大変だ！マイルの失効が近づいている！　というわけで「どこかにマイル」で長崎へ（その1：３年ぶりのフライト。ついでにヒトとモノの「デビュー」）

2023/01/29 - 2023/01/29

コロナの時代になってはや3年。

この前飛行機乗ったのはいつか？

コロナ前はこの貯めたマイルでいろいろ計画があった。
マイルだけでなく、人生の計画もいろいろあった。
これらすべてコロナで吹き飛んでしまった。

2020年、東京はオリンピック開催に浮かれている中、前年末から中国で変な病気が流行っていると言われ、2020年2月にキューバ行く時にまさにここ羽田空港であのダイヤモンドプリンセス号が横浜に着岸し、船の中に医療関係者が防護服着て乗り込むシーンをテレビで見ながらハバナに旅立ったことを思い出す。

「帰ってきたらまたいつもの通り」とハバナに行ってきたが、帰ってきても収まるどころか感染が拡大して、気が付けばこんな時代になってしまった。

私のような貧乏ツーリストはせっかく貯めたマイルもどーすることもできず、ただただ失効するのを見るだけで、何もできずに気づいたら残り15000マイルしか残っていない。

この怒りをどこにぶつければいいのか‥。

個人的に言いたいことはたくさんある。



これから辛うじて残ったマイルで、3年ぶりの飛行機での旅行です。

エリア 羽田(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はとにかくマイルを有効に使うことが目的。
残った15000マイルでは「どこかにマイル」しか使うことができないので、はじめて申し込んでみた。

JALの特典航空券はウラジオストックに行ったときに申し込んだことがあり（そのウラジオストックもはるか西の方での戦争で渡航自粛だし…）、経験はしているが…。

今回の「どこかにマイル」での目的地は「美味いもの食べられるところ」に絞って、4回くらい候補を出し直して、この4か所からJALに決めてもらうことにした。

この中だと第一候補は女満別かな…。
網走でタラバガニ食べたい。
次は長崎…。
ちゃんぽんとカステラ



時期と目的を考慮すると沖縄と出雲はハズレだな…。

申し込むとメールも届きます。

申し込み完了。
沖縄と出雲が当たらないことを願い、決定を待つ。

数日後JALからメールが来た。
リンクを恐る恐る開いてみたところ、今回の行き先は長崎だった。

第二候補か…。

ま、いいか…。

行き先が決まったなら、”寝床”を決めないと‥

冬場はやはり、シャワーだけのホテルだと物足りないので、いろいろサービス充実、大浴場付きをマストにして選んだのがこちら。

ちょっと高めですが長崎駅からも近いし、大浴場も天然温泉だし‥

ここに決めた。

いつか長崎に行ったら、行きたいところに軍艦島があったので、1泊とはいえ、現地滞在がかなり長いので、まず2日目の午後、クルーズを予約。

ポンタのポイントで少し安くなった。

1日目も予約したが、そっちはかみさんが予約。



では、当日を待つ。

さて、出発の日が来ました。
今回羽田空港にて目的があるのと、朝7時半の飛行機のため、電車では間に合わないので、クルマで空港入りとした。

日曜日の早朝ということもあり、道は空いていて、1時間ちょっとで着いた。

羽田空港の駐車場もハバナ以来3年ぶりか‥

相変わらず、羽田空港は暗いですね。

3年前は国内線ロビーはもっと明るかったと思ったが‥

節電のため？

我々の飛行機はどうかな？

遅れてるなよ。
欠航なんてとんでもないことだぞ！

特に時刻変更はないみたいだ。

朝早い便なので、朝ごはん確保しよう。


もし機内食出たら、出たで両方食べればいいじゃん。



今、国内線の機内食はほとんど出ないんですって？
知らなかった…。


これも時代か…。

空港内の売店を物色。

東京土産、たくさんあります。

東京バナナもバリエーション増えたね。


東京ばななは実はオイラがまだ学生のころ、東京駅のすぐ近くでアルバイトしていた時、「これからの東京土産に」というい意気込みで新発売されたのですが、今ではすっかり定番。

初めて見たときは、東京でバナナ？

と首をかしげていたが、当時誰がここまでになることを想像したことか…。

機内で食べる朝食を確保します。

どれにしたかは後ほど。

さて、今回ずっと企んでいたことを決行します。

苦節うん十年、オイラもついにラウンジデビューです。


とはいってもカードラウンジですけど…。

死ぬまでにサクララウンジ使える日が来るのかな…？




おい、かみさんよ、そこもラウンジだけどそこじゃない。

そこはJAL上級会員様の閉ざされた空間、サクララウンジだ。

オイラたちが近寄れるところではないぞ。

カードラウンジはもうちょっと歩いたところです。

途中こんな彫刻が…。

着きました。


ここが我々貧乏ツーリストの限界、カードラウンジです。

入口でカード見せて、航空券（ケータイの画面）見せて、入室。

中は結構人がいっぱい。


カードラウンジはソフトドリンクのみ。

名物カレーもおつまみひとつありません。

持ち込んだものの飲食は禁止。


でもこのためにわざわざ途中で飲もうとしていた缶コーヒーも我慢してきた。


窓の外はラウンジらしく、飛行機がよく見えるところでしたが、窓側の席は満席で、オイラたちは窓から一番遠いところしか座れなかった。


今後の作戦の材料としよう。

さて、この旅行記のキーワードは「デビュー」なのですが、人間はラウンジデビューがあり、アイテムにもデビューがありました。

先月函館に行く途中の大宮駅で完全に壊れてしまった相棒の「跡継ぎ」が見つかりました。

この場を借りて紹介します

初めまして。
「cybershot HX-99」です。
今回の長崎でデビューです。

このカメラに行きつくのも結構いろいろありました…。
今回探したコンデジは世界中連れまわしたHX-50Vの跡継ぎなので、位置づけも「小さいこと」、「光学30倍ズーム」を必須条件として探しました。

SONYにこだわっていなかったのですが…。
結局、これに落ち着いた。

時代は変わった。
コンデジは”絶滅危惧種”になっているようで、各メーカー、光学20倍以上ある超望遠のコンデジはほとんどラインナップから消えていた。
そんな中、ルミックス、パワーショットも候補にあったが、いずれも納品1か月以上待ちで、今回の長崎行に間に合わない。

スマホ、恐ろしいですね。

でもスマホにはこのような超望遠の機能はないし、同じ倍率を一眼でやるとバズーカ砲のようなレンズにしないとならないし、なくなってほしくないジャンルの品です。

大事使っていくからよろしく。

なんせHX-50Vの購入価格の「倍」したのですから…。


さっそくこの超高倍率カメラの力を発揮します。

さて、再びラウンジですが、我々は窓側の席は結局座れませんでした。

しかし新しい「相棒」のおかげて、まるで窓側の席にいるような写真も撮れました。



外を見ると、ちょうどJALの尾翼と富士山が重なっていました。


なんかいい感じだったのでいきなり高倍率で撮ってみた。


これだと、アクリル板が邪魔だな…。

ちょっと引いて撮ってみた。


こっちはアクリル板だけじゃなく、全体のバランスも悪いような…。

カメラをもうちょっと上に向ければよかったのでしょうが、”大人の空間”で子供みたいにはしゃいでいる姿見せられないので、机の上に置いて撮る手法はここが限界。


憎むべきアクリル板の影響が少ないということで、ラウンジからの光景はこれをベストとします。


ナショナルフラッグキャリアと、日本を代表する世界遺産の山とで、日本の象徴２つを1枚に…。





それではオイラのラウンジデビューと新しい相棒のデビューを終えて、長崎に行きましょう。
そろそろ搭乗が開始されるので、ゲートに向かいます。

これが我々の乗る飛行機のようです。

ゲートから見た外の様子です。

乗る飛行機と富士山。

搭乗が始まりました。


実に3年ぶりの飛行機です。

3年ぶりのオイラのルーティン。


この前の函館行では新幹線に乗ってしばらくして気づいたが、あれはおそらく飛行機じゃなくて、新幹線だったから気づかなかったのでしょう。

今回は飛行機なので即座にできました。

いつも思うが、国内線は足元広いです。

コロナ前に乗った小松行もこれくらいのスペースありましたからね…。


足ピンと伸ばせます。

天気もいいし。

定刻で出発したし。

最後にもう一度地上から富士山を…。

あっちはA350ですか…。

どこ行くんだろう…。


こっちはボーイング767です。

飛行機は首都高の上を通過して…。

では飛び立ちます。


いったんここまで。