだと「赤迫」か「浦上車庫」行きに乗って行き、「平和公園」駅が最寄りです。

オイラたちは一つ手前の五島町から乗りました。


平和公園駅は道路のど真ん中ではなく電車専用スペースにあります。

かと言ってホームは他の市電の駅と同じくらいの狭さなので、足元気をつけて。

長崎中心地からくるとき、平和公園は大通り渡った向こうです。

公園は丘の上で、ものすごい段数の階段がありますが、隣にはエレベーター完備。

脚の弱い高齢者も心配ないです。

健脚を披露するなら階段も「アリ」ですかね。

オイラは迷わずこっち。

ここのエスカレーターは途中踊り場があります。

このようなエスカレーター、個人的には上野駅の銀座線とJRの乗り換え通路に1機あるくらいしか知らない。

この公園は4機ありました。

階段組も途中挫けたらエスカレーターに乗れます。

こういうエスカレーターはあまり歩きながら乗ると、水平区間終了地点でつまづくので、足元気をつけて乗りましょう。

登り切ると正面に噴水があります。

朝早い訪問ですがすでに水が出ています。

その向こうに毎年8月9日に中継がある広場と長崎の平和公園の象徴たる像が現れます。

像の前で平和を祈る訪問者は絶えることなく訪れます。

時期的に、はるか西ではまさに戦争中。

噴水を超えて像に近づきます。

像に行くまでに脇道があります。

ひとまずまっすぐ進んでみます。

青い像の前までの間、いろいろな像が設置されています。

左の像は旧ソ連時代のロシアからの寄贈

右はチェコスロバキアからの寄贈

こちらは旧東ドイツからの寄贈

やはりアメリカがしたことだからか、旧東側の国々からの寄贈が多いです。


多いというより寄贈は東側からだけだった。

平和の鐘

まだ像まではこれくらい距離があります。

だいぶ近づいてきました。

これが長崎平和公園の像です。

今日も平和を願う人からの献花があります。

横から見てみます。

後ろにこんなものが。


上の白い文字の文は平和記念像作者の言葉

下の黄色い文字の名簿はこの像建立にたづさわった人たちのようです。

作者は北村西望さんとのことだが、ここでは名前はなく、彼をサポートした人たちをここに載せているようです。

ここ平和公園はまさに爆心地の近くで、原爆投下時の地図がありました。

平和公園はもともと刑務所だったんですね。

ただ、もっとすごいのが、刑務所のすぐ隣に普通に民家があるんですね。

実際の爆心地はここ。

後で行きます。

千羽鶴も作って時間がたっていないものばかり。

やはり「世界で2つしかない公園」なので、できてから60年以上経過しても訪れる人、何かできることをしようという人が絶えないようです。

花束の花もこんなにみずみずしい。

花束を挿すところの中には水が流れています。

像の前はこんなに広いんです。

毎年8月9日にはここで式典が行われます。

さて、先に進みます。

先ほど見た東側諸国からの寄贈の像の反対側にひときわ目を引く白い像が…。

こちらはどこの国からの寄贈でしょうか…。

寄贈は中国…。


こっちも共産圏か…。

ということはこっちも…。

ブルガリア


やはり旧共産圏でした。

結局、寄贈者はすべていわゆる「東側諸国」からの寄贈のみでした。

平和公園を出ました。

続いてほぼ隣の公園に。

こちらは爆心地公園。

まさに爆発の中心の位置につくられた公園です。

ここもこの位置にないとならないですよね。

この円の中心が爆心地だそうです。

平日の早朝ということで誰もいませんが、こちらもきちんと整備されています。

では改めて爆心地に

正面の黒い棺（っていうのかな？）には殉難者（被爆者？）の名簿が入っているそうです。

爆心地の中心にやってきました。

当時の状況が保存されています。

地層って、除染のため埋め立てでもしたのか？

覗き穴があります。

ガラスに光が映り込んで見づらい。

ものすごい爆風で地面がめくれ上がったのか？

当時の地層はのちの工事で発見されたようです。

公園のそばには川が流れているんですね

渡れたので真ん中まで渡ってみた。


今日は水位が低かったので渡れましたが、これ以上水かさが増すと渡れません。

平和公園は各国（東側ばかりでしたが）からの寄贈された像がありましたが、爆心地公園の像はこれだけでした。

台座にはこのプレートだけが。

どういう意味かは言わずともわかるものですね。

改めて正面から。

こう考えてみると、世界共通の日本語がいくつかあるけで


長崎に来たらやはりここに来なければならないところではないかと思いました。

では次

接近はしたが中には入っていない日本国民誰もが知っている歴史の場所へ。